顔を脱毛する場合、当日に化粧をしていいのか、疑問に感じている人は多いのではないでしょうか。
脱毛する前はもちろんのこと、顔脱毛後は肌も敏感な状態のため、化粧がどのくらい肌に負担をかけてしまうのか気になるところです。
また、ノーメイクで外出することに抵抗を感じる女性や顔脱毛当日に予定があって、メイクをしたいという女性にとっては化粧をしてもいいのかどうかは確認しておきたいポイントです。
そこで今回は、、顔脱毛当日にメイクをしていっても問題がないのか、また、顔の脱毛後には化粧をしても負荷がないのかや施術前後の注意点について解説します。
これから顔脱毛をスタートしようとしている人や、顔脱毛において注意しておくべき点を押さえたい方はぜひ参考にしてみてください。
顔脱毛後の化粧について
脱毛した後に、化粧をしていいのか気になっている方は多いです。
脱毛後に直帰する場合には問題ないですが、誰かと会う予定があったり、電車移動や公共の場に出る場合にはノーメイクは抵抗があります。
ここでは、顔脱毛後の化粧について解説します。
顔脱毛後の化粧は問題ない?
顔脱毛に限らず、脱毛では光やレーザーを使用しますが、肌に刺激を与えているため、顔脱毛施術後には、化粧をしないことをおすすめします。
一般的には、化粧をしても問題はないと考えられているものの、脱毛直後の皮膚は強い刺激を受けた後であるため、とても敏感な状態で一時的に火照りや赤みが出ることがあります。
日頃愛用している化粧品であっても、刺激を受けている肌にとっては化粧が負担となる可能性が考えられ、ひどい場合には皮膚の炎症を引き起こしかねません。
そのため、できる限り顔脱毛後24時間程度は化粧をせず、皮膚を休ませて落ち着かせることを優先してください。
化粧をしなくてはいけないシチュエーションもできるだけ避けましょう。
顔脱毛をする予定の日には、脱毛後に誰かと会う約束をいれないようにしたり、直帰する用に清潔なマスクを用意し、ノーメイクで帰宅するのがおすすめです。
顔脱毛後の日焼け止めもだめ?
顔脱毛に限らず、脱毛中は紫外線による肌へのダメージを防ぐために、日焼け止めを塗ることが推奨されています。
ただし、化粧と同様に脱毛後は肌が敏感になっている状態です。
皮膚が傷つきやすく、普段使い慣れている日焼け止めであっても想定外の反応をする可能性もあります。
どうしても日焼け止めを使用したい場合には、事前に脱毛サロンの医師に相談することをおすすめします。
そもそも日焼け止めを塗っても問題ない肌の状態かどうか、しっかり判断してくれます。
また、どのような日焼け止めが適しているのか具体的なアドバイスを聞くことができるので、心配な方は試してみてください。
理想としては、日焼け止め以外の紫外線対策を行ってください。
具体的には、つばが広めな帽子をかぶったり、日傘を使うなど物理的に紫外線を防ぐ対策がおすすめです。
顔脱毛後のスキンケア
顔脱毛を受けた後はしっかりとスキンケアをすることが大切です。ポイントを押さえ、適切なケアをしてください。
しっかりと保湿を行う
顔脱毛が終わり、自宅に帰宅した後は早めに保湿することが大切です。
顔全体にまんべんなく、すりこむようにしっかりと保湿剤を塗ってあげてください。
保湿を行うことで施術による皮膚へのダメージを癒し、回復するまでの時間も短縮することが期待できます。
また、脱毛中は肌トラブルを抱えることが多いとされていますが、しっかりと保湿ケアを行うことで、皮膚を健康に保つことができます。
特にお風呂上がりや洗顔後は水に触れたため、乾燥しがちです。
日頃から保湿を心掛けて、忘れずにしっかり保湿するように心掛けてください、
乾燥肌になってしまうと、脱毛中の痛みを感じやすくなってしまう可能性があります。
痛みに弱い方は、ケアをしっかりと行い次回の脱毛で痛い思いをしないように、事前に対策をしておくことをおすすめします。
