「友達にムダ毛を見られるのが恥ずかしい」「学校でからかわれて嫌だ」
子供がムダ毛に関して悩んでいるとき、親として「何とかしてあげたい」と思う反面どう対応してあげればよいのか迷う方もいるのではないでしょうか。ムダ毛をそのままにしておくと子供の学校生活に影響が出る可能性もあるため、なんとかしてあげたいですよね。
自己処理でお手入れする場合、なるべく肌を傷つけない安全な方法を教えてあげたいと思いますよね。また、将来のために早期に子供脱毛を考える方も多いのではないでしょうか。
子供脱毛することによって自己処理が楽になるうえ、おしゃれも楽しめます。そしてなんと言っても、1つのコンプレックスを無くしてあげることができるのは大きな魅力です。
しかし子供脱毛にはメリットもあればデメリットもあるので、脱毛を始める際は注意が必要です。
このページでは、子供のムダ毛の自己処理方法や、子供脱毛についてメリット、デメリットなどを詳しく解説していきます。
目次
子供のムダ毛の処理方法
大人のムダ毛処理とは違い、子供のお手入れは方法が限られています。それでも十分に悩みを解消する程度にはムダ毛を目立たなくすることができます。
まずは子供のムダ毛の自己処理方法についてチェックしていきましょう。
カミソリや電気シェーバー剃る
カミソリや電気シェーバーで剃る自己処理方法は、1番簡単な方法です。
カミソリは数百円ほどで購入できるので、とてもリーズナブルにお手軽にお手入れできます。電気シェーバーは刃が直接肌に当たらないつくりになっているので、安全にムダ毛を処理できる方法です。
カミソリや電気シェーバーでお手入れすると、生えてきた毛がチクチクしてしまうというデメリットがありますが、お金も時間もかけることなくムダ毛を目立たなくできる便利なアイテムです。
毛抜きで抜く
毛抜きも数百円で購入できるので、お財布にやさしいムダ毛の処理方法です。
ムダ毛を1本ずつ引き抜かなければいけないので痛みを伴い、時間がかかるというデメリットがあります。しかし根本から引き抜くことができるので、毛が生えてきても剃ったときのようにチクチクせず、ツルツルの状態が長続きします。
除毛クリームを使用する
除毛クリームはムダ毛を処理したい部分にクリームを塗り、規定の時間放置したあと洗い流すだけでムダ毛のお手入れができる便利なアイテムです。ただし、除毛クリームには年齢制限が定めれられていることがほとんどです。何歳から使用可能なのか、しっかりと確認してから購入しましょう。
また、肌質によっては肌荒れを起こしやすいというデメリットがあるので、使用する際には注意が必要です。
脱毛サロンやクリニックに通う
脱毛サロンやクリニックに通って脱毛するという方法もあります。最近では子供脱毛という、小学生くらいの子供から通えるプランも増えてきています。
ほかのムダ毛の処理方法に比べるとお金がかかってしまうというデメリットはありますが、子供のうちに脱毛を済ませてしまうことで、この先ムダ毛で悩む機会を減らすことができます。
セルフ脱毛器
セルフ脱毛器は自宅で脱毛サロンのようなお手入れができる便利なアイテムです。
購入時に2~10万円ほどの金額がかかるというデメリットはありますが、セルフ脱毛器を何度か照射していくことで、徐々にムダ毛が生えるスピードを遅らせたり、毛の量自体を減らすことが可能です。
一時的なお手入れではなく、ムダ毛を根本的に少なくしたい方や、将来子供脱毛に通おうと考えているけどとりあえず家で脱毛を始めてみたいという方にピッタリのお手入れ方法です。
また自宅でお手入れできるので、脱毛サロンやクリニックに通っていることを知られたくないという子供の脱毛にもおすすめです。
子供脱毛の注意点
子供脱毛を行えば、自己処理の回数を減らしていくことができます。しかし、あまりに早い時期から脱毛を始めることにはデメリットもあります。
できるだけ子供への負担をなくしてあげるために、子供脱毛の注意点について知っておきましょう。
子供脱毛を始める時期
子供脱毛は子供や親がやりたいからといって、いつでもすぐに始められるわけではありません。
