キレイなお肌をキープするためには、肌にいいことを続ける努力が大切です。
スキンケアはもちろん、毎日の食生活や睡眠などの生活習慣を整えることで、肌トラブルを改善できるかもしれません。
このページでは「美肌になりたいけど、どんな生活習慣を送ればいいのかわからない」という方のために、肌にいいことについて解説していきます。
簡単に取り入れられることが多いので、肌トラブルで悩んでいるという方はぜひ参考にしてみてください。
ただし肌いいことをすべて行うことが理想ですが、完璧な生活を送ろうと無理をしてストレスを溜めてしまうことはお肌によくありません。少しずつ普段の生活を見直して、肌にいいことを積み重ねていくことで美肌を目指しましょう。
肌にいいこと①スキンケア
肌にいいこと②食生活
肌にいいこと③生活習慣
肌にいいこと④睡眠
目次
肌にいいこと①スキンケア
スキンケアは毎日行うことなので、ついつい適当になってしまう日もあるかと思います。しかし美肌を目指すうえでスキンケアは非常に重要です。
ここではスキンケアを行う際の注意点など、スキンケアで肌にいいことについて解説します。
肌を清潔に保つ
スキンケアで肌にいいこと1つ目は、正しい洗顔で汚れをしっかり落とし、肌を清潔に保つことです。
肌には皮脂や汗、ホコリや黄砂などの汚れが付着しており、そのままにしておくと肌荒れを引き起こす原因になってしまいます。
クレンジングや洗顔料を使用し、メイクや肌の汚れをしっかりと落としましょう。
このとき汚れだけではなく、肌に必要な潤いまで取り除いたり、肌に刺激を与えないように注意が必要です。洗浄力が強すぎないものや、保湿成分が配合されているクレンジングや洗顔料を使用するのがおすすめです。
やさしく洗顔する
スキンケアで肌にいいこと2つ目は、やさしく洗顔することです。
顔の皮膚は非常に薄く、デリケートです。汚れをしっかり落としたいからといってゴシゴシ擦ると、摩擦の刺激により肌がダメージを受け、肌トラブルを引き起こす原因になってしまいます。
洗顔の際は洗顔料をよく泡立てて、その泡を肌の上で転がすようなイメージで、やさしく洗いましょう。時間をかけてしっかり洗いすぎると肌の負担になってしまうため、手早く済ませることも大切です。
すすぐ際は顔を擦らないように注意し、泡が残らないようにしっかりと洗い流してください。熱いお湯は肌への刺激が大きいので、32度前後のぬるま湯を使用しましょう。
丁寧な保湿ケア
スキンケアで肌にいいこと3つ目は、丁寧な保湿ケアを欠かさずに行うことです。
乾燥すると肌のバリア機能が低下してしまうため、肌荒れや炎症などの肌トラブルを引き起こす可能性が高くなります。とくに洗顔後は乾燥しやすい状態なので、化粧水や乳液などでしっかりと保湿してください。
基本的な保湿ケア方法は、まずは化粧水で肌に水分を補います。そのあと乳液やクリームなどの油分でフタをし、潤いを逃さないようにしましょう。とくに乾燥肌の方は、保湿成分が配合された美容液などをあわせて使用すると効果的です。
毎日のスキンケアが面倒に感じる方は、オールインワンアイテムを選ぶと手順が少なく、スキンケアの負担を軽減できるでしょう。ローションタイプのものよりも、クリームやジェルタイプのほうが長時間肌に留まってくれるため、高い保湿の効果を期待できます。
敏感肌用の無添加の化粧品やアレルギーテスト済みの肌にやさしい商品などさまざまなスキンケア用品があるので、自分に合ったアイテムを選んで保湿を行いましょう。
コスメの使用期限を守る
スキンケアで肌にいいこと4つ目は、コスメの使用期限を守ることです。
食べ物と同じように、コスメにも使用期限があります。
とくにファンデーションや口紅、日焼け止めなどには油分が多くふくまれているので、時間とともに酸化が進んでしまいます。
古くなったコスメを使用すると肌に負担がかかってしまうので、使用期限は必ず守ることが重要です。
使用期限が記載されていないコスメは、未開封の場合3年、開封後は1年が使用期限の目安です。アイラインやアイシャドウ、マスカラなど粘膜付近に使用するコスメは雑菌が入りやすいため、開封後半年程度で交換しましょう。
休日はお肌を休める
スキンケアで肌にいいこと5つ目は、肌を休めることです。
メイクは肌に負担を与えてしまいます。休日はなるべくメイクをしないで過ごすことで、肌を休ませてあげましょう。
またノーメイクで過ごすとメイクを落とす必要がないため、クレンジングによる肌への負担を軽減できます。とくにクレンジングに界面活性剤という成分が含まれている場合、肌へに大きなダメージを与えてしまう可能性が高いといわれています。
