セルフ脱毛サロンに通い始めようと思っても、どれくらいの頻度で通えば良いのか分からないという人も多いのではないでしょうか?
実際にセルフ脱毛サロンに通っている人の頻度を調べてみても1週間に1度のペースで通う人もいれば、もっと期間をあけて通う人もいるなど、個人差があるようです。
しかし、適切な頻度で脱毛サロンに通わなければ脱毛効果が変わってしまいます。したがって、セルフ脱毛サロンに通う際には自身の脱毛したい程度に合わせた適切な脱毛頻度や回数を知っておくことが重要です。
ここからは、脱毛効果を得るにはどれくらいの期間脱毛サロンに通えば良いのか。脱毛サロンに通う頻度や、通う回数について、また毛の濃さによって脱毛の効果が変わるのかという疑問についてなど、詳しく解説していきます。
セルフ脱毛サロンに通おうか迷っている人や、通い始める前に脱毛サロンについてもっとよく知っておきたいという方は、是非この記事を読んで参考にしてみてください。
目次
セルフ脱毛サロンに通う期間は?
脱毛の効果を感じられるようになるは、脱毛サロンにどれくらい通えばよいのでしょうか?
一般的に、脱毛サロンに通い始めて約1年で自己処理が楽だと感じるようになり、約3年通えば毛がほとんど生えてこなくなると言われていますが、個人差があり希望する脱毛レベルや毛質、部位によって必要な回数や期間は変わります。
脱毛は1度の施術で脱毛が完了するということはほとんどなく、何度か脱毛サロンに通い施術回数を重ねる必要があるので、脱毛の効果があらわれるまでには少し長い期間が必要になります。
また、どの部分を脱毛するかによって、脱毛の効果があらわれるタイミングは異なります。なぜ脱毛効果を実感するまでの期間が短かったり長かったりするのでしょうか?その理由は、次の2つです。
理由①毛周期により異なる
理由②毛の太さにより異なる
①毛周期により異なる
毛周期とは、毛が生え変わるサイクルのことをいいます。毛は成長期・休止期・退行期の3つの段階を経て生え変わり、この毛周期は脱毛効果があらわれるタイミングに大きな関係があります。
多くのセルフ脱毛サロンでは、光脱毛という方法で脱毛を行っています。
光脱毛は、毛周期のなかでも特に成長期の毛に対してのみ効果を発揮します。そのため、毛周期が早く毛が成長期になるタイミングが早い部分では、より短い期間で脱毛の効果があらわれやすくなっています。その一方で、毛周期が遅く毛が成長期になるタイミングが遅い部分では、脱毛の効果があらわれるまでの期間が少し長くなってしまう傾向があります。
脱毛する部分により毛周期に差があるため、脱毛の効果があらわれるタイミングが異なります。
②毛の太さにより異なる
脱毛する部分の毛の太さも脱毛の効果があらわれるタイミングに関係があり、太いほど脱毛効果が発揮されやすいです。
その理由は、一般的に毛が太いほど含まれているメラニン色素の量が多いためです。メラニン色素を多く含むと光をよく吸収し熱が発生しやすいので、脱毛効果がより発揮されやすいくなります。反対に産毛や細い毛には含まれるメラニン色素が少ないため、光の吸収量が少なく、脱毛の効果は発揮されにくい傾向があります。
したがって脱毛する部分の毛の太さにより、脱毛の効果があらわれるタイミングが異なるのです。
産毛の多い部分については通常の光脱毛では効果を実感しづらいため、SHR方式の光脱毛を施術するとより効果的です。SHR方式の光脱毛ではメラニン色素に反応するのではなく毛包に直接熱を与えるため、メラニン色素が少ない産毛の脱毛にもしっかりとした効果を実感しやすくおすすめです。
脱毛サロンに何回通う?
