「前はもう少しハリがあったのに・・・・・・」「いつの間にか小じわが・・・・・・」
若いときよりも年々お肌の衰えを感じていませんか?マスク生活が長くなり、久しぶりにじっくり鏡を見ると自分の顔が老け込んでいてびっくりしたことがあります。
もうダメだと諦めるのはまだ早いです。これを機にスキンケアについておさらいしてみませんか?日常生活から見直していくことで誰でも美肌を目指すことができます。
この記事では、スキンケアのポイントから日常生活で気をつけたいポイントまで紹介しています。是非ご自身のスキンケアを見直してマスクを外しても恥ずかしくない美肌を手に入れましょう。
目次
覚えておきたい!スキンケアの基礎とは
肌の仕組みを知ろう
スキンケアをする前に肌の仕組みを知りましょう。肌は外側から、表皮→真皮→皮下組織の順番で構成されています。
- 表皮:メラノサイトからメラニン色素を生成、紫外線から肌を守る役割
- 真皮:繊維状のコラーゲンやエラスチンがあり、ヒアルロン酸により水分を保持する役割
- 皮下組織:外部からの衝撃から守ったり、熱を調節したりする役割
スキンケアの必要性
皆さんは普段からスキンケアをしていますが、それぞれ何のためにやっているかご存じでしょうか?役割を確認していきましょう。
- クレンジング:毛穴のメイクの油分が詰まるのをふせぐため
- 洗顔:古い角質や皮脂汚れを落とすことで、透明感のある肌に
- 導入液:化粧水や乳液などを角層へ浸透しやすくするためのもの
- 化粧水:肌に水分を与えるもの
- 美容液:美容効果を与えるもの(美白・ハリなど)
- 乳液:肌に水分と油分を補給して肌のバリア機能をサポート
- クリーム:乾燥しやすいところに塗ることで肌のバリア機能をサポート
- パック:肌に美容成分を浸透させたり、毛穴汚れを取り除いたりするもの
全部を行うのが難しい場合は自分に必要なものを取り入れましょう。
参考 マスク肌荒れの原因は?スキンケア方法も紹介!datsumo
参考 口周りが乾燥しやすい人の特徴は?適切な保湿ケアを解説datsumo
美肌に欠かせない合い言葉「うなはだけつ」
「うなはだけつ」という言葉はご存じですか?美容業界で美肌に欠かせない要素といわれている言葉です。
- う-うるおい:適度な水分を保っている状態(肌表面の角質層が約20〜30%の水分をキープ)
- な-なめらか:すべすべした、肌にざらつきや凸凹がない状態(陶器肌)
- は-ハリ:引き締まった肌(みずみずしく、乾燥していない)
- だ-弾力:頬を指で押したとき、弾むように押し戻される状態
- け-血色:顔の色艶が良く、透明感がある状態(くすみや青白い肌は真逆の状態)
- つ-ツヤ:若々しく、美しい肌(顔全体が明るい印象を与える)
美肌の一番のポイントは「肌の水分と油分のバランスが整っている状態」です。水分と油分のバランスが整っていれば、ニキビなどの肌トラブルを起こしにくく、乾燥による小じわに悩む必要もありません。
- 乾燥肌:洗顔後に肌が引きつる感覚があったり、粉を吹いたりする状態
- 脂性肌:皮脂が過剰に分泌しているか水分が不足している状態
- 混合肌:乾燥と脂性が部位によって異なる状態
「肌の水分と油分のバランスが整っている状態」であれば、上記のような肌悩みからも解放されます。
肌の透明感やなめらかさの条件は以下の通りです。
- ターンオーバーが正常に行われている
- 古い角質が残っていない
- 毛穴の汚れが落ちている
毎日のスキンケアを正しく行うことで少しずつお肌の変化を感じることができるでしょう。
正しいスキンケアのポイントを押さえよう
肌の状態は人それぞれなので、他の人の真似をしても自分にも合うとは限りません。ご自身の肌の状態を確認して、状態に合ったスキンケアをするようにしましょう。
年代別
年代別でスキンケア方法は異なります。ご自身の年齢にあったスキンケアを行いましょう。
- 20代:前半は皮脂の分泌が多いため洗顔を入念に、後半は水分と油分のバランスを整えるために乳液やクリームを活用する
- 30代:様々なストレスで肌荒れしやすいため、入念な保湿ケアが重要
