医療脱毛後の毛穴の盛り上がりとは?気になる毛穴対策も解説

脱毛 脇

脱毛を行うと、むだ毛がなくなるだけでなく、毛穴も目立たなくなるメリットがあります。

肌のきめも細かくなり、様々なメリットを感じられますが、脱毛後の毛穴のトラブルもよく耳にするため、実際どのような状態になるのか気になっている方は多いのではないでしょうか。

そこで今回は、医療脱毛後の毛穴の状態や盛り上がりについて解説します。

脱毛後の毛穴トラブルや毛穴対策についても紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

毛穴の盛り上がりとは

医療脱毛後は、一時的に赤みがでたり、毛穴が盛り上がり鳥肌が立ったときのように見えることがあります。

これは、医療脱毛で高い出力を使用し施術を受け、肌がダメージを受けているためです。

照射後、数日~1週間程度で落ち着いていきますが、万が一時間が経っても治らず痛みや強い赤みなどがある場合は、クリニックに相談してください。

ポップアップとは

脇のニオイ

脱毛された毛は、2週間程度時間が経つと自然に抜け落ちていきます。

しかし、個人差はありますが、医療脱毛から数日たつと、毛穴に残った毛が黒くポツポツと見えて、気になってしまう方が多いです。

医療脱毛でレーザーを当てると、毛穴に入っていた毛が飛び出してくることがあり、この現象をポップアップといいます。

施術で使用するレーザーにもよりますが、熱破壊式脱毛ではとくにポップアップが起こりやすいと考えられています。

ポップアップした毛の特徴としては、とにかく黒いため目立ってしまう点です。

毛穴の奥にあるむだ毛が完全に外に飛び出す場合もあれば、表面にポツポツと黒く残るケースもあります。

せっかく脱毛に通っているのに、自己処理でシェービングをしたときよりも逆に目立ってしまうのが気になるところです。

しかし、1〜3週間程で自然と抜け落ちるので、焦らず待つことをおすすめします。

毛穴の盛り上がりやポップアップが起こる原因

脱毛している手足

そもそも医療脱毛後に、毛穴の盛り上がりやむだ毛がポロポロと抜け落ちる現象はどうして起こるのか、気になっている方は多いのではないでしょうか。

一番気になる原因ですが、医療脱毛のレーザーによって毛根が破壊されたためです。

脱毛後、毛穴の奥にある毛の根元が破壊され、毛穴の中でむだ毛がちぎれます

破壊されたむだ毛はすぐに抜け落ちませんが、数日かけて抜け落ちていきます。

特に脱毛を初めて受けた人はポップアップ現象が脱毛がうまくいっているのか判断できないことが多いようです

しかし、根元から抜けているのは、しっかりと脱毛効果が出ており、毛根にダメージが与えられている成果なので、安心してください。

毛穴の症状のタイミング

脱毛の効果が出るタイミングが気になる方は多いですが、施術が終わった当日に、全ての毛が抜け落ちることはありません。

ポップアップ現象などの症状は、数日かけてゆっくりと感じられることが多いです。

ここでは、ポップアップ現象が起こるタイミングについて紹介します。

レーザー脱毛の施術後すぐ

脱毛後の効果が一番気になりますが、レーザーを照射した直後から、ポップアップ現象は始まっています。

施術中は、脱毛で使用するレーザーのパワーが強く、目を守るために専用のゴーグルをつけていることが多いです。

そのため、施術後のポップアップ現象を目で確認することは難しいです。

しかし、実際はレーザーを照射した後に脱毛箇所を拭き取ると、むだ毛がポロポロと抜けてしまうのです。

その後、数日かけてゆっくりと自分の目でポップアップ現象を確認できるようになることが多いです。

毛穴の盛り上がりについても、数日間は鳥肌のようなブツブツとした見た目が続きます。

しかし、数字程度で落ち着くため、焦らず様子を見てください。

2〜3週間後

一般的に、脱毛後2〜3週間程度が、ポップアップ現象を一番確認することができます。

例え、レーザーを照射してからすぐに抜け落ちなかったとしても、レーザーを照射した箇所のむだ毛がポロポロと抜け落ちていきます。

効果がなくてもすぐに判断はせず、1カ月弱は肌の調子をゆっくり観察することをおすすめします。

毛穴から生えてこなくなるタイミング

ポップアップ現象が起きたむだ毛については、脱毛のレーザーがしっかりとダメージを与え毛根が破壊された証拠です。

成果を感じると、もう二度と生えてこないと感じてしまいますが、残念ながら1度のレーザー脱毛では毛根を完全破壊することはできないのです。

平均的に医療レーザー脱毛では、脱毛完了まで平均5〜6回のレーザー照射が必要と案内されることが多いです。

回数を重ねることで、より脱毛の効果を感じられるため、クリニックと相談しながら必要回数を確認してください。

毛穴に変化がなければ脱毛失敗?

