脱毛で一番人気の部位というイメージが強い「脇」。
例えば薄着やノースリーブを着る際はもちろん、電車内でつり革を握った時にチラリと見える部分なので、しっかり処理していないと目立ってしまいます。
特に自分で処理すると毛穴のブツブツが残ってしまったり、肌トラブルの原因になってしまうことも。
そこでおすすめなのが、短期間・永久脱毛が可能な医療脱毛です。
特に脇は人気部位ということで、リーズナブルな価格で施術できるクリニックも多くあります。
今回はそんな脇の脱毛について、10回以上施術した場合の効果や、最適な回数をご紹介しますよ。
目次
医療脱毛とは?
そもそも医療脱毛とは、毛を作っている箇所にレーザーを照射し、その組織を破壊することで脱毛する方法です。
レーザーを使った施術は、医療機関のみでしか行えません。
そのため、病院やクリニックといった医療機関でのみ施術が可能です。
医療脱毛は、レーザーで毛を作っている組織を破壊する効果が比較的長く継続できるため、「永久脱毛」と呼ばれることも。
レーザーで毛根を破壊する施術を行うため、照射後に毛が生えると言ったことはほぼないと言っても良いでしょう。
美容脱毛とは?
一方、美容脱毛はエステサロンで提供されている脱毛方法をさします。
美容脱毛はサロンが行うもので、医療活動ではないため、一時的な減毛しか期待ができないのがデメリットと言えます。
回数を重ねれば自己処理がラクになるレベルまではいきますが、継続して通わなければ、引き続き毛は生えてくるのです。
とはいえ、痛みが伴う医療脱毛に比べるとほとんど痛みがなく、また費用も比較的安いため、通いやすさもあげられます。
サロンによっては「脇10回施術で200円!」など破格で施術ができる特別キャンペーンを行っていることも。
脱毛初心者や、自己処理をラクにしたい程度の脱毛を目指している人にはおすすめです。
医療脱毛と美容脱毛の違いは?
医療脱毛は「レーザーを使用し毛根を破壊する」一方で、美容脱毛は「光を使用し毛根にダメージを与える」という点が最大の違いでしょう。
医療脱毛は毛が生える組織の破壊を行うため、永久脱毛が望めますが、美容脱毛はダメージを与える程度。
なので、美容脱毛の方が継続した通院が必要となります。
また、「永久脱毛ができる」と謳っている美容脱毛サロンはなく、あくまで「抑毛・減毛」まで。
照射パワーが強い医療レーザーは、発毛組織を破壊する威力があるほど。
ですので、安全面を考慮して、厚生労働省が許可した医療機関でのみの施術となります。
また、脱毛で効果を実感する回数も医療脱毛と美容脱毛では異なります。
医療脱毛は3回程度(約半年)で効果を実感しますが、美容脱毛は6〜10回(約1年)で「毛が薄くなった」といった効果を感じられます。
このことからもわかる通り、少ない回数かつ短期間で脱毛を終わらせたい場合は、医療脱毛がおすすめです。
医療脱毛で人気の部位は?
さて、少ない回数で永久脱毛ができる医療脱毛ですが、一体どの部位が一番人気なのでしょうか?
特に人目に触れる部位は人気だと予想できますが、実際に自分が脱毛しようとすると、全身を選ぶべきなのか、はたまた気になる部位だけを選べばいいのかなど、迷ってしまいますよね。
医療脱毛・美容脱毛ともに、クリニックやサロンによって含まれる範囲は異なりますが、ほぼ全身の施術が可能です。
最近は全身脱毛コースが主流になってきていますが、部位脱毛と言って、自分が気になる部位だけの脱毛もできます。
価格や自分の肌の状態、目標としている毛の状態によっても変わってくるため、まずは脱毛で人気の部位を見て決めてもよさそうですね。
①ワキ
やはり脱毛と聞いて一番に思い浮かべるのが「ワキ」ですよね。
薄着のときや、上のものを取ろうとしたとき、はたまた電車でつり革につかまる時など、ふとチラリと見える箇所でもあります。
処理していないと目立つ箇所でもあり、また毛が太いという特徴もあるため、セルフケアでも一番に手を込めている人も多いのではないでしょうか?
