「口周りが乾燥するけど、マスク生活なのであきらめてる」「どうやって対策したらいいかわからない」と、口周りに関する疑問や不安を抱えている方は少なくありません。
しかし、口周りの乾燥や肌荒れは適切な対処を行うことで改善することが可能です。
この記事では、口周りの乾燥に関するお悩みを解決するための情報をまとめたので、参考にしてみてください。
口周りの乾燥の原因は?
対策をするためにはまずは原因を知る必要があります。口周りの乾燥対策のために、なぜ乾燥するのかを確認しましょう。
口周りの皮膚の特徴
口の周りは他の皮膚と比べて薄い為、摩擦に対して弱く、皮脂腺が少ないため油分が不足しがちという特徴があります。これらの原因が積み重なると、小じわにもなりやすい状態になってしまいます。
口周りは摩擦が起きやすい
鼻をかんだり、口に付いたものを拭き取ったり、洗顔する時にゴシゴシと擦ってしまう等、口の周りは何かと摩擦しやすくなっています。何気ない動作ですが、汚れを1回で拭き取ろうとしてつい力をいれて摩擦がおきてしまうため、乾燥を加速させてしまっています。
季節的な要因
季節にもよりますが、特に春先は花粉や埃が待っており、口周りも含めて肌荒れの原因となっています。花粉などが付着することで肌が水分を保持しづらくなり、肌荒れや乾燥を引き起こします。
マスク生活による弊害
マスク着脱の際に発生する摩擦や、マスクを外した際の湿度の差によって起こる過乾燥など、マスクがかかせない生活において口周りは非常に乾燥しやすい状況となっています。
マスクを着けている間の口周りは比較的湿度が高くなりやすく、潤っている状態になるため問題ないように見えますが、実際は異なっているようです。
マスクの中はかなり湿度が高く、長時間着用することで皮膚がふやけ、結果的にバリア機能が低下し、乾燥の原因となってしまいます。
そして外した際には、マスク内のふやけた皮膚が外気に触れることで一気に潤いが逃げてしまい、急激な乾燥=過乾燥を引き起こします。
ちなみにお風呂上りの肌が乾燥しやすいのも同じく、湿った皮膚が浴室外の外気に触れることで起こる過乾燥によるものです。
口周りの保湿、お手入れの方法
化粧水や乳液の選び方と保湿の仕方
口周りの乾燥を防ぐために、日ごろから適切な保湿ケアを行う必要があります。
化粧水や乳液を選ぶ際は、以下の特徴を抑えた商品を使用しましょう。
- さらさらよりもしっとりしたもの
- セラミドやアミノ酸、コラーゲンなどが含まれているもの
- 弱酸性のもの
口元専用のパックがあればそれが1番ですが、無い場合はコットンで代用が可能です。バシャバシャと大量に化粧水をつけるのではなく、コットンに染み込ませてやさしく押さえることでパックと同等の効果が期待できます。パック時間は大体3分前後で、ラップを併用することで更に有効的に皮膚へ浸透させることができます。
化粧水を使った後は必ず、乳液や保湿クリームなどの油分で蓋をし、水分が逃げないよう閉じ込めましょう。粉を拭いてしまうくらい乾燥が進んでいる方には、ワセリンやバームもおすすめです。2度塗りすることでより高い効果が期待できます。
また、顔は平面ではないため、意識して保湿をしないと塗りムラが発生しやすくなっています。鏡を見ながら、顔全体に化粧水や保湿クリームなどが行きわたるように塗りましょう。
摩擦をなるべく控える
口周りの乾燥を抑えるためには、摩擦を最低限に抑えるような工夫をしましょう。水を飲んだ後や食事で汚れてしまった口は、ぐいっと拭き取るのではなく、軽く押さえる程度に留めておきましょう。それでも汚れが取れなかった場合は水で洗い流しましょう。洗い流す時も擦らないよう注意してください。
化粧落としやクレンジングの際も注意が必要です。なかなか汚れが落ちないからと言って力をいれてしまってはいけません。クレンジングをするのであれば、ジェルやクリームを大量に用いて優しくマッサージをしましょう。量が少ないとマッサージですら摩擦の原因となり得ます、
洗顔の方法を改める
洗顔する際はたっぷりと泡立て、手が直接顔に触れることがないようにしましょう。化粧水同様、擦るような洗い方をすると逆に肌にダメージが残ってしまう可能性があります。
モコモコの泡を作るためには泡立てネットがあればそれが一番確実ですが、手だけでも簡単に作れるため紹介いたします。
- 洗顔料を大体2~3cm程度、手のひらに出す
- 手のひらをくぼませ、水を少量加える
- 混ざってきたら更に水を少量加え、空気が入るように泡立てる
- 大体泡立ってきたら、最後にう一度水を少量加え、泡の表面を撫でるようにまとめる