早い時期の子供脱毛を希望している方には特に気を付けてほしいのですが、子供脱毛を始める時期としては、生理が始まって生理周期が安定してからが良いとされています。生理前と生理後でホルモンのバランスが大きく変化するからです。
脱毛とホルモンバランスには深い関係があります。生理が始まる前に子供脱毛を開始した場合、生理が始まりホルモンバランスが変化することによって、また毛が生えてきてしまう可能性が高くなります。
また生理が始まってからでも生理周期が乱れていると、脱毛予定日と生理が重なってしまう可能性があります。生理中はお肌が敏感にな状態になっており、肌トラブルや火傷を起こしやすいので、生理中の脱毛は避けましょう。
脱毛を効果的に行うためには、毛周期に合わせて施術する必要があります。毛周期とは毛が生え変わるサイクルのことで、脱毛は成長期の毛に対して脱毛の効果を発揮します。そのため、毛周期と生理のタイミングを両方考えながら脱毛を進めていかなくてはいけません。
生理周期がある程度明確になってから脱毛を始めるとスムーズに脱毛を進めることができるので安心です。
子供脱毛を断られる場合もある
まだ生理が始まっていない時期の子供脱毛はほとんどの脱毛サロンで脱毛を断られます。まれに生理前から施術してくれる脱毛サロンもありますが、ホルモンの関係からも避けた方がよいです。
また、あまりにも痛みに弱い子供の場合は脱毛が困難なため断られたり、日焼けをしている場合もうまく脱毛できないため断られる場合があります。
脱毛は1度だけでは終わらず、何度も通うことになります。少しでも子供の負担をなくしてあげるために、どのサロンがよいのか調べたり、しっかりカウンセリングを受けてから子供脱毛を始めましょう。
毛周期が不安定
子供は、大人と違って毛周期が安定していません。毛周期とは、ムダ毛が生えたり抜けたりする一定のサイクルのこと。脱毛の多くは毛周期に合わせて進めていく必要があります。
そのため毛周期が不安定な子供が脱毛に通っても、効果が出るまでに時間がかかってしまうことがあるのです。
ムダ毛が再生する可能性がある
子供はまだホルモンバランスが安定していないので、あまり早い時期に脱毛を完了させてしまうと、時間が経ってからムダ毛が再生してしまう可能性があります。
とくに第二次性徴が始まるより前に脱毛を行うときは要注意です。子供は第二次性徴を迎えると、デリケートゾーンや脇を中心に、全体的に毛の量が増えます。そのため、脱毛を完了させた部位にもまた毛が生えてきてしまうリスクがあります。
一時的にムダ毛の悩みは解決できるかもしれませんが、またムダ毛が生えてきてしまう可能性もあることは覚えておきましょう。
子供脱毛を行う場合はあまり早い時期から始めるのではなく、第二次性徴が始まる8~12歳よりも後から始めるほうがおすすめです。
子供脱毛のメリット
脱毛は大人になってから始めるものという考えの方も多いですが、大人同様、子供にとってもムダ毛は大きな問題です。
特にムダ毛に悩んでいる子供にとっては、脱毛することで1つの悩みが解決でき、毎日が明るく感じるかもしれません。
子供脱毛なんてまだ早いのでは?と感じる方もいるかもしれません。しかし現代の子供たちは昔と比べると思春期を迎える時期が早まっており、小学生でも大人びた子がたくさんいます。そのため子供脱毛に理解を示す親が増加しており、子供のうちに脱毛を完了させておく家庭も多くなってきています。
子供脱毛のメリットは次の3つです。
- ムダ毛が気にならなくなる
- 友達にからかわれる心配がなくなる
- 肌トラブルのリスクが低くなる
ムダ毛が気にならなくなる
子供脱毛の最大のメリットは、ムダ毛が気にならなくなることです。
特に夏は肌を露出する機会が増えるため、ムダ毛が気になり、おしゃれを楽しめないと悩む子供もいます。友達と比べて自分の体毛が濃いことがコンプレックスだという子供もいるのです。
子供脱毛をすると、ムダ毛を気にせず堂々と肌を見せることができ、おしゃれを楽しむことができます。子供脱毛によってムダ毛に対するコンプレックスが解消され、さらに自分に自信を持つことができるでしょう。
友達にからかわれる心配がなくなる
子供は、周りの子との違いを敏感に感じ取ります。ほかの子供よりムダ毛が濃いという理由だけで、陰口を言われたり仲間外れにされたり、時には酷いあだ名で呼ばれてしまう場合もあります。
