「アンダーヘアの処理ってどうしたらいいの?」「チクチクするし放置してるかも…」と悩んでいませんか?
デリケートゾーンの毛が長いままだと、ムレやニオイの原因にもなります。自己処理の手間を減らすなら、脱毛もおすすめです。
本記事では、自己処理とサロン脱毛の違いを解説しつつ、日常のお手入れ方法について詳しくお伝えしていきます。
目次
アンダーヘアが長いときのお手入れ方法
アンダーヘアの処理方法として、自己処理をする人が圧倒的に多いです。
というのも、サロンなどで脱毛していても基本的に自分で前日に剃っておいて施術を受けるためです。
SNS上では「サロン脱毛と自己処理を併用してます!」という意見が多く見受けられました。
自分のお手入れ状況に合った自己処理方法を選んで、普段からケアをしておくことが大切といえるでしょう。
そこで自己処理アイテム別に、お手入れ方法や注意点についてご紹介します。
カミソリ
自己処理としてもっとも定番なのは、カミソリを使って剃る方法です。
普段からお風呂場で手軽にケアしやすく、コストも少なくて済みます。また気になるムダ毛を一気に処理できるのも魅力の一つです。
デリケートゾーン用ソープ・シェービングクリームなどでしっかり肌を保護した後、カミソリを滑らせるようにあてていくことで肌を傷つけるリスクを軽減することができます。
しかし肌質や当日の体調によってはカミソリ負けなどする可能性があるので、敏感肌用のカミソリや別の自己処理方法を検討しましょう。
電気シェーバー
ほかの自己処理方法と比較して、電気シェーバーは肌に優しくおすすめです。
多くは刃先にガードがついており、刃が肌に直接あたらないようになっています。カミソリ負けしやすい人には適した処理方法といえるでしょう。
電気シェーバーを肌と垂直になるようにあてて、毛流れや肌の様子を見つつ優しくお手入れをしてください。
ヒートカッター
ヒートカッターは熱によって毛を焼き、長さを調整していくアイテムです。
肌を痛めることなくアンダーヘアをお手入れできますが、主に形を整えることを目的とするため、根元には毛が残ってしまいます。
カミソリや電気シェーバーなどで処理した後、ヒートカッターを利用して整えるといいでしょう。
毛の長さを整えつつ剃ることもできる、トリマーつき電気シェーバーだと一石二鳥なのでおすすめです。
毛抜き
手っ取り早くピンポイントで毛をなくしたいときに毛抜きを利用する人もいます。
ただしかなりの痛みが生じたり、炎症を起こして肌トラブルにもなりかねないので、できるだけ別の自己処理方法に変えて毛抜きは控えましょう。
ハサミ
アンダーヘアが指でつまめるほど長い場合、ハサミを使って短くする人も多いです。
ハサミで切って長さを調節してから、カミソリや電気シェーバーで剃っていくとよりスムーズにお手入れができます。
除毛クリーム
毛を溶かす成分が入った除毛クリームを処理したい箇所にぬり、時間をおいてから洗い流すことで表面にある毛を除く方法もあります。
カミソリのように傷をつける心配はありませんが、クリームが肌に合わずピリピリしたり肌荒れしていればさらに炎症を起こしたりしやすいのが難点です。
脱毛ワックス
脱毛ワックスは、肌にワックスを適量をぬり、固まったら一気にはがしてムダ毛をすべて抜き取るというやり方です。
一度に広範囲のムダ毛が処理できますが、ワックスの量が少なすぎると失敗したり、毛抜きと同様なので激しい痛みがともないます。
剥がすとき肌へのダメージも大きいので注意しておきましょう。
家庭用脱毛器
家庭用脱毛器とは一般的に、脱毛サロンでも使用している機械をおうちでも安全に使えるように、出力を低めに設定したものをいいます。
サロン脱毛と似た品質なので、通わなくても家庭でサロンと同じような脱毛ができるのは大きなメリットです。