顔を拭く時も当然ゴシゴシと拭いてはいけません。清潔で柔らかいタオルを使い、やさしく顔を抑えましょう。
肌のバリア機能を上げる習慣を身に着ける
口周りに限らず、肌のバリア機能を高めるためにはバランスの良い食事を摂りましょう。下記の栄養素を意識しながら食事をすることで、乾燥しづらい肌を目指すことができます。
タンパク質
- 肉類
- 卵類
- 大豆製品
- 乳製品
ビタミンA,ビタミンB群
- 緑黄色野菜
- 海藻類
- きのこ類
- 豚肉
ビタミンC,E
- 加熱していない野菜やフルーツ
- かぼちゃ
- アーモンド
炭水化物中心の生活など、食生活が乱れると肌荒れの原因となります。その日の食事を振り返り、足りなかった栄養素はサプリメントなどでカバーしましょう。
肌の乾燥について意識するべき点
口の周りに限らず、肌が乾燥しやすいという方は以下のポイントを理解し、それぞれに適した対策を行いましょう
肌は一年中、気候によるストレスを受けている
一般的に乾燥しやすい季節といえば冬ではないでしょうか?気温も湿度も低くなると当然肌にも影響が及んでしまう為、こまめな保湿ケアが必要となります。
冬の前後である秋と春も、気候が不安定であったり寒暖差が激しかったりと、肌が敏感になりやすい季節になります。
夏は高温多湿のため肌には問題ない、というわけでもありません。日差しによる紫外線のダメージ、空調による部屋の乾燥などに晒されてしまいます。
肌は一年中何かしらの刺激を受け続けています。季節によってクリームを厚く塗ったり日焼け止めを塗るなどして、肌への影響をなるべく抑えましょう。
年齢に伴う肌の水分量の変化
肌の表面にある角質は、角質細胞の中にある天然保湿因子によって吸水性、保湿性を保っています。
しかし、年齢とともに角質の水分保持機能は能力が衰え、皮脂も併せて減少します。更に、6週間ごとに起こる皮膚のターンオーバーの周期も、年齢を重ねるごとに乱れが起こりやすくなります。皮膚のバリア機能が低下し、外からの刺激を受けやすい状態となってしまう為、結果的に年齢を重ねると乾燥、肌荒れが起きやすくなるのです。
ムダ毛の自己処理による肌荒れ
ムダ毛の自己処理には様々な方法がありますが、中でもカミソリを使った自己処理には最も注意が必要です。
カミソリは安価で手に入りやすく、誰でも使いやすいという利点があります。しかし、カミソリの刃はムダ毛だけでなく、肌表面の角質までそぎ落としてしまいます。
古い角質が取り除かれる程度であればピーリング効果もあるようですが、必要な角質を傷つけてしまうと表面が赤くなり、カミソリ負けを起こします。皮膚のバリア機能を削ってしまうことで、乾燥しやすくダメージを受けやすい状態となってしまいます。
そして、もし使用したカミソリが清潔ではなかった場合、毛嚢炎という炎症を起こす可能性もあります。
カミソリを使用する場合はこれらを踏まえたうえで、入念な準備と、適切な保湿ケアを行いましょう。
参考 カミソリ負けの原因や予防法は?カミソリ負けが起きた際の対処法!セルフ脱毛メディアdatsumo
口周りのムダ毛対策は脱毛がおすすめ
脱毛のメリット
口周りを自分で剃っている人は多いですが、先述の通り口周りの皮膚は薄い為、毛根内に残されている毛が透けて青く見えてしまいます。
また、見た目以外にも痛みが伴ったり肌荒れの原因となったりと、どうしても自己処理には様々な肌トラブルがつきものです。
脱毛を行うことでムダ毛の自己処理が必要なくなり、皮膚や毛穴の状態を健康に保つことができます。
参考 顔の産毛脱毛のメリットって?医療脱毛での効果など詳しく紹介セルフ脱毛メディアdatsumo
自己処理したい方におすすめなのは「セルフ脱毛革命団-CIRCUS-」
自分で脱毛をしたい方におすすめなのがセルフ脱毛です。
- 最新の「HIPL方式」を採用しており、口周りの皮膚が薄い部分でも痛みを抑えられる
- 無人のため予約が入れやすく、毛周期も関係ないので好きな時に施術できる
- 月額サブスク制のため、初期費用を抑えることができる
参考 はじめての脱毛サロンはどこがいい?脱毛について徹底解説セルフ脱毛メディアdatsumo
結論:口周りが乾燥しやすい人がするべき事
いかがでしたでしょうか?口周りは無意識に触ったり乾燥が起きやすい場所ですが、原因がわかれば正しく対処することが可能です。以下のポイントをおさえ、適切なケアを行いましょう。
- 口周りの摩擦をなるべく抑え、正しい洗顔をおこなう
- 肌バリアの機能を保つための食事を心がける
- 口周りのムダ毛ケアは脱毛がおすすめ
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