最近話題のVIO脱毛はご存じでしょうか?デリケートな部位なので自分での処理はハードルが高いですよね。
VIOのなかでも特にIゾーンを脱毛しておくことで、生理のときのムレやにおいを解消し、清潔に保つことができるので注目されています。
毛が密集して多い部位なので何回くらい通えばいいのか気になるところ。
この記事では、VIO脱毛する際の必要な回数や医療脱毛、脱毛サロンの違い、効果的に脱毛する方法などVIO脱毛する上で知りたい情報がたくさんあるのでぜひ最後まで読んでみてください。
VIO脱毛で失敗しないためにあらかじめ脱毛について知っておきましょう。
目次
VIO脱毛ってどこのこと?
VIOとは「デリケートゾーン」と呼ばれる部位で、Vライン、Iライン、Oラインの3ヵ所を表します。
- Vライン:正面から見える三角形部分のこと(ビキニライン)
- Iライン:陰部の両サイドのラインのこと
- Oライン:肛門の周りのこと
VIO脱毛をすることで、下着や水着を着たときにムダ毛を気にする必要がなくなります。また、毛がなくなることで蒸れる心配がなくなるためデリケートゾーンを清潔に保つことができます。
中高年の間では、介護脱毛としてVIO脱毛をする人が増えてきています。自分が介護される立場になったときに、下のお世話の手間をラクにするために人気があります。
参考 VIO脱毛はしない方がいいって本当?後悔しないためのポイントdatsumo
Iゾーンをツルツルにしてハイジニーナを目指すには医療脱毛の場合8回以上がおすすめ
VIO脱毛には、完全に毛をなくしてしまうハイジニーナと毛を少し残すやり方がありご自身で選ぶことができます。毛を残す場合でもVゾーンだけ残して、IOゾーンは毛をなくすという場合が多いです。
VIO脱毛の方法は以下の3パターンあります。
- ハイジニーナ(毛を全部なくす):8~10回以上:2年以上
- Vラインを残してIOを脱毛する:8回程度:2年くらい
- 量を減らして薄くする:3~5回程度:半年~1年くらい
脱毛は毛周期に合わせてだいたい2~3ヶ月に1回程度通う必要があり、半年~2年以上通うことになります。
ハイジニーナ(毛を全部なくす):8~10回以上:2年以上
医療脱毛の場合、ハイジニーナを目指す場合は8~10回以上行いましょう。
ほとんどの場合、6~7回くらい行うと太い毛がなくなってきます。しかし、しばらくすると少しづつ毛が生えてきてしまうのでもう少し施術しておきましょう。
8回照射すると、ほとんど毛は生えてこなくなります。ただ、細い毛が残ってしまうので、本当にツルツルで毛が1本も残っていないのハイジニーナを目指す場合は10回以上、納得するまで脱毛しましょう。
ハイジニーナの場合、毛がなくなるため細い毛が生えると意外と目立つもの。毛がなくなるまで徹底して脱毛することでキレイなハイジニーナを目指すことができます。
参考 ハイジニーナ脱毛って?VIOラインをツルツルにするメリット・デメリットdatsumo
Vラインを残してIOを脱毛する:8回程度:2年くらい
生理をラクにしていつでも清潔な状態を保ちたいといった方におすすめ。医療脱毛の場合は8回程度の照射が目安です。
IOラインは皮膚が薄くとてもデリケートな部分。また、下着などで摩擦が起こるため色素沈着で黒ずみがあり、痛みを感じやすい部位でもあります。
そのため、やけどや強い痛みを避けるため、出力を下げて施術していきます。1回ごとの効果がほかの部位より下がるため、Vラインだけの脱毛より回数が多い傾向が。
どの部位でも言えることですが、毛量や毛質によってはもう少しかかることも。逆に毛量が少ない方であれば、6回や7回で十分な可能性もあります。
量を減らして薄くする:3~5回程度:半年~1年くらい
毛をなくさない場合は3~5回程度で十分です。
だいたい3回程度脱毛すれば、細い毛が増えてきて全体的な量がグッと減ります。2回目よりも毛が生える期間が長くなるため、脱毛の効果を実感できる回数です。
ご自身がどのくらいの毛量を残したいかにもよりますが、薄くするだけなら3~5回程度で効果を得られます。5回目くらいには毛量が減るため痛みも少なくなります。部分によってまだらに生えているような状態です。
Vラインのデザインの種類
