冬は長袖でかくせますが、暖かくなると気になってくるのが腕のムダ毛。お手入れをしないと人目が気になるし、お手入れしても少し伸びてくるとチクチクして気になるもの。
またお手入れを繰り返すと肌トラブルを招くこともあるので、できれば回数を減らしたいですよね。
腕の脱毛は何回くらい通えば効果を実感できるのでしょうか?肌を露出しない時期から行うことで、夏にはつるつるの肌が手に入るかも!
この記事では、腕脱毛の回数や医療脱毛と脱毛サロンのおすすめなど紹介していきます。秋や冬の時期から腕脱毛を始めて、夏には誰に見られても恥ずかしくないつるつるの肌を手に入れましょう。
目次
腕脱毛は1回では終わらない
腕脱毛に限らず、脱毛は1回の施術では終わりません。毛は毛周期と呼ばれる生え替わりのサイクルがありそれを繰り返しています。
- 成長期:毛が成長する時期
- 退行期:毛の成長が止まる時期
- 休止期:毛が生えない時期
この中で脱毛効果が期待できるのが「成長期」の時だけで、その時期の毛に対してのみ脱毛効果を得られます。
参考 毛周期と脱毛の関係!効果的な脱毛の施術間隔と注意点datsumo
二の腕の脱毛回数は?医療脱毛は2~3回で効果を実感!
腕脱毛の効果を感じる回数
腕脱毛の効果は脱毛サロンとクリニックで異なります。それぞれ確認していきましょう。
脱毛サロン
- 効果を実感:3~4回(6ヶ月~8ヶ月)
- 自己処理不要:10回(1年8ヶ月)
- 完全にツルツル:12~18回(2~3年)
脱毛は毛周期の関係で2~3ヶ月に1回のペースで通う必要があります。上記は2ヶ月に1回通った場合の期間なのでそれ以上間隔を空けて通う場合はそれ以上かかることも。
回数を重ねることで徐々に効果がアップしていきます。最初は効果が現れにくいですが、3~4回程度の半年くらい通うことで効果を実感でき、完全にツルツルにする場合は最低でも2年かかります。
参考 脱毛サロンって本当に効果あるの?施術について詳しく紹介datsumo
医療脱毛
- 効果を実感:2~3回(4ヶ月~6ヶ月)
- 自己処理不要:5回(10ヶ月)
- 完全にツルツル:8~10回(1年4ヶ月~1年8ヶ月)
医療脱毛も同様で脱毛は毛周期の関係で2~3ヶ月に1回のペースで通う必要があります。上記は2ヶ月に1回通った場合の期間なのでそれ以上間隔を空けて通う場合はそれ以上かかることも。
医療脱毛の方が脱毛サロンに比べて短い期間で効果を実感することができます。早ければ2ヶ月で効果を実感し、完全にツルツルになるのも1年半くらいでかないます。
少しでも早く脱毛を完了させたい場合は医療脱毛がおすすめです。
参考 医療脱毛って何回通えばいいの?回数の目安を部位別に紹介datsumo
二の腕脱毛なら医療脱毛の方がおすすめ?
