思春期になるとムダ毛が気になってきて、自分のムダ毛をコンプレックスに感じてしまうことも少なくありません。
楽しい学校生活を送るために脱毛してみたいと考えている方も多いのではないでしょうか?
しかし未成年でも脱毛できるのか、未成年が脱毛しても身体に悪い影響はないのか、心配ですよね。
このページでは脱毛は何歳から受けられるのか、未成年が脱毛するメリットやデメリットなどをご紹介します。
未成年の方が安心して脱毛をスタートさせるために、ぜひ参考にしてみてください。
未成年の脱毛はいつからできる?
カミソリなどの自己処理は肌にダメージを与えてしまうため、肌をキレイなままで保ちたいという方は、なるべく早くから脱毛をはじめるのがおすすめです。
まずは、脱毛できる年齢からご紹介します。
未成年でも脱毛できる
脱毛するのは大人の女性というイメージが強いですが、実は未成年でも脱毛できます。
学校では多くの人と接するうえ、制服や体操服など決まった服装があるため肌を隠すことが難しいので、未成年の方のほうが脱毛をしたいという思いが強い場合もあるかもしれません。
思春期には身体の成長とともに毛が生えてくるため、間違った自己処理を行い肌を傷つけてしまう可能性もあります。
近年の脱毛は肌へのリスクが低いため、早くから脱毛を受けることで肌にかかる負担を最小限に抑えながら、思春期のムダ毛の悩みを解消できます。
脱毛できる年齢は決まっていない
脱毛には、具体的な年齢制限はありません。
肌の状態に問題なければ、ルール上は何歳からでも脱毛の施術を受けることが可能です。
しかしあまりにも若い年齢では肌が成長しきっておらず、脱毛により肌にダメージを受ける可能性があります。
そのため脱毛サロンでは、受け入れるのは高校生以上とされていることが多いようです。
脱毛を始める年齢として適しているのは、早くても15~16歳ごろと考えておくと良いでしょう。
脱毛はホルモンバランスが安定してから
ホルモンバランスが安定してくると、毛が生えてくる範囲も決まってきます。
それより前に脱毛をはじめてしまうと、別の場所から新しくムダ毛が生えてきてしまい、脱毛の効果が実感しにくくなります。
脱毛に年齢制限はありませんが、ホルモンバランスがある程度安定し、毛が生えてくる部位が定まってから脱毛をはじめるのがおすすめです。
そのころには身体とともに肌もしっかりと成長し、脱毛によるダメージに耐えられるようになっているでしょう。
ホルモンバランスには個人差が大きいため、年齢よりも肌や毛の状態を確認することが大切です。
脱毛は月経周期が安定してから
脱毛をはじめるタイミングとして、月経の周期が安定した後というのもひとつの目安になるでしょう。
月経がはじまる時期には個人差があり、早い場合は小学校高学年ではじまったり、高校生になってやっとはじまるケースもあります。
しばらくの間は安定しませんが、少しづつ大人の身体へと変化しホルモンバランスが整いはじめると、月経も安定してきます。
月経の期間中は肌がデリケートな状態になるので、大人よりも肌が敏感な未成年の方の場合は、脱毛の施術を受けるのは避けたほうが無難です。
周期が安定していると、月経の期間を避けてスムーズに脱毛の予約をとることができるのでおすすめです。
未成年の脱毛は保護者の同意書が必要
一般的に未成年の方が脱毛を行う場合、保護者の同意なしには契約できません。
脱毛はほとんどが数回にわたって施術を行うため、脱毛前にプランを決めて、コースで契約します。
脱毛のコースにもよりますが、決して安くはない費用がかかるため、未成年のお小遣いで支払っていくのは難しい場合が多いです。また安全性が高いとされる脱毛ですが、直接肌に施術を行うため、肌を傷めるリスクはゼロではありません。
これらのことを保護者に納得してもらってから脱毛をはじめるため、未成年の脱毛には同意書が必要なのです。
未成年の自己処理がおすすめできない理由
カミソリなどを使用した自己処理は、自宅でいつでも簡単にできる、お手軽なムダ毛処理方法です。
しかし未成年の自己処理はあまりおすすめできません。
ここからは、未成年の自己処理がおすすめできない理由についてご紹介します。
肌を傷つける
未成年の肌はデリケートで、大人の肌よりもダメージを受けやすいため、間違った方法で自己処理を行うと肌を傷つけてしまう可能性があります。
