「最近毛穴の調子が悪いけど何が原因かわかんないや……」こんな悩みはないですか?ふと鏡を見たときに毛穴が開いてひどい状態だと気分が落ち込みますよね。この記事ではそんな毛穴がひどくて悩んでいる人に向けて書いた記事です。この記事を読めばひどい毛穴になる原因と具体的な対策を知ることができます。
目次
毛穴がひどい女性の原因
毛穴がひどい女性の原因は下記のことが考えられます。
- 加齢
- 肌の乾燥
- 油分が多い食事
- 皮脂の過剰分泌
- メイクを落としきれていない
加齢
50代・60代は加齢とともに肌がたるんでくるので毛穴が開きます。
肌の弾力もなくなるため、全体的に老けた印象になります。
コラーゲンやエラスチンなど肌のハリを保つ成分が減少すると肌がたるみ、毛穴が縦長に伸びて広がりやすくなります。
肌の乾燥
肌の水分が足りない状態が続くと、カサカサして角質層が厚くなり、肌表面がゴワゴワして硬くなります。さらに肌の潤いを保つバリア機能が低下し、肌はゴワゴワな状態になり、毛穴が目立ちます。
油分が多い食事
油分が多い食事ばかり摂取すると、消化が間に合わずに毛穴から出てしまいます。
そのため毛穴自体が開いてしまい悪い状態が続きます。
メイクを落としきれていない
メイクを落としきれていないまま就寝してしまうと、肌が呼吸できないので毛穴の状態が悪くなります。
メイクを落としきれていない原因としては、
- クレンジングの洗浄力が弱い
- クレンジングが肌に合っていない
- クレンジングの仕方が間違っている
- 肌が冷えている
- 肌が硬くなっている
上記のことが考えられます。
参考 【解決】どうにもならない毛穴の黒ずみの原因・対処やNGケアまで解説セルフ脱毛完全マニュアル毛穴詰まりの主なタイプ
毛穴の詰まりタイプは主に以下の4つです。
- 開き毛穴
- 詰まり毛穴
- たるみ毛穴
- メラニン毛穴
開き毛穴
開き毛穴とは毛穴が開いた状態のことです。
毛穴が開く原因は、主に下記の2つです。
- 加齢による肌のたるみ
- 過剰な皮脂分泌
なぜ開き毛穴になってしまうかというと、過剰な皮脂分泌によって毛穴の開きが起こり、そこに溜まった皮脂が酸化することで黒ずみになります。加齢による原因としては、肌の密度が低くなり、毛穴が伸びるように広がりことで開き毛穴になります。
詰まり毛穴
角質肥厚により毛穴が詰まった状態のことです。
Tゾーンの毛穴に多く小鼻の溝や鼻の頭に特に多い傾向があります。
詰まり毛穴になる原因は、皮脂や老化角質、汚れなどが混ざり合って白い塊(角質)になることです。
たるみ毛穴
たるみ毛穴とは、本来は円形であるはずの毛穴が、重力によって下がってしまうことにより生じる毛穴トラブルのことです。
形状としては、皮膚とともに引っ張られ、だ円形になっているのが特徴です。
たるみ毛穴になる原因は、加齢による肌事態のたるみが影響しています。
加齢とともに肌を支える土台であるコラーゲンが減る、皮膚の筋力が少なくなるのでたるみ毛穴になります。
メラニン毛穴
メラニン毛穴とは、紫外線などの刺激によって毛穴内部でメラニンが生成され、リング状に色素沈着を起こしてシミのようにポツポツと黒ずんでいるように見える状態のことです。(別名:毛穴ジミ)
紫外線以外にも、肌荒れを何度も繰り返している肌でも同様にメラニン毛穴になる可能性があります。
メラニン毛穴になる原因は主に以下の3つです。
- 摩擦
- 紫外線
- ターンオーバーの乱れ
摩擦
摩擦は色素沈着の原因や、刺激によるダメージから肌を守るために、メラニン色素を生成させる原因に繋がります。
鼻の黒ずみが気になって頻繁に角栓ケアを行ったり、クレンジングや洗顔時にゴシゴシとこすったりすると、摩擦になり肌への刺激に繋がります。
紫外線
紫外線はメラニン毛穴になってしまう大きな原因です。
肌は紫外線を浴び続けると、皮膚の一番外側にある表皮で「メラニン色素」に生成されます。
このメラニン色素が過剰に生成されて蓄積すると、色素沈着を起こして毛穴がリング状に薄茶色く見えるようになります。
ターンオーバーの乱れ
ターンオーバーが乱れると、メラニン色素を排出することができず、長期間蓄積した結果、色素沈着を起こして肌に残ってしまいます。
紫外線によるダメージを肌が受けたとき、肌を守ろうと生成されるメラニン色素は、通常ターンオーバーと同時に外へ排出されます。
