医療脱毛したいけど痛い?痛くない?と気になっていませんか?ムダ毛をしっかり脱毛したい、でも痛みが気になって踏み切れない。そんなあなたへ、
- 痛くない医療脱毛の選び方
更に痛くないおすすめの脱毛法
などをご紹介します。
痛くないケアでツルスベ肌を手に入れて、ムダ毛の悩みから解放され、自分の肌に自信を持つお手伝いができれば幸いです。
目次
医療脱毛は痛くないのもあるの?
医療脱毛は脱毛サロンより痛いとよく聞きますね。実際に「痛すぎて次の予約が取れない」「痛みで鳥肌が立って涙が出る」と表現する人までいます。
もちろん痛みの感じ方は人それぞれですが、なるべく痛くない医療脱毛でムダ毛を無くしたいですよね。でも安心してください。痛くない医療脱毛はあります!そしてその選び方も書いていきます。
まずは、医療脱毛で主流なレーザー脱毛とその痛みについて詳しく書いていきますので参考にしてください。
医療脱毛レーザーで痛くないのはどれ?
医療脱毛のレーザーで痛みを感じてしまうのは、照射した時にムダ毛のメラニン色素に反応して発生する熱が原因です。脱毛サロンの機器の温度はおよそ70℃くらいですが、医療脱毛のレーザーは250度以上にもなります。
そのため、脱毛サロンに比べると医療脱毛は発生する熱が高く痛みが強いと言われることが多いんですね、また、濃い毛ほどメラニンの反応も強くなりより痛みを強く感じやすくなります。
女性なら脇の下やデリケートゾーン、男性ならひげなどは太く濃い毛が多いので痛さも感じやすいです。
ただ、レーザー脱毛器にも種類があり、痛みの感じ方がそれぞれ違います。また、毛根のメラニン色素に反応させる方法ではないレーザー照射の機器もあります。それを選ぶかによっても痛い、痛くないが変わってしまうんですね。
医療脱毛で使われているレーザーは主に以下の3種類です。それぞれ詳しく見てきましょう。
アレキサンドライトレーザー
メラニン色素に一番よく反応するため、太い毛、濃い毛の脱毛に向いているレーザーです。そのため産毛など細い毛には向きません。
日本では一番よく使われている脱毛器になります。脱毛だけじゃなく美容効果も期待できます。脱毛効果を感じるまでに必要な施術回数はおよそ5〜8回程度です。
ヤグレーザー
最も波長の長いレーザーのため、深い毛の脱毛に使われます。痛みがかなり強いので、本当に深く濃い毛だけを狙って脱毛するときに使われますが、ヤグレーザーを実際に医療脱毛に使っているクリニックはそう多くはありません。
自分でのムダ毛処理がほとんどなくなるまでには5〜8回程度の照射が必要です。痛くない医療脱毛を探している方にはおすすめできません。
ダイオードレーザー
濃い毛にも産毛にも使える万能なレーザー脱毛です。医療レーザー脱毛では2番目に多く使われている脱毛器で、痛みも少ないのが特徴です。
ダイオードレーザー機器には、熱破壊式(IPL)と蓄熱式(SHR)の2つがあり、蓄熱式の方が更に痛みが少ないです。
敏感肌や肌の弱い人にも使えます。ムダ毛処理が楽になるまでにはおよそ6〜10回程度の照射が必要で、他の2つに比べると効果を感じるまでには時間がかかると言われています。
3つの医療脱毛レーザーを痛くない順番で並べると以下のようになります。
- 1位ダイオードレーザー
2位アレキサンドライトレーザー
3位ヤグレーザー
一番痛くないダイオードレーザーについて、更に詳しく見ていきましょう。
痛くないダイオードレーザーには2種類のタイプがある
医療脱毛の中で最も痛くないダイオードレーザーには、更に蓄熱式(SHR)と熱破壊式(IPL)の2つがあります。そしてその中でも痛みが少ないのが蓄熱式(SHR)です。それぞれにメリットとデメリットがありますので詳しく書いていきますね。
蓄熱式(SHR)の脱毛法とメリットとデメリット
蓄熱式(SHR)脱毛は、毛根の中にあるバルジ領域と呼ばれる部分に照射する方法です。
バルジ領域とは、体毛を実際に作る『毛包細胞』と体毛に色素をつける『色素幹細胞』の2種類の細胞がある部位で、蓄熱式のレーザーはこのバルジ領域を壊すことでムダ毛を作らせなくする脱毛法です。
毛根のメラニン色素へ照射するには高温のレーザーが必要ですが、バルジ領域を壊すにはそれより弱いレーザーを繰り返し照射していくため、熱による刺激も弱く痛くないと感じる人が多いのがメリットです。
毛根の黒いメラニン色素にレーザーを充てる脱毛ではないため、白髪や細い産毛にも使えます。
ただ、毛根を破壊するレーザーとは違い、これから作られるムダ毛を徐々に少なくすることに効果を発揮するため、今生えている毛がポロポロ抜けるようなことはなく、脱毛効果を感じるまでには時間がかかるのがデメリットですね。