結論から言うと、ご自身に合った方を選ぶといいでしょう。
前述したとおり、早く終わるのは医療脱毛です。医療脱毛の方がすぐに効果を実感できやすいでしょう。早く脱毛を済ませたい方は医療脱毛がおすすめです。ただ早く終わる分、痛みを伴うのがデメリットです。
脱毛サロンの場合は、医療脱毛に比べて時間はかかりますが、サロンによってはキャンペーンをしていて相場よりも安く済む場合も。また、医療脱毛は比較的痛みが強いので、初めてで不安な人は脱毛サロンがおすすめです。
どちらがいいか迷う人は、一度カウンセリングを受けてみるといいでしょう。
注意!脇も入る?腕脱毛の範囲とは
脱毛の範囲はクリニックやサロンによって違うので注意しましょう。
一般的には、ひじ上(二の腕)、ひじ下、手(指・甲)の3種類に分けて、プランを設けているところが多いです。サロンやクリニックによっては、ひじ上に脇を入れるところもあるので、選ぶ際には気をつけましょう。
医療脱毛で二の腕脱毛を選ぶ3つのポイント
腕全体や部分など希望の範囲を選べるか
前述したとおり、腕脱毛はクリニックやサロンによって脱毛の範囲が異なります。公式サイトに脱毛の範囲が載っていることがあるので、クリニックやサロンを選ぶ時に参考にしてみましょう。
腕と一緒に脇脱毛もしたい人は、脇も腕に含まれているクリニックやサロンを選ぶのがおすすめ。
無料のシェービングや麻酔の追加料金を確認
場合によっては脱毛料金以外に追加料金が発生する場合も。主に発生しやすいのは、シェービング代・キャンセル料金・麻酔代です。
基本的に施術前は自己処理をしていくことになりますが、腕の場合は利き腕を処理する場合にそり残してしまうことも。
クリニックやサロンによってはそり残しのシェービング代が追加でかかることがあります。あらかじめ無料か有料か確認しておきましょう。
医療脱毛の場合は、痛みに耐えられない人に麻酔ができるところが多いです。痛みに弱い方は麻酔代に気をつけましょう。
キャンセル料金は、キャンセルしなければ発生しませんが、予定が変わりやすい人はキャンセル料金も合わせて確認しておくといいでしょう。
希望する施術回数コースや追加照射があるか
基本的に回数でコースが決められていますが、自分の希望の回数やコースがあるかを確認しておきましょう。医療脱毛の場合は多くの人が5回が満足する回数となっています。
もし、選んだコースでも満足のいく結果にならなかった場合は追加照射という選択肢も。5回はあくまで目安で効果には個人差があるので、納得のいく結果にならない場合追加照射できるところを選びましょう。
追加照射があれば、様子を見ながら回数を追加して脱毛施術を続けることができます。
腕脱毛の一般的な流れ
脱毛前日まで
脱毛予定日の前日、または2~3日前に脱毛予定の部位を自己処理しておきましょう。脱毛当日に自己処理をしてしまうと、毛が短すぎてうまく機械が反応しないこともあるので注意が必要です。
気をつけてほしいのが毛抜きを使わないこと。毛抜きをしてしまうと脱毛効果を得られないばかりか埋没毛などの肌トラブルの原因となります。
自己処理をする場合は、できれば肌の負担が少ない電気シェーバーを使用するのがおすすめ。
脱毛当日の流れ
- STEP.1受付予約時間に間に合うように行き受付をする 。
- STEP.2着替え施術室で施術用の用意されているガウンなどに着替えをする。
- STEP.3カウンセリングスタッフが肌のチェックを行う。ほくろ、ケガ、あざなどがある場合は専用の保護シールを貼る。範囲が広い場合はペンで印をつけその箇所脱毛はしない。
- STEP.4専用ジェルを塗布専用ジェルを脱毛する箇所に塗る。
- STEP.5照射脱毛する腕にライトを当て施術を始める 。
- STEP.6クールダウン肌が乾燥してほてっているので冷やしてケアする。専用のトリートメントやローションなどでお肌の保湿をする
- STEP.7終了着替えて帰る用意をします。
アフターケア
脱毛後はとてもデリケートな状態です。日焼けに注意し、施術当日はシャワーを浴びるだけにしましょう。湯船には入らず、体を洗うときも優しく洗いましょう。保湿は念入りに行います。敏感肌用のものを使うと安心。
腕脱毛前に気をつけたいこと
効果的に腕脱毛するためにも脱毛前に気をつけておきたいことを確認していきましょう。脱毛は機械で肌に強いダメージを与えるものなので、万全の状態で脱毛しないと様々なリスクを招くことも。
人によっては脱毛する前に断られてしまう場合もあります。脱毛前に自分は該当しないかどうか確認していきましょう。確認したい項目として以下の3点があげられます。
