「え、こんなはずじゃなかったのに・・・」「こんなことなら脱毛しなきゃよかった」
高いお金を払って脱毛してキレイな肌を手に入れるはずだったのに、こんな後悔したくないですよね。
脱毛してムダ毛をなくすと、肌トラブルがなくなり自己処理の回数も減るのでとても魅力的ですよね。しかし、脱毛で失敗してしまうことも多いのは事実です。脱毛は毛穴に強いダメージを与えて毛をなくすため、肌にも影響が強くリスクはつきものです。
この記事では、脱毛を失敗した事例や失敗しないための対処方法について書いています。脱毛に悩んでいる人はチャンスです!ある程度対策をとれば失敗を防ぐこともできるので、安全にツルツルな肌を手に入れるためにぜひ最後までご覧ください。
目次
脱毛を失敗してしまう原因と理由とは
脱毛はクリニックやサロンで行う方法と自宅で脱毛器を使ってセルフで行う方法の大きく分けて2種類あります。脱毛を失敗してしまう要因として以下のようなものがあります。
- もともと肌がデリケートでダメージを受けやすい
- 自己処理を繰り返すことで肌トラブルを起こしてしまう
- サロンやクリニックでの施術が自分の肌に合わない
キレイな肌になりたいのに、失敗してしまうと思うとなかなか踏み切れない人もいるでしょう。しかし、脱毛に関するリスクを知り、事前にトラブルを回避すれば失敗する可能性は減ります。脱毛は対策がわかれば怖いものではないので、ムダ毛に悩んでいる人は悩む時間や処理の時間を減らしてその分好きなことに時間を使うことができます。自身を持って肌を出すために、脱毛の失敗事例を知り、正しい知識をつけて脱毛したいですね。
脱毛当日に起こる失敗例
脱毛当日に失敗してしまうと、せっかくクリニックに行ったのに施術できないまま帰ることになってしまいます。レーザー脱毛当日に起こる事例とその回避の方法を知りましょう。
- 痛みが強くて施術できない
- 剃り残しがあることで照射できない
- 日焼けして照射できなかった
- 肌の乾燥がひどいため照射できない
- 照射後のアフターケアをしなかった
1つずつ確認していきましょう。
痛みが強くて施術できない
医療脱毛はサロンでの脱毛に比べて短い回数で完了しますが、その分痛みが強いのが特徴です。
痛みが強すぎて回数を重ねてもなかなか慣れない方や、髭への照射が痛すぎて麻酔を使用した方など強い痛みに後悔している人も多いです。痛みに大きく影響を与えるのは脱毛器と脱毛部位です。特に痛みが強いといわれるのが、熱破壊式脱毛機のなかでもヤグレーザーを使用したもので、VIOや髭を含む顔、脇などムダ毛自体が太い部位は特に強い痛みを感じることがあります。
レーザー脱毛の痛みを軽減する方法
レーザー脱毛でも以下の方法で痛みを和らげることができます。
- 熱破壊式脱毛のなかでも、冷却ガスが噴射するタイプや吸引機能がついたタイプの機種を選ぶ
- 蓄熱式脱毛機で脱毛する
- 麻酔を使用する
- 乾燥を避けて保湿に力を入れる
- 生理前後は痛みを感じやすいため避ける
- カウンセリング時にテスト照射をしてみる
- 日焼けしないように日焼け対策をする
剃り残しがあることで照射できない
クリニックによっては、剃り残しがあると当日に照射できない場合があります。基本的には脱毛前に照射する部分を自己処理します。剃り残しがあると、その部分はやけどになるリスクが高くなってしまい効果が半減するので気をつけて処理しましょう。ただ、部位によっては処理が難しいですよね。完全に処理できなくて困っている人もいるでしょう。
剃り残しへの対応はクリニックによって様々です。剃り残しがある場合、その場所を避けて照射するクリニックもあります。
以下に当てはまる方は、剃り残しのシェービングが無料のクリニックを選びましょう。
- 自己処理が難しい部分の脱毛を行う方(VIO、おしり、うなじ、背中など)
- シェービングに自信がない方
日焼けして照射できなかった
