ブースター美容液でスキンケアの効果をアップ!使い方や選ぶポイント

「化粧水で保湿しているのにお肌が乾燥する」「スキンケアアイテムの肌なじみやメイクのノリが悪い」とお悩みではないですか?

どんなに肌によいとされている化粧品や美容液でお手入れしていても、角質層まで浸透しづらかったり、肌なじみが悪い状態では高い効果は得られません。

化粧水や美容液が肌に入りにくくなったと感じたり、肌のゴワつきや乾燥が気になるときには、毎日のスキンケアにプラスしてブースター美容液を取り入れてみるのがおすすめです。

ブースター美容液は導入美容液とも呼ばれている、スキンケア用品の浸透をサポートしてくれる基礎化粧品です。

毎日のスキンケアに取り入れる方が増えていて、現在ではデパートやドラッグストアなどでたくさんの種類のブースター美容液が販売されています。

しかし種類がたくさんあって、どれを選ぶか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。

そこでこのページではブースター美容液の種類や効果、選ぶ際のポイントなどをご紹介します。

ブースター美容液の効果的な使い方も解説しているので、これからブースター美容液を使ってみたいという方はもちろん、すでに使っているという方もぜひ参考にしてみてください。

ブースター美容液と化粧水や美容液の違い

3つのアイテムはよく似ているように感じますが、化粧水は「基本のお手入れで欠かせないもの」、ブースター美容液や導入美容液は「基本のお手入れにプラスして使うもの」という違いがあります。