Vラインを残す場合、いろいろなデザインを選ぶことができます。全部毛を無くすのか、残す場合はどのようなデザインにするのかを考えておくとスムーズに進みます。
参考 VIO脱毛ってそもそもなに?豊富なデザインでおすすめdatsumo
参考 VIOデザインとは?種類や注意点を紹介!datsumo
脱毛は1回だけでは効果は得られない
脱毛は基本的に1回やっただけでは効果は得にくいものになります。その理由として毛周期が関係します。1回の施術で効果を得られるのはそのとき毛が伸びている一部の毛だけで、そのとき毛が伸びていないものに関しては効果はありません。
しばらくすると別の毛が生えてくるので、2回目のときにその毛にダメージを与えます。それを繰り返していくことで、全部の毛根にダメージを与え、脱毛できる仕組みとなります。
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脱毛回数による効果の違い
毛をなくす場合8回程度脱毛する必要がありますが、施術をすることでどのような変化があるのか説明していきます。
VIO医療脱毛:1回目
- 施術後は毛が抜けている
- 1ヶ月程度で生えて元の量と同じくらいに戻る(脱毛器の種類にもよる)
VIO医療脱毛:2回目
- 1回目より毛が再び生えてくるまでの期間が長くなる
- 元の毛の量とほぼ同じくらいに戻る(肌の奥に毛が残っているため)
VIO医療脱毛:3回目
- 2回目よりさらに毛が再び生えてくるまでの期間が長くなる
- 毛が生えてきても1〜2回目ほどは生えない
- 細い毛が増える
VIO医療脱毛:4回目
- 生えてくる毛の多くが細い薄い毛になる
- 毛量が減る
- 部位によってはまばらに生えてくる程度
- 形を整えるだけの人はこの回数で満足できる可能性も
VIO医療脱毛:5回目
- 全体的に毛が薄くなる
- 再び毛が生えてくるまでの期間が2ヶ月くらいに伸びる
- かなりの変化を実感できる回数で、施術時の痛みが減る
- ハイジニーナにはまだならない
VIO医療脱毛:6回目
- さらに施術時の痛みが減る
- 最初の頃とは比べ物にならないくらい毛量が減る
- 太い毛はほとんどない状態
VIO医療脱毛:7回目
- ハイジニーナまであと一歩
- 再び生えてくるまで3〜4ヶ月くらいに伸びる
- 生えてきても薄い毛がまばらに生えてくる程度
- 全体的に脱毛したい人でも満足度が高くなる回数
VIO医療脱毛:8回目
- ハイジニーナにしたい人が概ね満足する回数
- しばらく放っておいてもつるつるの状態を保てる
- VIO脱毛の間隔も4ヶ月以上空けてもOK
8回目までの変化を紹介しましたが、前述したとおり1本も生えてこないくらいツルツルにしたい人は10回以上がおすすめ。
参考 vioの医療脱毛での経過は?施術回数別の状態を解説datsumo
医療脱毛と脱毛サロンの違いは?どっちがおすすめ?
医療脱毛と脱毛サロンの大きな違いは機械のパワーです。医療脱毛より脱毛サロンの方が機械のパワーが弱いため時間がかかります。
医療脱毛の場合の回数は前述したとおり8回程度でほとんどのムダ毛がなくなりますが、脱毛サロンの場合は一般的に少なくとも12回~20回以上かかるといわれています。
医療脱毛がおすすめの人
医療脱毛はパワーが強い分肌へのダメージも強いです。しかし、施術するのは医師や看護師の有資格者なのでトラブルがあった場合の対応は安心。
医療脱毛がおすすめの人は以下に当てはまる人です。
- ハイジニーナにしたい人(永久脱毛したい人)
- お金をかけても早く脱毛を済ませたい人
- 肌が強い人
- 痛みに弱く麻酔を使用したい人
医療脱毛はパワーが強いため、永久脱毛を目指せるものになります。その分痛みを伴いますが、医師が施術するため痛みに耐えられない場合は麻酔をしてもらうことができます。また、肌トラブルを起こした場合も軟膏を処方してもらうことで安心して脱毛することができます。
脱毛サロンがおすすめの人
脱毛サロンは医療脱毛に比べてパワーが弱いですが、肌への負担や刺激が少ないため肌が弱い人におすすめです。
脱毛サロンがおすすめの人は以下に当てはまる人です。
- 多少毛を残しておきたい人
- なるべく費用を抑えたい人
