成長とともにムダ毛が気になってくることが多くなります。いずれ脱毛するのであれば、早めに済ませておいた方が良いのではないかと考える方も多いのではないでしょうか。
しかし「何歳から脱毛の施術を受けることができるの?」「この年齢では脱毛はまだ早いのかな?」と疑問に思っている方もいるようです。そもそも脱毛に年齢は関係あるのでしょうか?
子供が脱毛の施術を受ける場合には注意点もありますが、実は多くのメリットがあるため、肌の状態などを考慮しながら脱毛の施術を受けてみるのがおすすめです。
このページでは、脱毛が可能になる年齢や子供脱毛のメリットや注意点、はじめての脱毛におすすめの脱毛部位について解説します。
子供の脱毛をお考えの方はぜひ参考にしてみてください。
目次
脱毛が可能になる年齢は?
脱毛を行うと見た目がムダ毛が気にならなくなるうえに、自己処理の手間が省けます。また自己処理を繰り返すと肌にダメージを与えてしまうので、できるだけ早い年齢から脱毛を行うことで、お肌をキレイな状態で保つことができます。
はじめての脱毛に適した年齢は何歳なのでしょうか。まずは、脱毛が可能になる年齢から解説していきます。
年齢制限はない
脱毛をはじめる年齢について、具体的なルールは定められていません。お肌の状態に問題がなければ何歳からでも施術を受けることが可能です。
しかし、脱毛の施術は大人が受けた場合でも少なからずお肌にダメージを受けます。子供の年齢があまりにも若い場合、お肌が成長できていないため、お肌に大きなダメージを受けてしまう可能性があり注意が必要です。
生理周期やホルモンバランスが安定する年齢がおすすめ
脱毛に年齢制限はありません。6歳から脱毛できるという脱毛サロンもありますが、生理周期やホルモンバランスが安定する年齢になってから脱毛の施術を受けるのがおすすめです。
生理周期が定まったころには身体とともにお肌もしっかりと成長しているので、年齢が若い子供に比べると、脱毛時のダメージにも耐えられるようになっているからです。
またホルモンバランスが安定することで、毛が生えてくる部位が決まってきます。
生理周期やホルモンバランスには個人差が大きいため、お肌や毛の状態をチェックしながら、1人1人に合った年齢で脱毛をはじめましょう。
未成年の脱毛は同意書が必要
未成年者でも脱毛の施術を受けることは可能ですが、親権者の同意書が必要になります。
脱毛には決して安くない費用が必要になるうえ、肌トラブルなどが起きるリスクや、施術にあたっての注意点も多数あります。未成年者が独断で契約を進めると、トラブルが発生する可能性があるため、親権者の同意書が必要なのです。
ほとんどの脱毛サロンでは、未成年者だけでカウンセリングを受けることはできますが、実際に契約を結ぶ際には親権者の同意書の提出が必須になります。判断力が未熟とされる未成年者が1人で脱毛の契約を結ぶことはできません。
同意書の提出のみではなく、契約時には親権者の同席を求めるといった脱毛サロンや、本当に親権者が署名や捺印をしたのか電話で確認を取るという場合もあります。
つまり未成年者が脱毛の施術を受けたい場合は、その理由や事情についてよく親権者と話し合い、同意してもらう必要があるのです。
子供がムダ毛を自己処理するデメリット
中学生や高校生くらいの年齢になると、ムダ毛を気にして自己処理する子供も増えくるようです。
カミソリや電気シェーバーで剃る方法や毛抜きで抜く方法など、さまざまな自己処理方法がありますが、どの方法にもデメリットがあります。
ここからは、子供がムダ毛の自己処理を行うことで生じるデメリットについて解説します。
お肌を傷つける可能性がある
子供のお肌は大人のお肌よりもデリケートで、ダメージを受けやすい状態です。
そのため間違った方法での自己処理を繰り返し行ってしまうと、お肌の表面を傷つけてしまったり、毛穴を無理に広げてしまうなどの肌トラブルを起こす可能性があります。
また年齢が上がるにつれてムダ毛を気にする方が増えていきますが、とくに思春期の方はムダ毛を意識しすぎてしまい、頻繁に自己処理してしまう傾向が高いです。
自己処理を頻繁に行うと、カミソリなどでお肌を傷つける可能性が高くなるうえに、お肌に大きなダメージを与えてしまうというデメリットがあります。