- 腕が日焼けしている
- 肌が乾燥しすぎている
- 脱毛施術日が生理期間と重なっている
ひとつずつ確認していきましょう。
腕が日焼けしている
腕は露出が多いため日焼けしやすい部分になります。ちょっと油断しただけで日に焼けてしまいますよね。
多少の日焼けであれば大丈夫なことが多いですが、日焼けにより赤くなっていたりヒリヒリしたりしている肌は、炎症を起こしている状態なので、光・レーザーの照射ができません。
脱毛したいと考えている人は、こまめに日焼け止めクリームを塗るなどして、普段から日焼け対策をしましょう。
日焼けにより肌が地黒になっている人の場合は、よほど色黒でなければ施術を断られることはありません。しかし、脱毛機器の光・レーザー黒色に反応するので毛の黒色(メラニン色素)だけではなく、肌の黒色にも反応してしまいます。
色黒の人に対してはやけどしないように、レーザーの出力を弱めて照射することになります。そのため必要な施術回数は多くなってしまう傾向があります。
参考 日焼けしたくない人は必見!オールシーズン使える紫外線対策datsumo
肌が乾燥しすぎている
あまりにも肌が乾燥している場合も脱毛を断られることがあります。乾燥している肌はとても敏感なため脱毛器の強いパワーにより肌トラブルを起こしてしまう可能性があります。
少しの乾燥なら大丈夫ですが、すごく乾燥してしまっている場合は難しい可能性があるので、日頃からお風呂上がりなどに保湿するように心がけましょう。
参考 保湿で脱毛効果がアップするってホント?脱毛前に守るべきポイントdatsumo
脱毛施術日が生理期間と重なっている
腕脱毛は、VIO脱毛のように生理の経血が気になる部位ではないので、生理中の脱毛が絶対できない訳ではありません。だからといって、腕でも生理中の脱毛は避けた方が無難といえます。
生理中は肌のバリア機能が低下してしまうため、肌荒れしやすくなるなど、肌トラブルに悩んでいる人も。脱毛することで肌トラブルが悪化する可能性があり、普段より痛みを強く感じてしまう場合もあります。
そのため、生理中の脱毛はおすすめできません。ホルモンの関係で効果もあまり得られないため、予約する際は生理予定日を確認し施術日と重ならないように注意しましょう。
参考 生理中に脱毛できる?終わりかけのときは?注意すべきポイントとベストタイミングとはdatsumo
腕脱毛のリスク
脱毛は毛根にダメージを与えて毛を少なくしていくものなのでリスクを伴うことを覚えておきましょう。
脱毛後のトラブルとして以下の2点があげあれます。
- 赤みやヒリヒリ
- 硬毛化、増毛化
それぞれ確認していきましょう。
赤みやヒリヒリ
脱毛の機械を当てると、強いパワーなので肌はやけどしたような状態になります。そのため、施術を受けた日から数日間、日焼けをしたときのように皮膚が赤くなったり、ヒリヒリとした感覚が残ることも。
レーザーを照射したことによる正常な反応なので、多くの場合、2〜3日で自然に治まっていきます。脱毛後は肌がとてもデリケートな状態なので乾燥しないように念入りに保湿してあげましょう。
もし症状が長引いたり、痛みが強い場合はサロンやクリニックに相談しましょう。
硬毛化、増毛化
あまり聞き慣れない言葉ですが、脱毛と逆の効果が現れることがあります。
- 硬毛化:施術後に以前よりも太くて硬い毛が生えてくる症状
- 増毛化:施術後に今まで生えていなかった毛穴から毛が生えてくる症状
硬毛化や増毛化がなぜ起こるのか、メカニズムははっきり解明されていません。光やレーザーによるダメージが十分にあたらなかったために、かえって毛を生やす組織を活性化させてしまっていと考えられています。
腕はうぶ毛が多いため、硬毛化・増毛化が起こりやすい部位の一つといわれています。
クリニックやサロンでは、脱毛機器の出力を上げる、レーザーの波長を変えるといった対応で、硬毛化が改善できるケースが多いので安心しましょう。
もし施術後に硬毛化・増毛化ができてしまった場合は、毛抜きで抜いたりせず次回の脱毛時に相談してみましょう。
参考 硬毛化とは?脱毛しても毛が濃くなる原因と対処法datsumo
腕脱毛を行うメリット
腕脱毛を行うメリットを確認していきましょう。以下のようなメリットがあります。
自己処理をする手間がなくなる
暖かくなってくると肌の露出が増えるため、頻繁に腕の毛を剃る人が多いはず。
