「脱毛する時に使うジェルって必要なの?」「肌に良いものなのか心配…」と脱毛ジェルについて疑問や不安を抱いていませんか?この記事では、脱毛ジェルを使う理由やメリット、デメリットについて解説していきます。脱毛ジェルあり・なし、どちらの脱毛サロンを選ぶべきか迷っている方も、ぜひ参考にしてみてください♩
目次
脱毛ジェルって何?
そもそも脱毛ジェルとは、脱毛する時に使う透明のジェルのことを指します。サロンで主に使われている光脱毛や、医療レーザー脱毛の際に、照射する直前に肌に塗布するものです。
サロンによっては、冷たいジェルを使ったり、ジェルを温めてから使うところもあります。脱毛ジェルといっても、その成分もサロンによって違います。そのため、敏感肌の方は脱毛サロンを選ぶ際、ジェルの成分についてしっかり確認しておくと良いでしょう。
脱毛ジェルについて理解しておくと、サロン選びに役立ちます♩
脱毛ジェルを使う4つの理由
どうして脱毛ジェルを使うのか、4つの理由があります。
一つずつ詳しく見ていきましょう♩
①肌を守る
まず、一つ目が脱毛時の刺激から肌を守ることです。脱毛は、光やレーザーの熱エネルギーを利用して肌に照射していきます。この熱エネルギーのターゲットは、毛の根っこ部分の毛根です。しかし、脱毛機を直接肌に当てるため、肌表面にも熱エネルギーの刺激が加わってしまいます。
この刺激により、肌に赤みが出たり、痛みを感じやすくなります。また、やけどのリスクに繋がってしまう可能性も。脱毛ジェルを塗布すると、これらの刺激から肌を守ってくれます。冷たいジェルを使用すれば、赤みや、やけどのリスク軽減にも繋がります。
また、脱毛は肌が乾燥していると痛みを感じやすい場合があります。そのため、脱毛ジェルで肌を保護すると、痛みが和らぐ効果も期待できます。
②脱毛促進効果
二つ目は、脱毛促進効果が期待できることです。脱もう効果には、肌の水分量が大きく関わっています。肌が潤っていると、光やレーザーの熱エネルギーが伝わりやすくなります。そのため、脱毛ジェルを塗布し、肌に潤いを与えることで毛根へのアプローチが効果的に行えるため、脱毛効果が期待できます。
反対に、肌が乾燥していると、痛みを感じやすいだけでなく、光やレーザーの熱エネルギーが毛根へ届きにくい可能性があります。すると、脱毛効果が感じにくい状態となってしまいます。
そのため、脱毛効果をより得るためには、乾燥しやすい時期だけでなく、日頃から肌の保湿を心がけることが大切です。
③潤滑剤
三つ目は、脱毛器の潤滑剤の役目があることです。さまざまな種類の中で、肌の上を滑らせて照射する脱毛器があります。このような脱毛器の場合、ジェルは潤滑剤として使われ、なめらかに機器を動かすことができ、照射をスムーズに行える手助けをしてくれます。
限られた時間でも、広い範囲の照射が可能になったり、照射漏れを防ぎやすくなるメリットがあります。
ジェルを塗布しないで照射する場合、脱毛器が肌にこすれて滑りにくくなってしまいます。すると、肌への負担が大きくなり、痛みややけどのリスクが高まる可能性があります。肌が乾燥している場合は、さらに滑りが悪くなり、脱毛器をスムーズに肌に当てられないため、照射漏れに繋がってしまいます。
④肌の潤いアップ
四つ目は、脱毛ジェルを使うと肌の潤いアップが期待できることです。脱毛ジェルの成分は主に水ですが、保湿効果のあるヒアルロン酸や、コラーゲンなどが含まれていることがあります。そのため、脱毛しながら潤いあるお肌へと導いてくれます♩
どんな脱毛ジェルを使っているかは、サロン選びには大事なポイントです。特に敏感肌の方は、どのような成分が入っているか事前に確認しておくと安心して施術が行えるでしょう。
脱毛ジェルのデメリットは?
脱毛ジェルのデメリットは2つあります。脱毛する前にしっかりチェックしておきましょう!
冷たい
一つ目は、冷たいことです。脱毛するときは、露出した肌に直接ジェルを乗せていきます。ジェルの温度は人肌よりも低いことが多いため、冷たく感じやすいです。お腹や、背中といった範囲が広い部分は特に冷たく感じてしまうでしょう。全身脱毛の際は、腕や足にもジェルを塗布するので、照射している間は冷たさと寒さを我慢しなければならないでしょう。
サロンによっては、室内温度の調整や、掛け物などで寒さ対策をしてくれるところもあります。冷たさが心配な時は、スタッフへ相談してみるのもおすすめです。
ジェルを塗布するときは、冷たさだけでなく感触が苦手な方もいるはず。でも大丈夫、ジェルを使用するときは、スタッフが声をかけて丁寧に行ってくれます。不快感が少なく脱毛ができるでしょう。
時間がかかる
二つ目は、時間がかかってしまうことです。ジェルを塗布する時間、照射後はそのジェルを拭き取る手間がかかります。そのため、ジェルがない場合に比べて、照射前後の時間がかかります。照射自体は早いですが、トータルでかかる時間も把握しておきましょう。
脱毛する部位によっても、かかる時間は変わってきます。全身脱毛の場合は、より時間が長くかかることを理解しておきましょう。また、照射するスタッフによっても時間が前後する可能性もあります。
脱毛ジェルは安心して使える?