普段は長袖や長ズボンを履けばムダ毛を隠すことができますが、制服がある学校の場合、そうはいきません。また体育やプールの授業など、ムダ毛が気になる場面も多いです。
子供脱毛をすれば、ムダ毛のことで友達にからかわれる心配がなくなるので、安心して学校生活を送ることができます。
ほかの子供たちにムダ毛を気にしていることを知られたくない場合は、セルフ脱毛器を使用すれば自宅で脱毛できます。
肌トラブルのリスクが低くなる
子供のムダ毛が気になるからと、すぐに脱毛を始める方は少ないです。子供脱毛は費用もかかることから、まずは手軽にできるカミソリや毛抜きを使用した自己処理から始めるという方が圧倒的に多いです。
しかしこれらの方法は肌に与える刺激が大きいため、間違った方法で自己処理を続けていると埋没毛や毛嚢炎などの肌トラブルを引き起こすリスクが高くなります。
埋没毛や毛嚢炎が悪化すると、毛穴がポツポツと黒く目立ち、できてしまった黒ずみはなかなか治りません。キレイな肌をキープするためには、正しい自己処理を行ったうえで、できるだけ自己処理の回数を減らすことが重要です。
カミソリや毛抜きのお手入れでは、またすぐ毛が生えてきてしまいます。一方、子供脱毛を行うと徐々にムダ毛の量が少なくなり、自己処理の回数も減らすことができます。
その結果、肌トラブルを起こすリスクも低くすることができるのです。
子供脱毛のデメリット
子供脱毛はメリットがたくさんありましたが、もちろんデメリットもあります。
安全性や費用、どの程度の痛みなのかなど、子供脱毛についての疑問も多いかと思います。デメリットを知って、納得したうえで子供脱毛の始めたいですよね。
子供脱毛のデメリットは次の3つです。
- お肌のケアや日焼け予防が必要
- 痛みを感じる
- 費用がかかる
お肌のケアや日焼け予防が必要
普段からお肌のケアをすることは大切ですが、子供脱毛の期間中は脱毛の効果を十分に発揮するために、いつも以上にお肌のケアが必要になります。
脱毛後のお肌は乾燥した状態なので、そのままにしておくと肌トラブルを引き起こす可能性があります。子供脱毛を行った後は必ず保湿クリームやローションなどで保湿しましょう。
また脱毛中は、日焼けを避ける必要があります。子供は大人に比べて外に出る機会が多く、日焼けしてしまう可能性が高いので気をつけましょう。
ほとんどの脱毛器は、毛に含まれる黒いメラニン色素に反応して光を照射します。日焼けしてお肌が黒くなると、お肌にも反応して照射してしまうため、火傷などの肌トラブルを起こす可能性があり危険です。
子供脱毛の場合、子供自身が肌の状態を理解することは難しいので、親が気をつけて見てあげましょう。親が保湿クリームや日焼け止めを塗る必要があり、面倒に感じるかもしれないという点がデメリットです。
痛みを感じる
脱毛は痛みを感じるというデメリットがあります。しかし使用する脱毛器によって痛みには差があります。
クリニックで受けるレーザー脱毛の場合は、人によっては施術中に飛び上がるほどの強い痛みを感じることがあります。大人でも痛みを感じるので、子供はさらに痛みを強く感じます。
しかし脱毛サロンで扱っている光脱毛の場合、そこまで痛みは強くないことが多いです。輪ゴムで弾かれた程度の痛みだと言われています。
痛みは脱毛器の種類によって軽減することができます。子供脱毛は料金や紹介だけで選ぶのではなく、痛みの少ない脱毛器を選ぶようにしましょう。
費用がかかる
カミソリや毛抜きによる自己処理は数百円で済みますが、子供脱毛を行う場合は決して安くない費用がかかります。
子供がみんな脱毛するわけではなく、絶対に必要な費用ではないため、デメリットに感じるでしょう。
まとめ
- 自己処理は便利だが肌トラブルを起こす可能性がある
- 子供脱毛を始めるのは生理周期が安定してから
- ムダ毛が再生する可能性があるため第二次性徴が終わってから子供脱毛を始めるのがおすすめ
- 子供脱毛にはメリット・デメリットがあるので理解したうえで始める
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