- 蓄熱式(SHR)のメリット:痛みがほとんどない、白髪や薄い毛にも効果がある
蓄熱式(SHR)のデメリット:ムダ毛が薄くなったと感じるまでに時間がかかる
熱破壊式(IPL)の脱毛法とメリットとデメリット
熱破壊式(IPL)は最もメジャーな医療脱毛で、ムダ毛のメラニン色素に反応する光を当て、毛根の組織を壊す脱毛法です。メラニン色素が反応しやすい太い毛に威力を発揮します。脇の下やVIO、ひげ脱毛に向いています。
熱破壊式(IPL)の施術を受けると、毛根の組織そのものが壊れ栄養が絶たれることで、ムダ毛が成長できなくなりポロポロと抜け始めます。そのため毛が少なくなるのを早く実感できるのがメリットです。
更に施術を繰り返すことで、どんどん毛が細くなりやがてムダ毛が気にならない肌になります。ムダ毛のメラニン色素に反応する際に、高い熱が発生するため蓄熱式(SHR)に比べると痛みを感じやすいのがデメリットです。
- 熱破壊式(IPL)のメリット:太い毛に特に反応しやすく脱毛の効果を感じやすい
熱破壊式(IPL)のデメリット:痛みが強い
それぞれにメリットとデメリットがありますが、痛くないということを重視して選ぶなら、医療脱毛の中で最も痛みが少ないと言われているダイオードレーザーの中の蓄熱式(SHR)と言うことになります。
冷却機能付きダイオードレーザーを選ぶことで更に痛みが軽くなる
医療脱毛を受けるときに心配な痛みを一番抑えてくれるのは蓄熱式(SHR)のダイオードレーザーということはお判りいただけたと思います。
そして更に痛くない脱毛を実現するために、冷却機能付きダイオードレーザーがおすすめです。冷却機能がついていると、レーザー照射の熱が皮膚へ伝わる前に冷やすことができ、より痛みを感じにくくなります。
また、肌を冷やしながら脱毛をすると、皮膚表面を保護して肌のトラブル防いだり、火傷も起こりにくくなります。
以上のことから、痛くない医療脱毛を実現するためには、
- ダイオードレーザー
蓄熱式方式
冷却機能付き
この3つを意識してクリニックを選びましょう。
具体的には以下で紹介する2つのダイオードレーザーの脱毛機器には、この3つの機能が揃っていますのでクリニック選びの参考にしてください。
- メディオスターNeXT PRO
メディオスターモノリス
参考 医療脱毛って何回通えばいいの?回数の目安を部位別に紹介セルフ脱毛完全マニュアル
痛みはあるけど結果が早い熱破壊式(IPL)を選びたいときは麻酔を検討
医療脱毛を考える時、「痛みはあっても早く結果が出る」「時間はかかっても痛みが少ない」このどちらを選ぶかは悩む方もいると思います。
できるだけ早く結果を出したい、でも痛いのはちょっと・・・という時は、あえて熱破壊式(IPL)を選び麻酔を検討してみるという手もあります。医療脱毛は医師がいるクリニックで行われるため、麻酔を使った施術も可能です。
医療脱毛の際に使われる麻酔にはいろいろな種類がありますが、主に以下の2つが使われることが多いです。
- 笑気麻酔
麻酔クリーム
それぞれ詳しく見ていきます。
笑気麻酔
「笑気ガス」と呼ばれるガスを吸入用のマスクを着け鼻から吸い込む麻酔です。およそ30秒と素早く効果が表れます。鎮静効果とリラックス作用があり、ふんわりとした気分になります。
私も使ったことがありますが、匂いは特になく少し眠いようなぼぉっとした感じになります。お酒に酔った時の様だと表現されることもあります。
完全に意識がなくなるわけじゃないので、笑気ガスを吸っていても痛みは多少感じるかもしれませんが、痛みに対する恐怖は和らぐので、「痛みが怖くて緊張しそうだ」という方は検討してみる価値があると思います。
マスクを取るとすぐに麻酔効果が消えます。鼻から吸い込む麻酔のため、鼻炎や花粉症で鼻詰まりがあり、吸い込むのが難しい人は使えません。また、妊娠中の女性にも使えません。
もしも麻酔なしで医療脱毛を開始して、痛みが強く施術の継続が困難な場合は、すぐに効くこの笑気麻酔が使われることもあります。
笑気麻酔の成分の70%は酸素なので、副作用が起こる可能性は低いです。極まれに、めまいや吐き気が起こる場合があります。
麻酔クリーム
麻酔クリームは、その名の通り塗った部分の痛みを緩和するクリームです。脱毛部位に塗ると徐々に感覚が鈍りしびれたような皮膚状態が広がり痛みを感じにくくなります。
効果が出るまでおよそ30分ほどかかるので、クリニックにもよりますが麻酔クリームを自分で事前に塗って来て、クリニックの予約時間にはすでに麻酔が効いている状態にすることが多いようです。
麻酔クリームは、笑気麻酔よりも痛みを感じなくなる効果は高いのですが、一度に使える量が決まっています。
