ヒゲ脱毛をしたいけれど、太いヒゲの中に細いヒゲもあるから、まとめてできるかが不安……とお悩みではありませんか。
脱毛の効果の現れ方は毛の太さによっても異なるため、細いヒゲはそのまま残ってしまうのではと不安を感じるでしょう。
ここでは、医療脱毛は細いヒゲにも有効かを解説します。ヒゲを脱毛することでのメリットや細いヒゲは何回施術を受けるべきかもお教えいたします。
目次
ヒゲに細い毛と太い毛があるのはなぜ?
体に細い毛と太い毛が混在しているのは、遺伝やホルモンバランスの影響だと考えられています。生まれたばかりのころは太い毛がなく、体中の毛は細く柔らかい産毛です。
成長とともに毛が太くなっていき、足やヒゲ部分は剛毛になっていくでしょう。大人になるころには、産毛と剛毛どちらも混在している状態になっているかと思います。
両親の毛質による影響もありますが、男性はホルモンバランスの影響を大きく受けます。
男性ホルモンのテストステロンは毛の成長や促進などの働きがあるとされており、多くなればなるほど太く、毛深くなっていくでしょう。
ただし、体中の毛が男性ホルモンの影響を受けるわけではないので、大人になっても産毛のまま残る毛もあります。
男性はフェイスラインに無数のヒゲが生えるため、その中に産毛が混ざっていても不思議ではありません。
ヒゲ脱毛をすることでのメリットは?
ヒゲ脱毛をすると以下のようなメリットが得られます。
- 朝の時間に余裕ができる
- 肌がきれいになる
- 青ヒゲの悩みを解決できる
脱毛をしてヒゲをなくせば、様々なメリットを得られます。毎日実感できる利点ばかりなので、脱毛をして損はないでしょう。
ここでは、ヒゲ脱毛で得られる3つのメリットを詳しく解説します。
朝のお手入れ時間を短縮できる
ヒゲ脱毛をすればシェービングの必要がなくなるので、朝のお手入れ時間を短縮できます。
朝は歯磨きをしたり、洗顔をしたり、髪の毛を整えたりと様々なことをしなければなりません。身だしなみに時間がかかるため、朝は余裕をもって起きる必要があります。
その中でもヒゲ剃りは特に面倒な作業だと言えるでしょう。ヒゲの量が少なければさっと終わるものの、フェイスライン全体から鼻の下、頬にまで生えていると処理部分が広くなってしまうからです。
脱毛をしてしまえば、ヒゲ剃りの必要はなくなります。ヒゲ剃りに時間を使っている方は大きく時間短縮ができるため、朝は余裕をもって通学・出勤できます。
肌トラブルがなくなる
ヒゲ剃りの必要がなくなれば、肌トラブルが起こる可能性を低くできます。ヒゲ剃りで使うカミソリは肌にダメージを与えるため、以下のようなトラブルが起こるかもしれません。
- ニキビ
- 切り傷
- 赤み
- かゆみ
毎日カミソリでダメージを与え続けると、肌のバリア機能が低下して赤みやかゆみが出やすくなります。搔きむしるとさらにバリア機能が低下するだけでなく、出血するかもしれません。
肌状態が悪くなるとカミソリをあてることもできなくなるため、ヒゲをはやしたままにしなければならなくなるのです。
また、カミソリをきちんとお手入れしていなければ、細菌が付着してニキビになる恐れもあります。
ニキビができてしまうとカミソリで傷つける恐れがあるため、この場合もヒゲ剃りができなくなってしまいます。
また、T字カミソリを使っている場合は、肌に切り傷を残す可能性もあるでしょう。
ヒゲ剃りによって様々なトラブルリスクを抱えてしまうため、肌をきれいに保ちたいのであれば早めに脱毛をすることがおすすめです。
青ヒゲの悩みを解決できる
ヒゲの成長の速さに困っている方も、脱毛をすれば青ヒゲの悩みを解決できます。
ヒゲをそった後はきれいな仕上がりとなりますが、時間の経過とともにヒゲはどんどん伸びていきます。成長が速い方は、昼頃にはチクチクとした手触りを感じるのではないでしょうか。
ヒゲ剃り後は見た目が肌色でも、時間経過とともにヒゲ部分が青く見えてきます。これは、皮膚内にある毛が透けて、青く見えることが原因です。
成長速度が遅ければ青ヒゲになることは少ないものの、速度が速い方は昼や夕方ごろに青ヒゲであることに気付くかもしれません。
青ヒゲは清潔感がなくなるため、清潔さを重視する職業に就いている方には大きな障害となります。脱毛をすれば毛が成長することもなくなるので、青ヒゲになることはありません。
細いヒゲは何回施術を受けるべき?