しかし出力が低く設定されているため、結果的にお手入れが長期化する恐れがあります。
定期的に自己処理をして脱毛器で照射するといった手間を考えると、サロンで脱毛して短期間で完了するのもいいかもしれません。
本記事の他にも、上記で取り上げたアイテム別のメリット・デメリットをまとめた記事もぜひ参考にしてみてください。
参考 VIO脱毛はセルフでできる!詳しいやり方と注意点を解説セルフ脱毛完全マニュアル
アンダーヘアを自己処理するときのポイント
使用頻度の高い、カミソリやシェーバーで自己処理するときに気をつけておきたいポイントを4つ紹介します。
ゆっくりと毛の流れに沿う
一般的に「順剃り」「逆剃り」という毛の剃り方があります。
- 「順剃り」:毛の流れに沿って剃る
- 「逆剃り」:毛の流れと逆方向から剃る
カミソリでは毛の流れに沿った順剃りが推奨されています。
逆剃りをすると毛が引っかかって痛みをともない、さらに深く剃ってしまい肌にダメージを与えるなどリスクがあるので注意が必要です。
一方電気シェーバーはガードつきのものが多いため、しっかり順剃りをしていても毛を剃る役割の内刃まで届かない可能性があります。
剃り残してしまった場合は、カミソリで処理するなど状況に応じて方法を変えていきましょう。
カミソリや電気シェーバーどちらの場合でも、毛が長いときはハサミなどで短めに整えておくのがおすすめです。
そしてシェービングジェルやクリームなどで肌を保護してから、皮膚を剃る方向と反対に引っ張りながらゆっくりと刃を動かすようにしてください。
強く押しつけない
強く押しつけながら剃ると当然ですが、肌を傷つけてしまう恐れがあります。
日々処理していてもまたすぐポツポツと毛が生えてきて、根こそぎ剃りたくなりがちです。
しかし肌へのダメージのことを考えて、力を入れないで肌に沿うように剃っていきましょう。
ニキビなど炎症が起きている部分は避ける
できもの・傷といった肌トラブルが起きている場所にも容赦なく毛は生えます。
処理したくなりますが、グッとこらえて治すことを専念しましょう。皮膚科に相談し、薬を処方してもらうのもおすすめです。
適量の保湿をする
シェービング後にはしっかり保湿することが大切です。乾燥を防ぐために、デリケートゾーン用クリームやジェルをぬりましょう。
ただしクリームの量が多すぎてもムレやすくなるので、適切な量を守り保湿して清潔な状態を保つようにしてくださいね。
自己処理のメリット
脱毛している人が続々と増える中、自分でお手入れするメリットは何かお伝えしていきます。
好きなタイミングでお手入れできる
思いついたタイミングで手軽にできるのは魅力ですよね。
いきなりお泊まりが決まったとき、サロンやクリニックに行くのはなんだか気が進まないというときも簡単にお手入れできて便利です。
その代わり定期的に継続していくような自己管理が必要になってきます。
比較的コストが少なくて済む
使用するアイテムにもよりますが、サロンやクリニックに比べて安く済むのが自己処理アイテムのいいところです。
ただしアイテム次第では、刃こぼれなど起こして定期的な買い替えが必要になるといったランニングコストがかかる場合があります。
初期費用だけではなく、品質を維持するための費用も考慮しましょう。
自己処理のデメリット
メリットの次は、アンダーヘアを自分で処理するときに知っておいてほしいデメリットについてご紹介します。
見えないところの処理が難しい
Vラインは見えやすいので処理しやすいですが、I・Oラインは鏡を利用しながらでも難しい部位です。
カミソリなど使ってすみずみまで処理をしたつもりでも、意外と剃り残していたということはありませんか?
