脱毛をしたいけど、サロンに行く時間がない、体を見られるのが嫌だと思われている方には家庭用脱毛器がオススメです。
ですが、各メーカーから様々な家庭用脱毛器が発売されているので、どれを選んでいいかわからない、と思われている方は多いのではないでしょうか?
この記事は家庭用脱毛器のメリット、デメリットや、効果を出す使用方法、脱毛後のアフターケア、選ぶポイントについて詳しく解説します。
家庭用脱毛器を検討している方は、是非参考にしてみてください。
目次
家庭用脱毛器って何?
家庭用脱毛器とは、サロン脱毛や医療脱毛で使われている機械より、出力を落とし、自宅で、誰でも簡単に使用できるようにした機械です。
自宅で簡単に脱毛できるので、若い世代を中心に人気が高まっています。
脱毛器の大きさは、サロンのように大きいものではなく、一人で脱毛できるように、コンパクトサイズになっているのが特徴です。
そのため家庭用脱毛器は、サロン予約が面倒くさい、体を見られるのが嫌だと思われている方に、オススメな脱毛方法です。
家庭用脱毛器で永久脱毛はできる?
家庭用脱毛器に永久脱毛の効果はありません。永久脱毛ができるのは医療脱毛のみです。
家庭用脱毛器は、根本的に毛をなくすわけではない為、継続的に使用する必要があります。
ですが、家庭用脱毛器を使用することで、毛が生えるスピードを緩やかにしてくれ、一時的にムダ毛の処理ができます。また、カミソリ処理をすると肌が荒れる、毛穴がぷつぷつする方は、家庭用脱毛器を使うことで肌荒れ予防にもつながります。
家庭用脱毛器のメリット、デメリット
簡単に使える家庭用脱毛器には様々な特徴があります。
メリット、デメリットを理解した上で家庭用脱毛器、サロン脱毛など脱毛方法を選ぶと失敗しにくいので、メリットデメリットについて解説していきます。
メリット
好きな時間にできる
家庭用脱毛器が選ばれる一番の理由は、時間に縛られず脱毛ができることです。
予約の必要がないため、自分の好きな時間に脱毛ができます。
サロン脱毛の場合、移動時間をかけてサロンに行く必要がありますが、家庭用脱毛器は自宅で使用できるため、時間もかかりません。
そのため仕事終わりや、休日の空き時間などを利用して脱毛ができるので時間を有効的に使うことができます。
痛みが少ない
サロンや医療用の脱毛器より出力を抑え、効果を緩やかにしたものが家庭用脱毛器です。
個人差はありますが、サロンや医療脱毛は痛みが伴います。ゴムでパチンとはじいたような痛みといわれることが多いです。家庭用脱毛器はサロンと比べて痛みが弱いので安心して使用することができます。
なかでも、家庭用脱毛器は、出力調節機能がついている物があります。出力はJ(ジュール)というエネルギーの単位で表されており、数字が大きい方が強く、小さいと弱いです。
ですが、ジュールの数字が大きければ肌への負担も大きくなるため、自分の肌に合わせて調節をしてください。
予約の必要がない
サロンや医療機関の場合、予約をしてサロンに行き、カウンセリングを受けて、施術をしてもらうため時間がかかります。
また、女性の場合は、生理と重なると施術できないので、予約しなおすことになり面倒です。
なかには、脱毛したくても人気で予約が取れないサロンもありますが、家庭用脱毛器は、自分の脱毛したいときに脱毛ができるので喜ばれています。
肌荒れしにくい
カミソリや脱毛クリーム、脱毛ワックスでムダ毛ケアする場合は、肌に直接刺激を与えるため、肌荒れする可能性が高いです。
さらに、カミソリ後は毛の断面が広くなっているので、黒くぷつぷつと目立ちます。
ですが、家庭用脱毛器を使用すると、毛が生えるスピードを抑えてくれるので、カミソリなどでケアする頻度が少なくなり、肌荒れ防止につながります。
費用が安い
施術箇所や回数によって変わりますが、サロンや、医療機関で脱毛すると費用がかかります。また、全身脱毛を行うと金額も大きくなります。
思春期にムダ毛が気になって脱毛をしたいと思っても、費用がかかるので躊躇する方も多いです。
ですが、家庭用脱毛器なら3万円くらいから購入できるため、初めて脱毛する方でも安心して購入することができます。
デメリット
面倒くさい
家庭用脱毛器を使用する場合、照射などを自分でするため、作業が面倒くさいと感じる方は多くいらっしゃいます。
サロンや医療機関で脱毛してもらう場合、スタッフの方が施術をしてくれるので、自分では何もすることはありません。さらに、1回の照射範囲も大きいため施術も短時間です。
ですが、家庭用脱毛器を使う場合、部分脱毛なら短時間で施術できますが、1回の照射範囲が狭いため、全身脱毛となれば時間がかかってしまいます。
細かい場所までできない
家庭用脱毛器は、自分で手が届く範囲や、見える範囲の脱毛は簡単ですが、手が届かない背中、見えにくいVIO(デリケートゾーン)は脱毛が困難です。
背中など届かない場所は、人にやってもらうなどの工夫が必要になってきます。
さらに、ゴーグルをつけるように注意書きしてある物も多く、ゴーグルをつけると視野が狭くなるため、照射忘れが起き、ムラになる場所も発生します。
効果が出るまで時間がかかる
サロンや医療用に比べ、家庭用脱毛器は出力が抑えられているので、効果を実感するのに時間がかかります。
早く効果を出すものではなく、長期的に使用することで効果を実感する方が多いです。
早く効果を出したい方は医療脱毛、サロン脱毛を選びましょう。
家庭用脱脱毛器ってどんなのがあるの?