細いヒゲが生えている場合、何回施術を受ければ自己処理不要の肌になるのかが気になるかと思います。脱毛方法別の目安回数は以下です。
脱毛方法 | 目安回数 |
光脱毛 | 8~15回 |
レーザー脱毛 | 3~8回 |
ニードル脱毛 | 3~8回 |
細いヒゲは効果を実感しにくいものの、太い毛と必要な回数はさほど変わりません。そのため、濃い毛とまとめて施術できるでしょう。
ここからは、細いヒゲを脱毛する場合の目安回数について詳しく解説していきます。
5~10回がおすすめ
医療レーザーでヒゲ脱毛をするなら、5~10回の施術を受けることがおすすめです。
上記では3回~とご説明しましたが、自己処理不要の状態にはなりません。3回目頃からようやく効果を実感できるようになるため、ツルツルの肌を手に入れるには5回ほど受ける必要があるのです。
自己処理がほとんど必要ない程度に仕上がればいいという方は、5回の契約プランを選択しましょう。
長期にわたって自己処理の必要がないツルスベ肌を手に入れたいなら、8~10回を目安に施術を受けることがおすすめです。
自己処理不要の状態を目指すなら追加で施術を受ける
契約したプランだけでは物足りなかったという方は、追加で施術を受けてみてはいかがでしょうか。
クリニックでは複数回の回数プランの他に、単発プランも用意しています。単発プランは1回のみとなっており、複数回のコースを受けた後であれば、通常価格よりも安い価格で受けることが可能です。
5回で十分だと思っていたけれど、もう少しきれいにしたいから追加で受けたい場合などに有効です。追加施術は1回受けるたびに費用がかかるため、予算を考慮した上で何回受けるかを決めましょう。
細いヒゲの脱毛におすすめの機器は?
細いヒゲも濃いヒゲも、施術の目安回数に大きな差はありません。
しかし、使用する脱毛機器によって効果の現れ方が異なるため、細い毛と太い毛両方に対応できる機器、またはそれぞれに対応できる機器を導入しているクリニックを選ぶことが大切です。
脱毛機器の種類は大きく分けて2つです。
- 熱破壊式:レーザーを照射して毛母細胞を破壊する脱毛方法
- 蓄熱式:低出力のレーザーでバルジ領域を破壊する脱毛方法
脱毛機器に応じて効果を発揮する毛が異なりますので、毛質に応じて機器を選ぶことが重要です。ここからは、細い毛に対応する脱毛機器について見ていきましょう。
蓄熱式は産毛に効果的
細く柔らかい産毛には、蓄熱式レーザーがおすすめです。
熱破壊式はメラニン色素に反応して脱毛を行っていく方法なので、太く濃い毛でないと効果が出づらくなっています。蓄熱式は毛母細胞ではなくバルジ領域にアプローチする方法なので、産毛にも効果が期待できます。
また、蓄熱式レーザーは施術時の痛みが穏やかという特徴も備えています。
熱破壊式はメラニン色素が多ければ多いほど痛みが強くなるとされていますが、蓄熱式は痛みが穏やかなので、我慢できるほどの痛みで済むようです。
熱破壊式と蓄熱式を揃えているクリニックを選ぼう
産毛には蓄熱式の脱毛機器がおすすめですが、太く濃い毛に対応しにくいため、熱破壊式と蓄熱式両方を揃えているクリニックがおすすめです。
どちらもそろっているクリニックを選べば、太いヒゲも細いヒゲもまとめて施術してもらえるでしょう。
クリニックによって導入している機器は異なります。熱破壊式のレーザーのみを採用しているところもあれば、熱破壊式と蓄熱式両方を揃えているところもあります。
中には1台で熱破壊式と蓄熱式を切り替えられるハイブリッドタイプの脱毛機器を採用しているところもありますので、気になるクリニックを見つけたら導入している機器を確認してみてください。
ヒゲ脱毛の注意点とは?
ヒゲ脱毛をする際は、いくつかの注意点に気を付ける必要があります。何の準備も心構えもしていない状態だと、施術を受けた際に驚いてしまうかもしれません。
注意したいポイントは以下です。
- ヒゲ部分は施術時の痛みが強い
- 毛質が変わる恐れがある
ここからは、注意したい2つのポイントを解説していきます。
痛みが強い
ヒゲ部分の施術は痛みが強いため、痛みが不安な方にとっては大きなリスクとなるでしょう。
ヒゲ部分は毎日の自己処理でバリア機能が低下しており、肌が弱くなっている恐れがあります。肌が弱い部分に照射すると痛みを強く感じるため、他の部位に比べて施術も苦に感じるでしょう。
また、ヒゲは1本1本の根が非常に深いため、レーザー照射時の熱が伝わりやすくなっています。
効果を実感しやすいというメリットがある一方で痛みが強いデメリットもあるため、施術に耐えられないほどの痛みを感じる場合は麻酔をお願いしてください。
硬毛化や増毛化のリスクがある
ヒゲ脱毛を行うと、以下のリスクがあります。
- 硬毛化:毛質が硬くなってしまう症状
- 増毛化:毛の量が増えてしまう症状
これらは産毛に限ったことではなく、太い毛に照射しても起こりうるとされています。そのため、どこの部位を脱毛しても同じリスクを抱えるものだと思っておきましょう。
なぜ毛が硬くなったり、増えたりするかは解明されていません。
リスクを抱えた状態で脱毛をするのは不安だと思いますが、クリニックでは症状が出た際に何らかの対応を行うため、何もせず放置ということはないでしょう。
また、施術はトラブルが起こらないよう進めていきますので、リスクが起こる可能性も低いといえます。不安な方はカウンセリング時に医師に相談してみましょう。
医療脱毛でヒゲをなくして清潔感を持とう
- 遺伝やホルモンバランスによって濃い毛が誕生するので、産毛と混在するのは珍しいことではない
- ヒゲ脱毛をすれば朝の時間に余裕ができる、肌トラブルが少なくなるといったメリットを得られる
- 細いヒゲには蓄熱式の脱毛機がおすすめ
- 細い毛と濃い毛が混在している場合は蓄熱式と熱破壊式両方を使うことがベスト
- ヒゲ脱毛は強い痛みや硬毛化・増毛化などのリスクも抱えている
- リスクが不安な方はカウンセリング時に相談を!
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