「脱毛をしたら、お酒って飲めないのかな……」こんな悩みはありませんか?
脱毛したいけどお酒を我慢するぐらいだったら脱毛するか迷う方も少なくはないはずです。
結論から述べますと、脱毛後は肌を健康に保つために飲酒は我慢するのが良いでしょう。
この記事ではダメな理由やお酒を飲んで良いタイミングまで詳しく解説してます。
目次
脱毛の「前後12時間」は飲酒を控えましょう
脱毛前後12時間は飲酒を控えましょう。
ただし、アルコール分解速度には個人差があります。12時間開ければ体への影響が完全にないとは言い切れません。
12時間以上空けてアルコールを摂取したとしても、皮膚が痒くなったり赤みが出てきたらすぐに飲酒をやめてください。
飲酒が体に与える影響7選
- 脱水症状
- 免疫系の影響
- 電解質のバランスが崩れる
- 消化器官への影響
- 不眠
- 血管の拡張
- 低血糖
脱水症状
アルコールは利尿作用があるので、トイレに行く回数が増えます。そのため、飲酒中も飲酒後も脱水症状を起こしやすくなります。脱水状態になると、頭痛や喉の渇き、さらには肌が乾燥します。
免疫系の影響
飲酒により免疫系の機能が損なわれることがあります。二日酔いの症状は、アルコールによる免疫系機能の変化に関係していることがあります。
電解質のバランスが崩れる
アルコールの摂取は、体内の電解質のバランスに影響を与えます。
電解質のバランスが崩れると、頭痛や倦怠感などの症状が現れます。
消化器官への影響
アルコールは消化器系に刺激を与え、酸の分泌を増加させます。
アルコール量にもよりますが、消化管内の食物が通過する速度を速やくすることや、遅くすることもあります。これらの影響により、吐き気や嘔吐などが起こります。
不眠
飲み過ぎると眠気を感じますが、なかなか寝付けなかったり、深い睡眠にならなかったりします。
次の日、いつもより眠気を感じることも多いでしょう。
血管の拡張
お酒を飲むと頭が痛くなるは血管拡張の作用が働くからです。
血管拡張とは飲酒をすることで血管が広がることを指します。
低血糖
アルコールは肝臓の働きを抑えるので、血糖値が下がってきても肝臓からブドウ糖が放出されず、低血糖になりやすくし、かつ低血糖からの回復も遅らせます。
周囲の人は酩酊しているのだと勘違いして、対処が遅れる原因になります。
脱毛前後の飲酒は控えた方が良い理由5選
- 肌トラブルの原因になる
- 肌が乾燥する
- アルコールの分解速度
- 保障の対象外になる
- 痛みや炎症の原因になる
肌トラブルの原因になる
アルコールを摂取すると、血流が良くなり体が刺激に弱くなります。脱毛後に飲酒をすることでアルコールの効果で肌に赤みやかゆみが出てしまうこともあります。
脱毛前に飲酒をしてしまうと、肌の血流の増加や体温の上昇によって熱に敏感になるため痛みを感じやすくなってしまう可能性もあります。
肌が乾燥する
アルコールを摂取すると水分を強制的に排出するため肌が乾燥します。
アルコールが体内に入るとアセトアルデヒドをいう成分になります。この成分は分解する過程において多くの水分を使います。
さらにお酒は利尿作用もあります。
排尿によって体内からは水分が奪われ、身体は脱水傾向になるため肌も乾燥をします。
アルコールの分解速度
ビール500mlのアルコール分解時間は男性が約4時間、女性で約5時間かかります。
一般的に女性の方が男性よりも分解速度が遅い傾向があります。
もちろん摂取する量が増えればアルコールを分解する時間もかかるので脱毛前後の飲酒は控えた方が良いでしょう。
保障の対象外になる
飲酒が原因で肌トラブルを起こした場合は保障の対象外になる場合が多いです。
脱毛サロンやクリニックでは基本的に、施術後に起こった肌トラブルに対応できる保障などを用意しています。
例えば、対応の薬を処方されたり、無料で医療機関を受信できるサービスなどがあります。
しかし飲酒が原因だと対象外になる場合が多いので、飲酒は控えましょう。
痛みや炎症の原因になる
肌が敏感な状態だと照射時に痛みを感じやすくなります。
飲酒後は体内が水分不足のため、乾燥して肌が敏感になります。
麻酔や照射パワーを下げるなどの対処法はありますが、麻酔はお金がかかるし、照射パワーを下げるといつもより効果が軽減してしまう可能性があるので注意しましょう。
脱毛直後で飲み会の予定が入った場合の対処法
- 予約を変更する
- ノンアルコールで楽しむ
予約を変更する
飲み会の予定が入ったら脱毛サロンやクリニックに連絡をして予約変更ができるか確認しましょう。
ほとんどの場合は予約変更が可能なので予約変更を完了させてから飲み会に参加しましょう。
ノンアルコールで楽しむ
予約を変更できなかったらノンアルコールで飲み会に参加しましょう。
集まった時に「明日脱毛の予約が9:00に入ってるからノンアルコールで参加します!」的な感じで言えばみんな納得します。
最近はノンアルコールメニューが充実しているお店も多く、アルコールなしでも飲み会を楽しむことができますよ。
脱毛前後に飲酒してしまった場合の対処法
ついうっかり飲酒してしまうことはあると思います。そんな時の対処法を以下にまとめています。