毛穴詰まりを起こさないための対策
毛穴詰まりを起こさないためには以下のことで対策することができます。
- 正しいクレンジング
- 適切な洗顔を行う
- しっかりと保湿ケアを行う
- 生活習慣の改善
- ピーリングケアを取り入れる
正しいクレンジング
化粧をした日はきちんとクレンジングで落とすことが大切です。
ただし、洗浄力が強いクレンジング剤を使うと肌が乾燥してしまうので、肌のうるおいを守るために、ミルクやクリームタイプの比較的洗浄力がやさしいクレンジング剤を使用しましょう。できるだけ落としやすいナチュラルメイクを心がけることも、毛穴詰まりを防ぐポイントです。
適切な洗顔を行う
洗顔料は洗い上がりはつっぱらないものを選ぶことがポイントです。
洗顔も毎日おこなうスキンケアの1つですから、肌にやさしい洗顔料を選びたいです。余分な皮脂や汚れを落としながらも、乾燥しない洗顔料を選びましょう。
洗顔料はしっかり泡立てることがポイントです。ふわふわの泡をクッションにしながら、やさしく丁寧に洗ってください。Tゾーン→Uゾーン→目元・口元の順に泡を乗せて洗うと、Tゾーンの皮脂汚れをしっかり吸着できます。
しっかりと保湿ケアを行う
ポイントは、洗顔後や入浴後にすぐに保湿ケアをすることです。
理由としては、洗顔後や入浴後の肌は乾燥しやすいので、すぐに肌に水分を与えないと乾燥して毛穴の状態が悪くなってしまうからです。
肌が乾燥すると角質が硬くなって角栓ができやすくなりますから、保湿ケアも欠かせません。柔らかい肌を保つためには、化粧水で水分を与えて、乳液やクリームなどで水分を閉じ込める必要があります。
化粧品を手のひらでやさしくなじませて、ふっくらうるおった肌に整えましょう。
生活習慣の改善
肌にとっての強敵はストレスです。
メンタルケアをしっかりとして肌への負担を減らしましょう。
また、睡眠不足や栄養不足などの生活習慣の乱れも、肌のコンディションが低下して毛穴が詰まる原因になります。できるだけ毎日十分な睡眠をとること、バランスのいい食事を規則正しく食べることを心がけましょう。
ピーリングケアを取り入れる
ピーリングには皮膚の表面に残った古い角質を落とす効果がありますので、毛穴詰まりの予防につながります。肌のゴワつきやザラつきが気になるときは、ピーリングをおこなうと良いです。
しかし、過度のピーリングは肌に負担をかけてしまいます。ピーリング作用がおだやかな低刺激アイテムを、正しい頻度で使うことが大切です。
毛穴がひどくなる女性の間違ったケア
以下のことをすることで毛穴の状態がひどくなる可能性があるので避けましょう。
- 角栓ケアのパック
- 毛穴の詰まりを無理やりとる
- メイクの厚塗り
角栓ケアのパック
パックの強力な粘着力で毛穴の角栓だけでなく、周囲の健康な肌の組織を剥がし傷つけてしまう恐れがありますのでやめましょう。
使用後は、角栓が抜けてぽっかり穴が開いた状態になるので、外からメイクなどの異物やばい菌が毛穴に入って炎症を起こしやすくなる心配もあります。
見た目の派手さに惑わされないようにしましょう。
毛穴の詰まりを無理やりとる
強引に毛穴のつまりを解消しようとするのは、毛穴の周りの皮膚に大きなダメージを与えてしまうので絶対にやめましょう。
さらに皮膚が傷つき、シミや色素沈着の原因にもなり、手についた菌が毛穴に侵入して炎症を引き起こすこともあります。
炎症後に肌に痕が残ることもありますので絶対にやってはいけません。
メイクの厚塗り
メイクの厚塗りは肌に大きな負担がかかってしますのでメイクは薄塗りにしましょう。
厚塗りメイクにしてしまうと毛穴周辺の皮膚に負担をかけることになり、肌の角質層の肥厚やターンオーバー機能の低下につながります。
時にはノーメイクで過ごし、お肌を休めて皮膚のターンオーバー機能の回復を図る「肌休めの日」をつくることも大切です。
まとめ
今回の記事では毛穴がひどい女性の原因と対策について解説しました。
最後におさらいをしましょう。
毛穴詰まりを起こさないための対策
- 正しいクレンジング
- 適切な洗顔を行う
- しっかりと保湿ケアを行う
- 生活習慣の改善
- ピーリングケアを取り入れる
是非参考にしてみてください。
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