化粧水

化粧水は基本のスキンケアの最初に使うアイテムで、お肌に水分を与えるはたらきがあります。

成分のうち、ほとんどが水分なので、美容成分はあまり含まれていません。

美容液

美容液は美白やハリ、弾力など、特定の美容効果をプラスするためのアイテムです

自分の求める効果が得られる美容液を取り入れることで、ワンランク上のスキンケアができます。

化粧水に比べると粘度が高く、乳液やクリームに比べると軽めなテクスチャーのものが多いです。

ブースター美容液

ブースター美容液は「導入液」や「導入美容液」とも呼ばれている基礎化粧品で、後から使うスキンケアアイテムの効果を最大限に引き出してくれるアイテムです。

角質層はもともと水分をはじきやすい特徴がありますが、ブースター美容液の油分を少し加えて馴染ませていくことで、角質層への浸透が高くなると言われています。

クレンジングや洗顔の直後に使うのが一般的で、化粧水の肌なじみをよくしたり、化粧水の浸透を助けるはたらきが期待できます。

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ブースター美容液の種類

ブースター美容液にはさまざまな種類があり、アイテムによって使い心地が異なります。

自分の好みのものを使うのはもちろんですが、季節の移り変わりや肌の調子に応じて、複数のアイテムを使い分けるのもおすすめです。

ここからはブースター美容液の種類をご紹介します。

化粧水タイプのブースター

美容液タイプのブースター

オイルタイプのブースター

炭酸泡タイプのブースター

化粧水タイプのブースター

化粧水タイプは「導入化粧水」「プレ化粧水」とも呼ばれています。

さっぱりとした化粧水のような使い心地なので、べたつきが気になる方や、汗をかきやすい夏のお手入れにおすすめのブースターです。

軽くて伸びやすいため、毎日使いやすいのも嬉しいポイントです。

美容液タイプのブースター

美容液タイプは化粧水タイプのものよりも滑らかで、しっとりとしたブースターです。

こっくりとしたテクスチャーのアイテムは肌の潤いや、ハリをアップさせてくれる効果が期待できます。

オイルタイプのブースター

オイルタイプは保湿力が高いため、とくに乾燥肌の方や肌のゴワつきが気になる方におすすめのブースターです。

秋冬などの空気が乾燥した季節に使う場合や、しっかりとした潤いを感じたい方は、とろみがあるものを選んでみてください。

油分を多く含んだものは、肌に潤いを与えるだけではなく、なめらかでツヤのある肌に導いてくれます。

炭酸泡タイプのブースター

炭酸泡タイプは肌のゴワつきやザラつき、毛穴の詰まりが気になる方におすすめのブースターです。

噴射剤として配合されている炭酸ガスが肌をやわらかくほぐすしてくれるため、潤い成分が角質層に浸透しやすいという特徴があります。

ムース状のシュワシュワの泡が弾けるようになじむので爽快感があり、気分もリフレッシュできるでしょう。

ブースター美容液を選ぶポイント

毎日のように使うものなので、自分の肌に合ったものを選びたいですよね。

ブースター美容液選びに迷ったときは、次のポイントをチェックしてください。

肌質に合わせてブースター美容液を選ぶ

年齢に合わせてブースター美容液を選ぶ

使用感に合わせてブースター美容液を選ぶ

肌質に合わせてブースター美容液を選ぶ

乾燥肌

乾燥肌の方は、高保湿成分が配合されたブースターを選ぶとよいでしょう。

しっとりとしたテクスチャーのオイルタイプは、肌なじみがよく保湿の効果が高いのでおすすめです。

油分は乾燥により硬くなった角質層をやわらかくする効果もあるので、その後に使うスキンケアアイテムの浸透力を高めてくれます。

ヒアルロン酸やセラミドも、肌をふっくらとやわらかくしてくれる効果が期待できますよ。

乾燥肌の方は水分や皮脂が不足しているので、保湿成分や浸透力にこだわったブースターを選びましょう。

脂性肌

皮脂が多くニキビができやすい方は、さらっとした使い心地の化粧水タイプのブースターを選ぶとよいでしょう。

脂性肌の方は一般的には水分や皮脂が多い状態ですが、実は肌の内側が乾燥しているインナードライという肌の場合もすくなくありません。

しっかりと保湿できてベタつきが少ないタイプのブースターを選ぶと、余分な皮脂によるテカリや毛穴の詰まりを防いでくれるのでおすすめです。

皮脂による毛穴の詰まりが気になる方には、ふき取り化粧水タイプのブースターがおすすめです。コットンに含ませて、毛穴の詰まりや古い角質などをやさしくふき取りましょう。

部分的にカサつく混合肌の方は、保湿力や浸透力を重視して選んでください。

敏感肌

敏感肌の方は少しの刺激で肌荒れを起こす可能性があるので、できるだけ肌への刺激が少ないブースターを選ぶことが大切です。

刺激を感じる成分は人によって異なるため、ブースターを選ぶ前に、自分がどの成分によって刺激を感じやすいのかを確認しておいてください。

一般的に香料・着色料・鉱物油・パラペン・エタノールなどは肌に刺激を与えやすいと言われています。敏感肌の方は、これらの成分が含まれていない無添加タイプのものを選んでください。

「敏感肌用」「低刺激」と記載されたものや、スティンギングテスト済みのものを選ぶと、敏感肌の方でも使いやすいでしょう。

敏感肌の方は乾燥肌の方も多いので、とろみのある美容液タイプなど潤い重視のブースターを選ぶのもよいかもしれません。

新しいブースターを使用する場合は、いきなり顔全体に使わずに、目立たない二の腕などで事前にパッチテストを行うのがおすすめです。

年齢に合わせてブースター美容液を選ぶ

人の肌は年齢に応じて変化するため、年齢に合わせてブースターを選ぶのもよい方法です。

たとえば20代の肌は水分と油分のバランスをとりやすいので、季節を問わず使いやすい、さっぱりとした使用感のローションタイプがおすすめです。

30代の肌は乾燥が気になってくることが多いため、保湿成分がたっぷり配合された美容液タイプやオイルタイプなどの、とろみのあるブースターを取り入れてみてください。

40代からは古い角質が肌に蓄積したり、乾燥による小じわやハリ不足を感じやすくなる傾向があります。エイジングケア成分配合のブースターや、よりリッチなテクスチャーのアイテムを選び、効率的に潤いを補給しましょう。