- 肌をきれいにしたい人
- 肌がデリケートな人
脱毛サロンの機械はパワーが弱く「減耗・抑毛」が目的となります。一時的に毛はなくなりますが、永久脱毛ではないのでしばらくすると再び毛は生えてきます。そのため、ハイジニーナを目指す人には脱毛サロンはおすすめできません。
もし脱毛サロンでハイジニーナを目指すには、医療脱毛よりも2倍の回数がかかるといわれています。24回以上通うとほとんど毛は生えてこない状態になりますが、個人差があるため人によってはもっとかかることもあります。
毛を少なくする場合は、12回程度施術すると「薄くなった、毛がなくなった」と感じるようになります。
脱毛サロンの場合、施術後にトリートメントを塗ってくれるサービスがあるところもあるので肌をきれいにしたい人におすすめです。
効果的にVIO脱毛するための方法
せっかくVIO脱毛を行うならより効果的にコスパよく行いたいですよね。効果的に脱毛するポイントは以下の4つになります。ポイントに気をつけて少しでも効果的に脱毛したいですね。
- 医療脱毛を選ぶ
- 保湿をしっかり
- 毛周期に気をつける
- 黒ずみに注意
ひとつずつ確認していきましょう。
医療脱毛を選ぶ
前述したとおり、脱毛サロンよりも医療脱毛の方が大体半分くらいの回数になるので、脱毛の回数は少なくすみます。1回分の料金は高いですが、短い期間で早く脱毛がすむので料金的にも時間的にも医療脱毛の方がおすすめです。
- 医療脱毛(永久脱毛):レーザーで発毛に関わる組織を破壊し、破壊された発毛組織は再生しない
- 脱毛サロン(減耗・抑毛):光で毛根にダメージを与えることで発毛に関わる組織が弱り、毛が細くなる
保湿をしっかり
脱毛で忘れてはいけないのが保湿です。保湿は脱毛と関係ないように思えますが、肌が乾燥していると最悪の場合脱毛してもらえないことも。保湿することで脱毛の効果もアップするので日々しっかり保湿しましょう。
肌が乾燥している場合
肌が乾燥していると「毛周期が乱れる」「痛みを感じやすくなる」というデメリットがあります。
毛周期が乱れると、定期的に2~3ヶ月ごと通っても1回に得られる効果が期待できなくなり、結果的に回数を重ねないと脱毛効果を実感できなくなります。
乾燥することで施術の際の痛みを感じやすくなります。痛みに耐えられないと、機械の照射出力を落とすことになり、結果的に回数を重ねることになります。
しっかり保湿している場合
保湿して肌が潤っていると「毛周期が整う」「痛みを感じにくくなる」というメリットがあります。
毛周期が整うことで、定期的に2~3ヶ月ごと通うと1回に反応する毛が多くなり、少ない回数で効果を実感できます。
痛みを感じにくくなることで、機械の出力をアップできるため1回の効果が高まります。そうすると、少ない回数で脱毛を完了できることに。
日々のケアも大事ですが、特に施術後はいつもより入念に保湿しましょう。刺激の少ない、VIO専用クリームやローション、敏感肌用の保湿剤などのアイテムをがおすすめ。
参考 保湿で脱毛効果がアップするってホント?脱毛前に守るべきポイントdatsumo
毛周期に気をつける
よく脱毛は2~3ヶ月ごと通うと聞きますが、これには毛周期が関係しています。毛の生え替わりには一定のサイクルがあり、それに合わせることで効果的に脱毛することができます。
毛周期は【成長期・後退期・休止期】といったサイクルを繰り返しています。どんな脱毛器でも、この中の「成長期」の毛にしか反応しない仕組みとなっています。
後退期や休止期の毛に照射しても1回あたりに処理できる毛が少なく、ムダ打ちとなってしまうことも。そのため再び毛が生えそろったタイミングでの照射しないと十分に脱毛効果を得られないのです。
黒ずみに注意
特にVIOの場合、下着や生理用品などによる摩擦で黒ずみがあるケースが多いですよね。また、自己処理をすることで肌トラブルを起こし、色素沈着してしまうことも。
ほとんどの脱毛器は黒い色に反応して脱毛効果を得られます。黒ずみや色素沈着があることで、やけどしないように機械の出力を下げる必要があるためその分脱毛効果を得にくくなります。
美白ケアをすることで、黒ずみを解消しておけば脱毛効果がアップ。より少ない回数でVIO脱毛を完了することができます。