肌トラブルが増加する
お肌の表面にはお肌のを守るための角質があります。
大人のお肌に比べると子供のお肌は柔らかいので、カミソリを使用して大人と同じようにムダ毛を剃った場合でも、ムダ毛と一緒にお肌の角質までそぎ落としてしまいやすいです。
角質がそぎ落とされてしまうとお肌が乾燥しやすい状態になり、お肌を守るバリア機能が低下し、さまざまな肌トラブルを引き起こしやすくなります。
またお肌が乾燥し表面が固くなることで、毛が表面に出てくることができずに皮膚の中で成長してしまう「埋没毛」になる可能性も高くなります。
子供脱毛のメリット
子供脱毛にはさまざまなメリットがあるので、適正な年齢になったら脱毛を検討することもおすすめです。
子供脱毛には次のようなメリットがあります。
- 自己処理の回数を減らせる
- キレイなお肌を保つことができる
- 黒ずみやくすみを抑える
- コンプレックスを解消できる
自己処理の回数を減らせる
脱毛の施術を繰り返し受けることで、徐々にムダ毛の量が減っていき、自己処理の回数を少なくすることができます。
子供のお肌は大人よりも敏感で、自己処理によるダメージを受けやすいです。自己処理を繰り返し行っていると、毛穴が広がってポツポツとした鳥肌のような状態になったり、カミソリでお肌を傷つけてしまう危険性があります。
しかし脱毛すると自己処理の回数を減らすことができるので、お肌へのダメージを軽減することができ、肌トラブルも予防することが可能です。
また、ムダ毛を剃ったり抜いたりする自己処理はしばらくするとまた毛が生えてきてしまうので、繰り返し自己処理を行う必要があり、非常に手間がかかります。
自己処理の手間が省けるうえに、お肌へのダメージが原因で起こるさまざまなトラブルを予防できるのは、脱毛の大きなメリットです。
キレイな肌を保つことができる
脱毛を行うことで自己処理の回数が少なくなると、肌トラブルを予防できるだけではなく、キレイなお肌を保つことができるというメリットもあります。
子供のころからはじまるムダ毛の自己処理は、大人になってもずっと続けて行っていく必要があります。1回の自己処理によるダメージは小さいものかもしれませんが、長い期間継続して行うことでダメージが蓄積し、お肌に大きなダメージを与えてしまいます。
脱毛を行うと、最終的には自己処理が必要ない程度にまでムダ毛を減らすことが可能です。自己処理の必要がなくなることでお肌へのダメージを減らすことができ、キレイなお肌を保ちやすくなります。
黒ずみやくすみを抑える
ムダ毛の自己処理を行うことで、黒ずみやくすみが発生してしまう場合があります。
ムダ毛を剃ったり抜いたりすることでお肌の表面を傷つけたり、毛穴が広がってしまうなど、さまざまな肌トラブルが発生します。その中でも黒ずみやくすみは対策しづらいトラブルです。
カミソリでの自己処理を行うと、お肌の表面に傷をつけてしまい、肌のターンオーバーが乱れてしまう可能性があります。それによりお肌がくすんで見えたり、シミができやすい状態になってしまいます。
また毛抜きによる自己処理はムダ毛を無理やり引き抜くため毛穴が広がってしまい、そこに皮脂が溜まって炎症を起こしたり、溜まった皮脂が酸化して黒ずんでしまいます。
脱毛を行うと、こうした黒ずみやくすみを予防したり改善していくことができるというメリットがあります。
コンプレックスを解消できる
高校生くらいの年齢になると思春期を迎え、身体の成長とともに毛も生えてきます。このとき毛が濃くなることにコンプレックスを感じてしまう方も少なくありません。
周囲の視線を気にしやすい多感な年齢なので、ムダ毛のお手入れをうっかり忘れてしまった場合は、体育の授業や着替えのときなどに気になってしまいます。
脱毛をすればムダ毛を徐々に細くしたり減らしていくことができるので、ムダ毛に関するコンプレックスを解消できます。
子供脱毛の注意点
たくさんのメリットがある子供脱毛ですが、いくつかの注意点もあります。
脱毛の効果を実感するためには次の点に気を付ける必要があるので、脱毛をはじめる前に注意点をしっかり理解しておきましょう。
大人よりも肌トラブルが発生しやすい
子供脱毛は、大人に比べると脱毛中に肌トラブルが発生する可能性が高いので注意してください。