選び方に迷う場合は、幅広い世代を対象にしたブースターを選ぶとよいでしょう。

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使用感に合わせてブースター美容液を選ぶ

ブースターは毎日のように使うものなので、使用感の好みに合わせて選ぶことも大切です。

年齢に応じてテクスチャーの粘度を上げていくのが一般的ですが、基礎化粧品との組み合わせ次第で仕上がりが変わってきます。

たとえば、化粧水や乳液など基礎化粧品の保湿力が高い場合は、ローションタイプのブースターでも十分な場合があります。

反対に、基礎化粧品が軽めのアイテムの場合は、重めのブースターを使うほうがよいかもしれません。

ブースターはあくまで他のスキンケアアイテムのサポートをするアイテムなので、ストレスなく心地よく使えるアイテムを選ぶのもおすすめですよ。

ブースター美容液の成分

ブースター美容液にはさまざまな美容成分が配合されています。

ここからはブースターに含まれている主な美容成分をご紹介していきます。

保湿のための美容成分

スキンケアにおいて、保湿力を重視している方は多いのではないでしょうか。

代表的な保湿成分には肌に潤いを与えてくれるコラーゲンやヒアルロン酸、肌のバリア機能を高め水分を保ってくれるセラミド、水分を蓄えた肌にフタをしてくれるスクワランなどがあります。

それぞれ特徴が異なるので、複数の保湿成分が配合されているブースターを選ぶのがおすすめです。

敏感肌の方や、自然の力でやさしく潤いをプラスしたい方は、植物エキス配合のものを選んでください。

美白のための美容成分

シミやそばかすが気になる方には、美白有効成分が配合された薬用タイプ(医薬部外品)のブースターがおすすめです。

代表的な美白有効成分にはビタミンC誘導体・トラネキサム酸・アルブチンなどがあり、シミの元となるメラニンの生成を抑制してくれたり、肌のターンオーバーをサポートしてくれるなどの特徴があります。

美白有効成分が含まれたブースターはシミやそばかすだけではなく、毛穴の目立ちやニキビ痕、虫刺されの痕などが気になる方にもおすすめです。

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ブースター美容液の効果的な使い方

ブースター美容液にはたくさんの種類があり、使用方法もさまざまです。

十分な効果を実感するためには、パッケージに記載されているポイントをしっかり守ることが一番効果的なので、推奨される使用タイミングや使用量をあらかじめしっかり確認しておきましょう。

ここからは一般的なブースター美容液の効果的な使い方をご紹介します。

  • STEP.1
    洗顔やクレンジングをする

    まずは顔の汚れをしっかりと落としていきましょう。

    汚れが残ったままだと雑菌が繁殖し、肌荒れを起こす原因になります。

    メイクや日焼け止めを使っている方はクレンジングや洗顔料で、しっかりと汚れを落としてください。

    素顔の方は、水洗いだけでも構いません。

  • STEP.2
    水分を軽く拭き取る

    洗顔が終わったら、清潔なタオルで水分を拭き取ります。

    ゴシゴシこすると肌に刺激を与えてしまうので、やさしくポンポンと拭き取ってください。

    このとき完全に拭き取るのではなく軽めに拭き取り、適度に水分を残しておくことがポイントです。

    水分を残しておくことで、ブースターの肌なじみがよくなります。

    とくにオイルタイプは肌になじみにくい場合があるので、少し水分を残しておきましょう。

  • STEP.3
    ブースターを顔にのせる

    推奨されている適量のブースターを手に取り、量を手のひら全体に伸ばし、お肌をやさしくプレスするように顔全体に広げていきます。

    化粧水タイプのようなサラサラのテクスチャーであれば、コットンに沁み込ませてから塗っていくのもよいでしょう。

    オイルタイプの場合は手に取ってからすぐに塗らずに、体温で少し温めてから塗るのがポイントです。

    ブースターの伸びや肌なじみがよくなるので、ぜひ試してみてください。

  • STEP.4
    ハンドプレスする

    最後の仕上げにハンドプレスで、ブースターをしっかりと肌になじませましょう。

    摩擦により肌に刺激を与えてしまうので、手で擦らないように注意し、スタンプを押すようにポンポンと顔全体に塗布してください。

    肌の中心から外側に向かって、やさしく塗っていくのがポイントです。

    肌が手に吸いつくような感覚になるまでしっかりとブースターをなじませたら、乾燥防止のため、速やかに化粧水などのスキンケアに移ってください。

まとめ

  • 化粧水は肌に水分を与えるはたらき、美容液は特定の効果をもたらすはたらき、ブースターはその後のスキンケアの効果をサポートするはたらきがある
  • ブースターには化粧水タイプ・美容液タイプ・オイルタイプ・炭酸泡タイプなどさまざまな種類がる
  • 肌質や年齢、使用感で自分に合ったブースターを選ぶことが大切

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