市販のデリケートゾーン専用の美白コスメもありますが、より高い美白効果を期待するなら「ハイドロキノン」というクリニックで購入できるものがおすすめ。
参考 黒ずみにはVIO脱毛がおすすめ?黒ずみの原因や対策も徹底解説!datsumo
参考 黒ずみがひどいとvio脱毛は断られる?ケア方法や脱毛の疑問を解説datsumo
うまく脱毛できない理由
基本的に脱毛直後にすぐに毛がなくなることはありません。施術後1~4週間くらいかけて毛が薄くなってくるのが一般的です。
それでもせっかく脱毛してもあまり効果を実感できないことも。高いお金を払っているので効果を感じられないと悲しいですよね。うまく脱毛できない理由は以下の3つが考えられます。
- 毛抜きを使っている
- 機械の出力が弱い
- 施術のペースが早い
毛抜きを使っている
ムダ毛の自己処理を行う上で、絶対にしてはいけないのが毛抜きです。カミソリや電気シェーバーのように、毛抜きを使用している人は多いでしょう。
毛抜きを使用すれば黒いポツポツもなくなりきれいに見えますが、周りの毛穴にもダメージを与えたり、毛周期が乱れたりしてしまいます。毛抜きを使用することで肌トラブルの原因になることも。
脱毛をする場合は最低でも脱毛の3週間前からは毛抜きを使用しないようにしましょう。
参考 VIOの正しい自己処理方法とは?脱毛のメリットもご紹介datsumo
機械の出力が弱い
痛みに弱い人はどうしても機械の出力が弱くなってしまいますよね。また、黒ずみがある場合はやけどのリスクがあるため通常よりも出力を下げて施術することになるため効果が出にくくなります。
ただ、脱毛効果を上げたいからと痛みを我慢して施術してもらうとやけどのリスクも出てくるので注意が必要です。ある程度の我慢は必要ですが、無理をしないようにしましょう。
施術のペースが早い
施術のペースが速いと毛が生えそろう前に照射してしまうことになるので効果を得にくくなります。前述したとおり、毛周期の中でも成長期でなければ脱毛の効果は感じられないでしょう。
VIOの場合は2~3ヶ月ごとなので、それよりも短い期間でなければ問題ないです。しかし、毛周期が乱れている人はこの期間でも効果を感じられない可能性があるので注意しましょう。
男性のVIO脱毛は女性よりも回数がかかるもの?
最近では男性でも脱毛を行う人が増えていますよね。女性よりも男性の方が毛が濃いイメージがありますが、男性の方が脱毛の回数は多いのでしょうか?
結論から言うと、男性でも女性でも脱毛の回数に大きな差はありません。男女の差というよりも、どちらかというと個人差の方が大きいので男性の方も前述した脱毛回数を目安にしていただいて大丈夫です。
特に毛量が多い場合は比較的回数もかかってしまうため、医療脱毛は+1~2回ほど、脱毛サロンは+4~6回ほど多めに照射回数を設定しておくと安心でしょう。
参考 メンズVIO脱毛!人に聞くのは恥ずかしいあれやこれやを解説!datsumo
まとめ
今回はVIO脱毛の回数の目安について紹介してきました。まとめると以下のようになります。
- 脱毛サロンよりも医療脱毛がおすすめで、8回ほどできれいになることが多い
- ハイジニーナを目指す場合は、12回程度通う必要がある
- 脱毛サロンの場合は、医療脱毛よりも2倍くらいの回数がかかる
- 脱毛サロンはある程度毛を残したい人、医療脱毛はハイジニーナを目指す人や早く・安く済ませたい人におすすめ
- 毛周期に気をつけて、保湿と美白ケアをしっかりする
- 男性の場合でも回数は変わらない
VIOを脱毛しておくことで、生理中の蒸れなどによる不快感から解放され、清潔に保つことができます。また、老後介護されるときも介護者への負担を軽減することができるためおすすめです。
脱毛する場合は保湿をしっかり行い、定期的に通うことでより効果的に脱毛効果を実感できます。場所的に人に見られるのは恥ずかしい部分ですが、施術してくれる方はプロなので安心して任せて大丈夫です!
水着や下着から毛がはみ出ないかなと余計な心配をせずに夏を迎えられるようにVIO脱毛をしましょう。
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