またクレンジングはメイクの油なのか、肌の油脂なのかを判別できないため、本来必要な皮脂まで落としてしまいます。
美肌を目指すためには、できるだけ肌を休ませてあげることが大切です。
紫外線対策を徹底する
スキンケアで肌にいいこと6つ目は、紫外線対策を徹底することです。
紫外線を浴びると、肌を保護するためにメラニン色素が分泌されます。
通常の量であれば肌の新陳代謝であるターンオーバーにより排出されるので問題ありません。しかしメラニン色素の分泌量が多い場合、色素沈着を起こし、シミやくすみになってしまいます。
また紫外線を浴びると肌が乾燥するため、かゆみが出たりシワ、たるみなどの肌トラブルを引き起こす可能性もあります。
夏だけ紫外線対策を行っているという方が多いですが、紫外線は毎日降り注いでいるため、1年を通して紫外線対策を徹底する必要があります。
くもりや雨の日など、日差しが強くない日でも紫外線によるダメージを受けています。日焼け止めクリームを塗ったり防止をかぶるなど、しっかりと紫外線対策を行い、紫外線のダメージから肌を守りましょう。
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肌にいいこと②食生活
キレイな肌をキープするためには、食生活も大切です。
ここからは肌にいい食べ物など、食生活について肌にいいことを解説していきます。
バランスのいい食事をとる
食生活で肌にいいこと1つ目は、バランスのいい食事をとることです。
美肌を目指すためには抗酸化作用が高いビタミンAやビタミンC、皮膚の細胞をつくってくれるタンパク質、乳酸菌やミネラルなどの栄養素をバランスよく摂取することが大切です。
食事から栄養を摂取するのが難しいという方は、サプリメントを利用するのも良いでしょう。
暴飲暴食を避け、3食しっかり食事をとるなど、バランスのとれた食生活を心がけましょう。
腸内環境を整える食事をとる
食生活で肌にいいこと2つ目は、腸内環境を整える食事をとることです。
便秘は腸内に老廃物が溜まった状態なので、そこから悪玉菌が生まれます。腸で発生した悪玉菌は体内を巡り、肌にトラブルを起こしてしまいます。
便秘を解消するためには、腸内環境を整えることが重要です。ゴボウやサツマイモなど食物繊維が多く含まれた食材や、納豆などの発酵食品を意識して食事に取り入れて、腸内環境を整えましょう。
水分をしっかり摂取する
食生活で肌にいいこと3つ目は、水分をしっかり摂取することです。
水分が不足すると血がドロドロになり、新陳代謝が悪くなってしまいます。新陳代謝が悪くなると肌荒れやむくみ、便秘など、さまざまなトラブルを引き起こします。1日あたり1.5〜2L程度の水分を摂取する習慣をつけましょう。
おすすめは、カフェインレスの飲み物です。体を温めると代謝がよくなる傾向があるため、体温に近い38℃くらいの白湯やハーブティーなどを飲むとよいでしょう。
水分をとる際は一気に飲むのではなく、1日のなかで何度かに分けてこまめに摂取してください。
間食に注意する
食生活で肌にいいこと4つ目は、間食に注意することです。
「小腹が空くと、ついスナック菓子やチョコレートを食べてしまう」という方は多いのではないでしょうか。
とくに脂っこいものを食べると、皮脂が過剰に分泌されるため、ニキビや毛穴づまりなどの肌トラブルを引き起こしやすくなります。ニキビや角栓で悩んでいるという方は、一度控えてみましょう。
油分たっぷりのスナック菓子や、砂糖がたくさん使われているチョコレートは、美肌には大敵です。間食には砂糖を使用していないドライフルーツやヨーグルト、バナナや素焼きのナッツなどがおすすめです。
肌にいいこと③生活習慣
美肌を目指すなら、生活習慣も重要です。
ここからは普段の生活習慣で肌にいいことについて解説します。
ストレスを溜めない
生活習慣で肌にいいこと1つ目は、ストレスを溜めないことです。
ストレスが溜まると自律神経が乱れて血行が悪くなり肌のターンオーバーが正常に行わません。そうすると肌トラブルを引き起こしやすくなってしまいます。
ストレスは気づかないうちにどんどん蓄積されてしまうので、自分なりのストレス解消方法を知っておくことが大切です。
キレイな肌を目指すために、定期的にストレスを解消する時間をつくり、ストレスを溜めないように心がけましょう。
適度な運動をする
生活習慣で肌にいいこと2つ目は、適度な運動をすることです。
運動をすると血行が良くなり、肌のターンオーバーが促進されやすくなるため、美肌に繋がります。
ストレス解消の効果も期待できるので、ウォーキングやストレッチなど、体に負担の少ない運動から始めてみると良いでしょう。