また、人気の部位ということで、クリニックによっては他の部位に比べてリーズナブルに施術ができることも。
キャンペーン価格でワンコインで施術できるサロンもあるなど、人気な部位なゆえ、リーズナブルなキャンペーンを打ち出しやすいのも「脇」と言えます。
脱毛が初めてという人でも、チャレンジしやすいですよね。
ただ、太くて硬い毛質のため、レーザーを照射すると痛みが出やすい部位でもあります。
そのため、他の部位より回数を重ねる必要がある可能性も。
5~8回の施術を目安にしておきましょう。
②腕
人の目によく触れる「腕」は、医療脱毛の人気部位です。
半袖やノースリーブ、水着といった露出が多い夏はもちろんですが、冬にふと腕まくりをした際に毛が生えている…なんて嫌ですよね。
毛質は細めなので、痛みはほとんど感じません。
3~5回ほどの施術を目安にしておきましょう。
③VIO
脱毛箇所で最近特に注目されている部位が「VIO」です。
自信を持って水着を着られる、デリケートゾーンを清潔に保てるといった理由から、特に若い人に人気です。
こちらもワキ同様、他の部位と比べてリーズナブルなキャンペーンを行っているクリニックが多数あるため、お試ししやすいのが特徴です。
ただ、全身の中でも太くて硬い毛であることから、一番痛みを感じやすい部位と言っても過言ではありません。
レーザーは黒いものに反応するため、施術回数を重ねるごとに痛みは減ってきますが、もしどうしても我慢できないようであれば担当者に相談するなどがベターです。
7~12回の施術を目安にしておきましょう。
④足
特に学生のころは、体育の時間や制服、休日のオシャレ服などで足の露出が多いため、自己処理をしていた部位ナンバーワン!という人も多いのではないでしょうか?
「足」も人目に触れやすいため、人気の部位となっています。
自己処理をしたときにカミソリ負けをしてしまったり、赤みが出てしまった場合は、その後傷が治るまで中々露出ができませんよね。
その点、医療脱毛はそういった傷も出ないため、安心して脱毛が可能です。
5~8回の施術を目安にしましょう。
⑤うなじ
また、脱毛は自分からは見えない箇所の毛まで処理してくれるのが特徴です。
そのため、自分ではあまり知ることができない「うなじ」部分も人気の部位となっています。
背面は服を着れば隠れますが、うなじはどうしても隠れないですよね。
特に髪の毛をアップした際などは、後ろの人の目につきやすくなっているため、知らず知らずのうちに剛毛で恥をかいていた、ということも防げます。
なお、クリニックでは自分好みのうなじの形を選べますよ。
3~4回の施術を目安にしましょう。
医療脱毛はどのくらいの頻度で通う?
上述したとおり、医療脱毛は美容脱毛と違って多くの回数通わなくて良いというメリットがあります。
医療クリニックによりますが、医療脱毛は約1年~1年半程度で完了することがほとんどです。
これは、1回の施術につき平均で2~3ヵ月あけることが推奨されているため。
繰り返しになりますが、医療脱毛はパワーの強い医療レーザーを照射しています。
これはメラニン色素に反応するため、肌は傷つかず毛にのみ反応する仕組みです。
そのため、脱毛の施術をし終わってすぐの「ツルツルの状態」の肌にレーザーを当てても、反応する場所がないため、照射の意味がないのです。
せっかくなら、一番効果がある状態で照射をしたいですよね。
そのため、約2~3か月で毛が生まれ変わる「毛周期」に合わせた照射を推奨しているクリニックが多いのです。
「毛周期」とは、毛が生える「成長期」毛が抜け落ちる「退行期」毛の成長が止まる「休止期」の3つから成り立っています。
この中で脱毛の効果を実感しやすいのが「成長期」で、毛が生えている状態で照射するのが一番良いのです。
これは、医療レーザーが黒いメラニン色素に反応して抑毛効果を発揮するから。
ただ、一度に生える「成長期」の毛は全体の約15%ほどとも言われていることからも分かる通り、全部の毛が完全に外に出ている状態は中々ありません。
だから、この「成長期」の段階で施術を繰り返し、徐々に「成長期」の毛にレーザーを当てるのですね。
また、自分が目指したい肌の状態によっても、施術の回数は変わってきます。
自己処理にかけている手間や時間を少なくしたい、という方は自己処理の頻度が減る程度の施術でも良いかもしれませんが、「完全にツルツルにしたい!」という方は、それなりの施術回数が必要です。
医療脱毛は時間をかけてゆっくりと脱毛効果が出るものですので、脱毛を完了させたい日程が決まっている際には、早めに施術をした方が良さそうですね。
脇は何回以上の照射が良い?