- 40代:しわ・シミ・たるみが目立ち始めるため、ハリ美容液を使用
- 50代:年齢肌が加速するため、保湿やハリ対策などのトータルケアを肌質別のおすすめのスキンケアの方法
肌質別
次に肌質別でもスキンケアは異なるので、ご自身にあったスキンケアを行いましょう。
- 普通肌…皮脂が少なく水分が多いため、乳液で油分を補うケアを
- 混合肌…皮脂が多く、水分が少ないため、化粧水や美容液で水分を補い、乳液は控えめに
- 敏感肌…肌が刺激に弱い状態のため、低刺激タイプのスキンケア化粧品でケアを
- 乾燥肌…皮脂と水分の両方が少ないため、美容液やクリームで入念なケアが必要
- 脂性肌…皮脂と水分の両方が多いため、クリームは控え、さっぱりタイプの化粧水と乳液でケアしましょう
スキンケアの手順
スキンケアは朝と夜の2回行いますよね。基本的にはどちらも一緒ですが、それぞれのポイントを確認していきましょう。
朝のスキンケア
朝のスキンケアのポイントは寝ている間の汚れを落とし、メイク前の肌を整えることです。
- STEP.1洗顔寝ている間に分泌される皮脂をしっかり洗顔で落とす(皮脂汚れが残っているとメイクが浮く原因に)
- STEP.2化粧水メイクのノリを良くする
- STEP.3美容液乾燥が気になる方は保湿美容液、シミやくすみが気になる方は美白美容液を
- STEP.4乳液洗顔後は油分も失われるため乳液は必須
- STEP.5メイク
夜のスキンケア
夜のスキンケアのポイントは日中の皮脂汚れなどをしっかり落として、肌をいたわることです。
- STEP.1クレンジングメイクが残らないようにしっかり落とす(ポイントメイクはオイルクレンジングで)
- STEP.2洗顔キメ細かい弾力泡で丁寧に(メイク汚れや皮脂汚れが残らないように)
- STEP.3導入液化粧水や美容液の浸透性を高めるため
- STEP.4化粧水肌の水分の低下を補うため
- STEP.5美容液日中受けたダメージ補修(保湿美容液やハリ美容液)
- STEP.6乳液洗顔後不足する油分を補うため
参考 透明感のある肌になるには?美肌作りに必要なケアをご紹介datsumo
美肌になるために欠かせない習慣
スキンケアの方法について確認してきましたが、日常の食事や入浴、睡眠も美肌には欠かせないものになります。
食事
食事に気をつけることで内側から美肌を目指すことができます。必要な栄養素として、ビタミンA・ビタミンC・ビタミンB6・ビタミンE、タンパク質などがあげられます。
食材からのみ毎日摂取するのは難しいため、サプリメントも活用するのがおすすめ。便秘や冷えは美肌にとって天敵となります。暴飲暴食を避けて十分な栄養を摂取して内側から美肌を目指しましょう。
入浴
忙しいとついついシャワーで済ましてしまいがちになりますが、入浴するようにしましょう。入浴することで血行がよくなり新陳代謝がアップしてターンオーバーにより美肌への近道に。
入眠前は38~40度のぬるま湯にゆっくりつかることで、睡眠の質がアップするためおすすめです。
睡眠
忙しい日々を過ごしているとどうしても睡眠時間を削ってしまいますが、睡眠不足は肌へのダメージが。睡眠環境を整えて睡眠の質を上げることで肌の再生が進み美肌への近道に。
睡眠前の食事やアルコール摂取を控え、PCやスマホもできるだけ控えることで質のよい睡眠につながります。また、寝る前にマッサージやヨガを行うことでリラックスして寝ることができるためおすすめです。
まとめ
美肌の秘訣についてスキンケアのポイントから、日常生活で気をつけたい部分まで紹介してきました。
- 「うなはだけつ」が重要
- 肌の水分と油分のバランスに気をつける
- 年齢や肌質に合ったスキンケアを心がける
- スキンケアだけでなく、食事、入浴、睡眠も気をつけることで内側から美肌を目指すことができる
上記のことに気をつけて、美肌を目指していきましょう。ひとつひとつは難しいことではありません。少しづつ毎日繰り返すことで、誰でもツルツル美肌を手に入れることができます。いつでもマスクを外せる準備をしておきましょう。
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