小鼻周りの黒ずんだ毛穴や足や腕にできたポツポツ毛穴…露出がある服を着ると目立つので気になりますよね。毛穴が開いていると化粧ノリが悪くなったり素肌に自信を持てずおしゃれにも制限が出てきてしまいます。
とはいえ、毛穴は体内から皮脂や汗、老廃物を排出する役割があるため私たちにとってなくてはならない存在。実際に毛穴をなくそうと思ったら美容皮膚科などに通って施術を受ける必要がでてきます。
ですが、こんな噂を聞いたことはありませんか?「脱毛をするとムダ毛がなくなるだけでなく毛穴が目立たなくなる」。
この噂、にわかに信じがたいですが実は本当なんです。近年美容への意識が高まり、毛穴レスなすっぴん美肌を目指すために足や腕、脇やデリケートゾーンだけでなくフェイシャル脱毛をする人も増えています。
そこでこの記事では、脱毛で毛穴が目立たなくなる理由や、毛穴に負担をかけづらい脱毛方法についてご紹介します。
目次
脱毛をすると毛穴は目立たなくなる?
脱毛をすると毛穴がなくなるという噂や逆に毛穴が目立つという噂、よく耳にしますよね。実際はどうなのでしょうか?
答えは脱毛をすると毛穴は目立たなくなります。
実際に筆者も脱毛をすることで毛穴が目立たなくなり、肌のトーンが上がりました。さらに化粧ノリがよくなります。元々ムダ毛の処理を面倒に思って脱毛サロンに通っていたのですが、脱毛をすることはムダ毛だけでなくお肌の状態にも関係があるんです。
なぜ毛穴が目立たなくなる?
脱毛をすることで毛穴が目立たなくなる理由は主に6点。
以下で解説します。
毛がなくなるから
そもそも脱毛をすることで毛穴に存在した毛がなくなります。元々存在していたものがなくなるので必然的に毛穴が目立ちづらくなります。
ただし注意が1つ。脱毛サロンは高額だし…自己処理でカミソリなどを使ってムダ毛を剃ろう。と思う人もいるかもしれませんがそれは間違いです。
自己処理では根元からムダ毛を取り除くことができず、毛穴の奥、自己処理ではどうすることもできない場所にムダ毛の根元が残っています。
そのせいで毛穴が黒ずんで見えてしまうこともあります。むしろ逆効果ですね。
脱毛サロンのレーザーや光は毛根を破壊して、毛の根元から毛を取り除いてくれるので結果的に毛穴が目立ちにくくなります。
毛穴に汚れや皮脂がつまりづらくなる
ムダ毛があると、毛穴から分泌された皮脂や汚れが毛に絡みついてしまい、結果的に毛穴を詰まらせる原因になってしまいます。
いわゆるイチゴ鼻やワキに多い毛穴の黒ずみや角栓は基本的に毛穴のつまりが原因です。毛穴に汚れや皮脂が詰まるとそこから毛穴そのものが大きくなり目立ってしまうのです。
脱毛によってムダ毛をなくすことでそもそも毛穴に汚れや皮脂がつまりづらくなり汚れも落としやすくなります。よって毛穴の開きを予防することができるというわけです。
ムダ毛がなくなることで毛穴が引き締まる
ムダ毛が生えているときは毛穴は開いている状態です。つまりムダ毛がなくなると毛穴が引き締まります。
脱毛サロンにて脱毛をしてムダ毛が生えなくなると自然と毛穴は閉じていきます。その効果で毛穴が目立たなくなるんです。
脱毛サロンの光やレーザーには毛穴を引き締める効果がある
脱毛サロンによって異なりますが、基本的には脱毛サロンで当てる光やレーザーには熱の刺激で毛穴を引き締める効果があります。脱毛レーザーは根っこの黒い部分、メラニン色素に反応しますが、光等をあてた後、毛根に熱が一定期間とどまります。
毛根に熱がとどまる事で脱毛の効果を高めているんですが、それと同時に毛穴を引き締める効果も期待できます。
ムダ毛を無くしながら毛穴を引き締めてツルツル肌を目指せるというのは一石二鳥ですね。
自己処理の頻度が減る
私たちが普段行っている自己処理は、知らないうちに毛穴や肌にダメージを与えているので毛穴が開いてしまう原因を作り出しています。
自己処理で定番のカミソリは肌を傷つけてしまっているのがなんとなくわかると思うんですが、意外と注意が必要な自己処理方法が毛抜き。毛抜きは痛みも感じにくく肌にダメージがなさそうと考えている人って多いと思います。しかしその考え方、間違っています!