さて、人気の脱毛部位としても知られている「脇」ですが、一体どれくらいの回数照射すれば納得できる状態にまでなるのでしょうか?
一般的に医療脱毛においては、自己処理が楽になるのが「3回程度」、自己処理がほぼいらなくなるのが「5回程度」と言われています。
美容脱毛よりも強いレーザーを使用しているため、美容脱毛よりは少ない回数で済みますが、その分1回1回の施術期間を空ける必要があるため、期間は短くても10か月から1年ほどかかることがほとんどです。
ただ、美容脱毛は2年~3年かかると言われているので、1年前後でもかなり早く脱毛が完了することが分かりますね。
医療脱毛で脇を施術すると何回目で効果が現れる?
個人差がありますが、1~2回目の施術では特に大きな変化はありません。
その後、3~4回目で「少し毛が薄くなったかな?」と感じる程度で、その後5~6回目で「自己処理の頻度が減る程度」になります。
自己処理の手間を少なくしたいという方であれば5回前後の施術でも良さそうですが、せっかく医療脱毛するなら、綺麗でツルツルな状態にしたいですよね。
その場合は、5~6回の施術で完了するのはもったいないです!
7~8回ほど施術を行うと、毛がほとんど生えてこなくなり、自己処理もほぼ必要なくなります。
ただ、脇はほかの部位よりも太く濃い毛であるため、この回数+ 2〜3回ほどの施術がおすすめです。
ちなみに、美容脱毛で脇を施術しようとする場合、1〜5回目の施術ではほとんど効果が現れません。
その後、6~10回目の施術で「薄くなったかな?」と感じる程度で、その後11〜15回目で「自己処理の頻度が減り」、16〜20回目でやっと「自己処理がほとんどいらなくなる」状態に。
ただ、美容脱毛で多く使用される光脱毛には、永久脱毛の効果はありません。
脱毛に通っている間は「毛が薄くなった」と効果を感じることがありますが、通うのをやめてから「また毛が生えてきた…」と、医療脱毛に切り替える人も多いとのこと。
永久脱毛をしたいなら、断然医療脱毛がおすすめです。
医療脱毛で脇を10回以上照射すると?
「脇」は、脱毛部位の中でも比較的リーズナブルな価格での脱毛が可能です。
照射範囲が狭いこともありますが、やはり一番の要因は人気の部位だからでしょう。
「脇」は太く色が濃いムダ毛のため、脱毛完了に時間はかかりますが、脱毛の効果を実感しやすい部位でもあります。
上述した通り、自己処理がほぼいらなくなるのは「5回程度」と言われていますが、よりツルツルになりたかったり、毛穴が目立たないくらい綺麗にしたい場合は8~10回の照射がおすすめです。
この際、レーザーが反応する「毛周期」を無視して施術したり、脱毛後にしっかりと保湿を行わなかったりすると、いくら多く回数を通っても、思ったような効果を得られないこともあるでしょう。
クリニックで提示された決まりをしっかりと守り、医療レーザーが一番反応してくれる「毛周期」に通うようにしたいですね。
医療脱毛で脇を綺麗にしたいなら10回以上がおすすめ!
- 薄着やノースリーブ、電車でつり革につかまるときに意外と見えるのが「脇」
- 短期間・永久脱毛を目指すなら医療脱毛がおすすめ
- 脇はほかの部位と比べて太く濃いムダ毛である
- 医療脱毛で脇を脱毛する場合、5~6回程度で自己処理の頻度が減る
- 医療脱毛では、綺麗に・ツルツルな脇にしたいなら10回以上の施術がおすすめ!
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