脱毛期間中の日焼けには注意が必要です。施術を断られるだけならまだいいですが、最悪の場合は1回分のコース消化となります。多少の日焼けなら問題ないですが、日焼けした肌に照射をした場合やけどの危険性が高まり禁忌とされています。以下のような場合は照射できません。
- 日焼けしていない部分との差が明らかにわかる日焼け
- 日焼け直後の赤くなった肌
コースで契約をしている場合は、来院してもその日は施術できず1回分消化となります。場合によっては数万円が無駄になり、予約を取り直す必要があります。脱毛期間中は日焼け止めをこまめに塗り、帽子や日傘を利用して日焼けには気をつけましょう。
参考 脱毛中に日焼けをすると効果が下がるって本当?ダメな理由とUV対策datsumo
肌の乾燥がひどいため照射できない
脱毛する部分がひどく乾燥している場合も照射できません。肌が乾燥していると肌のバリアも弱まるため、刺激を強く感じやすく肌トラブルが起きやすくなってしまいます。ひどい乾燥や乾燥性湿疹(乾燥でかゆみを感じたり炎症した状態)の場合、クリニックで脱毛照射を断られることがあるので注意が必要です。
脱毛をしようと考え始めたら、特に「保湿」を念入りに行いましょう。肌の乾燥は短期間でよくなるものではないので、日常的に保湿することで脱毛の失敗のリスクを減らせます。もし、乾燥がひどすぎてかゆみや炎症を起こしている場合は、脱毛ではなくて皮膚科受診を優先してください。
照射後のアフターケアをしなかった
脱毛の照射後も肌のお手入れは欠かせません。アフターケアしないと、乾燥やかゆみ、赤みなどの肌トラブルを起こす可能性が高くなってしまいます。脱毛後は肌が敏感になり熱もこもりやすい状態なので保湿は忘れずに行いましょう。脱毛照射後にアフターケアをしないと、以下のようなトラブルになる可能性があります。
- 乾燥
- かゆみや赤み
- やけど
- 毛嚢炎
- 肌トラブルで次回の照射ができないリスク
脱毛当日は基本的に湯船に入れません。当日はシャワーのみとし、強い刺激は与えないでください。特に保湿は入念に行いましょう。また、脇やVIOなどの熱がこもりやすい部位や照射後赤くなったりかゆくなったりした部分は肌トラブルになる寸前なので、クーリングを。清潔なタオルで巻いた保冷剤などで冷やすと、肌トラブルのリスクが減ります。照射後はいつも以上に肌をいたわりましょう。
サロン・クリニックでの脱毛のリスクとその対策方法
脱毛サロンやクリニックでの脱毛のリスクと対策方法はどのようなものがあるでしょうか。脱毛は肌に強いダメージを与えるものなので、ケアをしてできるだけダメージを最小限にとどめましょう。脱毛のリスクは以下の3点となります。
- レーザー照射の強い痛み
- 施術後の肌トラブル
- 脱毛器の照射漏れ
詳しく確認していきましょう。
レーザー照射の強い痛み
前述しましたが、医療レーザー脱毛は医療機器のため非常に強いパワーで照射を行います。脱毛サロンでの脱毛よりも短期間で施術できますが、肌へのダメージも強く痛みに耐えられない人もいます。痛みに弱い方や、効果よりもできるだけ痛みの弱いものを選びたい方はクリニックの医療脱毛ではなく、脱毛サロンをおすすめします。
医療レーザー脱毛による痛みを少しでも軽減できるよう、クリニックのスタッフにしっかりクーリング(冷却)してもらってください。肌を冷やすことで痛覚が鈍くなるため、痛みを感じにくくなり肌へのダメージを抑えることができます。施術後だけでなく、施術前・施術中であっても痛みが強い場合は我慢しないでクーリングしてもらいましょう。
スムーズに施術ができるように麻酔を使用できるクリニックもあります。あまりにも痛みが強く耐えられない場合は麻酔を使用できるよう、あらかじめスタッフと相談しておくといいでしょう。麻酔の種類は以下のようなものがあります。
- クリームタイプの塗る麻酔
- ガスタイプの笑気麻酔
クリニックの脱毛は効果が高いですが、痛みが強いのがデメリットでもあります。麻酔が使えるのであれば我慢せずスタッフに伝えて快適に脱毛しましょう。
施術後の肌トラブル
