脱毛に通っていると肌トラブルが心配になります。
特に脱毛をしている箇所にぶつぶつができてしまったり、デリケートゾーンのアイラインにぶつぶつができてしまうと、どう対処していいのか分からず焦ってしまいます。
そこで今回は、ぶつぶつがアイラインにできてしまっても冷静に対処できるように脱毛中の注意点や肌トラブルを防ぐための対策と原因を解説します。
目次
ぶつぶつを発見したら確認したいポイント
アイラインの脱毛をしている期間にぶつぶつができていると不安になりますが、ほとんどが異常がない生理現象のことが多いです。
しかし、性病等による場合もあるため、ここではぶつぶつを発見した場合に受診が必要かどうか確認しておきたいポイントについて紹介します。
①見た目
アイラインは見づらい箇所のため確認が難しいかもしれませんが、まずは見た目を確認してみてください。
- カリフラワーのようなごつごつしたぶつぶつ
- 表面がツルツルしていて同じ形のぶつぶつが並んでいる
- 米粒程度の光沢のあるぶつぶつ
これらの場合には、受診が必要な病気の可能性があります。
場合によっては治療が必要となるため、かかりつけの病院や通っている脱毛クリニックで診察を受けてください。
対処が遅れてしまうと治るまでに時間もかかってしまうため、気付いたら少しでも早く検査を行い、適切な治療を受けることが大切です。
②痛み
痛みがあるのかどうか確認するために、ぶつぶつを触ることは避けてください。
触れていないのに痛みを感じたり、下着に触れるだけで痛む場合には、早めに診察を受けてください。
診察であせもや軽い炎症程度の診断であったとしても、痛みに耐えながら不安な気持ちを抱え続けることはおすすめできません。
心配に感じている場合には、早めに受診をすることで、ストレスを抱えずに済むので、ぜひ参考にしてみてください。
アイラインのぶつぶつは体質に関係している
肌トラブルを起こしやすい敏感肌は、日頃の生活習慣による体質が原因でぶつぶつができやすくなっている可能性があります。
また肌本来のバリア機能が低下すると肌トラブルを起こしやすいとも考えられています。
刺激に対して過敏に反応してしまわないように、ぶつぶつができない体質改善を意識する必要があります。
ぶつぶつができやすい原因とは
できればぶつぶつができるのを防ぎ、肌トラブルに悩まずに脱毛を終えたいと考えている方は多いはずです。
アイラインを含むデリケートゾーンのぶつぶつを予防するためには、日頃の生活習慣を見直す必要があります。
ここでは、ぶつぶつができやすい原因について紹介します。
ストレス
現代の日本人は、様々なストレスを抱え込みやすいです。
特に働く女性も増えたため、仕事はもちろんのこと、プライベートや人間関係などあらゆる場面でストレスを感じてしまいます。
このストレスの影響で、ホルモンバランスが崩れ、体にもSOS症状としてぶつぶつができてしまうのです。
敏感肌
アイラインにできるぶつぶつは発疹ともいいますが、体質や外的な要因により肌が敏感な状態になり、引き起こされることがあります。
例えば、外に出た時に浴びてしまう紫外線や肌に合わない化粧品、季節の変わり目によくある温度や湿度に対応できない等、さまざまです。
人によっては、汗やダニ、ハウスダストなどに過剰に反応してしまったり、合わない下着で肌を刺激してしまうこともあります。
肌が持っているバリア機能が低下すると肌が敏感な状態になりやすく、刺激に対して過剰に反応してしまうので、覚えておいてください。
生理
女性は生理があるため、一定周期でホルモンバランスが変化します。
生理前後と生理の間は特にアイライン周辺のデリケートゾーンを初めとした肌が敏感になりやすいです。
場合によっては、ぶつぶつが現れてしまうことも考えられます。
不規則な生活
日常生活を送る上で、精神的に問題がなく体もだるさを感じないと思っていても、気付かないうちに負担が積み重なっている可能性があります。
いくら体調を崩さず健康であっても、生活が不規則な場合、健康を害しぶつぶつを発生させてしまいます。
睡眠不足やファーストフードなどの偏った食事を送っている人は、デリケートゾーンの異常にもつながりやすくなるので気をつけてください。
ぶつぶつを予防する生活習慣とは
ぶつぶつができてしまう原因が理解できたところで、ぶつぶつを予防するための生活習慣を見直してみてはいかがでしょうか。
生理などは避けられないものですが、不規則な生活や敏感肌にならないようにする対策など、改善できる部分は多いです。
見直したい点をまとめました。
正しいお手入れ
そもそも、アイライン周辺のデリケートゾーンが清潔に保たれていることが大切です。
万が一、お手入れの仕方が間違っていれば、違った肌トラブルを併発してしまう可能性があります。
強い刺激を避け、肌を過敏にさせないように、正しいお手入れができているか見直してみてください。
まず、デリケートゾーンのケアには肌に優しい専用のアイテムを使うことをおすすめします。
最近では、アンダーヘア用の洗剤やスポンジ、ケアクリームなどが販売されています。
市販のボディーシャンプーでは刺激が強く反応してしまう可能性があるため、肌に優しく低刺激のアイテムをチェックしてみてください。
また、清潔にした後の保湿ケアも大切です。
ワセリンで保護をしたり、保湿クリームで肌を守ることを忘れないよう注意しながらケアをしてください
バランスの取れた食事
日頃忙しい日々を送っている場合、外食に頼ってしまったり、好きなものばかり食べてしまい摂取する栄養素が偏りやすくなっています。