入浴する
生活習慣で肌にいいこと3つ目は、入浴することです。
入浴すると血行がよくなるため、肌のターンオーバーが促進されたり、湯圧によりむくみが改善されやすくなります。またゆっくりとお風呂に入ることで、疲労回復やストレス解消の効果があると言われているため、肌にいいのです。
ただしあまりに長い時間入浴してしまうと、お肌のバリア機能が低下し、外部からの刺激を受けやすくなってしまいます。またお湯の温度が高すぎると身体が温まる前にのぼせてしまう可能性があるので、38〜40℃のお湯に15〜20分程度入浴することがおすすめです。
ゆっくりと入浴したいという方は半身浴を試したり、途中で休憩するなど、身体に負担をかけないように気をつけてください。
暑い日はシャワーで済ませるという方も多いかもしれませんが、美肌を目指すためには入浴して身体の芯まで温める習慣をつけることが大切です。
また入浴することでシャンプーやボディーソープの残留を防ぐことができるため、背中ニキビが気になるという方は入浴すると良いでしょう。
肌にいいこと④睡眠
肌は寝ている間に再生されるため、美肌を目指すうえで質の良い睡眠は欠かせません。
ここからは睡眠で肌にいいことについて解説していきます。
睡眠時間を確保する
睡眠で肌にいいこと1つ目は、最低でも6時間以上の睡眠時間を確保することです。
肌の再生に必要な成長ホルモンは、寝ている間に分泌されます。したがって健康な肌をつくるためには、睡眠が大切なのです。
とくに肌のターンオーバーは「お肌のゴールデンタイム」である22時~2時にかけて活発に行われると言われています。
美肌を目指すためにはできるだけ22時までに就寝し、6時間半~8時間程度の睡眠時間を確保しましょう。
睡眠環境を整える
睡眠で肌にいいこと2つ目は、睡眠環境を整えることです。
良質な睡眠をとるためには、眠りにつきやすい環境を整え、心身ともにリラックスさせることが大切です。
部屋を暗くして好きな音楽を流したり、アロマの香りで部屋を満たすなど、自分の好きな方法で睡眠環境を整えましょう。ストレッチやヨガなどの軽い運動を行うこともおすすめです。
また体が冷えていると眠りにつきにくくなるため、寝る前は体を冷やさないように気をつけてください。
美肌を目指すために、睡眠環境を整え、質の良い睡眠をとりましょう。
目を休ませる
睡眠で肌にいいこと3つ目は、就寝前には目を休めることです。
スマートフォンやパソコンのブルーライトは交感神経を刺激するため、入眠しづらくなったり、睡眠の質を低下させてしまいます。
睡眠の質が悪いと、身体の疲れが取れなかったり、肌の再生にも影響を与えてしまいます。
就寝時間の30分〜1時間前にはスマートフォンやパソコンを触らないようにしたり、スマートフォンのブルーライトカット機能を使用するなど、就寝前にはできるだけ目を休ませるように意識しましょう。
就寝前の食事やアルコール摂取を控える
睡眠で肌にいいこと4つ目は、就寝前の食事やアルコールの摂取を控えることです。
食事やアルコールを摂取すると、食べ物の消化にエネルギーが使用されるため、入眠後の眠りの質が低下してしまいます。
良質な睡眠をとるためには、就寝の2~3時間前までには食事を終わらせることが大切です。
また体が冷えていると入眠しづらくなるため、カフェインやアルコールは控えて、白湯などを飲んで体をあたためることも良質な睡眠をとるためのポイントです。
枕カバーやシーツを清潔に保つ
睡眠で肌にいいこと5つ目は、枕カバーやシーツを清潔に保つことです。
人は寝ている間に500mlもの汗をかくと言われており、その汗は枕カバーやシーツに吸収されています。汗により雑菌が繁殖した枕カバーやシーツが、ニキビなどの肌トラブルの原因になっているかもしれません。
とくに枕カバーは顔が直接触れるものなので、こまめに洗濯をして、常に清潔な状態にしましょう。
「毎日取り換えるのは面倒」という方は、枕カバーやシーツの上に薄いタオルなどを1枚敷いておくと簡単に洗えます。
まとめ
- スキンケアや食生活、生活習慣や睡眠などを改善し、肌にいいことを重ねていくことが大切
- やさしく洗顔して肌の汚れを落とし、保湿を行う
- コスメは使用期限を守って使用し、休日はお肌を休める
- バランスのいい食事や、こまめな水分補給を行う
- 適度な運動や入浴など、ストレスを溜めない生活をおくる
- 良質な睡眠のために就寝前には環境を整え、6時間半~8時間程度の睡眠時間を確保する
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