肌トラブル

ここまで脱毛後の毛穴に起こる盛り上がりやポップアップ現象について紹介してきましたが、実はこのような毛穴の変化が起きる場合と、そうでない場合があります。

例えば、何日か肌の様子を確認していてもポップアップ現象が起きずに、変化を感じられない毛があります。

どうしても、脱毛の成果がなく失敗してしまったのかと不安に感じてしまいます。

しかし、変化が起きなくても心配する必要はありません。

なぜなら、ポップアップ現象には起きやすいむだ毛と変化が起きにくいむだ毛があるためです。

比較的ポップアップ現象が起きやすいむだ毛の傾向は、レーザーと相性がいいとされる毛が太くてメラニン色素が濃い毛です。

具体的な脱毛箇所は、脇やVIOが挙げられます。

そのため、腕や足などは、人気な脱毛箇所であるものの、ポップアップ現象が起こりづらいことを知っておいてください。

脱毛後、毛穴はなくなる?

疑問を持っている女性

脱毛後には毛穴がなくなるとよく耳にしますが、いくつかの理由があります。

ここでは、脱毛後、毛穴がなくなるといわれる4つの理由などを紹介します。

毛の根元が目立たなくなる

しっかりとレーザーがむだ毛にアプローチできていると、脱毛後は毛根の発毛組織が破壊され、毛が抜け落ちます。

抜け落ちた毛穴を確認すると分かりますが、毛が生えていた頃に比べると、根元が目立たなくなったと感じる方が多いです。

実は毛が生えていたことが原因で、毛穴が目立ってしまっていたことが考えられます。

脱毛をすることで、毛穴にあった毛が抜け落ち、毛穴が目立ちにくくなる効果が期待できます。

毛の周りの皮脂や汚れがなくなる

自己処理で毛抜きを使用していた人は、むだ毛を引き抜いたときに、抜けた毛の周りに皮脂や汚れがついているとビックリされた方もいらっしゃるかと思います。

むだ毛が生えていることで、その周りに皮脂や汚れが溜まりやすいと考えられています。

毛穴が詰まると、毛穴自体ががばっと開いてしまい、肌を確認したときに毛穴が目立って見えてしまう原因になります。

そこで脱毛をすることで、むだ毛が抜け落ちていくと、毛穴に溜まっていた皮脂や汚れも落としやすくなり、今まで目立っていた毛穴が気にならなくなるといった効果が期待できます。

毛穴が開かないように予防し、毛穴が小さくなったように見える効果が期待できるのは嬉しいポイントです。

自己処理が必要なくなり肌荒れしなくなるから

自己処理で使用されるアイテムとして、カミソリや毛抜きが多いです。

まれに肌への刺激が少ない電気シェーバーを使っている人もいますが、正しいむだ毛の処理ができていないと、肌への負担が大きくなってしまいます。

例えば、カミソリや毛抜きなどで自己処理をした場合、肌の角質も一緒に削ってしまい、肌が乾燥しやすくなります。

脱毛をすれば、むだ毛の自己処理をしなくて済むため、肌荒れを防ぎ、毛穴の黒ずみの原因を改善する効果が期待できます。

毛穴への負担が減る

脱毛後は、肌や毛穴に負担をかけず済むため、保湿ケアなどもいきわたりやすくなります。

そもそも、肌トラブルも起こりにくくなるため、肌のキメも整い、毛穴が目立ちにくくなる効果が期待できます。

しかし、脱毛は毛穴を破壊したり取り除いたりする施術ではないので、当たり前ですが脱毛しても毛穴が消えるわけではありません。

あくまで、脱毛してむだ毛がなくなり、毛穴が目立ちにくくなるだけです。

毛穴の奥には、汗や皮脂、老廃物を排出する皮脂腺があり、人の身体にとって大切な役割を果たしているものです。

毛穴から出る皮脂は皮膚の水分が蒸発しないように保護していて、毛穴は開いたり閉じたりすることで体温調整をしているため、なくなってはいけない身体の機能です。

まとめ

脱毛

いかがでしたでしょうか。

  • 脱毛後は、一時的に赤みがでたり、毛穴が盛り上がりがあるものの数日で落ち着く
  • 毛穴の奥にある毛の根元が破壊され、数日かけて抜け落ちる
  • 脱毛後2〜3週間程度が、ポップアップ現象を一番確認することができる
  • 脱毛は毛穴を取り除く施術ではないため、あくまで毛穴が目立ちにくくなるだけ

ぜひ参考にしてみてください。

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