脱毛をして起こる可能性が高いのは肌トラブルです。脱毛は肌の奥のムダ毛に対して働きかけるため、どんな方でも、熱のエネルギーによって肌が乾燥して肌トラブルが発生してしまう可能性があります。最悪の場合、やけどを負ったり、毛が太くなる硬毛化になってしまいます。
肌トラブルの対策として施術後は以下のような肌のケアを心がけましょう。
- クールダウン:脱毛後は熱を持って日焼けしたような状態なので冷やすのが肝心です
- 保湿:脱毛後は乾燥しやすいので、保湿剤を使い、しっかりと水分補給する
施術後だけでなく、普段から継続的にスキンケアをすることでリスクを回避できます。
参考 脱毛前の化粧水がダメな理由!保湿の重要性やおすすめの方法datsumo
脱毛器の照射漏れ
脱毛後はすぐに毛がなくなるわけではなく、大体施術後から2~3週間後になってから少しずつ自然に毛が抜け落ちます。そこで気づくのが脱毛器の照射漏れです。脱毛は機械を少しずつずらして脱毛場所に照射しますが、まれに照射を忘れている部分が見つかることも。この場合、まとまってムダ毛が残っているため、照射し忘れに気づくことができます。
照射漏れに気づいた場合、カミソリ等で自己処理してしまうとわからなくなってしまいます。毛が生えた状態でサロンやクリニックに連絡してください。大抵の場合は、照射漏れと判断して再照射してくれます。照射したレーザーや部位によって判断の方法が異なります。クリニックの場合は、最終的には医師の診察で照射漏れかどうかの判断をします。VIOや胸などのデリケートゾーンの場合は、看護師が写真を撮って医師に確認をとってくれるので、直接診察されなくても済みます。直接確認してほしい場合は看護師に伝えましょう。
失敗例の紹介【サロン・クリニック編】
最初に脱毛サロンやクリニックで施術を受けた場合に起こりうる失敗例を紹介していきます。サロンやクリニックでの脱毛は専門的な人が施術してくれるので失敗は少ないように思いますよね。しかし、使用機種や脱毛する人の肌の状態、技術の違いなどにより、脱毛を失敗してしまったり肌トラブルが起こってしまう可能性もゼロではありません。
- 脱毛した後の肌トラブル
- 脱毛のパワーが強すぎてやけどする
- 脱毛後に日焼けしてしまった
- あまり脱毛効果を感じられない
上記のような失敗例があるので、具体的に確認していきましょう。
失敗①【脱毛した後の肌トラブル】
脱毛サロンやクリニックで脱毛する場合使用する脱毛器は刺激が強いため、肌が荒れてしまう可能性があります。脱毛器の熱により肌が乾燥してしまいカサカサ肌荒れを起こしてしまうことも。
多くのサロンやクリニックでは、施術後にジェルやローションを使用して保湿して肌の状態を整えてくれます。しかし、それだけでは不十分なため帰宅後に冷やしてクールダウンしたり、日頃から丁寧に保湿してお手入れをするようにしましょう。
失敗②【脱毛のパワーが強すぎてやけどする】
脱毛をサロンやクリニックで行う場合、スタッフの機械の調整ミスによりやけどをしてしまう可能性があります。サロンやクリニックによって使用する機械は異なり、出力を調整します。脱毛前には必ずカウンセリングを行い、肌の状態をチェックしてそれぞれにあったパワーで脱毛するようになります。
基本的には問題なく脱毛を行いますが、出力の強過ぎる状態で脱毛してしまうことも。そうなると必要以上の熱のパワーを受けてしまい、肌がヒリヒリしたり熱さや痛みを感じてしまいます。ひどい場合にはやけどを負って水ぶくれになってしまうことも。脱毛器の種類によっては毛の黒い色に反応したり日焼けした肌にも強く反応してしまうため強く反応してしまう場合もあります。
もし脱毛によってやけどしてしまった場合は、その後の手当やケアを入念に行いましょう。クリニックの場合は医師や看護師がいるため処置をしてもらうこともできます。
失敗③【あまり脱毛効果を感じられない】
失敗②とは逆に照射のパワーが弱すぎる場合もあります。施術者は脱毛を受ける人の肌の状態やムダ毛の太さなどを確認してから、機械の出力を変更して脱毛していきます。強すぎてやけどを負ってしまう一方、機械のパワーが弱すぎて脱毛効果を感じられない場合もあります。
