襟足を好みのデザインにお手入れすることで清潔感がアップし、女性らしく見せたり、大人っぽい印象を与えたりすることができます。
しかしうなじや襟足は直接見えないため、自己処理ではキレイに形を整えることは難しく、お肌を傷つけてしまう危険性もあります。
そこで今回はうなじや襟足の脱毛を行うメリット・デメリットや注意点、襟足の人気のデザインについて詳しく解説します。
「うなじや襟足の脱毛ってどの範囲を指すの?」「どんな形に脱毛するの?」など、うなじや襟足の脱毛について疑問に思っている方が多いかと思います。
まずは襟足脱毛の範囲や人気のデザインについて解説します。
うなじや襟足の脱毛の範囲
うなじと襟足は実は別の箇所を指すことをご存じですか?普段はうなじと襟足を同じ箇所として考えていることがほとんどですが、脱毛ではうなじと襟足は別の箇所として考えていることが多いです。
脱毛においてのうなじは背中の上の部分、首の後ろの産毛が多い部分を指します。一方襟足はうなじよりも上の部分で、髪の生え際、おくれ毛が生えている部分を指します。
うなじは産毛のような細い毛が多く生えており、襟足はうなじに比べると太めの毛が多いという特徴があります。
髪の毛は脱毛できない
髪の毛は太くて濃いため、脱毛機の光やレーザーが過剰に反応してしまい、強い痛みを感じたり火傷をしてしまう危険性があります。そのため髪の毛は脱毛できません。
襟足は髪の毛に非常に近い部分なので、自身では襟足のムダ毛だと思っていても実は髪の毛だったという可能性もあります。万が一脱毛したい部分の毛が襟足のムダ毛ではなく髪の毛だった場合、脱毛してもらえないので注意が必要です。
襟足の毛か髪の毛かはクリニックや脱毛サロンのスタッフが判断してくれるので安心して脱毛を受けてください。
うなじや襟足の脱毛で人気の形
うなじや襟足の脱毛は、いくつかのデザインが用意されているクリニックや脱毛サロンが多く、脱毛する範囲を選ぶことができます。
ここからはうなじや襟足の脱毛で人気のデザインをご紹介します。どのデザインを選ぶかで仕上がりの雰囲気が異なるので、それぞれの特徴をチェックして自分に合ったデザインを見つけてください。
W型
W型は襟足を左右対称にW型に整えたデザインのことで、うなじや襟足の脱毛で1番人気のデザインです。
日本人女性の襟足はもともとW型になっている方が多いので、必要のないムダ毛だけを脱毛することで、自然な形のまま美しい形に仕上がります。いかにも「脱毛しました」という感じがなく、自然にうなじをキレイに見せられることが人気の理由でしょう。
大人っぽい雰囲気にしたい方や、髪の毛をよくアップにする方におすすめのデザインです。
U型
U型は後ろから見たときに襟足がU型になっているデザインのことで、W型の次に人気のデザインです。
W型は大人っぽい雰囲気に仕上がりましたが、U型に丸く整えた襟足は、若々しく柔らかい雰囲気に仕上がります。
W型ほどではありませんがU型も自然な仕上がりになるので、自然に若々しさを出したい方におすすめのデザインです。
MW型
MW型とは、MとWを組み合わせた形のことで、W型の真ん中にMの形があるようなデザインです。
襟足をMW型に整えると首をスラっと長くみせてくれる効果があるので、舞子さんのうなじもこのMW型になっています。
首が太くて悩んでいる方は、MW型の襟足を選ぶと首がすっきり長く見えるようになるでしょう。
うなじや襟足を脱毛するメリット
うなじや襟足の脱毛を行うと、さまざまなメリットを得られます。
ここからはうなじや襟足を脱毛するメリットについて解説しますので、脱毛を受けようか迷っている方はぜひ参考にしてみてください。
うなじや襟足がキレイになる
うなじや襟足の脱毛を行う1番のメリットは、うなじや襟足がキレイになるという点です。
