こちらの記事では脱毛中に日焼け止めを使用しても良いのか、脱毛中の日焼けがだめな理由や対処法を紹介していきます。
脱毛中に気をつけたいこと第1位といっても過言ではないのが、日焼け。
脱毛中に日焼けをすると肌トラブルが起こりやすくなったり、施術を受けられなくなったりと効率良く美肌を目指す上であまり良いことはないでしょう。
とはいえ夏はおもいっきり外で楽しみたい人もいるでしょうから、どう日焼け予防をしたら良いか、脱毛の上手な継続方法も載せていますので見てくださいね。
目次
脱毛中に日焼け止めを塗ってもいい?
脱毛期間中全体として日焼け止めを塗ることはOKです。
紫外線から肌を守るために有効な手段ですので、積極的に活用していきましょう。
ただ、使用を注意した方がいい時もあるので、脱毛当日と脱毛期間中でそれぞれ詳しく見ていきます。
脱毛前の日焼け止め使用は?
脱毛前に日焼け止めを塗るのは控えた方が良いでしょう。
絶対にだめということはありませんが、日焼け止めを塗っていると照射しても直接毛穴に光が届かず、脱毛効果が半減する可能性が高いです。
日焼け止めを塗ったまま脱毛の施術を受けると、脱毛後に何らかの肌トラブルが出る可能性もあります。
やはり塗らずに施術を受けるのがベストです。
とは言え、どうしても紫外線が気になる人はUVカット入りパーカーを着たりストールを巻いてみたりすることをおすすめします。
いつも通りのケアとして日焼け止めを塗ってしまったなんて場合も、お店で少しでも拭き取ることはできないかなど相談してみるのもアリですね!
脱毛後の日焼け止め使用は?
脱毛後も日焼け止めを使用しない方が良いです。
終わった後の肌はとても敏感なのでできるだけ刺激を避けるようにしてください。
市販されている日焼け止めは、一般的に成分が強く簡単に落ちない物が多いため落とす際に肌へ負担となります。
こすり過ぎると肌トラブルの原因になりますので、脱毛直後の日焼け止めの使用もできれば止めておきましょう。
どうしても日焼け止めを塗りたい人は、敏感肌や赤ちゃんでも使えるような低刺激のものを探すか、サロンで販売されているものなどを活用してみてください。
脱毛期間中の日焼け止め使用は?
脱毛期間中は日焼け止めを使用して紫外線から肌を守ることが大切です。
できれば紫外線に直接肌をさらさないで過ごしたいところですが、夏は短時間の外出だけでも日焼けしてしまうので日焼け止めを活用しましょう。
紫外線予防としてプラスで日傘や帽子、UVカットの衣類の活用も取り入れると良さそうです。
日傘は紫外線カット率の高いもの、帽子はつばの広いものを選んでください。色が濃い物の方が紫外線を吸収しやすく日焼け対策に有効のようです。
脱毛中の日焼け止めの選び方と使用方法
脱毛中の日焼け予防として日焼け止めはマストアイテムですが、実は日焼け止めを使用したことが無い人もいるかもしれません。
日焼け止めの選び方や塗り方をまとめたので、既に日頃から使用している人も確認として見てくださいね。
日焼け止めの選び方
日焼け止めを選ぶ際は、季節や自身のライフスタイルにぴったりなものを選びましょう。
晴れの日だけ日焼け止めを塗ればいいと思いがちですが、曇りや雨の日も紫外線は出ているので通年日焼け対策は必要です。
ちなみに、室内でも日焼けすることはあるので対策してくださいね。
シーンごとの日焼け止めを選ぶ基準は下記の通りです。
- 散歩や買い物程度の外出:SPF10~20、PA++
- 屋外で軽めの運動やレジャー:SPF30以上、PA+++
- 炎天下の中で外出や海水浴:SPF50以上、PA++++
