あなたの痩せない理由は?正しいダイエットができているかズバリ診断!

「頑張ってダイエットをしているのに痩せない」「どうやってダイエットをしたらよいかわからない」努力をしているはずなのに結果が伴わず、悩んでいる方は実は少なくありません。

ダイエットには食事制限や運動など種類があり、それぞれに正しいやり方というものが存在します。それを知らずに間違ったダイエットを続けていると、痩せることはおろか健康状態を悪化してしまう可能性もあります。

この記事では、ダイエットしてるのに痩せない理由とその改善策を紹介しますので、今のダイエットに不安を感じている方は参考にしてください。

ダイエットをする前に姿勢を見直す

足を組む、荷物を片方の手で持ち続ける、デスクの高さが合わないなど、日常の些細な出来事の積み重ねで姿勢は段々と悪くなっていきます。姿勢が悪くなるとたるみやすくなったり、太っているようにみえてしまう原因になります。

確かに良い姿勢を意識して生活するとすぐに疲れ、元の姿勢に戻ってしまいがちです。しかし1週間ほどもすれば慣れる為、鏡を見ながら意識するようにしましょう。

正しい姿勢

横から見たときに、耳、方、股関節、くるぶしの少し前の部分が一直線になっている状態です。この姿勢ができている方は少ないようです。

骨盤が後ろに傾き、背中~腰、膝が曲がっている

いわゆる猫背です。この姿勢では下腹部、お尻、二の腕、背中の周りがたるみやすくなります。

骨盤が前に突き出て腰が反り、膝は伸びすぎて背中は丸まっている

この姿勢ですと、お腹、背中、二の腕がたるみ、太ももの前側が太くなったり、お尻が大きくなります。

運動をしていても痩せない理由

運動を頑張っていても痩せない理由は主に2つあげられます。自分に当てはまっているタイプがどちらであるかを確認しましょう。

セルライトの塊が邪魔をしている

セルライトとは脂肪の塊で、一度できるとなかなか落とすのが難しいと言われています。脂肪燃焼に必要な酸素がセルライトによって邪魔をされ、運動をしても痩せない原因となります

食べ過ぎであったり、運動不足によってできる脂肪型セルライトと、老廃物や余分な水分が溜まってできるむくみ型セルライトがあります。

また、年齢による代謝の低下や遺伝などでもセルライトは発生します。

セルライトは冷たいため、解消するためにはしっかり温めてマッサージをしてあげましょう

摂取したカロリーを消費しきれない

どんなに頑張っても、摂取したカロリーが消費カロリーを上回る限りなかなか脂肪はおちません。

運動をした後は食欲が促進され、食べる量が増えがちです。たまになら問題ないかもしれませんが、自分に運動したご褒美ばかりをあげていると運動の効果が薄れてしまいます。

食事制限をしても痩せない理由

脂肪燃焼に必要な栄養が足りていない

とにかく低カロリー!カロリーは敵!そういった認識の方は、タンパク質などの必要な栄養素が欠けているかもしれません

無理な食事制限ダイエットを強行すると、筋肉も一緒に落ちてしまい、効率的に脂肪を燃焼しづらくなる悪循環に突入します。

実は筋肉よりも脂肪のほうが重いため、筋肉が落ちても体重は変わりづらいという特徴があります。必要な栄養素は確実に摂取しましょう

食事をする際は成分表を確認し、高たんぱく質、中糖質、低脂質を意識し、自身の消費カロリーを上回らないよう気を付けると自然と体重は落ちます。

例えば、事務職などあまり動かない仕事をしている方は、平均消費カロリーよりも低く。日頃から体を動かしている方は平均消費カロリーを目安に食事をとりましょう。

前の食事の消化が終わる前に食事をしている

食事する時間が決まっていると、前の食事が胃に残っている状態で食べ物を入れてしまうことになります。これでは胃袋が休むことなく動き続けるため、消化不良につながってしまい、必要な栄養が吸収されません。

新陳代謝が衰える原因にもなるため、時間にとらわれず、お腹が空いたタイミングで食事をとるようにしましょう

ただし、遅くても睡眠の3時間前までには食事は済ませておきましょう。胃腸への負担が軽減されることで睡眠の質を上げることができ、代謝がよくなります。

運動も食事制限もしているのに痩せることができない理由

塩分の過剰摂取によるむくみ

毎日運動をしてカロリー過多にならないよう気を付けているのに、なぜか変化がない。それはもしかしたら塩分の摂りすぎが原因かもしれません。

塩分を取りすぎると体内の塩分濃度のバランスを保つため、水分を多く体内に維持しようとします。結果、体のむくみにつながり、常にパンパンとなってしまいます

厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2020年版)」によると1日に摂取すべき塩分は、成人男性は7.5g未満、成人女性は6.5g未満とされています。

大体味噌汁2杯程度で達してしまう量のため、ほとんどの日本人は塩分過多となっています。

出典:厚生労働省e-ヘルスネット|ナトリウム

数日間の塩抜きダイエットが効果的

最長で3日間程度、ひたすら減塩するだけというダイエットです。味付けを気を付ければいいので、食べ物自体にそこまで気を使わなくてもいいのが特徴です。

ごまや香辛料などは使用できるため、塩分を抜いても味を変えながら食事することは可能です。

温野菜やゆでたお肉、フルーツなどは必要なビタミンなどの栄養素を確保しつつ、塩分調整をすることができます。成分表を見て気を付ければお菓子を食べることもできます。

塩抜きダイエットを経験すると、今までの食事がしょっぱく感じるため段々薄味になっていきます。体にすぐ変化が出るというのは、ダイエットのモチベーションにもつながります。

注意
気を付けなければいけないのは、塩分も体には必要な栄養素だということです。体が薄味を求めるからと言って、4日以上の塩抜きを行うことは絶対にやめましょう。

ダイエットに対する認識を改める

知識を得ただけでその気になってしまっている

これはダイエットに限った話ではないので、身に覚えのある方も多いかもしれません。

痩せるための情報を得たことでその気になってしまい、行動に移さない。もしくはダイエットを中途半端に実践することで、ダイエットをしている!という自覚だけがある状態。これでは当然、結果は伴いません。

栄養素やカロリーの知識を覚えることが目的となってしまわないよう、とにもかくにも実践あるのみ!の気持ちで取り組みましょう。

努力の仕方が間違っている

テレビや雑誌で紹介された食品だけをひたすら食べているなど、身体に必要な栄養素を無視した努力は体に悪影響を及ぼします。

また、無酸素運動と有酸素運動の片方のみを延々と行っていても、効率的な脂肪燃焼にはつながりません。

このように、偏った知識だけでダイエットを行うことは逆効果にすらなり得ます。

どうしたらいいかわからなくなってしまったら、客観的に判断をしてくれるプロの栄養士やトレーナーに相談しましょう

まとめ

適切なダイエットとは、健康的でゆるやかに体重が落ちていくものです。すぐに出る結果ばかりを求めていると、適切に体重を落とせなくなってしまいます。

ダイエットする際は以下のポイントを意識して取り組みましょう。

  • 普段から正しい姿勢を意識する
  • 運動後は体が温かいうちにマッサージをする
  • 栄養が偏らないよう、高たんぱく質、中糖質、低脂質を意識した食事をする
  • 塩分管理をする
  • 偏った知識で行っていないか、客観的に判断する

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