栄養バランスを意識した食事をしていないと、必要な栄養素が不足してしまい、肌の状態も乱れてしまいます。
そのため、外食であっても栄養バランスを意識し、単品ではなく定食を選んでみてください。
また、炭水化物や肉ばかりではなく、野菜やフルーツなど複数の食材を摂取することを心掛けて、バランスよく食べ物の栄養を補うことが大切です。
ストレスをこまめに発散する
ストレスを抱えてしまうのは仕方のないことです。
無理をしない程度に、こまめにストレスを発散できるように、生活を見直してみてください。
例えば、運動や趣味など活動的に行動してみたり、休養としてぼーっとする時間を作るのもいいです。
リラックスタイムとして美味しい物を食べたり、香りで気分転換するのもおすすめです。
心身を休ませることを優先し、こまめにリフレッシュタイムを取り入れてみてください。
下着を見直してぶつぶつを防ぐ
生活習慣以外に見直しておきたいものとして、下着があります。
日頃敏感肌と感じていなくても、デリケートゾーンにぶつぶつができてしまった場合には、身に着けている下着の素材やデザインが自分の体に合っていない可能性があります。
そのため、身に着ける下着の素材やデザインにも気を配り、肌に刺激を与えないものを選べるようにしておくことが大切です。
ここでは、肌に優しい下着をつけるために、敏感肌を予防できる下着選びのポイントを紹介します。
綿製
下着に使われる素材は基本的に刺激が低いものが多いです。
中でも敏感肌の方にも優しい素材としておすすめなのが、綿が使用されているものです。
綿製の下着をつければ、肌への無駄な刺激を軽減でき、外的要因によるぶつぶつを予防できます。
縫い目やタグ
まれに、肌に触れる縫い目やタグがチクチクして違和感を感じることがあります。
時間が経てば慣れるだろう、と考えている人は要注意です。
縫い目やタグが刺激となり、かゆみなどを起こす可能性があります。
かゆみはぶつぶつができてしまう手前のSOSです。
我慢せず、違う下着に変えるなどすぐに対処してください。
下着の購入を検討している場合には、肌側に縫い目がなく、タグが取り外せるものを選ぶことをおすすめします。
サイズが合っている
自分の体のサイズに合っていないことも、避けたいところです。
サイズが大きい場合には、無駄な空間が出来てしまい繊維の摩擦によって、肌に負担をかけてしまいます。
反対に、サイズが小さい場合には、窮屈で締め付けてしまう可能性があります。
下着に関してはなかなか試着するのが難しいケースが多いですが、できる限り自分のサイズに合うものを着用することをおすすめします。
治療が必要な症状
ぶつぶつがいったいどんな症状なのか、事前に知っておくと安心できます。
あせもや軽い炎症の可能性もありますが、知識としてチェックしてみてください。
尖圭コンジローマ
カリフラワー状のようなぶつぶつが生じる病気です。
放っておくと、ぶつぶつはどんどん大きくなり、数が増えていくのが特徴です。
性感染症の一つとされており、皮膚や粘膜の表面に感染することで生じます。
男性の場合は陰茎や亀頭など、陰部を中心に発症します。
女性の場合は膣や子宮頚部など、陰部を中心に発症します。
肛門周辺や肛門に生じることもあり、女性の場合には確認が難しく、発見が遅れることも少なくないので注意が必要です。
ヘルペス
皮膚がただれて傷ついたような状態になり、強い痛みが生じる病気です。
小さな水ぶくれができ、数日でやぶれてしまうのが特徴です。
性感染症の一つですが、ウイルスのついたタオルや食器などを共有することで観戦するため、家族間で感染することも多いです。
症状のピークは1週間程度で、治療をしていないケースでは2〜3週間で症状は一旦落ち着きます。
しかし、疲れや免疫低下によって再発する確率が高いため、注意が必要です。
梅毒
感染すると痛みのないしこりが生じ、放っておくと消えます。
性感染症のひとつで、手や足など全身にバラ疹と呼ばれる赤い斑点などが現れるようになるのが特徴です。
注意したいのが、痛みがないことが多くしこりも消えていくため、病気が治ったと勘違いしやすい点です。
治療せずに放っておくと、重篤症状に陥ることがあるため気をつけてください。
ちなみに、治療をすれば治る病気ですが、薬を飲まないと治ることはありません。
水いぼ
白くて丸い1〜5mm程の突起があるイボで、光沢はありますがかゆみや痛みはありません。
幼児期にできる水疱瘡と同じウイルスで、接触で感染します。
フォアダイス
女性の小陰唇などに見られる症状で、小さな白いぶつぶつが特徴です。
こちらは病気ではなく生理現象ですが、尖圭コンジローマの症状と似ているため間違いやすい症状です。
ちなみにフォアダイスのぶつぶつは脂肪です。
そのため、他人に感染するなどはないため安心してください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
- ぶつぶつができたら、触らずに見た目と痛みがあるのかチェック
- ぶつぶつができてしまう原因に、ストレスや敏感肌、生理などがある
- 予防策として正しいケアとバランスのとれた食事を摂取することがおすすめ
- 下着選びのポイントは、綿製で肌側に縫い目がなく、タグが取り外せるものを選ぶ
ぜひ参考にしてみてください。
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