身体の成長とともにムダ毛が気になり、とくに思春期を迎えるとムダ毛を意識しすぎてしまい、頻繁に自己処理を行うことも少なくありません。
カミソリでの自己処理は、カミソリの刃で肌を傷つけてしまう可能性があり、危険を伴います。
また毛抜きは無理やり毛を引き抜くので、毛穴を広げたり、肌に大きなダメージを与えてしまいます。
肌が乾燥する
自己処理を続けると、肌が乾燥し肌トラブルが増える可能性があります。
カミソリは毛だけではなく、肌の表面にある角質まで削り取ってしまいます。
未成年の肌は柔らかいので、同じようにカミソリで剃ったとしても、大人よりも多くの角質を削り取りやすいです。
角質には肌の潤いを守るはたらきがあるため、角質が失われた肌は乾燥が進みます。
乾燥した肌はバリア機能が低下し、外部からの刺激を受けやすい状態になるため、肌トラブルが起こりやすく注意が必要です。
また肌が乾燥すると表面が硬くなるので、新しい毛が表面に出てこられずに埋まってしまう「埋没毛」にもなりやすくなります。
未成年が脱毛をするメリット
未成年が脱毛をすると、どのようなメリットが得られるのでしょうか。
ここからは、未成年が脱毛をするメリットを5つご紹介します。
自己処理の手間がなくなる
キレイな肌を保てる
肌トラブルを減らせる
ムダ毛の悩みを解消できる
お得に脱毛できる
自己処理の手間がなくなる
未成年が脱毛をするメリット1つ目は、自己処理の手間がなくなることです。
ムダ毛は全身に生えているため、自己処理するにはそれなりの時間がかかるでしょう。
またどんなに手間をかけてキレイに処理しても、また数日たてばもとどおり、毛が生えてきてしまいます。
自己処理を繰り返し行うのは、非常に手間がかかり面倒ですよね。
脱毛は何回か施術を受けることで、徐々にムダ毛が細くなったり、生えにくくなる効果が期待できます。
ムダ毛が薄くなっていくので、自己処理の頻度を自然に減らすことができ、最終的には自己処理が不要な状態にすることも可能です。
未成年のうちに脱毛を済ませておくことで、この先の長い期間自己処理の手間から解放されるというメリットが得られます。
キレイな肌を保てる
未成年が脱毛をするメリット2つ目は、キレイな肌を保てることです。
自己処理は肌にダメージを与えるうえ、大人になってもずっと続けていく必要があります。
1度のダメージが小さいものだとしても、頻繁に自己処理を繰り返すことで、常に肌に負担をかけてしまうことになるのです。
そのままムダ毛の自己処理を続けると、毛穴が広がってポツポツとした鳥肌のようになってしまったり、カミソリで切り傷をつくり傷跡が残ってしまうリスクも発生します。
またムダ毛を剃ったり抜いたりする自己処理は肌への負担が大きく、お肌の乾燥を招いたり、摩擦による色素沈着を起こすこともあるので注意が必要です。
肌が乾燥するとターンオーバーが乱れ、肌細胞がうまく生まれ変わらずに、肌がくすんだりシミができやすい状態になります。
毛抜きを使用した場合、広がった毛穴に皮脂が溜まり、酸化して肌が黒ずんで見えてしまうリスクがあります。
脱毛は肌を傷つける心配がほとんどなく、肌へのダメージを最小限に抑えてムダ毛を処理できるというメリットがあります。
未成年のうちに脱毛をはじめることで、トータルの自己処理の回数を減らすことができ、キレイな状態の肌を保つことができるでしょう。
肌トラブルを減らせる
未成年が脱毛をするメリット3つ目は、肌トラブルを減らせることです。
カミソリでの自己処理はカミソリ負けを起こしたり、肌の乾燥によるかゆみなどの肌トラブルの原因になります。
未成年の肌は柔らかく敏感なので、大人よりもダメージを受けやすく肌トラブルを起こしやすいため、とくに注意が必要です。
ムダ毛の悩みを解決するために自己処理をしているのに、肌トラブルという悩みが増えてしまったのでは意味がありませんよね。
脱毛をすると自己処理の回数を減らすことができるので、日々の自己処理によるさまざまな肌トラブルのリスクを軽減できるというメリットがあります。
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ムダ毛の悩みを解消できる
未成年が脱毛をするメリット4つ目は、ムダ毛の悩みを解消できることです。
思春期を迎えると、身体の成長に合わせて毛が生えてきて、徐々に濃くなっていきます。
毛が濃く感じてコンプレックスになってしまったり、人に見られたくない、恥ずかしいと感じてしまうこともあるでしょう。