家庭用脱毛器にはフラッシュ式とレーザー式の2種類があります。それぞれの特徴をご紹介します。
フラッシュ式(IPL光)
毛の色素に光を当てることで毛根にダメージを与え、毛が生えるスピードを緩やかにするのが特徴です。
サロンで使われている機械と同じタイプで、痛みが少なく、広範囲を照射できます。
さらに美肌ケアできるものも多く、脱毛と美肌ケアのダブル使いができ効率的です。
ですが、産毛などの薄い毛には反応しにくいので、効果を実感するのに時間がかかります。
オススメの部位は、全身や脚、腕などの範囲が広く、毛が濃い場所です。
レーザー式
レーザーの光で、毛を育てる毛乳頭にダメージを与えることで、毛が生えるスピードを緩やかにするのが特徴です。
医療脱毛で使われているものと同じタイプですが、医療用と比べて出力が弱いので、永久脱毛の効果はありません。
指や脇などピンポイントで照射するのに向いており、全身行う場合は、照射範囲が狭いので時間がかかります。
オススメの部位は、指や脇、うなじなどのピンポイント脱毛です。
家庭用脱毛器の選び方
家庭用脱毛器を選ぶとき、何に注意して選べばいいかわからない方へ、選ぶポイントをご紹介します。
大きさとコードの有無
各メーカー、家庭用脱毛器の大きさや収納方法、コードの有無など様々です。
自宅で脱毛を行うとき、自室で行う方もいればお風呂場で行う方もいます。
持ち運ぶ場合、大きいと不便ですし、お風呂場の場合、電源がないこともあるのでコードレスタイプを選ぶと便利です。
また、収納もケースに入れて収納できるものもあれば、巾着に入れて収納できる物もあるので、インテリアに合わせて選ぶと良いでしょう。
全身(顔、VIO)にも使用できるか
自分が主にどこを脱毛したいかを確認しましょう。
脱毛個所により適した脱毛器は違います。全身ならフラッシュ式、ピンポイント脱毛ならレーザー式がオススメです。
中には、顔やVIOに使用できないものもあるので注意してください。
連続照射
広範囲を脱毛する場合、連続照射モード付がオススメです。照射間隔が短いため、広範囲をスピーディーに充てることができ時間短縮ができます。
レベルの調節機能
痛みを感じやすい人、痛みが不安な方はレベル調節機能付きを選びましょう。自分に合ったレベルで照射できるので、痛みによるストレスを緩和できます。
ランニングコスト
家庭用脱毛器は一度購入すると、ずっと使用できるわけではなく、買い替えのランニングコストがかかります。
種類は、カートリッジ交換式、本体買い替え式の2種類があり、脱毛器を照射することをショットと呼び、最大ショット数で使用できる回数が決まっています。オススメはカートリッジ交換式です。
長期にわたって使用するものだからこそ、カートリッジ交換だけで済み、コストパフォーマンスが良い脱毛器を選びましょう。
保証期間、補償内容
購入時には、補償期間、補償内容を確認しましょう。
メーカーによっては、自然保障、事故補償がついていたり、効果が実感できない場合の返金保証がついていたりします。
高い買い物だからこそ、補償のチェックはしておきたいポイントです。
付いていると便利な機能
脱毛以外にも付いていると便利な機能をご紹介します。
冷却機能
脱毛は照射をするため、どうしても皮膚に熱を当てるので、冷却機能が付いていると便利です。照射後に皮膚を冷やさないとやけどを負う可能性があります。
保冷剤でも問題ありませんが、本体に冷却機能が付いていると別で保冷剤を準備する必要がなく手間がかかりません。
防水機能
お風呂で使用する場合は、防水機能があると便利です。
VIOや胸などを脱毛するときはお風呂場で行うと人の目も気になりません。
中には湯船に浸かって脱毛できる機械もあり、入浴の時間を脱毛時間にできます。
美顔器機能
家庭用脱毛器には、美顔器機能付きがあります。
顔の脱毛だけではなく、美肌効果も期待できるので、毛穴や、ニキビ跡が気になる方は美顔器機能付きを選ぶといいでしょう。
参考 セルフ脱毛器に美肌効果はあるの?きれいになれる秘密をご紹介datsumo
家庭用脱毛器の使い方
一般的な家庭用脱毛器の使用の流れをご紹介します。
- STEP.1カミソリでムダ毛を剃る肌ダメージを考慮して、脱毛する前日に剃る。
