医療脱毛後のシェービングはいつから?おすすめの自己処理方法も紹介

初めて医療脱毛を受けた人にとって、その後のシェービングの手順が分からず悩んでいる人は多いのではないでしょうか。

医療脱毛後にむだ毛の自己処理を検討しているのであれば、事前におさえておきたいポイントがいくつかあります。

正しくシェービングを行わないと、脱毛効果が半減したり、肌に余計なダメージを与えてしまう可能性があります。

そこで今回は、医療脱毛後のシェービングはいつからが正しいのか、知っておきたいポイントや自己処理方法について紹介します。

ぜひ参考にしてみてください。

医療脱毛後のシェービング

脱毛

医療脱毛後のシェービングですが、むだ毛自体はいつ剃っても問題ないです。

一般的に医療脱毛後は、すぐに毛は抜け落ちず2週間程度生え続けます。

その後、約1〜2週間程度の時間をかけて毛が抜けていきます。

そのため、この抜け落ちるまでの期間にむだ毛が気になってしまい、シェービングを検討する人が多いです。

自己処理のおすすめ方法

一般的に自己処理として使用される、電気シェーバー、カミソリ、毛抜き、除毛クリームを比較したものを表にまとめました。

自己処理方法肌への刺激おすすめ度
電気シェーバー弱い★★★★★
カミソリやや刺激あり★★★
毛抜き強い
除毛クリーム強い

脱毛後は肌が敏感になっている状態のため、刺激が強い自己処理方法はおすすめできません

肌に負荷がかからないことを意識してください。

シェービングで注意すべき点

むだ毛をいつ剃っても問題ないとしても、事前に確認しておきたいポイントがあります。

ここでは注意すべき点を紹介します。

脱毛の施術後最低3日間は控える

先でも紹介したように、脱毛後すぐにむだ毛がなくなるわけではないです。

脱毛効果を実感するまでには、時間がかかります。

万が一生えている毛が気になっている場合には、脱毛の施術後最低3日間は自己処理は控えることをおすすめします。

理由はいくつかありますが、一番は肌へのダメージです。

脱毛の施術後は、肌がダメージを受けて敏感な状態になっています。

そのため、カミソリや電気シェーバーであってもさらに肌へ負担をかけてしまう可能性があるのです。

また、3日経っていたとしても肌が正常に戻らず、落ち着かない場合は、自己処理は避けて通っているサロンやクリニックに相談してください。

自己処理をしてもいいのか判断してくれるので安心できますし、自己処理のアドバイスももらうことができます。

毛抜きで自己処理しない

もし自己処理を行うのであれば、毛を抜いてしまう毛抜きと除毛クリームでの処理は避けてください。

毛を抜いてしまうと、次回施術をしたい毛を毛根ごと抜いてしまいます。

脱毛の施術では、毛にダメージを与える必要があるため、自己処理で毛根を抜いてしまうと例え脱毛を行っても全く効果を得られないため、注意してください。

医療脱毛後の毛は剃りにくい

医療脱毛後のシェービングで気を付けたい点として、通常生えている毛よりも、剃りにくい傾向にあります。

毛は毛根鞘という組織によって、皮膚に固定されていますが、脱毛をすることで毛根鞘の組織が弱くなり、グラグラと弱々しいむだ毛の状態になっています。

通常はしっかり自立した毛で比較的剃りやすく感じますが、毛根鞘の組織が弱いグラグラしている毛は剃りづらく、皮膚にダメージを与えてしまう可能性があります。

そのため、皮膚にダメージを与えないように、優しくシェービングすることが大切です。

肌の状態をチェック

医療脱毛後、皮膚に赤みが出る症状が出やすいため、肌の状態をチェックすることが大切です。

赤みは肌にダメージがあり炎症を起こす一歩手前の段階です。

赤みがある肌に自己処理をすることで、さらなる負荷をかけてしまわないように、その部位は避けて処理をすることをおすすめします。

万が一、症状が深刻で水膨れや痛みがある場合は、医療脱毛をしたことにより火傷の症状の可能性があります。

どのように対処すべきか相談もかねて、通っているクリニックに問い合わせてください。