体育の授業や着替えのときにムダ毛が気になったり、ムダ毛のことでからかわれるのではないかと不安に感じることで、自分に自信がもてなくなる理由にもなりかねません。
脱毛をすると徐々にムダ毛が薄くなっていくので、未成年から脱毛をはじめることで、早い段階でムダ毛の悩みを解消することができます。
ひとつのコンプレックスを解消できるのは、未成年が脱毛する大きなメリットです。
お得に脱毛できる
未成年から脱毛するメリット5つ目は、お得に脱毛できる可能性があることです。
脱毛にかかる費用は脱毛サロンによりますが、学割など、未成年にしか利用できないプランが設定されている脱毛サロンが多くあります。
「いつかは脱毛したい」と思っている方は、未成年を対象とするプランが利用できるうちに脱毛を開始したほうがお得な場合があるので、インターネットなどで確認してみてください。
ただし、プランだけで脱毛サロンを選ぶのはおすすめできません。
脱毛に使用される機械や脱毛の方法はサロンによって異なるため、施術時に感じる痛みの強さや、脱毛の効果の感じ方にも差があります。
費用だけを見比べるのではなく、自分に合った脱毛サロンかどうかしっかりと判断したうえで選びましょう。
未成年が脱毛するデメリット
未成年の脱毛にはたくさんのメリットがありましたが、一方でデメリットも存在します。
ここからは未成年が脱毛するデメリットをご紹介します。
脱毛時に肌トラブルが起こりやすい
生活で制限がかかる
脱毛しても毛が生えてくる可能性がある
脱毛時に肌トラブルが起こりやすい
未成年が脱毛するデメリット1つ目は、肌トラブルが起こりやすいことです。
未成年の肌は大人の肌よりもデリケートなので、大人であれば問題ない出力の照射でも、赤みが出たり強い痛みを感じる可能性があります。
万が一トラブルが発生した場合は、照射の出力を下げてもらったり、脱毛部位をしっかりと冷やしてから保湿を行ってください。
カウンセリングをしっかりと受け、事前にパッチテストを行うなど、十分な対策を行ったうえで脱毛を受けましょう。
生活で制限がかかる
未成年が脱毛を受けるデメリット2つ目は、生活で制限がかかることです。
もっとも注意しなければいけないことは、日焼けです。
一般的な脱毛サロンでは、基本的に日焼けをしていると脱毛の施術を受けられません。日焼けした肌は軽い炎症を起こしている状態なので、脱毛の施術を行うと、強い痛みを感じたり火傷してしまう恐れがあるのです。
脱毛は1回のお手入れでは完了しません。何度も繰り返し通う必要があるため、長い期間にわたって日焼け予防を徹底する必要があります。
学生の場合は通学や体育の授業などがあり、日焼けを完全に防ぐのは難しいことが多いでしょう。
とくに屋外での部活動を行っている場合は、部活での行動にも制限がかかってしまう可能性があるため注意してください。
また脱毛の施術を受けた肌は、非常にデリケートな状態になっています。
施術当日には入浴を控える必要があったり、激しい運動は避けるように指示される場合もあるので、気をつけましょう。
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脱毛しても毛が生えてくる可能性がある
未成年が脱毛をするデメリット3つ目は、脱毛しても毛が生えてくる可能性があることです。
未成年の身体は成長途中なので、毛も成長途中であるといえます。
とくに中学生はホルモンバランスが安定しておらず毛根も未発達なため、脱毛をしても再び毛が生えてきてしまう可能性が高いです。
早すぎる時期から脱毛をはじめると、また脱毛に通わなければいけない場合もあるので注意してください。
まとめ
- 未成年でも脱毛を受けられる
- 年齢制限はないが、ホルモンバランスや月経の周期が安定する高校生くらいからの脱毛がおすすめ
- 未成年の脱毛には保護者の同意書が必要
- 自己処理は肌を傷つけたり乾燥を招くためおすすめできない
- 未成年の脱毛のメリットは、自己処理の手間から解放される、自己処理による肌トラブルがなくなり肌がキレイなる、ムダ毛の悩みが解消される、お得に脱毛できる
- 未成年の脱毛のデメリットは、脱毛時の肌トラブル、生活に制限がかかる、毛が再生する可能性がある
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