二の腕に産毛がたくさん生えていて自己処理が面倒だと感じていませんか。夏になるとノースリーブを着る機会も多くなるため、二の腕のムダ毛も処理しておかなければなりません。しかし、二の腕は全体的に産毛が生えているので、処理が面倒に感じてしまうでしょう。
ここでは、二の腕の産毛は脱毛できるかを解説します。産毛を脱毛することでのメリットとデメリット、効果を期待できる脱毛機についてもお教えします。
目次
産毛とは?
産毛とは、一般的に細く、柔らかい毛のことを指します。ただし、産毛に明確な定義はないため、人によって捉え方は異なります。顔に生えている毛のみを産毛と考える方もいれば、脇やVIO、足に生えている毛以外を産毛だと考える人もいるからです。
部位を問わず、細く柔らかな毛が生えていれば産毛という風に考えておいてもいいでしょう。
産毛は脱毛でなくならないって本当?
産毛の脱毛を検討しているけれど、脱毛ではなくならないと聞いた…と悩む方もいるでしょう。
産毛は濃く太い毛に比べると、脱毛効果が現れにくくなっています。産毛と一緒に濃い毛も脱毛した方は、濃い毛の方が効果を実感しやすいため、産毛には効果がないと感じてしまうのです。
ここでは、産毛が脱毛でなくならないと言われている理由について解説しましょう。
産毛はメラニン量が少ない
産毛への施術効果が低く感じるのは、毛にメラニン色素が少ないからです。脱毛機器から照射されるレーザーや光は、メラニン色素に反応します。濃く太い毛にはメラニン色素が多くあるため、その分効果を実感しやすいのです。
産毛は細く、色素が薄い分メラニン色素も少なくなっています。レーザーや光が反応しにくいため、脱毛をしても目に見えた効果が見えづらいのです。
産毛に効果的な脱毛機を使えば徐々に変化が現れる
産毛を脱毛したいときは、産毛への効果を期待できる脱毛機を選ぶことが重要です。脱毛機はレーザー、光別に様々な種類があり、それぞれで特徴が異なります。
太く濃い毛に反応するもの、日焼けした肌にも照射可能なものなどがあり、中には産毛への効果が期待できるものもあります。
サロンやクリニックによって取り扱う機器が異なりますので、産毛に効果がある機器を採用しているかを確認しましょう。導入している機器については、クリニックやサロンの公式サイトから確認可能です。
産毛に効果的な脱毛機とは?
産毛を脱毛するときは、細くて柔らかい毛にも対応する機器を選ばなければなりません。しかし、どの機器が産毛に効果的なのか、知識がなければ判別は難しいものです。ここでは、産毛への脱毛効果を期待できる脱毛機について解説します。
蓄熱式の機器がおすすめ
産毛を脱毛するのなら、蓄熱式の脱毛機を導入しているところを選びましょう。
脱毛機器には熱破壊式と蓄熱式の2種類があり、熱破壊式は毛母細胞にアプローチするものです。蓄熱式は肌と毛母細胞の中間地点にあるバルジ領域という場所にアプローチします。
バルジ領域にアプローチすると、毛を成長させる指令が出なくなるため、毛が生えなくなります。毛根に直接アプローチするわけではありませんが、指令を止めれば毛は生えてこなくなるので、脱毛効果を感じられるでしょう。
蓄熱式は熱破壊式に比べて痛みが穏やかで、細く柔らかい毛に向いた機器です。日焼けしている肌にも照射できるため、元々色が黒い方も問題なく施術を受けられるでしょう。
蓄熱式はほとんどがダイオードレーザー
ダイオードレーザーは冷却装置が付いているものが多いため、肌を冷やしながら脱毛を行っていきます。
熱によってダメージが加わった肌をすぐに冷やせば、ダメージによる痛みもある程度軽減できるとされています。そのため、施術時の痛みをさほど感じずに済むでしょう。
ただし、蓄熱式は脱毛効果が現れにくいため、効果を実感するまでに時間がかかります。効果が出るまでに時間がかかると考えておけば、効果が出ないと焦ることもないでしょう。
二の腕の産毛を脱毛することでのメリット4つ