脱毛ジェルは自分に合ったものを選ぶことが大切です。ジェルには、主に水と保湿成分。ジェルの質感を作り出すゲル化剤も含まれています。
保湿成分には、「加水分解コラーゲン」「グリチルリチン酸」「肌のひきしめ成分」などがあります。安全なジェルを扱っているサロンが多いですが、ジェルによっては、防腐剤やアルコールが含まれていることもあります。
この場合、肌に刺激となって、赤みやかゆみが出る可能性があります。そのため、ジェルの成分に心配な場合は、サロンに問い合わせてみることをおすすめします。もしくは、トライアルなどで一度照射を試してみるのもいいかもしれません。
サロン選びのポイント
脱毛ジェルについては理解できたけれど、脱毛ジェルあり・なし、どちらのサロンを選ぶべきか迷う!という方に、それぞれのメリット、デメリットも含めて解説していきます。
脱毛ジェルありのサロン
メリット:肌にダメージが少ない、照射時間の短縮
ジェルのメリットは、脱毛機の熱エネルギーから肌を守ってくれる役割があることです。また、肌に潤いも与えてくれるため、肌へのダメージを少なくすることが可能です。
敏感肌の方や、肌トラブルが起きやすい方など、肌へのダメージを少なくしたい方にはジェルがあると、安心できるでしょう。
また、機械を滑らせて照射していくため、スポットで照射する機器に比べて、照射時間が短くできることもメリットです。なるべく早く照射を終わらせたい方には合っているでしょう。
デメリット:不快感がある、施術前後の時間がかかる
ジェルのデメリットは、塗布するときの不快感があること、そして塗布する時間と拭き取る時間がかかることです。塗布すると、冷たさと同時に寒さも感じやすくなります。温めたジェルを使用するサロンもありますが、全身脱毛だと肌の露出部分が多く、寒さを我慢しなければならないことも。
また、ジェルを塗布するときのくすぐったさや、感触が苦手な方にはデメリットといえます。
脱毛ジェルなしのサロン
メリット:照射前後の時間がかからない
ジェルを塗布する手間がないため、着替え後すぐに照射が可能です。照射後も拭き取る必要がなく、スムーズに施術が終わるでしょう。照射が終わった後、なるべく早く着替えたい方にはおすすめです。
ジェルがある場合は、塗布時間と拭き取る時間とが必要になり、スタッフによってかかる時間にばらつきが出る可能性もあります。ジェルがない場合は、照射以外の手間が減るため、予定の時間を過ぎることはほぼないでしょう。そのため、時間内に終わらせたい場合は、ジェルがない方がおすすめです。
デメリット:肌トラブルのリスク
ジェルがない脱毛機の場合、直接肌に熱エネルギーを当てるため、冷却装置のある脱毛機を使用します。また、痛みの軽減のために、冷却材を使い、肌を冷やしながら照射していきます。しかし、保湿効果はないため、肌への刺激が大きくなるリスクがあります。そのため、ジェルがある場合に比べ、赤みが出やすくなったり、痛みを感じやすい可能性があります。
ジェルがない場合は、このような肌トラブルが起きるリスクを知っておく必要があります。また、肌が乾燥していると、より刺激を受けやすくなります。そのため、肌へのリスクを減らしたい、肌が弱くて心配な方は、ジェルを使用するサロンがいいでしょう。
参考 脱毛機は痛いって本当?痛い理由や痛みを軽減する方法セルフ脱毛メディアdatsumo
脱毛ジェルはこんな人におすすめ
脱毛ジェルは、以下のような人におすすめです。
- 肌がデリケートな人
- 脱毛効果と肌の潤い効果も得たい人
- 照射時間を短縮したい人
- 冷たさと寒さを我慢できる
どれも当てはまる人は、脱毛ジェルを使うサロンが合っています♩
それでもまだ迷う!という方は、ジェルあり・なし、それぞれのサロンで脇だけといった小さい範囲での照射をしてみるのもおすすめです。
実際に痛みの感じ方や、ジェルの感触などを体験してみることで、こっちの方がいいかも♩と判断できることもあるからです。
自宅で脱毛ジェルは使える?
家庭用の脱毛機に、ジェルを使いたいと考えている方もいるかもしれません。脱毛ジェルには、肌を守り、潤いを与えてくれます。
しかし、脱毛ジェルにはさまざまな種類があり、自己判断は難しいといえます。家庭用の脱毛器とは合わない可能性もあります。むやみに試してしまうと、肌トラブルに繋がりかねません。肌トラブルの症状が出た場合、脱毛の照射をしばらく休まなければならない可能性もあります。そのため、脱毛ジェルを自宅で使用することは避けた方がいいでしょう。
サロンなどで使用しているジェルは、家庭用とは違い、脱毛器との相性も安全性が保証されています。そのため、脱毛ジェルの効果をより実感したい方は、サロンで脱毛を行ってもらうことをおすすめします。
参考 家庭用脱毛器って?選び方やサロンの脱毛器との違いセルフ脱毛メディアdatsumo
参考 セルフ脱毛器を使った脱毛の正しいやり方!準備や注意点を解説セルフ脱毛メディアdatsumo
まとめ
いかがでしたか?この記事では、脱毛ジェルを使う理由や、ジェルの成分について解説してきました。不安や疑問に感じていたことが、解決できたのではないでしょうか?
脱毛ジェルのメリットについて、以下の3つをおさらいしてみましょう。
- 肌を守り、脱毛効果促進も期待できる
- 肌の潤いを保ってくれる
- 機械をスムーズに扱えるため、照射時間が短くすむ
塗布する手間がかかること、冷たい場合があること、肌が弱い方はジェルの成分を確認する必要があること、とデメリットもありますが、脱毛する際にはとても役立つアイテムといえます。脱毛だけの効果でも十分満足できますが、肌に潤いをもたらしてくれるので、一石二鳥の喜びが得られるでしょう。これから脱毛をしたいと思っている方はぜひ、脱毛ジェルのあるサロンを選んでみてはいかがですか♩
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