医療脱毛の場合は、出力の強い機械を使用しているため強い脱毛効果を得られますが、脱毛サロンの場合は、元々パワーの弱い光脱毛を行っています。大抵は効果を得られますが、ムダ毛の状態やコンディションによってはパワーが足りない場合も。サロンによってはあまり脱毛効果を感じられないまま終わってしまうこともあり、追加で施術を受けなければいけない可能性も。
効果を感じられず、スタッフに相談しても変わらない場合は、別のサロンを探すか、クリニックでの医療脱毛を検討してみるのもアリです。
失敗④【脱毛後に日焼けしてしまった】
前述したように脱毛をすると機械の熱により脱毛後の肌が、水分を奪われてかさつきやすくなります。そのため、肌トラブルを防ぐためにしっかり保湿する必要があります。
また、紫外線による日焼けにも注意が必要です。脱毛後は熱によるダメージを強く受けているため、とてもデリケートな状態です。さらにダメージを受けないためにも、肌をしっかり守って保湿する必要があります。脱毛後、帰宅中や翌日など外出した場合に日焼けをしたら、普段よりも肌に大きな負担がかかってしまいます。夏は薄手のカーディガンを羽織るなどの紫外線対策を心がけましょう。
失敗⑤【VIOや髭を永久脱毛してしまった】
脱毛を始めたときは毛がない方がお手入れも楽だし・・・と思って脱毛しても後で後悔してしまうケースがあります。特に多いのがVIOや髭です。VIOはハイジニーナにしてしまうと、後で付き合ったパートナーが抵抗があり引かれてしまうこともあるようです。髭の場合も、ひげが濃いのがコンプレックスだったのに、年を重ねるにつれダンディーに髭を生やしたいと心変わりしてしまうことも。
なくなった毛を元に戻すのは難しいです。特に永久脱毛する場合は、本当にいいのか考えてから脱毛するようにしましょう。後悔している人もいますが、結果的にハイジニーナや髭脱毛に満足している人が多いようです。
参考 ハイジニーナ脱毛とは?メリット・デメリットや施術の流れをご紹介!datsumo
部位別の脱毛失敗例
ここでは脱毛の部位別でよくある失敗例を紹介していきます。
顔
- 思っていた以上に痛みが強い
- 赤み、やけどなどの肌トラブルが起きてしまった
- 思っていた以上に脱毛完了までに時間がかかりお金がかかった
- 眉毛の形が気に入らない
うなじ・襟足
- 日焼けしてしまった
- うなじだけ脱毛したら、背中の毛が目立つ
- 脱毛しすぎてしまった
- 形が不自然になってしまった
おでこ・生え際
- 不自然な生え際になった
- 年齢を重ねるにつれ生え際が薄くなってきた
- 思っていたよりも面長に見えるようになってしまった
- 納得のいく生え際にならなかった
脇
- なかなか脱毛効果を実感できない
- 脇汗が増えた気がする
VIO
- デザイン選びを失敗した
- 痛みが強すぎて通えない
- 毛嚢炎になってしまい、治るのに時間がかかった
- なかなか脱毛が完了しなくて料金が高くなった
髭
- 脱毛途中は逆に毛が濃く見える
- 毛の量を減らそうと思ったがムラになった
- なかなか脱毛が完了しなくて料金が高くなった
- 脱毛してから髭を伸ばしたくなった
もみあげ
- 仕上がりが不自然になった
- 希望しているところまで照射してもらえなかった
- 痛みが強かった
どんなサロン・クリニックを選べば安心?
近年脱毛ブームで、以前よりも気軽に脱毛できるようになってきたため、脱毛サロンやクリニックが多くどこがいいか選ぶのがむずかしいですよね。せっかく、高いお金を払って脱毛するのですから満足度の高いサロンやクリニックを選びたいものです。次はサロンやクリニックを選ぶ時のポイントを確認していきましょう。
ポイント①脱毛料金に気をつける
脱毛をするとなると料金は気になるポイントです。できるだけ安く済ませたいと思いますが、それだと危ないかもしれません。
料金が安いサロンやクリニックは注意!