剃り残さないようにカミソリで念入りに処理をしていると、思わず刃で皮膚を切ってしまい傷ができるリスクが高まります。
傷から雑菌が入って炎症を起こしやすくもなるので、できるだけ力を入れる必要のない電動シェーバーなどで整えるようにしましょう。
肌トラブル発生の可能性がある
デリケートゾーンは皮膚も薄く敏感な部位です。毛を抜いたり、カミソリなどで剃ったりすると刺激になって肌トラブルを起こしやすくなります。
例えば毛抜きや脱毛ワックスで無理やりに毛を抜いた場合、毛が埋もれてしまう埋没毛や、毛穴に雑菌が入りこみ炎症が起きる毛嚢炎が生じる可能性があります。
また頻繁に剃って刺激することで、肌への負担が積み重なり以下のような状態になることもあるので注意が必要です。
- 乾燥してガサガサになる
- 色素沈着を引き起こし黒ずみになる
- 赤くなる
こうした状態になると肌が汚く見えてしまいます。
日々の自己処理に不安がある場合は脱毛をして徐々に剃る回数を減らしていくといいでしょう。
サロン脱毛のメリット
自己処理は仕上がりにムラが生じやすく、肌トラブルが多い傾向にあります。
脱毛して日々のお手入れを減らし快適に過ごしたい人は、下記のメリットを参考にしてくださいね。
自己処理の肌荒れリスクが少なくなる
脱毛をすることで安全かつキレイな仕上がりになり、日常のお手入れ回数が減って肌荒れするリスクも少なくなります。
日々の自己処理では、肌に大きな負担がかかっています。
例えばカミソリを使用しているとき深剃りしてヒリヒリしたり、カミソリ負けで赤い斑点ができたりした経験はありませんか?
すでに自己処理で肌トラブルを起こしやすく悩んでいる人にとっては、脱毛で解決することもあるので検討してみるのもいいかもしれません。
ムレやニオイを予防し清潔に保てる
カミソリなどで自己処理したときと比べて、脱毛した場合は肌トラブルも発生しにくく常に清潔な状態が保つことができます。
アンダーヘアが長いままだと、ムレて雑菌が繁殖しやすい状態になってしまい、ニオイの原因にもなります。
さらに排泄物や、生理のときには経血などが毛に付着することでデリケートゾーンが不衛生になるので注意しましょう。
自己処理の手間が減ってラク
脱毛していれば時間をほかのことに使えるようになり、自己処理もラクになっていくのはメリットといえます。
アンダーヘアはデリケートな部位であり、範囲が広く毛も濃く太いため、日々のお手入れでは多くの時間をうばわれています。
毎日忙しい中、デリケートゾーンのケアがおろそかになっている人にも脱毛はおすすめです。
サロン脱毛のデメリット
デリケートゾーンとなると、サロン脱毛でもデメリットがやはり生じてきます。
メリット・デメリット両方を考慮して最適なお手入れをしていきましょう。
毛が濃いと脱毛の回数がかかる
個人差はありますが、アンダーヘアは濃くて太いものです。
さらに毛の量も多く、生える範囲も広いとなると完了するまで脱毛する回数が多くなってしまうことがあります。
脱毛のやり方として毛の生え変わるサイクルである「毛周期」に合わせておこなう必要があり、中でも毛が伸びる「成長期」により効果が期待できます。一般的にアンダーヘアの毛周期は2〜3年、成長期は1〜2年といわれています。
脱毛する条件にもよりますが、1年以上かかることがほとんどです。
コース内容(費用・回数・通う頻度など)と自分の要望をしっかり照らし合わせて、計画立てて検討するようにしましょう。
VIO脱毛では比較的痛みを感じやすい
サロン脱毛の多くはライトを照射して毛根の黒い色素に反応させるため、一般的にほかの部位と比べて濃く太いVIOの脱毛は痛いといわれています。
さらに皮膚が薄く、神経が集中した箇所でもあることも痛みの要因といわれています。
痛みが我慢できないという人には大きなデメリットですが、サロン脱毛では痛いときに大抵出力を調整することも可能です。
「ちょっと痛いけど一瞬で終わるから我慢できる」という声もあります。
しかし痛みの感じ方は人それぞれなので、無理のないように出力低めから試してみてください。
脱毛をすると元には戻せない
脱毛を一度してしまうと脱毛前の状態に完全に戻すことは難しいので、注意しておきましょう。
サロン脱毛の場合、毛根の働きを弱めるようにライトを照射しているので元に戻すのはなかなか困難です。
サロン脱毛とよく比較される医療脱毛では、主に永久脱毛などにおいては戻すことはできないと思っていていいでしょう。
どちらにしても、回数を重ねていくほど毛量が減ったり、生えてこないかもしくは生えるのが遅くなります。
アンダーヘアの自己処理・脱毛のお悩みを解決!
