ビキニラインの吹き出物に膿が溜まっているときの原因や対処法は?

疑問を持っている女性

ビキニラインに吹き出物ができてしまった…
膿が溜まっているけどニキビ?

このような不安や悩みを抱えていませんか?

ビキニラインにできた吹き出物はニキビではなく毛嚢炎や他の症状の可能性も…!

毛嚢炎などができてしまった場合、放置しておいてはいけません。
早めに対処をする必要があります。

本記事ではビキニラインにできた吹き出物の正体や原因、対処法について解説いたします。

ビキニラインにできる吹き出物は何?

お尻を押さえている女性の後ろ姿

ビキニラインにできた吹き出物の正体は何なのか。

以下の可能性が挙げられます。

  • 毛嚢炎
  • 粉瘤
  • 化膿性汗腺炎
  • 性器ヘルペス/コンジローマ

1つずつ解説していきます。

毛嚢炎

ビキニラインにできた吹き出物で一番多い原因は毛嚢炎です。

毛嚢炎とは毛根にある毛包という部分に起こる炎症であり、赤みや膿を持った発疹が現れます。
ニキビと似ているためニキビと勘違いしてしまう人も多いです。

しかし、毛嚢炎の細菌はブドウ球菌、ニキビの細菌はアクネ菌なので全く異なるものです。
毛嚢炎は小さな傷から細菌が感染して発症します。

  • 生理中など雑菌が発生しやすいとき
  • アンダーヘア処理を行ったとき

などに毛嚢炎になりやすいです。

ニキビと勘違いして放置してしまう人もいるかもしれませんが、放置してしまうのは良くありません。

参考 脱毛してはいけないニキビとは?施術の判断基準や毛嚢炎について解説datsumo

粉瘤

粉瘤は垢や角質が溜まることで発生する良性の腫瘍です。

痛みはほとんどなく、真ん中に穴が空いているのが特徴的です。
粉瘤は大きくなったり、炎症を起こす痛みを伴ったりすることがあります。

自分では対処法がないため、手術をして粉瘤を切除してもらう必要があります。
粉瘤かな?と思った場合は形成外科のある病院を受診しましょう。

化膿性汗腺炎

化膿性汗腺炎は発症の原因が詳しく分からないのですが、毛穴の詰まりが関係していると言われています。
また、10代から40代に多いそうです。

化膿性汗腺炎お自分では治せないので病院の受診が必要です。
受診の際は皮膚科を受診しましょう。

性器ヘルペス/コンジローマ

性器ヘルペスやコンジローマは性感染症の1つです。
性行為によってできるものなので、性行為を行った人は可能性があります。

性器ヘルペスは赤いブツブツや痛み、かゆみを伴います。

コンジローマは小さないぼができます。

性感染症はおりものの量なども確認してみましょう。
普段とおりものの量が異なる場合は性感染症の可能性が高いです。

早めに産婦人科などを受診するようにしましょう。

脱毛後に「毛嚢炎」起こる可能性がある

 

脱毛後に起こることで多い「毛嚢炎」について詳しく解説していきます。

毛嚢炎ができる原因

毛嚢炎ができる原因は以下の3つが挙げられます。

  • 肌のバリア機能の低下
  • 不清潔な道具を使用して自己処理を行った
  • 肌へのダメージを繰り返している

上記のような場合毛嚢炎を引き起こす可能性が高いです。
1つずつ解説していきます。

肌のバリア機能の低下

バリア機能とは肌を刺激や乾燥から守るためのものです。
このバリア機能が低下してしまうと毛嚢炎を引き起こす可能性があります。

肌を綺麗に保つためにはバリア機能が整っていることが大切です。

バリア機能が整うためにはターンオーバーが関係しています
ターンオーバーとは肌が生まれ変わるサイクルのことであり、このサイクルが乱れてしまうと肌のバリア機能も低下します。

ターンオーバーの正常化がバリア機能を維持することに繋がります。

ターンオーバーを正常化するために睡眠の確保や血行を良くする、栄養バランスの良い食事を心がけましょう。規則正しい生活を心がけることでターンオーバーが正常化し、バリア機能も向上します!

不清潔な道具を使用して自己処理を行った

カミソリなどの自己処理道具、面倒だからと同じものをずっと使用してしまっていませんか?