脱毛サロンに通う回数については個人差がありますが、平均して6~8回ほど通うと自己処理が楽になる程度に脱毛できると言われています。
脱毛は1度の施術だけではごく一部のムダ毛に対してしか効果が得られないので、複数回脱毛サロンに通う必要があります。脱毛サロンに通い施術回数を重ねていくと、毎日のようにムダ毛処理していたのが1週間に1回、1ヶ月に1回、3ヶ月に1回…と徐々に自己処理の頻度が下がっていきます。
光脱毛は、成長期の毛に対してのみ効果を発揮する施術方法です。全体の毛のうちで成長期にあたる毛の占める割合は約20%程度のため、どの部分の脱毛においても、1度の施術で脱毛の効果が得られるのは全体の毛の約20%程度と言われています。そのため、毛周期に合わせて複数回脱毛サロンに通う必要があるのです。
2回目の施術を行うとさらに20%、3回目の施術を行うとさらに約20%、というように脱毛サロンに通うたび徐々に脱毛効果が発揮されます。そして6~8回ほど脱毛サロンに通い施術を行うと、自己処理が楽になる程度の脱毛ができると言われています。
顔の脱毛で脱毛サロンに通う回数
顔の脱毛のため脱毛サロンに通う場合、約6~10回ほど通う必要があります。
光脱毛は脱毛を行う部分の毛の色が黒ければ黒いほど光の反応がよく脱毛しやすいのですが、顔に生えているのは産毛が多く光の反応が悪いため、なかなか脱毛効果が発揮されにくい部分です。
また顔は皮膚が薄くデリケートな部分なので、照射出力を上げた施術ができず、1回あたりの脱毛の効果が下がってしまうのです。そのため顔の脱毛を行う際は、体の脱毛より多めに脱毛サロンに通う必要があります。
体の脱毛で脱毛サロンに通う回数
体の脱毛のため脱毛サロンに通う場合、平均して約4~6回ほど通うことで、自己処理が楽になる程度の脱毛ができると言われています。しかし体の脱毛では、脱毛する部分によってサロンに通う回数に大きく差がでます。
また自己処理が楽になる程度ではなくツルツルになるまでの脱毛を希望する場合は、さらに脱毛サロンに通う回数が増え、平均で12~18回ほどの施術が必要になります。また脱毛する部分により必要な回数は異なり、特に太い毛が集まっている脇やVIOの脱毛では18~20回の施術が必要になることもあります。
したがって、自身がどの程度の脱毛を希望するのか、また脱毛する部分に合わせて脱毛サロンに通う回数を考えていくことが大切です。
セルフ脱毛サロンに通う頻度は?
脱毛にはどれくらいの頻度で通えばいいのか、疑問に思っている人は多いのではないでしょうか?
脱毛する部分によって脱毛サロンに通う頻度は変わってきますが、平均するとだいたい2か月~4ヵ月に1度くらいの頻度で脱毛サロンに通うのが良いと言われています。
サロンに通う頻度は、毛周期に合わせて決めることが大切です。毛周期とは体に生えている毛が抜け落ちて生えてくるサイクルのことで、成長期・退行期・休止期の3つのサイクルがあります。
多くの脱毛サロンで採用されている光脱毛では、毛周期のなかの成長期の毛に対してのみ効果を発揮します。毛周期は体の部分によってサイクルが異なるので、どの部分を脱毛するのかによって脱毛サロンに通う頻度に差がでてくるのです。そのため効果的に脱毛を行うには脱毛する部分の毛周期に注目し、毛が成長期になっているタイミングに合わせた頻度で脱毛をすすめていくことが重要になります。
つづいて体の部分別に一般的な毛周期をご紹介します。人気の脱毛部分である顔・脇・腕・足・VIOの毛周期は以下の通りです。
- 顔:1ヵ月~2ヵ月
- 脇:2ヵ月~3ヵ月
- 腕:3ヵ月~4ヵ月
- 足:1ヵ月半~2ヵ月
- VIO:1ヵ月半~2ヵ月
毛周期のタイミングをみると、顔の脱毛であれば1ヵ月~2ヵ月に1度の頻度、体は脱毛する部分によって1ヵ月半~4ヵ月に1度の頻度で脱毛サロンに通うと効果的に脱毛をすすめることができます。
ただし、ここに記載している毛周期はあくまでも一般的なものです。脱毛に通う適切な頻度には個人差がありますので、脱毛サロンに通う頻度にお悩みの方は日頃から自身の毛周期を観察し、毛の生え変わるサイクルをある程度把握しておくことをおすすめします。
なお、上記はIPL方式・SSC方式の光脱毛を行う場合の頻度です。SHR方式の光脱毛の場合は毛ではなく毛包がターゲットなので、毛周期に関係なく効果が発揮されるため、約2週間~1ヵ月に1度くらいの頻度で通うことができます。高い頻度で施術できるぶん、SHR方式の光脱毛のほうが早いタイミングで効果があらわれます。また毛の太さによって効果が変わるということもないので、太い毛が多い部分でも産毛の多い部分でも、ほとんど一定の効果を実感することができます。
最近ではSHR方式の光脱毛の機械を取り入れている脱毛サロンが増加してきています。そのため、以前より早いタイミングで効果を実感できるようになってきています。
セルフ脱毛サロンに通う頻度が少なくても大丈夫?