アンダーヘアを自己処理・脱毛をするときよくあるお悩みについてまとめてみました。
自己処理した後チクチクするのはなぜ?
チクチクする原因として、以下の3つが考えられます。
- 肌が敏感になっている
- 自己処理のとき肌を傷つけている
- カミソリやハサミでのお手入れ
デリケートゾーンの肌はもともと繊細です。そのうえ敏感肌や体調によっては、通常の処理をしていても肌トラブルが起きやすい状況にあります。お手入れを控えるか、可能であればほかの自己処理か脱毛に変えてみましょう。
自己処理で皮膚や粘膜を傷つけてしまうのはよくあることですが、お手入れ後に肌ダメージへの対処をすることが重要です。
例えば剃った後に保湿をせずそのままにしていると、乾燥してチクチクを感じやすくもなります。他にもかゆみが生じたりと炎症につながるので、処理後のケアも気をつけてみてください。
もしカミソリやハサミで処理した場合、短くなった毛の先端があたってチクチクすることが少なくありません。下着によっては毛が突き出してしまうことがあります。
ヒートカッターやトリマーつき電気シェーバーを一緒に使って整えてみるといいでしょう。
アンダーヘアの形ってどうしてる人が多いの?
さまざまな形がある中、多くの人はスタンダードで自然なデザインの「逆三角形(≒トライアングル)」を選んでいます。
次いで「Iライン型」「たまご(≒オーバル)型」なども人気です。
今年最も支持を集めているのはアンダーヘアをすべてなくす「ハイジニーナ」で、以前より抵抗を持つ人が少なく男女問わずアンダーヘアを全脱毛をする人が多いです。
自分で整えるときは、鏡で確認しながら剃っていくと失敗せずに済むでしょう。
脱毛の完了までどのくらいかかる?
サロンで脱毛する場合、完了までの回数は個人差やアンダーヘアのデザイン・スタイルによって異なります。
一般的に自己処理の手間がかからなくなるには、平均6回ほど通う必要があるといわれています。
またハイジニーナは、すべての毛をなくす必要があるので12回以上かかる場合があります。通うペースとしては1〜3カ月に1回ほどという人が多数です。
期間は自己処理の手間が減るまで1年〜1年半ほど、ハイジニーナは2年以上はかかると思っていていいでしょう。
脱毛でデリケートゾーンを見られるのは恥ずかしくない?
デリケートゾーンを人に見られるのは、やはり恥ずかしいものですよね。
多くの脱毛経験者からは「最初は恥ずかしかったけど、施術スタッフさんがブランケットをこまめにかけて配慮してくれるから平気になった。」
「何回か通っているうちに恥ずかしくなくなったかも!」という声もありました。
「どうしても恥ずかしいけど、サロン脱毛はしたい…」という場合は、セルフ脱毛サロンなどを検討してみるのもおすすめです。
参考 【最新版】セルフ脱毛サロンを徹底的調査!口コミやメリット・デメリットを紹介セルフ脱毛完全マニュアル
脱毛のときにどのくらい処理しておけばいい?
脱毛前の自己処理では、自分が希望する形に整えておきましょう。
ただし除毛クリームや毛抜きなどで普段自己処理している人は、注意が必要です。
以下の記事で脱毛前のお手入れについて詳しく説明しているので、万全な状態で脱毛するためにぜひ参考にしてみてくださいね。
参考 脱毛前の自己処理方法を解説!除毛クリームはNG?適切な時期は?セルフ脱毛完全マニュアル
まとめ
- アンダーヘアを長いままにしていると雑菌発生、不衛生になりがち
- 自己処理のメリット:手軽で低コスト、好きなタイミングでできる
- 自己処理のデメリット:肌トラブルが起きやすく処理が難しい
- サロン脱毛のメリット:自己処理の手間・肌荒れリスクが減る
- サロン脱毛のデメリット:痛みを感じやすく毛が濃いと回数がかかる
自分に合った自己処理・脱毛を選び、デリケートゾーンを清潔に保ちながら快適に過ごしましょう!
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