脱毛することで、ムダ毛が薄く、細くなってくるためだんだん気にならなくなります。そのため、施術後は自己処理を行う回数がグンと減ります。人にもよりますが、5~8回程度で定期的に処理しなくても済むように。
自己処理による肌トラブルを回避できる
自己処理の回数が減っていくため、自己処理による肌トラブルのリスクも少なくなっていきます。
自己処理を頻繁に行うと、カミソリ負けやブツブツができる埋没毛に悩んでいる人も多いですよね。脱毛により処理回数が減るため肌トラブルを起こすこともなくなってきます。
また、脱毛期間中は肌に直接刃が触れない電気シェーバーを使うことで肌への負担を減らすことができます。
参考 カミソリ負けって何?脱毛前に自己処理が必要な理由とポイントdatsumo
毛穴が引き締まり肌がキレイになる
脱毛すると毛根から毛がなくなるため、毛穴が目立ちにくくなります。
自己処理で毛を剃ることが、毛穴が目立つ要因のひとつとされています。剃った毛の断面が毛穴から見えるため、毛穴が黒くなりポツポツと見えてしまいます。
脱毛により毛穴が見えにくくなることで、肌も明るくキレイに見えるようになります。
腕脱毛を行うデメリット
腕脱毛のデメリットを確認していきましょう。以下のようなデメリットがあります。
痛みを伴うことも
脱毛する場合は、個人差がありますが痛みを伴うことが多いです。腕はほかの部位に比べて痛みを感じにくい部分ですが、二の腕の内側の柔らかい部分や、太い毛がある場合は痛みを感じやすくなります。
あまりにも痛みに耐えられない場合、クリニックでは麻酔をしてもらうことも可能なので検討してみるといいでしょう。
参考 脱毛は痛い?部位別の痛みや脱毛方法について解説datsumo
ある程度お金がかかる
脱毛をする場合、ある程度まとまったお金が必要となります。医療脱毛とはいっても脱毛は「自由診療」のため医療保険は使用できません。
以前よりも料金は手頃になっていますが、それでもお金をすぐに用意できない場合はローンを組むことも。
クリニックやサロンに通う必要がある
医療脱毛の場合5~8回程度通うことになります。1ヶ月半〜2ヶ月程度の間隔で通う場合、1年〜1年半程度かかるでしょう。脱毛サロンの場合は、2〜3年程度通うことが多いようです。
二の腕脱毛はセルフ脱毛器でも効果ある?
セルフ脱毛器でも継続して使用していけばある程度毛は少なくなるでしょう。
セルフ脱毛器は家庭でも脱毛できる機械として人気の商品です。誰でも使用できるようにクリニックやサロンに比べてパワーが弱いため、完全に毛がなくなることはありません。また生えてきます。
クリニックやサロンと同じで1度に脱毛できるわけではないので、継続して照射する必要があります。途中で断念してしまう人も多いです。
注意点として、やけどのリスクがあったり、利き手ではない場合照射漏れを起こしたりすることがあるので気をつけたいですね。
このような点を踏まえて、継続して利用できるのであれば、セルフ脱毛器を使って脱毛することは可能です。クリニックやサロンに通う必要がなく、自分のタイミングでできるのでラクにできます。
参考 腕のセルフ脱毛方法!セルフ脱毛の効果やメリット・デメリットdatsumo
まとめ
二の腕の脱毛回数について紹介してきました。まとめると以下のようになります。
- 脱毛は1回で完了するわけではない
- 脱毛サロンであれば10回、医療脱毛であれば5回で自己処理がいらなくなる
- 早く脱毛を済ませたい人は医療脱毛がおすすめ
- 初めてで痛みに不安を感じる人は脱毛サロンがおすすめ
- サロンやクリニックを選ぶ時は追加料金や希望の回数を確認する
- 脱毛前は前日までに自己処理を済ませ、脱毛後は保湿をしっかりおこなう
- 脱毛を考えている人は日焼け、乾燥に注意
- 脱毛リスクとして肌が赤くヒリヒリしたり、硬毛化・増毛化がある
- メリットとして肌がキレイにになり自己処理の手間がなくなる
- デメリットとしてまとまったお金が必要で定期的に通わなければならない
- セルフ脱毛器でもできるがやけどに気をつける
腕は露出も多く、暖かくなってくるとムダ毛がとても気になってくる部分になります。毎日自己処理を行う人であれば、その手間を省くために脱毛という選択肢もアリです!
痛そうとか怖いと思っている人は、脱毛サロンの場合キャンペーンで安くお試しできる場合もあるので1度試してみるといいでしょう。
夏に向けてツルツルなでキレイな腕をいつでも出せるように準備しておきましょう!
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