脱毛料金が安いだけのクリニックは避けた方がいいでしょう。脱毛をするとなるとある程度の費用がかってきますが、比較するとビックリするほど安い料金設定をしているところがあります。しかし、長期間契約する必要があったり、難しい条件や制約があることも。条件を満たさないと非常に高額な費用になる場合もあります。あまり安くなくても脱毛費用はわかりやすいところを選んだ方が安心です。
安ければ安いほど、きれいに脱毛できるとは限りません。施術前後のケアなどもよくない可能性があります。脱毛サロンを決める場合は、インターネットの口コミを確認して情報収集しましょう。サロンやクリニックの脱毛の評判や技術力などリサーチすることで安心して脱毛できます。
費用の総額を確認しましょう
脱毛する場合の料金体系には注意が必要です。最近よく聞く「月額制」や「通い放題」ですが、一見お得に感じますよね。しかし、脱毛が終わってみると思っていた以上に高額になってしまったり、ほかのサロンと比べてもメリットを感じられなかったなんてことも。
脱毛を受ける前にカウンセリングがあります。その際に必ず実際の総額を確認して料金を把握しておくことが重要です。安心して施術を受けるために、費用の総額の確認は忘れずに。きちんと料金について提示して詳しく説明してくれるサロンを選びましょう。
ポイント②脱毛できる場所を確認
脱毛サロンでは全身脱毛ができるといいながら、脱毛可能場所が限られているパターンがあります。全身脱毛できると思い契約したけど、実際にはある部分はしてもらえなかったということも。必ず、脱毛前のカウンセリングで脱毛可能場所を確認しておきましょう。どのようなスケジュールでどのくらいの脱毛ができるのか知っておくことで、予定を立てやすくなるし、通う回数も把握しやすくなります。
ポイント③予約の取りやすいサロンを選ぶ
せっかく安いサロンやクリニックと契約してもなかなか予約がとれなくて脱毛できないケースも見受けられます。そういった場合の対処法は以下の通りです。
- 規模の大きいサロンを選ぶ
- 近くに支店があり、店舗の移動が可能
- あらかじめ次回以降の予約をとっておく
- 平日の昼間に施術してもらう
サロン自体が小さい場合、予約が取りにくいようです。ある程度規模の大きいサロンの方が、スタッフの数も多いため予約も取りやすいでしょう。また、前もって先の予約を取っておくことで予約しやすいし、先の予定も立てやすいでしょう。平日の昼間に都合がつきやすい人は休日よりも空いているため予約が取りやすいのでおすすめです。
失敗例の紹介【セルフ脱毛・自己処理編】
サロンやクリニックで行う脱毛のほかに、自分で処理をする「セルフ脱毛」や「自己処理」もあります。最近はセルフ脱毛器がたくさん売られているので利用している人が増えています。また、自己処理は多くの人が行うものです。実はサロンやクリニックの脱毛以上に多くのリスクが潜んでいます。
- 肌トラブルを起こしてしまう:毛嚢炎
- 肌トラブルを起こしてしまう:埋没毛
- 剃り残しをしてしまう
上記のような失敗事例があるのか具体的に確認していきましょう。
失敗①【肌トラブルを起こしてしまう:毛嚢炎】
脱毛をしていると起こりやすいのが「毛嚢炎(もうのうえん)」という炎症です。毛の根元は、毛包という毛根を包んでいる部分があります。この部分に雑菌が入ってしまうことで、毛嚢炎になってしまいます。(毛包炎と呼ばれることも)雑菌が入る理由として、カミソリにより肌表面を傷つけたり、毛抜きを使って無理にムダ毛を引き抜いたりすることが考えられます。
毛嚢炎になるとニキビのように赤くポツポツとした発疹ができて、ひどくなると膿んでしまうこともあります。清潔にしておくことが肝心です。
失敗②【肌トラブルを起こしてしまう:埋没毛】
カミソリや毛抜きを使った自己処理で起こりやすいのは、次に生えてきた毛が皮膚の下に潜り込んでしまう「埋没毛」です。カミソリの場合は、処理を行った際に皮膚表面を傷つけ、その部分が再生しようとします。処理をした部分のムダ毛が成長し、再生した皮膚の下に生えてきて伸びたムダ毛が肌表面に出られない状態です。