自己処理道具が清潔でなかった場合、傷や毛穴から細菌が入り込んで毛嚢炎になってしまう可能性が高いです。

長時間使用していなかったカミソリを使用したり、浴室など菌が繁殖しやすい場所に保管をしていたカミソリを使用してしまったりするとカミソリに菌が繁殖してしまうでしょう。

定期的に刃を交換したり、消毒を行ったりして綺麗な状態を保ちましょう。

肌へのダメージを繰り返している

毛が濃い人などは自己処理の回数が多くなってしまいますよね。

自己処理の回数が多くなってしまうと肌がダメージを繰り返し毛嚢炎になってしまう可能性が高いです。

また、特に夏は水着を着る機会が多くなり自己処理の頻度が増えるのではないでしょうか。
夏は暑さから蒸れてしまうこともあるので菌が繁殖してしまう原因にもなります。

肌へのダメージを抑えるにはカミソリではなく電気シェーバーを利用することがおすすめです。
電気シェーバーは肌に直接刃が当たることがないので、肌を傷つけず自己処理が可能ですよ。

参考 アンダーヘアのお手入れどうしてる?自己処理とサロン脱毛の違いdatsumo

毛嚢炎の症状

毛嚢炎の症状は赤みや真ん中に白い膿を持っていたり、軽い痛みがあったりします。
ニキビと見た目が似ているためニキビと勘違いしてしまう人もいます。

1つだけの場合と多発して毛嚢炎ができる場合があります。

軽いうちは自然に治ることがほとんどです。
しかし、悪化してしまうと強い痛みや発熱に繋がることもあります。最悪の場合は切開手術を受けなければならないことも

ニキビと似ていることから放置せずに適切な対処をしましょう。次の章で紹介します。

参考 毛嚢炎がvラインにできてしまった!脱毛が原因?対処法や予防法を紹介!datsumo

毛嚢炎ができてしまった時の対処法

毛嚢炎ができてしまった時の対処法について解説します。

  • 肌を清潔に保ち保湿を心がける
  • 規則正しい食事をする
  • サロンやクリニックに相談をする
  • なかなか治らない場合は医療機関を受診する

毛嚢炎ができてしまった場合は上記のことを行いましょう。

肌を清潔に保ち保湿を心がける

毛嚢炎ができてしまったっ場合は肌を清潔に保ち、保湿を心がけてください

また、無理に触ったりしないようにしましょう。菌が入って悪化してしまう原因になります。

ニキビのように潰すこともしてはいけません。気になるかもしれませんが、保湿をして綺麗に保つようにしてください。

規則正しい食事をする

毛嚢炎だけではないですが、吹き出物は規則正しい食事を心がけることで予防ができたり、改善できたりします
規則正しい食事を心がけるようにし、睡眠などの時間もきちんと確保するようにしましょう。

サロンやクリニックに相談をする

毛嚢炎になってしまった場合はサロンやクリニックに連絡をしましょう。

サロンには医師がいないので、サロンで診察を受けることはできないですが中には医療機関を紹介してくれる場合があります。

クリニックでは医師に診察を行ってもらうことができ、薬を処方してもらえます。

保証制度などはサロンやクリニックによってそれぞれ異なるので事前に確認をしてみましょう。

なかなか治らない場合は医療機関を受診する

なかなか治らない場合は医療機関を受診するようにしましょう。

本当に吹き出物が毛嚢炎なのか医師に判断してもらうことができ、最適な薬を処方してもらうことができます

どうしても医療機関を受診する時間がなくて市販薬を買いたいという人もいるかもしれません。
一番は医師に診てもらうことが大切ですが、市販で買う場合は必ず薬剤師に相談するようにしましょう

ドラッグストアなどには処方箋を受け付けているところに薬剤師がいます。
こうした薬剤師の方に適切な薬を選んでもらうようにしてください。

ニキビとは全く違う吹き出物なのでニキビの薬は購入しないようにしましょう。

まとめ

ビキニラインにできる吹き出物にはいくつかの症状が考えられます。

  • 毛嚢炎
  • 粉瘤
  • 化膿性汗腺炎
  • 性器ヘルペス/コンジローマ

上記のような症状が考えられますが、一番多いのは毛嚢炎です。

毛嚢炎は軽いうちは自然に治るので過度に心配する必要はありません。
肌を清潔に保ち保湿を行うようにしましょう。

粉瘤や化膿性汗腺炎、性器ヘルペスなどは医療機関を受診する必要があるので、症状が分からない場合はまずは婦人科や産婦人科を受診しましょう。

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