また、痒みがある場合も要注意です。

炎症や蕁麻疹の可能性があるため、悪化する前にクリニックに相談することをおすすめします。

正しい対処や、今後の脱毛スケジュールについて丁寧に話をしてくれるため、安心できます

反対に、上記のような症状がない肌であれば、通常通り自己処理を開始して問題ないです。

医療脱毛後のシェービングのリスク

疑問を持っている女性

医療脱毛直後、自己処理をすることでお肌に負担がかかり、思いがけない症状を誘発してしまう可能性があります。

脱毛後のシェービングのリスクについてもしっかり把握しておいてください。

毛嚢炎を誘発する

毛嚢炎とは、毛穴の奥にある毛包に細菌が入り込んで起こる炎症のことです。

症状としては、かゆみや痛みはなく、毛穴の患部が赤く突起します。

軽度なうちは自然に治ることが多いですが、ひどい場合には熱を持ったり痛みが生じることもあるため、心配な場合にはクリニックを受診してください。

ちなみに、毛嚢炎の見た目ですが、ニキビと非常に似ています。

そのため、ニキビと勘違いしてしまう可能性があるため、毛嚢炎とニキビを見極められるようになっておくと、対処がスムーズにできます。

色素沈着に繋がる

負荷がかかっている肌に、さらにシェービングを行い炎症を与える行為をすることで、炎症がよりひどく悪化してしまいます。

結果、色素沈着と呼ばれるシミのようなものがより濃く出てしまう症状に繋がってしまいます。

一度色素沈着してしまうと、治癒できるものの完治までに時間がかかります。

もちろん、色素沈着している肌には脱毛レーザーを照射することが出来ません。

肌をきれいにするために通っているはずの脱毛で、肌にダメージを与え、仕上がりに満足いかないというのは意味がありません。

無駄なことにならないよう、無理な自己処理は避けることをおすすめします。

埋没毛を誘発する

埋没毛とは、皮膚の表面に埋もれてしまった毛のことです。

皮膚表面に強い刺激を与えたり、何らかの原因により、表皮が厚くなり、肌の表面に出るはずの毛が、肌から出ることができず薄い皮膚の下でそのまま成長を続けてしまう症状です。

毛が生えている場所であれば、どこでも埋没毛になる可能性はあり、黒いブツブツのように見えてしまうことも多いです。

自己処理以外でしておきたいこと

自己処理

医療脱毛後にすべきアフターケアとして、特に保湿が大切です。

医療脱毛は強い出力を用いて毛根にダメージを与え、毛が生えてこないようにしているため、当然脱毛施術をすれば毛が生えている肌へも影響があります。

脱毛した場所は日焼けと同じ状況になり、いつもより熱を持っている状態です。

通常よりも皮膚のコンディションが低下しておりデリケートな状態で、敏感肌の人は、火照りを感じたり、いつも以上に乾燥しやすくなるやけどに近い症状になってしまうこともあります。

この状態で保湿ケアせず放置してしまうと、肌の乾燥が長引いて粉をふいたり、痛みやかゆみが発生したりします。

いつも以上にデリケートな状態で、肌に負担がかかっていることは覚えておいてください。

日頃から肌のお手入れを入念に行っていたとしても、改めて正しいケアについて知っておくことが大切です。

もちろん、正しく保湿を行っていれば、翌日から健康で綺麗な肌をキープすることができ、気持ちも晴れやかです。

皮膚を柔らかく保つことができれば、毛周期を乱すことがなく、脱毛効果が向上することも期待できるので、ぜひ試してみてください。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

  • むだ毛自体はいつ剃っても問題ないものの、施術後最低3日間は控えた方がいい
  • 自己処理をすることでお肌に負担がかかり、毛嚢炎や埋没毛を誘発する可能性がある
  • 脱毛は強い出力を用いて毛根にダメージを与えており、いつも以上に乾燥しやすいため保湿が重要

ぜひ参考にしてみてください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です