女性をより魅力的に、美しく映してくれるメイクですが、その日の最後には綺麗にメイクオフする必要があります。しかし、飲み会の帰りや仕事終わりなど、現代の女性には化粧を落とすほどの体力すらもままならない時が少なからずあるでしょう。
年々化粧品にも改良がなされ、肌へのストレスになりづらい商品が増えてきています。とはいえ、本当に化粧を落とさないまま寝てしまって肌に影響はないのでしょうか?
この記事ではそのような疑問を解決する為、肌へのリスクと対応方法をまとめましたので参考にしてください。
目次
化粧をしたまま寝ることのリスク
実際のところ、オイル系でなければ化粧品自体が肌荒れを起こすというわけではありません。ファンデーションの粒子は大きく、肌に染み込まないよう作られている為です。
しかし、化粧したまま寝てしまう事で起きるリスクというのは確実に存在する為、こちらで紹介します。
ターンオーバーの周期乱れの原因になる
肌は通常、6週間周期で新しい肌へどんどん生まれ変わり、古い角質は垢となって剥がれ落ちます。
このターンオーバー周期が乱れてしまうと、良好な角質に生まれ変われず、敏感肌や肌荒れの原因となります。
紫外線に晒されたメイクが酸化し、肌が老化する
長時間、外気や紫外線に晒されつづけたメイクは酸素と反応することで活性酸素を生成します。
この活性酸素が肌にとって有害で、肌の老化を加速させてしまう原因となります。
アイライナーやリップメイクなどの油分がドロドロに酸化し、くすんで見える
オイル系の化粧品は、長時間つけていることで皮膚の負担が大きくなります。
目の周りがくすんでしまったり、唇が荒れたりとお肌トラブルが発生します。
皮脂や汗が溜まり続けることで肌荒れが起こる
1日過ごしているうちに、化粧の下では皮脂や汗が流れ続け、雑菌が溜まっています。
不衛生な状態を長時間放置してしまう事で、ニキビなどの肌荒れに繋がってしまいます。
参考 毛穴がひどい女性の原因と対策を徹底解説セルフ脱毛メディアdatsumo
そもそも化粧が落とせない理由も肌荒れの原因へつながる
化粧が落とせないときというのは、疲れすぎていたり、飲み会の後などで余裕がない時です。そして、これらの理由がそもそもの肌荒れの原因となります。
疲れているときこそしっかりお風呂にはいって血行を巡らせ、メイクオフすることで自分を労わりましょう。
飲み会などで栄養バランスが崩れてしまったなら、その後の食事でリカバリーすることを心がけましょう。
メイク落とさずに寝てしまった時のリカバリーケア
不本意ながらメイクを落とさずに寝てしまった場合、肌への被害を最小限に抑える処置を行いましょう。
一晩経った肌は皮脂や汗と共に雑菌が繁殖しており、間違ったケアを行うとニキビや肌荒れの原因となってしまいます。焦らずにやさしくケアをしてあげましょう。
基本的に、ケアをしたその日はノーメイクでお肌を休めることをおすすめします。どうしても再び化粧しなくてはいけない場合は、ウォータープルーフのメイクなど落ちづらいメイクは避けましょう。
なるべくナチュラルに近いメイクであれば、肌への刺激を抑えることができます。
丁寧なクレンジングとやさしい洗顔
たっぷりのクレンジング剤を、マッサージしながら肌になじませます。 アイメイクや小鼻は汚れが落ちづらいため、念入りにクレンジングしましょう。
洗顔料はふわふわになるまで泡立て、手が直接肌に触れることがないよう気を付けます。
最後は肌の過乾燥を防ぐために、ぬるま湯で顔を流しましょう。
血行を促進させ、肌の強張りを和らげる
物足りなさを感じるかもしれませんが、過乾燥を防ぐためにも38度くらいのお風呂に浸かりましょう。 身体が温まった状態でマッサージをすると効果的です。
お風呂にゆっくり入れない場合はホットタオルを顔の上に2~3分乗せましょう。 厚手の濡れたフェイスタオルを電子レンジで30~40秒温めるだけで作れます。
肌の水分量を上げる
血行促進させた体に、すかさず保湿を施します。 シートマスクがあれば簡単ですが、無い場合はコットンでも代用可能です。
化粧水をたっぷりつけたコットンを顔全体に張り付けることで、シートマスクと同等の効果を期待できます。
10分~15分、化粧水がゆっくり浸透するのを待ちましょう。
お肌の水分が逃げないよう蓋をする
乳液やクリームなどの油分で密封し、お肌表面の蒸発を防ぎます。
せっかく保湿してもすぐに水分は逃げてしまうため、しっかり蓋をしましょう。
帰宅後すぐに化粧を落とす習慣をつける
疲れた状態で帰宅すると、メイクオフしなくてはいけないとわかっていながらも寝てしまう時があるかと思います。
まずは毎日の生活に、帰宅後にすぐメイクを落とすことを習慣としてとりいれてはいかがでしょうか?
帰宅後の手洗い、寝る前の歯磨き同様、習慣づけた行動は大きな気力を使わなくとも無意識に動くことができます。
家に帰るとついソファーやベッドで休んでしまう人には、枕元にふき取るタイプのクレンジングシートを置いておくのがおすすめです。
洗い流す必要がないため、休憩しながらメイクを落とすことができます。
まとめ
化粧を落とさないまま寝てしまう事には相応のリスクがあります。リカバリーケアを過信しすぎず、帰宅後は化粧を落とす習慣をつけましょう。
- 化粧を落とさないで寝ると、皮脂や汗、化粧品が混ざってニキビや肌荒れ、老化の原因となる。
- 化粧落としができなかった場合はよく温め、優しく洗い、十分な保湿をして密封する。
- 帰宅後に化粧を落とす習慣をつける
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