うなじには少し長めの毛が生えていることもあるので、影ができ首回りがもたついて見えてしまいます。
ムダ毛が気になって、カミソリなどで自己処理しているという方もいるでしょう。しかしうなじや襟足は自分では直接見えないため、自己処理の難易度が高い部位です。剃り残しができたり、反対に襟足を剃りすぎて不自然な形になってしまう可能性も少なくありません。
うなじや襟足を脱毛すると、ムダ毛や剃り残しの心配がなくなり、襟足をキレイなデザインに仕上げられます。
自己処理によるケガがなくなる
うなじや襟足の脱毛を行うと、自己処理の回数を減らせるので、自己処理によるケガの可能性がなくなるというメリットがあります。
うなじや襟足のムダ毛を自己処理する際、カミソリを使用しているという方が多いでしょう。
カミソリは自宅でいつでもムダ毛を処理できるうえ、費用も安く済むため便利なアイテムです。しかしお肌に直接カミソリの刃が当たるため、お肌を傷つけてしまう危険性が高く注意が必要です。
とくにうなじや襟足は合わせ鏡をしないと見ることができないので、お肌を傷つけてしまうリスクが高い部位です。しかしうなじや襟足の脱毛を行えば、自己処理によるケガを防ぐことができます。
傷跡のないキレイなうなじや襟足を保ちたい方は、脱毛がおすすめです。
様々なヘアスタイルに挑戦できる
うなじや襟足の脱毛をしてムダ毛が気にならなくなると、どんなヘアスタイルでも楽しめるというメリットがあります。
うなじや襟足の毛が濃い方の場合、そのままにしておくと髪を結んだときに目立ってしまいます。うなじや襟足の脱毛をして首回りがキレイになれば、普段は髪をおろしているという方もアップスタイルに挑戦したくなるかもしれません。
首回りが見えるショートスタイルも、うなじがキレイなら自信をもって挑戦できるでしょう。
また背中の脱毛をしている方は、うなじや襟足の脱毛も合わせて行うことをおすすめします。
背中を出すファッションの場合うなじや襟足も出ることがほとんどなので、背中だけ脱毛をした状態だと境目が気になってしまいます。うなじや襟足も合わせて脱毛しておくことで、境目がなく見栄えがよくなります。
とくに浴衣や着物を着る際にはアップスタイルにすることがほとんどで、うなじや襟足が見えるので、浴衣や着物を着る予定がある方は脱毛しておくと安心です。
背中脱毛の施術回数は?メリット・デメリットや背中脱毛のポイント
うなじや襟足の脱毛をするデメリット
うなじや襟足の脱毛にはさまざまなメリットがありましたが、デメリットもあります。
脱毛を検討しているという方は、脱毛してから後悔しないように、デメリットについてもしっかり確認しておいてください。
デザインが気に入らなくても戻せない
うなじや襟足を脱毛するデメリットは、デザインが気に入らなくても元に戻せないことです。
脱毛するとムダ毛がなくなるというのはメリットですが、脱毛後に万が一デザインが気に入らなかった場合でも脱毛した箇所の毛を元に戻すことができないため、後悔してしまう方もいます。
襟足のデザインは自分で決めることができますが、数年後にやっぱりこのデザインは嫌だと思っても、デザインを変えることはできません。
後悔しないためには、一生そのデザインのままだということを頭に入れて決めることが大切です。
背中との境目が目立つ
うなじや襟足の脱毛のみを行うと、脱毛を行っていない背中との境目が目立ってしまい不自然に見えるというデメリットがあります。
うなじや襟足の脱毛を検討している方は、「毛が濃いのが気になって何とかしたい」という方がほとんどだと思います。しかしうなじや襟足のムダ毛がキレイになったことで背中のムダ毛が余計に目立ってしまうのは、本末転倒です。
毛が濃いことで悩んでいるのであれば、できれば背中の脱毛を合わせて契約するか、全身脱毛を選ぶことをおすすめします。
背中の脱毛方法や施術回数!メリット・デメリットや注意点はある?