- 施術日を変更する
- クリニックやサロンに連絡をする
- 肌を保湿する
- 赤みやかゆみが出たら冷却し軟膏を塗る
- とにかく水を飲む
施術日を変更する
少量の飲酒であっても肌への影響がある可能性があります。
施術後の肌トラブルを防ぐために早めにクリニックやサロンに連絡を入れて施術日の変更をしましょう。
クリニックやサロンに連絡をする
クリニックやサロンに連絡をして相談をしましょう。
場合によっては「少量の飲酒であっても施術は受けられない」ということもあります。
自己判断はやめてプロの方に連絡を入れ、相談しましょう。
肌を保湿する
脱毛後に飲酒してしまった場合はきちんと保湿しましょう。
アルコールによって体内の水分量が減ってしまうため、肌が乾燥してしまいます。
乾燥の対策として化粧水をこまめに塗りましょう。
保湿クリームは塗ってはいけません。理由としては、保湿クリームは密度が高いので毛穴が詰まり肌トラブルをおこしやすくなるでのやめましょう。
赤みやかゆみが出たら冷却し軟膏を塗る
脱毛した箇所が熱を持って赤みが出てしまったりすることがあります。
火傷のようなヒリヒリとした感覚の場合は冷たいタオルや保冷剤を当てましょう。
かゆみが出た場合は軟膏を塗るとかゆみがおさまります。
脱毛後の体の状態は予測ができないため、家に保冷剤と軟膏は用意しておくと安心できます。
とにかく水を飲む
アルコールには利尿作用があるので、体内の水分が不足しがちになって肌が乾燥しやすくなります。
それを防ぐために水をたくさん飲みましょう。
具体的には飲酒した量と同じ量の水を飲みましょう。
水をたくさん飲むことによって乾燥が軽減されて肌が正常に保たれます。
脱毛前後に飲酒以外で注意したいこと
- 肌の乾燥
- 日焼け
- 予防接種
- サウナや入浴
- ピルの活用
- 毛抜きやカミソリでの自己処理
肌の乾燥
脱毛は毛のメラニンに反応して発熱するレーザーを照射します。
その際に発生した熱によって肌が乾燥しやすくなります。
なのでこまめに化粧水を塗る、肌をかかないなどを意識しましょう。
日焼け
日焼けは2週間以上の期間を空けてから行いましょう。
日焼けをした状態で脱毛をすると肌に負荷がかかり、肌トラブルを起こす可能性があります。
また日焼け対策を日常的に行いましょう。
日焼け止めを塗らないと紫外線によって肌が火傷状態になりレーザーを当てることができなくなります。
実際に私は日常的に日焼け止めを塗らなかったせいで施術ができませんでした。
サウナや入浴
施術当日に体を温めてしまうと、ほてりや赤みの原因になってしまいます。
脱毛は毛根へ光をあてて熱によって細胞へアタックします。
そのため、見えない毛穴の中は、施術中にほどんど痛みがなかったとしても、想像以上に高熱を持っています。
普段の肌とは違い、赤みの出やすいデリケートな状態だといえます。
ピルの活用
ピル服用中でも脱毛は可能ですが、以下のリスクがある可能性があります。
- 施術時に痛みを感じやすくなる
- 肌トラブルが起こりやすくなる
- 肌に色素沈着が生じる可能性がある
施術時に痛みを感じやすくなる
ホルモンバランスの変化によって、痛みを感じやすくなる可能性があります。
女性ホルモンの1つ「プロゲステロン」が増加すると、肌が敏感になって刺激を感じやすくなることがあります。
プロゲステロンは生理前に分泌が増えるホルモンなので、生理前に脱毛時の痛みを感じやすくなる人もいるでしょう。
参考 生理中に脱毛できる?終わりかけのときは?注意すべきポイントとベストタイミングとはセルフ脱毛完全マニュアル肌トラブルが起こりやすくなる
ピル服用中に脱毛をした場合は、ニキビや肌荒れが起こりやすくなる可能性があります。
基本的には数日のうちに肌は正常に戻りますが、長期間治らない場合はクリニックに相談をしましょう。
肌に色素沈着が生じる可能性がある
ピルの影響で色素沈着が起こりやすくなり、シミやほくろが普段よりもできやすくなる可能性があります。
毛のメラニンにレーザーが反応し、熱を発することで脱毛処理をしますが、この時に炎症をおこしてします人もいます。
ただし、炎症後の色素沈着は一時的なもので、長くても1年ほどで治っていきます。
ピルを服用していると、脱毛施術による炎症後の色素沈着のリスクが高まるというだけで、必ず色素沈着が起こるわけではありません。
毛抜きやカミソリでの自己処理
自己処理では肌に優しい電動シェーバーを使用しましょう。
カミソリは摩擦で肌が傷づいてしまい、脱毛の際に痛みが強くなる可能性があります。
毛抜きを使うとレーザーの熱をためる毛がなくなるため、毛根の周りにある発毛組織を破壊できなくなります。
その他にも、脱毛クリーム、ワックスなどは使わないようにしましょう。
まとめ
いかがでしたか?
今回は飲酒の前後の脱毛について詳しく解説しました。
では最後に脱毛前後の飲酒は控えた方が良い理由をおさらいします。
- 肌トラブルの原因になる
- 肌が乾燥する
- アルコールの分解速度
- 保障の対象外になる
- 痛みや炎症の原因になる
しっかりと予定を把握してから脱毛の予約をしましょう。
コメントを残す