数値の高い物を選んで外出前に塗ったら対策はバッチリとはならず、数時間置きにこまめな塗り直しが日焼けを防ぐコツになります。
汗や皮脂、摩擦などで少しずつ日焼け止めは落ちていってしまうので、塗り直しが大切なのです。
日焼け止めは塗るタイプやスプレータイプなどいろいろな種類の物が販売されているので、自身の使いやすい物を選んでくださいね。
日焼け止めの塗り方
日焼け止めを塗る際に大切なことは量です。
もったいないからとケチったりベタつきが嫌で薄く塗ってしまうと、紫外線を防ぐ効果が弱くなるのでたっぷり使用してください。
各部位ごとに使用する適切な量は下記の通りです。
- 顔:液状タイプで1円玉2枚分、クリームタイプでパール2個分
- 腕・脚:容器から直接肌の上に線状にたっぷり出す
顔に使用する場合は手のひらに適量出して、額・頬・顎・鼻にそれぞれ乗せていきます。指全体を使って大きく丁寧に伸ばして顔全体に馴染ませるのがコツです。
顔に塗り終えたら首も忘れずに。首に塗る適切な量は10円玉サイズで、下から上に向かって丁寧に馴染ませていきます。
体は腕と脚に日焼け止めを塗ることが大半ですが、塗り方は容器から直接肌の上に線状に出して、丁寧に伸ばしながら塗り忘れが無いように広げましょう。
脱毛中の日焼けがだめな理由
脱毛中は日焼けがだめだと知られていますが、なぜだめなのか理由まで分かっていない人もいるでしょう。
脱毛中の日焼けがだめな理由を紹介していきます。
痛みが強くなる・赤みが出る
紫外線を受けて焼けた肌は、火傷状態になります。そのため赤みやほてりが続き、ひどい場合にはヒリヒリとした痛みも出てきている肌は敏感です。
日焼け後の肌はダメージを受けた状態に等しいため、普段の肌より敏感で通常の脱毛時と比べてピリピリ痛みを感じることがあります。
弱っている肌に施術をすると、肌トラブルとして赤みやかゆみが出やすくなります。
脱毛効果が下がる
多くのサロンやクリニックが行っている施術は、毛の黒い色素にレーザーや光を照射して行う脱毛方法です。
焼けていない肌であればムダ毛の黒さだけに反応しますが、日焼けしていると肌にもレーザーや光が反応し広範囲に照射されるので脱毛効果は半減します。
最短で脱毛したい人や、回数の少ないコースを契約している人は時間もお金も損しないためになるべく日焼けを避けましょう。
肌の乾燥や老化の原因になる
紫外線をあびて日焼けした肌は、炎症が起きていて水分量も下がりとても乾燥しやすいです。
乾燥しやすくなっている肌をほうっておくとバリア機能が低下し、ターンオーバーの乱れにつながるためしみやしわができやすくなります。
脱毛も日焼け後の乾燥と一緒の状態になるので、乾燥している肌で施術を受ければさらに肌はガサガサになり荒れやすいです。
施術を受けた後に、赤みを帯びたり黒ずみの原因となったりすることもあるため日焼け予防を心がけましょう。
脱毛中に日焼けをした時の対処法
脱毛中に日焼けをしてしまった時の対処法を紹介していきます。
対処法を実践しても日焼けが落ち着かない場合は、医療機関へ相談してください。
冷やす
日焼けをしたらまずは肌を冷やしてください。
日焼けした肌は赤くなりますが、その赤みが出る理由は肌が熱を帯びて炎症している状態にあるためです。保冷剤や冷たい水で絞ったタオルなどを炎症部分にしばらく当てて冷やし、ほてりを鎮めてください。
赤みやほてりが続いている場合の長時間の入浴や過度な運動は、控えた方が良いです。
体の血行が良くなって赤みやほてりが長引く原因となり、ヒリヒリとした痛みが出る可能性も。日焼けを悪化させないために体をゆっくり休めましょう。
保湿する