毛抜きでの自己処理は毛穴にかなりの負担がかかっています。
医療脱毛でムダ毛が減ると、自己処理の頻度が減るので肌を傷つけづらくなり、結果的に毛穴知らずのつるつる肌になるんです。
保湿剤が浸透しやすくなる
毛穴が目立つ原因は主に毛穴に汚れが詰まることや開き毛穴ですが他にも肌の乾燥が挙げられます。
ムダ毛がなくなることで化粧水や乳液など保湿剤が毛穴に浸透しやすくなります。肌がしっかりと水分を閉じ込めて保湿されると毛穴も目立たなくなります。
絶対NG!この自己処理方法は今すぐストップ
脱毛には毛穴を目立たなくする効果があることが分かりましたが、
誤った自己処理での脱毛はむしろ毛穴が広がってしまったり最悪の場合は炎症したり毛包炎などの肌トラブルを起こしてしまいます。
そこで以下では避けるべき自己処理方法を3つご紹介します。
カミソリ
100均などでも販売しており誰でもすぐ手軽にできるカミソリは、直接肌に刃が当たる自己処理方法。また、カミソリでムダ毛を剃ると、ムダ毛だけではなく、肌の保護や保湿に必要な角質も共に削ぎ落としてしまいます。必要な角質がなくなり、普段より敏感になった肌はカミソリ使用時に起こる摩擦によって色素沈着や炎症を引き起こしてしまうことがあります。
毛抜き
毛抜きは先ほどのカミソリと違って肌を直接傷つけることはありません。しかし、皮膚を無理に引っ張ってしまい、毛穴周辺の肌に強い刺激を与えてしまいます。また、抜ききれなかった中途半端なムダ毛が皮膚の中に残ってしまうことも多く、皮膚の中から外に出てこれず埋没毛という厄介な状態になってしまうこともしばしば。埋没毛は肌の表面に黒いポツポツが見えるものの肌の表面に出てこない毛となるのでかなり厄介。他にも毛抜きによる自己処理は、毛嚢炎などの肌トラブルに発展することも少なくありません。
ブラジリアンワックス脱毛
ムダ毛処理をしたい部分に専用のワックスを塗って放置し、一気にワックスを取り除いてムダ毛を除毛する方法です。ブラジリアンワックスは、薬局などでも購入することができるため、自宅でも自己処理を行うことが可能です。また、ブラジリアンワックスによる脱毛を専門的に取り扱っている脱毛サロンもあります。
プロも使用するブラジリアンワックス脱毛なので肌トラブルが起きにくいと考える方もいると思いますが、ワックス脱毛での処理は皮膚を強く引っ張って行うもの。そのため、処理後に肌の表面が赤く腫れてしまったり炎症を起こしてしまったりするなどの肌トラブルも引き起こしやすい除毛方法です。敏感肌の人はパッチテストなどで一度試してから広範囲の処理をするようにしましょう。
早くツルスベ肌を目指す人は脱毛サロンにこれをプラスして!
実際に脱毛サロンに通って光やレーザーをあてる脱毛をすることで毛穴が目立たなくなりますが、ただ脱毛するだけでは実はあまり効果を感じることができません。
早く脱毛効果を実感しつつ毛穴のないツルスベ肌を目指すには脱毛後のお手入れがとっても大切。
毛穴知らずの肌になるためのポイントを以下で解説します。
保湿をいつもの2倍する
脱毛の光を当てたあとはダメージを受けて普段よりも乾燥しやすい状態になっています。乾燥は毛穴の大敵。保湿をしっかりしていないとせっかく脱毛サロンで光を当てていても毛穴が開いてしまい効果を感じづらくなってしまいます。
普段から保湿をすることはもちろん大切ですが、脱毛の照射後はさらに入念な保湿をするよう心がけましょう。
低刺激なスキンケア用品の利用
脱毛の光を照射したあとの毛穴はダメージを受けてとても敏感な状態になっています。できるだけ敏感肌の人でも安心して使える低刺激な化粧水や乳液を使いましょう。
可能なら普段からご自身の使い慣れているスキンケア用品と使い分けるか、普段遣いのスキンケア品を肌に優しい商品に変えることをおすすめします。あまり肌トラブルに悩んでいない人も脱毛後の肌は敏感ですのでいつもよりもより丁寧な保湿をおこないましょう。
自己処理方法を電気シェーバーに変更する
カミソリや毛抜きでの自己処理は肌を傷つけて毛穴を広げてしまいます。手軽で楽かもしれませんが毛抜きやカミソリ、脱毛ワックスなどを使用した自己処理はやめましょう。
無理な自己処理によって脱毛サロンなどのプロの施術によってせっかく閉じている毛穴が広がってしまいます。
おすすめの自己処理方法は電気シェーバーです。電気シェーバーは数ある自己処理方法の中でも肌への刺激が少なく、しかも手軽。
ですので、とくに脱毛サロンに通っている間は電気シェーバーで肌に優しい自己処理を心がけるようにしてください。
照射後に毛穴が目立ってしまったら?
脱毛をすると毛穴が目立たなくなると知っていざ脱毛サロンに行ったら反対に毛穴が目立つようになった…
という方もいらっしゃるかと思います。
個人差はありますが、脱毛後に毛穴が目立つのは一時的なもの。
脱毛の光やレーザーから出ている熱によって毛穴周りの皮膚が一時的に赤くなってしまいます。
この副反応は数時間から数日で元に戻ります。軽いやけどのような状態ですので該当箇所を冷やすことで収まることがほとんどですがしばらくしても元に戻らない場合は、なるべく早めに脱毛サロンに連絡しましょう。
まとめ
- 脱毛をすると毛穴は無くならないが目立たなくなる
- 脱毛の光やレーザーに毛穴を引き締める効果がある
- ムダ毛がなくなると毛穴のつまりや皮脂汚れを予防できる
- 自己処理は電動シェーバーを使おう
- とにかく保湿命
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