二の腕の産毛を脱毛すると、様々なメリットを得られます。気になっているけれど中々脱毛に踏み出せない……という方は、メリットを知れば前向きに考えられるかもしれません。脱毛で得られるメリットには以下のようなものがあります。
- 自己処理の手間が減る
- 自己処理による肌ダメージがなくなる
- 剃り忘れで焦ることがなくなる
- 肌が明るく、白く見える
ここでは、脱毛によって得られる4つのメリットを詳しく解説しましょう。
自己処理の回数が減る
脱毛をすれば毛が生えてこなくなるので、自己処理の回数が大きく減ります。
肌を露出する時期は全身の毛を処理するかと思いますが、自己処理は非常に手間がかかるため、面倒に感じる人も多いでしょう。忘れてしまうと着たい服が着られなくなるので、ストレスも溜まってしまいます。
脱毛をすれば自己処理の必要がなくなりますので、処理によるストレスも、着たい服を着られないストレスも感じずに済みます。
肌ダメージによるトラブルを避けられる
自己処理の回数が減ればカミソリによる肌ダメージもなくなりますので、トラブルのない美しい肌を手に入れられます。
カミソリは手軽にムダ毛を処理できる便利アイテムですが、刃が肌に当たるとダメージが加わります。赤みやかゆみ、皮がむけるといったトラブルが起こりやすくなり、ひどければ腫れてしまうかもしれません。
トラブルが起こると二の腕を露出する服を着られなくなりますし、落ち着くまでは自己処理もできません。脱毛をすればこういったトラブルを避けられるため、肌悩みもなくなるでしょう。
肌のトーンが明るくなる
二の腕の産毛を脱毛すれば、肌のトーンが明るくなります。
二の腕にはたくさんの産毛が生えており、遠目から見ると暗い肌のように感じます。元々の色白の人は産毛がとても目立つため、脱毛をしてムダ毛をなくすことがおすすめです。肌のトーンが明るくなるので、脱毛前よりも美肌に見えるでしょう。
夏場でも剃り忘れに困ることがなくなる
脱毛をすれば、ノースリーブの服を着ようと思っていたのに、二の腕の自己処理を忘れていたなんてこともなくなります。
夏は様々な部位の自己処理が必要です。足や肘下は覚えているものの、二の腕はつい忘れてしまったなんてことも珍しくありません。二の腕に生えているのは産毛ですが、量が多ければ目立つため、着たい服が着られなくなってしまうのです。
脱毛を終えれば自己処理の手間がなくなるため、うっかり剃り忘れていたなんてこともなくなります。
二の腕の産毛を脱毛するデメリット
二の腕の産毛を脱毛すると、自己処理の手間がなくなる、産毛のない真っ白な肌が手に入るといったメリットを得られます。しかし、脱毛の際にはいくつかのデメリットもありますので、事前に確認しておきましょう。考えられるデメリットは以下です。
- 脱毛前の自己処理が必須
- 硬毛化のリスクを負う
ここでは、二の腕の産毛脱毛をする上で発生するデメリットについて詳しく解説します。
脱毛のたびに自己処理をしなければならない
二の腕に限ったことではありませんが、脱毛をする際は施術前日に自己処理をしておかなければなりません。脱毛効果は、毛の状態によっては現れません。毛には毛周期というものがあり、以下のサイクルを繰り返します。
- 成長期:毛がどんどん成長していく時期
- 退行期:毛の成長がストップする時期
- 休止期:毛が抜け落ちる時期
全身の毛は1~3を繰り返しています。この中で脱毛効果が現れるのは、成長期のみです。退行期と休止期の毛に照射しても効果は現れないので注意しましょう。
自己処理をすると、毛は成長期に入ります。前述のように脱毛効果は成長期のみ現れるので、施術前日は必ず自己処理をしておかなければなりません。
硬毛化のリスクがある
産毛にレーザーや光を照射することで、硬毛化のリスクも上がるとされています。
硬毛化とは、細く柔らかい毛だったものが硬い毛に変わってしまうことです。これは、レーザーや光によって毛根が活性化し、硬い毛が生えてくるのではないかといわれています。
硬毛化のリスクは二の腕や背中など、元々産毛がたくさん生えている場所ほど可能性が高まります。
産毛脱毛にかかる回数や期間は?