日焼けの炎症が落ち着いてきたら保湿してください。
日焼け後の肌は水分量が低く極度の乾燥状態です。乾燥した肌はバリア機能がうまく機能せず、敏感なので少しの刺激でも痛みやかゆみの原因になります。
少しでも早く日焼けを改善するためには、肌に優しい成分を使用したローションやクリームで保湿するのが良いです。
美白やしみしわの効果を謳った保湿剤は、敏感になっている肌には刺激が強すぎることもあるのでまずは保湿重視の物を使用してください。
脱毛の予約を変更する
脱毛中に数日で落ち着かない日焼けをしてしまったら、脱毛の予約変更も視野に入れておきましょう。
日焼け後にヒリヒリ痛みを感じる、ほてりが起きている場合は、落ち着くまでにだいたい1~2週間ほどかかります。
肌の状態が落ち着いても今度は皮が剥け始めたなんてことも起こりうるので、肌のためにも予約の変更をおすすめします。
前日や当日に急な連絡になると1回分損をしてしまうこともあるので、施術が受けられるかどうか迷ったら早めにサロンへ相談してくださいね。
夏の脱毛をお休みする
夏は外出する時間や機会が多く、外回りの仕事をしている人、海水浴や旅行へ行く人など意識していなくても日焼けしてしまうことがあります。
むしろ日焼けしない方が難しいかもしれないですね。
日焼けするのが分かっている人は、施術を受けられないストレスを感じる前に暑い季節の脱毛をお休みしても良いでしょう。
脱毛中にどの程度日焼けをしたらお休みになる?
脱毛中の日焼けがだめであることは分かりましたが、どれぐらいの日焼けをしたら脱毛ができなくなるのか紹介していきます。
脱毛ができなくなる基準は、肌の色が変化したかどうかです。
脱毛サロンでの肌色のチェックは目視になります。焼けていない部分と比べて赤みが出ていたり、黒くなっていたり大きく差があると施術は受けられません。
少しの外出で日焼けした程度なら施術NGにはほとんどなりませんが、海水浴や旅行などで長時間日焼けした場合は、施術不可になることが多いです。
脱毛の施術を受けない部位や日焼けしにくい部位であれば日焼けは気にすることはありませんが、日焼けしやすい部位は注意しましょう。
脱毛中に日焼けをしたらいつから再開できる?
脱毛中に日焼けをして施術をお休みしたら再開できるのは、日焼けがひどい状態なら2~3ヶ月後です。
季節によって間隔は変わり、目安として夏だと約3ヶ月、冬だと約2ヶ月空けるのが良いとされています。
人により日焼けの落ち着くスピードや肌質は個人差がありますので、迷ったらサロンに相談してみましょう。
ちなみに、日焼けしていない部位は施術をお休みする必要はありませんので、予定通り施術を進めてくださいね。
脱毛中日焼け止めを塗っていい?脱毛の日焼けがだめな理由と対処法まとめ
- 脱毛中の日焼け止めの使用は?
- 脱毛前後は極力控えた方が良い
- 脱毛期間中は使用をおすすめ
- 脱毛中の日焼け止めは使い分けと量が大切
- 脱毛中の日焼けがだめな理由
- 痛みが強くなる・赤みが出る
- 施術効果が下がる
- 肌トラブルや老化の原因になる
- 日焼けした時の対処法
- 冷やす
- 保湿する
- 脱毛の予約を変更する
- 夏の脱毛をお休みする
- 脱毛中の日焼けは肌色の差が出たら施術NGが多い
- 脱毛を再開できるのは2~3ヶ月後から
以上、脱毛中日焼け止めを塗っていい?脱毛の日焼けがだめな理由と対処法をまとめました。
脱毛中の日焼けとうまく付き合ってストレスなくツルツル肌を手に入れましょう!
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