- STEP.2照射脱毛個所を確認し機械を当てて照射する
- STEP.3保湿乳液やクリームなどで保湿をする。
家庭用脱毛器を使用する頻度は、2週間に1回が目安
脱毛は毎日使っても早く効果は出ません。
毛には生え変わるサイクルがあり、周期に合わせて使用することで効果が高まります。
体の部位によって周期は異なりますが、基本的には2週間に1回、ムダ毛が伸びてきた頃に使用するのがオススメです。
使用しているうちに、毛周期が遅くなってくるので、毛が薄くなったと感じたら3週間に1回など、使用する回数を減らしてもいいでしょう。
家庭用脱毛器を使用した後のケア方法
脱毛の際に照射をすることで毛根周辺に熱が発生します。それにより、脱毛後の肌は乾燥しやすい状態です。
せっかく脱毛して肌をきれいにしたいのに、乾燥や炎症で肌荒れをしてはもったいないので、脱毛後のアフターケアはしっかり行ってください。
照射した個所を保冷剤で冷やす
毛根に熱が発生している状態なので保冷剤や、濡れたタオルなどで冷やしてください。
冷やすことにより、炎症が抑えられ、毛穴も引き締まります。
保湿をする
脱毛個所は乾燥しやすいので、乳液やボディークリームなどで、入念に保湿をしてください。保湿をすることで、肌が柔らかくなり、埋没毛の予防ができ、次回の脱毛が行いやすくなります。
家庭用脱毛器を使用後に注意すること
脱毛後は肌のバリア機能が低下しており、敏感な状態です。次の脱毛の効果を高めるためにも以下のことに注意してください。
飲酒や激しい運動、温泉などに行かない
飲酒や運動、温泉などに行くと、血行が促進され、赤みが出たり、かゆみが出たりしやすいので、当日は控えましょう。お風呂に入る際はシャワーで済ませるようにしてください。
参考 セルフ脱毛前後の飲酒はNG?理由や対処法を詳しく解説datsumo
脱毛後3日はカミソリの使用を控える
脱毛後は、肌がとても敏感な状態です。カミソリや脱毛クリームなど、肌に刺激を与えるものを使用すると肌荒れの原因になります。
どうしても毛を処理したい場合は電動シェーバーを使い、皮膚に刺激を与えないようにすることが大切です。
毛抜きの使用
脱毛後は照射した毛根から毛が抜けることがあります。自然に抜けたものはいいですが、生えている毛を抜かないようにしてください。
レーザー式もフラッシュ式も、黒い毛に反応して毛根にダメージを与えます。
毛抜きで抜くことにより、黒い毛がなくなるので、毛根に光が届かず次回の脱毛の効果が減少します。
家庭用脱毛器を購入するときの確認項目まとめ
家庭用脱毛器は種類が多く、値段も様々です。長期的に使用するからこそ、自分に合った機能を備えた脱毛器を選んでください。
選ぶ際に確認してもらいたい項目をまとめました。
- レーザー式かフラッシュ式
- 照射できる回数
- 1回の照射単価
- 本体買い替えかカートリッジ式
- 連続照射が可能か
- 冷却機能付き
- 段階調節付き
- 美顔器付き
参考 安い脱毛器は危険?脱毛器の価格や安全な使い方datsumo
まとめ
いかがでしたでしょうか?時間がない現代の方には自宅でできる家庭用脱毛器がオススメです。脱毛は女性のイメージが強いですが、男性も脱毛する方が増えてきています。自宅でパートナー同士で脱毛するのもいいですね。
時間を有効的に使って綺麗になりましょう。
家庭用脱毛器で永久脱毛はできない
使用頻度は2週間1回が目安
家庭用脱毛器の最大のメリットは好きな時にできる
脱毛後のお手入れが大切
家庭用脱毛器は自分に合った物を選ぶ
家庭用脱毛器では効果が足りないと感じる方は、医療脱毛、サロン脱毛を検討してください。
最近サロンでは、自分で行うセルフサロン脱毛があり、サロンと同じ品質を自分で使うことができます。
施術者がいないためコストも安く、自分の好きな箇所を脱毛できるので人気があります。
医療脱毛やサロン脱毛の合間に家庭用脱毛器を使用することで、カミソリを使う頻度も少なくできるので併用するのもオススメです。ぜひ参考にしてみてください。
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