産毛の脱毛は効果が現れにくいため、長期間かかるのでは?と不安を感じる方も多いでしょう。しかし、太くて濃い毛であってもある程度の回数が必要なので、産毛だから何度も受けなければならないということはありません。
ここでは、産毛の脱毛にかかる目安回数と期間について解説します。
医療脱毛なら5~10回
医療クリニックで脱毛を受ける場合の目安回数と期間は以下です。
仕上がり | 推奨回数 | 必要な期間 |
産毛が生えてきにくくなる | 5回~ | 5か月~ |
産毛が完全に生えてこなくなる | 5~10回 | 5~18か月 |
クリニックで受けられる医療脱毛は、少ない回数で脱毛が完了します。生えてきにくくなる程度であれば5回~、完全に生えてこないようにするには10回程度の施術が必要です。人によって完了の目安が異なるため、医師に相談しながら回数を決めていくと良いでしょう。
医療脱毛の場合、1~2か月の間隔をあけて施術を行います。早ければ最短5か月で終わるため、すぐに脱毛を終えたい方におすすめです。ただし、医療脱毛は費用が高額なので、経済的な不安がある方にはおすすめできません。
脱毛サロンなら12回以上が目安
脱毛サロンで脱毛を受ける場合の目安回数と期間は以下です。
仕上がり | 推奨回数 | 必要な期間 |
脱毛効果を実感できるようになる | 3~5回 | 1.5か月~ |
産毛が生えてきにくくなる | 10~12回 | 5か月~ |
脱毛サロンは医療脱毛に比べて脱毛機器の出力レベルが低いため、回数が多くなっています。しかし、脱毛の間隔は最短で2週間となっていますので、予約が取れれば一か月に2回の施術を受けられるのです。
そのため、回数が多くても必要な期間は短くなっています。サロンによって空けなければならない間隔が変わりますので、早めに済ませたい方は短い間隔で施術を受けられるところを選びましょう。
自分で気楽に脱毛をしたいならセルフ脱毛へ!
施術時に肌を見られるのが恥ずかしいから、脱毛に中々行けないと悩む方も多いでしょう。二の腕の施術時は上半身は裸で、胸元からタオルをかける状態になるため、恥ずかしいと感じるのも無理はありません。
人に見られることでの恥ずかしさのみが気になっているなら、自身で脱毛を行うセルフ脱毛に通ってみてはいかがでしょうか。
東京にあるセルフ脱毛CIRCUS-サーカス-は、店舗に来店し、置いてある脱毛機を使って施術を行います。スタッフはいませんので、自分で気になる箇所の施術を行えます。
誰かに見られる心配もなく気楽に脱毛ができますので、恥ずかしさを感じる必要もありません。
二の腕の産毛を脱毛して真っ白なツルスベ肌に
- 産毛に明確な定義はないが、一般的に細く柔らかい毛のことを言う
- 産毛は脱毛効果が現れにくいものの、蓄熱式の脱毛機なら効果を期待できる
- 二の腕の産毛を脱毛すれば肌トラブルの予防や剃り忘れの心配がないといったメリットを得られる
- 産毛脱毛は硬毛化のリスクもあるので要注意
- 二の腕の脱毛目安回数は理想の仕上がりによって変わる
- 誰かに見られることなく気楽に脱毛したいならセルフ脱毛がおすすめ
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