「ワキ毛を脱毛したいけどどの方法を選ぶべき?」「早くワキをツルツルにしたい!」と考えている人も多いのではないでしょうか?
見た目もキレイになり、袖がない服でも心配なく着ることができるなど、ワキ毛の脱毛にはメリットがたくさん。
そこで本記事では、ワキ脱毛の特徴や方法、脱毛のメリット・デメリットについて詳しく解説します。
サロン脱毛の大まかな流れも紹介しているため、記事を読むことで初めてのワキ脱毛でも安心して施術を受けることができますよ。
ワキ毛の脱毛とは
全身の中でもワキ毛は一般的に毛が濃く、多くの人が気になりやすいため部分脱毛の中でも人気の部位です。
具体的にどのような脱毛方法があるか、詳しくみていきましょう。
両腕のワキに生える毛を処理する脱毛のこと
ワキ毛の脱毛は除毛と違い、ワキに生えているムダ毛を毛根から処理することをいいます。
- 除毛:肌表面に出ているムダ毛を処理すること
- 脱毛:毛根からムダ毛を取り除くこと
- 減毛:毛を減らすこと
- 抑毛:毛が生える働きを抑えること
カミソリや除毛クリーム、毛抜きなどの自己処理は、肌に刺激が強く肌トラブルが発生しやすいため、見た目も汚くなりやすいでしょう。
脱毛の場合、セルフや施術スタッフにより脱毛機をあて照射していくことで、徐々に減毛・抑毛の効果が実感できるようになります。
カミソリなどの自己処理は手間や負担がかかるため、サロンなどで脱毛機による施術をすることにより結果的に肌に優しく、お手入れを楽にすることが可能です。
脱毛方法は主にライト・レーザー・ニードルの3種類
ワキ毛を脱毛する方法として、主にライト・レーザー・ニードルの3種類に分けることができます。
脱毛種類 | ライト | レーザー | ニードル |
脱毛場所 | サロン | クリニック | クリニック |
脱毛効果 | 抑毛・減毛 | 半永久的な脱毛 | 永久脱毛 |
脱毛の痛み | 弱い | やや強い | 強い |
日焼け肌の施術 | 機械による | 機械による | 可能 |
1回あたりの脱毛料金 | 比較的安い | 高い | 高い |
脱毛完了までの回数 | 12〜18回程度 | 5〜8回程度 | 5〜6回程度 |
脱毛完了までの期間 | 約2〜3年 | 約1年 | 約1.5〜2年 |
サロンで使用されている機械は、一般的に毛周期に合わせて照射していくため、約2〜3年がかかることが多いでしょう。
機械によっては、発毛組織に反応させるため毛周期が関係しないものがあり、約半年で脱毛完了とするサロンもあります。
クリニックのレーザー脱毛は、サロンより脱毛効果が高いため脱毛期間が短い傾向があり、脱毛完了後は毛が気にならなくなることがほとんど。
しかし、完全に生えてこないわけではないため、もし永久脱毛をしたい場合は電気針を使用するニードル脱毛がおすすめです。
ワキ毛脱毛のコースと値段
ワキは小さな部位で、初めての脱毛でも手を出しやすく、人気な部位であるため割引などキャンペーンが頻繁におこなわれています。
種類が多くて悩んでいる人に向けて、ワキの脱毛にかかる費用と主なコースについてお伝えしていきますね。
ワキ脱毛は主に回数コースと無制限コース
ワキ毛の脱毛コースとして、主に回数コースと脇のみか全身の無制限コースに分類されます。
脇のみの無制限コースはサロン・クリニックともに続々と廃止になっており、新規契約は難しいかもしれません。
回数コースの場合、毛量や毛質に個人差があるため、ツルツルになるまでの回数は人によって異なります。
毛が濃く毛量が多い人は回数が多いコースを検討するなど、自身に合ったコースを選んでいきましょう。
サロンやクリニックにより幅広い脱毛料金
キャンペーンにより安くなる可能性はありますが、各脱毛の通常料金相場は以下の通りです。
1回 | 回数コース(脱毛完了まで) | 無制限コース(全身脱毛料金) | |
ライト脱毛 | 2000〜3000円 | 2〜5万円 | 30〜50万円 |
レーザー脱毛 | 2000〜4000円 | 2〜4万円 | 40〜60万円 |
ニードル脱毛 | 3000〜4000円 | – | – |
1回あたりの料金はほぼ同じですが、脱毛完了までの回数は個人差があります。
ニードル脱毛は1本1本処理していくため、本数や分数により料金が定まっていおり、総額で1回あたり3000〜4000円程度でしょう。
費用だけではなく、通いやすさや脱毛に通うことができる期間など、総合的に検討していくことをおすすめします。
他の部位も脱毛したいなら全身脱毛やサブスクもお得
全身脱毛に組み込まれているワキ脱毛を利用するか、月額制で全身脱毛し放題のセルフ脱毛サロンを利用するほうがお得なケースも。
ワキを脱毛すると他の部位も脱毛したくなり、部分脱毛を繰り返しているうちに費用が余計にかかり後悔してしまうこともあります。
ワキだけではなく他の部位のムダ毛も気になる場合は、以下の記事を参考に部分か全身にするか検討してみてくださいね。
参考 全身脱毛サロンを比較!メリットや選び方もあわせて紹介セルフ脱毛メディアdatsumo脱毛のメリット・デメリット