欲を言えば顔の保湿だけでなく、部屋に加湿器を準備し、部屋全体を加湿すると、より効果的だと考えられています。
加湿は喉のケアやお肌、髪にもいいとされているので、この機会に取り入れてみてください。
低刺激の美容液がおすすめ
顔脱毛後、個人差はありますが、火照りや赤みが出たとしても、30分〜1時間程度で引くことが大半です。
万が一、火照りや赤みが引くのに時間がかかる場合には、クリニックやサロンのスタッフに相談してください。
肌の調子が落ち着き、顔脱毛後にケアをする際は、低刺激のオーガニックベースの美容液やミネラルベースの美容液を使ってみてください。
万が一、低刺激の美容液がなかなか手に入らない場合には、過去に使用した経験があって、肌トラブルが起きなかったものを使用するのもおすすめです。
良かれと思ってやってしまうのが、顔脱毛後に、ニキビクリームなどの薬用成分を含む外用薬を顔に塗ることです。
皮膚への刺激が強く、肌に余計な負担をかけてしまう可能性があるため、避けた方が無難といえます。
顔脱毛後に化粧をする場合の注意点
赤みが引き、肌が落ち着いたと感じたら、化粧をしても問題ないです。
しかし、落ち着いたとしても顔脱毛後はデリケートな状態のため、刺激を与えないように注意が必要です。
ここでは、顔脱毛後に化粧をする場合の注意点について紹介します。
化粧をする前にテストをする
化粧をしても、皮膚に異常な反応が出ないかどうかをテストするのがおすすめです。
方法として、まずは目立ちにくいエリアの小さな部分にテストとして普段通りの化粧を行ってみてください。
時間が経っても、照射したところが赤くなったり、腫れたりしなければ問題ないです。
いきなり顔全体にやってしまうと、皮膚がいつも以上に敏感な状態なため、予測していなかった反応が出てしまい顔が腫れ上がってしまう可能性があります。
せっかく脱毛をして綺麗な状態を目指しているのに、顔全体の見た目が悪くなってしまうのは避けたいところです。
最近では肌が敏感な人向けに低刺激の化粧品やオーガニック商品も多く販売されていますが、どんなに自然なものであっても、敏感になった皮膚には刺激になってしまうことは覚えておいてください。
少しずつ普段通りの化粧に慣らしていく
テストを行い、異常な反応が見られなかった場合には、段階的に普段通りの化粧に慣らすように意識することが大切です。
脱毛後は肌にダメージがかかっているため、いきなり普段通りのメイクや濃い化粧をしてしまうと、クレンジングの際に肌に負担をかけてしまいます。
また、洗浄力の強いオイルクレンジングなどの使用は避け、顔脱毛の後はなるべくナチュラルメイクで過ごすことをおすすめします。
ファンデーションはパフがおすすめ
ファンデーションは、スポンジやパフを使って肌にポンポンと塗っていくため、肌に負担をかけやすい化粧のひとつです。
付属のスポンジはごわついているモノが多いため、擦ってつけるタイプのモノは避けて、パウダー用の大きなパフなどを使ってみてください。
やさしく押さえるようにつければ、肌に刺激を与えずに綺麗な肌に仕上げることができます。
眉はパウダータイプがおすすめ
眉を書くときに使用するアイテムとして、ペンシルタイプとパウダータイプのものがありますが、顔脱毛中はパウダータイプの方がおすすめです。
ペンシルタイプは尖りやすいため、肌に刺激を与えやすいです。
また、パウダータイプの方がクレンジングで落としやすく、ゴシゴシと洗わずに、肌への負担も少ないのでぜひ試してみてください。
パウダータイプの場合、アイシャドーチップを使えばふんわりとナチュラルな眉に仕上がるのでおすすめです。
顔脱毛当日の注意点
顔脱毛後についてはイメージ出来ましたが、顔脱毛をする当日に注意すべき点があるのか気になっている方も多いのではないでしょうか。ここでは、顔脱毛を行う当日の注意点について紹介します。
脱毛前は化粧をしていても問題ない?