そのため全身脱毛ですべての皮膚に塗るようなものではなく、毛が太く特に痛みを感じやすい部位などにスポット的に使う局所麻酔と言えます。
皮膚表面に塗るものなので、妊娠中の方にも使えます。まれですが、麻酔クリームを塗ると毛細血管が拡張するため、かゆみや赤み、じんましん、不快感、手の震えなどが起こることがあります。
医療脱毛で麻酔を使う時の注意点
医療脱毛もそれに伴う麻酔も、健康保険の適用外の自由診療です。そのため、クリニックによって麻酔の料金は違います。医療脱毛の料金に、麻酔が無料で含まれているところもありますが、大抵は脱毛料金とは別料金です。
また、クリニックによって数千円~と値段も幅広く、また1部位の料金、1回の料金など設定も様々です。医療脱毛と同時に麻酔も検討している人は、必ず事前に料金を確かめてください。
医療脱毛の痛みが心配な人へおすすめの対策
医療脱毛にはいろいろなレーザー脱毛があり、痛くない脱毛も可能だということはご紹介しました。それでも痛みが心配な方へ、脱毛前の事前準備やクリニック選びのポイントをご紹介します。
医療脱毛の痛みを軽くする事前準備
医療脱毛はレーザーの光が直接肌に当たるため、肌の状態がとても影響します。肌が荒れてデリケートな状態だと、普通なら感じない程度の刺激でも痛みとして感じてしまうかもしれません。
そうならないように、医療脱毛を受ける前には日焼けしないように気を付けましょう。また、思わぬ肌トラブルを防ぐために、脱毛前は保湿ケアをしっかりして肌環境を整えておいてください。
女性の場合、生理前後はホルモンバランスが変わり、どうしても肌がデリケートになりがちです。可能であれば生理中の脱毛は避けた方が無難です。
カウンセリングの時にテスト照射を受けてみよう
医療脱毛が痛くないか心配な人におすすめなのが、カウンセリング時にテスト照射を受けることです。
クリニックを探すときや予約を入れるときなどに「テスト照射が受けられるか」また、「受けられるとしたらどの部位か」など確認しておくとよいですね。
全ての医療脱毛クリニックでテスト照射を実施しているわけじゃないので、受けたい方は必ず事前に確認してください。
テスト照射がないクリニックに通いたいときは
医療脱毛は少なくとも数回通う必要がありますので、家の近くや会社帰りに寄れるなど、立地でクリニックを選ぶ人も多いと思います。けれど、自分が行きたいクリニックにテスト照射があるとは限りません。
そんな時におすすめなのが、体験プランなどです。ひとまず一番受けたい脱毛箇所を1回単発で受けてみるのです。
始めからお得なプランなどに申し込んだ方が費用的に安く済む場合が多いですが、もしもコースで申し込んでしまって、痛みが強く通うのを躊躇してしまっては無駄になってしまいます。
痛みの感じ方は人それぞれ違うので、このページで紹介した一番痛くない医療脱毛でも、どう感じるかは施術を受けてみないとわかりません。自分は痛みに弱い、痛みが心配という方は単発の脱毛を受けてからコースにするのが安心です。
痛くないのに医療脱毛と同じくらい効果が期待できるケアとは?
医療脱毛でムダ毛のないツルツル肌を手に入れたい、でも痛くないのがいいと思っている方に提案したいのが、脱毛サロンという選択です。
確かに医療脱毛に比べると、効果を感じるまでには時間がかかりますが、痛くないという点では脱毛サロンの方が上です。
ただ、痛くないからと言って何度も通っていては費用が心配ですし、予約を入れたり空き状況などに左右されて、思ったように通えなかったら元も子もありません。
そんなときにお勧めなのが、月額制のセルフケアができる脱毛サロンです。プロ仕様の脱毛機器を使って、自分の都合に合わせて何度でも同じ値段で通えます。
特にLED脱毛の機器があるサロンはおすすめです。LED脱毛は従来の光脱毛よりもムダ毛の内部にまっすぐ届くため、薄くなったと感じるまでが早いからです。
セルフだとちょっとムダ毛が気なりだしたら気軽に行ける点もいいですし、VIOなど見られるのが少し恥ずかしい部位も人目を気にしないで脱毛ができる点もいいですよね。
医療脱毛の痛みが心配な方は、LED脱毛でツルツルの肌になる検討をしてみる価値はあると思います。
参考 セルフ脱毛器を使った脱毛の正しいやり方!準備や注意点を解説セルフ脱毛完全マニュアル
まとめ
- 医療脱毛レーザーで痛くないのは冷却機能付きの 蓄熱式(SHR)ダイオードレーザー
- 熱破壊式(IPL)の脱毛を選んで痛みが心配なら麻酔を使うという選択もある
- セルフ脱毛サロンなら痛みを感じずに結果が出るまで気軽に通える
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