見えないので効果を感じづらい
うなじや襟足は自分では直接見えない部位なので、脱毛の効果を実感しづらいというデメリットがあります。
脇や腕や脚、VIOラインなどの部位は自分で直接見えるので、効果が分かりやすいです。しかしうなじや襟足は鏡を使用しなければ見ることができないので、肉眼に比べると見えづらく、細かい部分までしっかりと確認できません。
見えづらく効果が分かりづらいだけで、効果は必ず出ているので、確認できないことを気にしないという方にはとくに影響はないデメリットです。
うなじや襟足を脱毛する際のポイント
うなじや襟足の脱毛を受ける場合には、いくつかのポイントがあります。
場合によっては脱毛を受けられないこともあるので、うなじや襟足の脱毛を始める前にしっかりとチェックしておきましょう。
- うなじや襟足の脱毛は痛みを感じやすい
- 日焼けに注意する
- できるだけ自己処理を避ける
- 施術範囲を確かめておく
- 必要な施術回数を確認しておく
①うなじや襟足の脱毛は痛みを感じやすい
うなじや襟足は、身体の中でも比較的皮膚が薄くデリケートなので、施術時の痛みを感じやすい部位です。
とくに太めの毛が生えている方は痛みを感じやすいでしょう。
クリニックでの医療レーザー脱毛は効果が高いですが、そのぶん痛みも強いです。クリニックでは痛みが怖いという方向けに麻酔も用意されているので、施術スタッフに相談してみてください。
また痛みが不安だという方には、医療レーザー脱毛よりも痛みが少ない、脱毛サロンでの光脱毛もおすすめです。
②日焼けに注意する
脱毛の期間中は日焼けをしないように注意してください。
脱毛時に照射する光やレーザーは、毛に含まれる黒色のメラニン色素に対して反応します。日焼けした黒いお肌に施術すると過剰に反応してしまい、強い痛みを感じたり、火傷などの肌トラブルを起こす危険性があるのです。
そのため日焼けしてしまった場合には、脱毛を断られる可能性があります。
うなじや襟足は、知らない間に日焼けしてしまうことが多い部位です。顔や腕には入念に日焼け止めを塗っていてもうなじや襟足には塗らないという方や、うっかり塗り忘れてしまうことが多いので、気をつけてください。
③できるだけ自己処理を避ける
うなじや襟足の自己処理はできるだけ避けてください。
うなじや襟足は自分で直接見えないので、ムダ毛の自己処理が難しい部位です。合わせ鏡をすれば見えますが、その状態でお手入れするとお肌を傷つけるリスクが高く危険です。
とくにうなじや襟足は皮膚が薄くデリケートな部位なので、少しの刺激でも肌トラブルを起こしやすく、肌トラブルがあった場合には脱毛を受けられない可能性があります。
比較的お肌への負担が少ないとされる電気シェーバーを使用しても、襟足のデザインを整えたりする作業は難しいでしょう。
施術前にその場でシェービングしてくれるクリニックや脱毛サロンを選ぶと、事前にうなじや襟足の自己処理をしなくてもよいので安心でおすすめです。
④施術範囲を確かめておく
うなじや襟足を脱毛したい場合、施術範囲をしっかりと確かめておくことがポイントです。
クリニックや脱毛サロンによっては、うなじ脱毛に襟足が含まれておらず別々に分けられている場合や、そもそも襟足は髪の毛に近すぎるため脱毛できないというケースもあります。
気になるクリニックや脱毛サロンを見つけたら、うなじや襟足の脱毛の範囲をしっかり確認しておきましょう。クリニックや脱毛サロンの無料カウンセリングを予約して、直接確認してみるのがおすすめです。
お肌や毛の状態は個人差がありますが、直接うなじや襟足を確認してもらいながら、自分の場合はどこまで脱毛できるのかを明確に確認できます。
⑤必要な施術回数を確認しておく
うなじや襟足を脱毛する場合、だいたい何回くらい施術を受ける必要があるのかを確認しておくことがおすすめです。
うなじや襟足に生えている毛が、産毛のような細い毛の場合、脱毛の効果が出づらいことが多いです。料金だけで安易に選んで契約してしまうと思っていたような十分な脱毛の効果が得られず、追加で何度も施術を受けることになるかもしれません。
自分のうなじをみせただけで正確な施術回数がわかるわけではありませんが、だいたいの目安がわかるだけでも、脱毛の計画を立てやすいかと思います。
また万が一効果が出なかった場合の追加照射については、クリニックや脱毛サロンによってさまざまな規定があります。無料で受けられる場合もあるので、あらかじめ確認しておくことをおすすめします。
まとめ
- うなじや襟足は自己処理が難しいため、脱毛がおすすめ
- 襟足のデザインにはW型・U型・MW型があり、自分がなりたい仕上がりに合わせて選べる
- 万が一デザインが気に入らなくても元に戻せないので注意が必要
- うなじや襟足は痛みを感じやすい部位なので、医療レーザー脱毛よりも痛みが少ない光脱毛がおすすめ
- うなじや襟足の脱毛を契約する際には、施術範囲や脱毛完了までに必要な施術回数を確認しておくことがおすすめ
コメントを残す