施術を受ける当日ですが、予定がない限りはノーメイクがおすすめです。
理由としては、化粧をしている場合、化粧品が皮膚に残り脱毛の効果が落ちてしまう可能性があるため、化粧を落とすクリニックが多いです。
クリニックでクレンジングを行う手間を省くためにも、必要でない限りは化粧は避けるか、ナチュラルメイク程度に抑えてください。
場合によっては、化粧落としに時間をかけてしまい脱毛施術の時間を十分に確保できなくなってしまう可能性もあるため、気をつけてください。
施術前にも紫外線対策
顔脱毛後は、肌はとてもデリケートになります。
そのため、施術前の段階で肌に負荷をかけないために紫外線対策には特に力を入れてください。
クレンジングが必要にはなりますが、日焼け止めを塗っておくのもおすすめです。できる限り、紫外線を浴びないように注意してください。
日焼けは肌が軽く火傷をしている状態のため、肌が非常に乾燥してしまいます。
乾燥肌は脱毛と相性が悪い肌質で、脱毛の痛みを感じやすくしてしまう可能性があります。痛みを和らげ、脱毛効果をUPさせるためには、紫外線対策をしっかり行ってください。
赤みやかゆみのケア
照射した部位に赤みやかゆみが出てしまった場合、焦らずに経過をみてください。
基本的にこの赤みやかゆみは一時的なため、時間を置けば消退していきます。
過度に心配しなくて問題ないですが、気になる場合には、念のためクリニックの医師に相談し、必要であれば炎症止めのお薬を処方してもらってください。
当日はシャワーのみがおすすめ
顔脱毛後は、肌は刺激に弱い状態のため入浴やサウナなどは控えた方がいいとされています。
理由としては、毛穴に熱がこもっている状態のため、入浴やサウナを利用することでさらに熱が加わってしまいます。
肌も敏感になっているため、赤みやかゆみなどが表れやすくなっているので注意が必要です。
また、顔脱毛と一緒に体の部位を脱毛している場合には、身体をゴシゴシ擦って洗わないように注意してください。
余計にダメージを与えてしまい、肌トラブルの原因になりかねません。
脱毛当日に関しては、できれば熱がこもらず軽く済ませることができるシャワーで負担を軽減してあげるのがおすすめです。
また、お風呂上りには乾燥を防ぐため、ボディクリームなどでしっかり保湿を行うようにしてください。
自己処理にはシェーバーがおすすめ
脱毛をしている期間、次の脱毛の施術までにどうしても新しいムダ毛が生えてきてしまいます。
これは、脱毛を効率的に行うために毛周期を意識しているからなのですが、どうしても気になってしまいます。
もちろん新しく生えてきてしまったムダ毛を処理することは問題ないですが、自己処理する方法として、事前に知っておきたいポイントがあります。
まず、毛抜きやワックス、除毛クリームなどは避けた方がいいです。
理由としては、表面のムダ毛だけではなく、次回の脱毛でアプローチするはずの毛穴の中の毛まで処理してしまう可能性があるためです。
せっかく毛周期を意識したタイミングで脱毛に通っていても、無駄になってしまうため、絶対に行わないでください。
自己処理を必要とした場合には、表面の毛だけを軽く剃る程度にとどめてください。
肌にダメージを与えない観点では、直接刃が触れない電気シェーバーがおすすめです。
当日は激しい運動と飲酒は控える
血行が良くなるとされている激しい運動や飲酒は、脱毛当日には控えてください。
激しい運動や飲酒は体温が上がり、血行が良くなるため、普段飲酒や運動をして肌が乾燥する感覚がなくても、肌は知らぬ間に乾燥をしています。
脱毛期間中の乾燥肌は最も避けたい状態のため、特に脱毛当日の予定には注意をしてください。
少しでも自分に負荷がかからず、脱毛効果が期待できるような習慣を身に付けておくことをおすすめします。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
- 顔脱毛後は肌に負担をかけるため、24時間は化粧は避けた方がいい
- 乾燥肌は脱毛と相性が良くないため、顔脱毛前後の紫外線対策は必須
- 顔脱毛後はしっかりと保湿を行い、低刺激の化粧品とナチュラルメイクがおすすめ
- 血行が良くなり乾燥を招きやすい、入浴、サロン、運動、飲酒は避けた方がいい
ぜひ参考にしてみてください。
コメントを残す