子供のお肌はとてもデリケートです。大人であれば問題ない出力で照射した場合でも強い痛みを感じたり、赤みが出てしまうことがあります。照射の出力を低く設定して脱毛しましょう。
また脱毛した部位をしっかり冷やしたり、保湿するなどのアフターケアも忘れずに行ってください。
日焼けを避ける
通学や部活などで日焼けをする機会が多い年齢ですが、日焼けしてしまった部位には脱毛の施術を行うことができません。
脱毛の光はムダ毛に含まれる黒色の成分に反応して照射されます。日焼けをしてお肌が黒くなると過剰に反応してしまい、強い痛みを感じたり、火傷などの肌トラブルを起こしてしまう可能性があります。
また日焼けはお肌が軽い炎症を起こしている状態です。脱毛の光を照射することで炎症が悪化してしまう場合もあるため、日焼けしたお肌には脱毛を行えません。脱毛をスムーズに進めるために、脱毛期間中は日焼けを避けましょう。
はじめての脱毛におすすめの脱毛部位
脱毛は顔から脚まで全身、さまざまな部位を施術することができます。はじめての脱毛はどの部位から行うのが良いのか、迷ってしまう方も多いかと思います。
ここからははじめての脱毛を検討している方におすすめの脱毛部位をご紹介していきます。
脇の脱毛
脱毛でもっとも人気の部位は、脇です。
脇は手を挙げた際など、ふとした瞬間に周囲の人に見られてしまう可能性が高い場所です。
脇は範囲が狭いので、毛抜きやカミソリで処理したほうが簡単なのでは?と考える方もいるかもしれません。しかし自己処理を繰り返すとお肌にダメージを与えてしまい、ヒリヒリしたりブツブツができるなどの肌トラブルを引き起こしてしまう場合があります。
また脇は全身の中でも太い毛が生えている部位なので、自己処理しても毛根が目立ちやすく、脱毛を希望する方が多いです。
脇は脱毛部位の中でも範囲が狭いため1回の施術時間が短くて済むうえ、比較的安い費用で脱毛を受けられる脱毛サロンが多いため、はじめて脱毛をする方でもチャレンジしやすくおすすめの部位です。
腕の脱毛
腕は1年を通じて目につきやすい部位です。半袖やノースリーブを着る機会が多い夏だけではなく、冬でも手を洗うときや室内で暑いときなどには袖をまくるため、腕のムダ毛が気になってしまうことがあります。
腕は範囲が広いうえ、肘から上の部分は手が届きにくいため、自己処理の際に剃り残しが多い部分です。
また腕は人と触れ合うことも多い部分です。カミソリや電気シェーバーで自己処理すると毛先がチクチクしてしまうため、相手に不快な思いをさせてしまう可能性もあります。
相手に物を渡すときや一緒にご飯を食べるときなど、ふとした瞬間に見える腕がツルツルだと、周りの人からの印象もよくなるでしょう。
脱毛を行うことでノースリーブの服も自信をもって着こなすことができ、オシャレの幅も広がるので、早めに脱毛しておくことをおすすめします。
脚の脱毛
腕と同じように、脚も1年を通して目につきやすい部位です。
女性でも膝から下は、濃く太い毛が生えているという方も多いです。高校生では制服のスカートを履く機会が多いため、ムダ毛が気になる部位かと思います。脚を脱毛しておけばムダ毛を気にする必要がなくなるので、堂々と生足を出すことができます。
脚は範囲が広いため自己処理に時間がかかり、剃り残しも出やすい部位です。就職活動や社会人生活が始まり忙しくなると、自己処理が面倒に思えたり、つい自己処理を忘れてしまう可能性があります。
ストッキングから毛が透けて見えてしまったり、毛がストッキングを突き破ったりしていると、相手にだらしない印象を与えてしまいかねません。
比較的時間に余裕がある年齢のうちに、脱毛サロンで施術してもらうことをおすすめします。
まとめ
- 脱毛に年齢制限はないが、生理周期やホルモンバランスが安定した年齢から脱毛に通うのがおすすめ
- 未成年者の脱毛には親権者の同意が必要
- 子供がムダ毛の自己処理をすると、お肌を傷つけたり肌トラブルを起こしやすいデメリットがある
- 子供脱毛をすると自己処理の回数を減らせるのでお肌をキレイに保てるうえに、ムダ毛に関するコンプレックスも解消できる
- はじめての脱毛におすすめの部位は脇・腕・脚
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