毛抜きの場合も同様で、強い力で毛穴を広げてムダ毛を抜くため、表面の皮膚が元に戻ろうとします。次に生えてきたムダ毛が皮膚の表面に出ることができず、埋まってしまい埋没毛になります。
埋没毛になると、薄い皮膚の下にムダ毛がポツポツと見えてきます。そうなってしまうと脱毛しようとしてもできなくなってしまいます。毛抜きなどで無理に引き抜こうとすると皮膚を破らなければいけないため、そこから雑菌が入って化膿して悪化してしまうことも。
失敗③【剃り残しをしてしまう】
自己処理の場合は脱毛する場所によって剃り残しや抜き残しがあることが多くなります。脱毛サロンやクリニックでは、他の人に処理してもらえるのでキレイに脱毛することができます。うっかり剃り残ししないようにセルフ脱毛の時は入念にチェックしましょう。
ココは気をつけたい!自己処理で失敗しないためには
自己処理で失敗しないために何に気をつければいいのでしょうか?脱毛サロンやクリニックのように、高いお金を払って脱毛してもらう訳ではないため仕上がりには差ができます。自分で処理をするので適切なケアをすることで肌トラブルを防ぐことも。
自己処理方法は以下のようなものがあります。
- カミソリ
- 電気シェーバー
- 毛抜き
- 除毛クリーム
- セルフ脱毛器
カミソリを使うのが一般的だと思いますが、一番肌への負担が少ないのが電気シェーバーです。除毛クリームは毛を溶かすような強い成分が入っているため、肌への負担も強くなります。セルフ脱毛器は説明書通りに使用するようにしましょう。様々な方法がありますが、肌にとって一番負担のない方法や自分に合った方法を選んでセルフケアしましょう。
参考 家庭用脱毛器のメリットデメリットは?効果を出す方法や選ぶポイントdatsumo
ポイント①毛抜きは使用しない!
前述しましたが、毛抜きは使用しないようにしましょう。使用したことがある方が多いかと思いますが、毛抜きは無理矢理ムダ毛を引き抜きますよね。そのため、そこから雑菌が入りやすくなり、炎症を起こしたり、埋没毛(新たな毛が皮膚の下に埋まって生えてこなくなる)になってしまうリスクがあります。
カミソリの場合は剃るだけなのですぐにムダ毛が生えてきますが、十分な量のシェービング剤を使用して、処理後はしっかり保湿することで肌トラブルは回避できる可能性が高いです。自己処理を行う場合は、できるだけ毛抜きは使用しないようにしましょう。
ポイント②絶対に保湿を忘れずに!
自己処理後に限ったことではありませんが、必ず保湿をしましょう。自己処理やセルフ脱毛によって肌は乾燥しやすい状態になります。そのままにしておくと肌トラブルの原因となり、埋没毛や毛嚢炎になる可能性も高くなってしまいます。乾燥した状態は、肌のバリア機能が低下している状態のため、必ず保湿を心がけましょう。
保湿する場合は、敏感肌用の刺激が少ないタイプがおすすめです。万が一カミソリで肌に傷をつけてしまった場合でもしみにくいです。保湿自体は難しくないため、しっかり保湿して自分の肌を大切にしましょう。
まとめ
この記事では脱毛や自己処理での失敗事例から、対処法まで書いてきました。まとめると以下のようになります。
- 脱毛や自己処理後だけでなく、日頃から保湿を心がける
- 脱毛中は日焼けに注意する
- 脱毛後のアフターケアを忘れない
- 脱毛はサロン選びも大事なのでカウンセリングをしっかり受ける
- 自己処理では毛抜きは使用しない
脱毛して失敗したらと思うと不安になってしまいがちですが、記事にも書いた対処法を行えば失敗するリスクは減ります。万が一失敗したとしてもサロンやクリニックのスタッフに相談することで解決できる場合もあるので安心して脱毛しましょう。普段の自己処理に関しても、保湿を心がけることで肌トラブルのリスクはグッと減ります。
ムダ毛に悩んでいる人は脱毛することで様々なストレスから解放されます。失敗するのではとやらないよりも、対策を元にこの機会に脱毛にチャレンジしてムダ毛の悩みとサヨナラしましょう!
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