脱毛サロンに通う頻度が少ない場合、脱毛の効果が減ってしまうのか心配している方も多いのではないでしょうか?
ここからは、サロンに通う頻度が少なくても大丈夫なのか、脱毛サロンに通う頻度と脱毛方式にはどんな関係があるのかについて解説していきます。
脱毛初期は毛周期に合わせた頻度で!薄くなってきたら少ない頻度でも大丈夫
脱毛をはじめたばかりの時期は、毛周期に合わせた頻度で脱毛サロンに通いましょう。
脱毛したい部分の毛が成長期のタイミングで脱毛を行うと効果的なので、一般的には1〜3か月ほどの頻度で脱毛サロンに通う必要があります。脱毛初期は毛周期に合わせた頻度で脱毛サロンに通うことで、脱毛の効果をより実感できるようになります。
脱毛サロンのなかには、脱毛の効果が出はじめると3か月以上に1度の頻度に調節する脱毛サロンもあります。あまりにも脱毛サロンに通う頻度を少なくしすぎると再び毛が濃くなってしまうという可能性もありますが、毛周期の期間内であれば脱毛サロンに通う頻度を調整することも可能です。脱毛の効果が見えはじめたら自身の通いやすい頻度に調整し、継続して通えるよう工夫するのもおすすめです。
短い頻度で多く通いたいなら「SHR脱毛」
脱毛方式によってサロンに通う頻度が異なります。現在脱毛サロンで主に扱っている脱毛方式は、IPL方式・SHR方式・SSC方式の3種類です。
IPL方式やSSC方式の脱毛方法は毛に含まれているメラニン色素に反応し脱毛するため、毛周期のサイクルに合わせた脱毛が推奨されています。
一方でSHR方式を採用している脱毛サロンでは、最短で2週間〜1か月に1回の頻度で脱毛が可能です。SHR方式の脱毛方法ではメラニン色素に反応するのではなく発毛を促す部分にダメージを与え脱毛するため、毛周期に関係なく脱毛サロンに通うことが可能になるのです。
SHR方式による脱毛は、通う頻度を多くしたい人には1つの選択肢となるでしょう。しかし通う頻度が多いからといって、早く脱毛の効果を実感できるとは限りません。脱毛が完了するまでには1〜3年ほどの期間がかかることを覚えておいてください。
毛の濃さは脱毛に影響する?
脱毛する部分の毛の濃さによって脱毛具合は多少変わり、毛が濃いほうが脱毛の効果をより発揮できると言われています。
毛が濃くなる理由は以下のどちらか、もしくは両方が当てはまるため、毛の濃さは脱毛の効果にも影響を与えます。
①毛量が多い
②太い毛が多い
①毛量が多い
生えている毛の量が多いほど毛が濃くなり、少ないほど毛は薄くなります。
脱毛サロンで行う光脱毛は、成長期の毛のみに効果を発揮します。脱毛する部分の毛が多いと成長期にあたる毛の本数も多いことになり、毛の量が多いと1回の脱毛により効果が発揮される毛の本数も多くなるため、脱毛の効果を感じやすくなります。
このことから、毛が多く濃いほうが脱毛の効果をより発揮することができます。
②太い毛が多い
生えている毛のなかで太い毛の割合が多いほど毛は濃く、少ないほど毛は薄くなります。
太い毛は光を吸収する量が多く、脱毛の効果が高いです。また太い毛が多いと1本1本の毛が目立つので、脱毛サロンに通った後の見た目の変化も感じやすく、満足度が高いです。
このことから毛の太さに関しても、より太く濃いほうが脱毛の効果をより発揮することができるといえます。
まとめ
- 脱毛にかかる期間は1~3年
- 自己処理が楽になる程度に脱毛するには平均して6~8回ほど通う必要がある
- 脱毛サロンに通う頻度は2か月~4ヵ月に1度くらい
- 脱毛サロンに通う頻度は毛周期に合わせて決める
- 毛が濃いほうが脱毛の効果をより発揮することができる
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