脱毛することにより、カミソリなどの自己処理でなりやすい黒ずみや埋没毛の肌トラブルリスクを軽減することが期待できるでしょう。
サロンやクリニック、セルフの脱毛のメリット・デメリットについてそれぞれ説明します。
サロン脱毛は肌に優しいが脱毛完了に時間がかかる
ライト脱毛は照射の出力が低めのものが多いため、痛みが少なく肌に優しいというメリットがあります。
サロンによっては、美容液とライト照射を組み合わせて美肌効果が期待できる施術をしているところも。
しかし、照射の出力の弱さから脱毛の効果を感じるまでに時間がかかってしまうことも少なくありません。
安価で肌に優しく脱毛できるため、費用を抑えたい人や痛みに弱い人に向いています。
医療脱毛は効果は高いが強い痛みがある
レーザー・ニードル脱毛は、短期間で高い効果を実感しやすいでしょう。
ニードル脱毛に関しては永久脱毛になるため、基本的にムダ毛が生えてくることはありません。
費用が高く、施術のとき痛みやすいというデメリットはありますが、早くツルツルにしたい人におすすめです。
セルフ脱毛は手軽にできるが肌トラブルは自分で対処する
自宅で脱毛できる家庭用脱毛器、人に会わず好きなタイミングでできるセルフ脱毛サロンを利用する人が増加中。
家庭用脱毛器は、サロンの機械を家庭でも使えるように出力を低めに設定したものが多いです。
一方セルフ脱毛サロンは、サロンで使用する機械と同等のものを自分で使用し、照射していきます。
セルフでおこなうため、肌トラブルなどが生じた場合は皮膚科に自らおもむく必要がありますが、マイペースに脱毛したい人に適しているでしょう。
ワキ毛の脱毛の流れ
サロンやクリニックで初めて脱毛するとき、まずネットや電話でカウンセリングの予約を取ります。
希望すれば、カウンセリング当日に脱毛の施術を受けることが可能な場合があります。
以下の流れを参考にして、スムーズに脱毛をしていきましょう。
脱毛前日は電気シェーバーなどで自己処理が必要
脱毛前日は以下のポイントについて気をつけておくことで、脱毛効果をより実感しやすくなります。
- 毛抜き・ワックス・除毛クリームは避ける
- 肌に優しい電気シェーバーで処理する
- 脱毛1〜2日前に2mm以下の長さに処理する
- 剃り残しがないようにすべて処理する
毛抜きなど肌に負担がかかる自己処理をしてしまうと、肌トラブルが生じやすくなるため避けておき、肌に優しい電気シェーバーを使うことをおすすめします。
通うサロンやクリニックにより適切な長さは異なりますが、脱毛効果を発揮しやすくするため長い毛を残さず整えておきましょう。
カウンセリング当日に脱毛するときの流れ
- STEP.1
カウンセリングを受ける
1対1でおこなわれ、ムダ毛の悩みや肌の状態など丁寧にヒアリングしてもらえます。脱毛方法や毛のしくみについて説明がありますが、もし他に疑問点があれば相談してみましょう。 - STEP.2
肌状態のチェックが入る
脱毛当日、肌や毛の状態の確認が入ります。ほくろや肌トラブルなどあれば保護してもらうことができ、安心して施術を受けることができます。 - STEP.3
保護ジェルや美容液を塗布される
サロンの場合肌の保護だけではなく、美容液を塗布されることがあるでしょう。保護ジェルを塗ることで肌に負担がかかりにくくなります。 - STEP.4
ワキに照射される
照射の光から目を保護するゴーグルなどを装着し、脱毛開始。ワキは3分程度で照射が完了します。 - STEP.5
次回予約をする
脱毛後にすぐ次回予約を取ることができますが、基本的に電話やネットでも予約可能です。まだ予定が分からない場合は、後日予約しますとスタッフに伝えましょう。
脱毛後は入浴などを避けて丁寧な保湿をする
脱毛後に気をつけておきたいポイントは以下の通りです。
- 運動や入浴など体温を上げる行動は避ける
- 日焼けしないよう直射日光をできるだけ避ける
- シャワー後など丁寧に保湿をする
脱毛直後の肌は熱がこもっており、かなりデリケートな状態で乾燥しやすくなっています。
肌トラブルを引き起こしやすいため、体温を上げる行動はNG。日焼けもしないように長袖を着るなどして対策しましょう。
肌への刺激が少ない化粧水や保湿ジェルでしっかり保湿し、さらに乾燥させないように心がけてくださいね。
ワキ毛の脱毛に関するよくある質問
ワキ毛の脱毛でよくある質問について下記で解説しています。
疑問や不安に思っていることをしっかり解消して、自分にとって適切なワキのお手入れをしてくださいね。
脱毛するとワキの臭いや汗に影響がある?
脱毛は毛根部分のメラニンや発毛組織にダメージを与えるため、ワキの臭いや汗に影響を与える医学的根拠はありません。
しかし、脱毛によりムダ毛が減っていくためワキを清潔に保ちやすく、臭いの原因になる細菌の発生や老廃物の滞留を抑えることができます。
結果的にワキの臭いが軽減され、ムダ毛がなくなると肌に汗がつたいやすいため汗が増えたと感じるというケースはあります。
脱毛後に多量の汗が出るようになった場合は、一時的な脱毛後多汗症の可能性があり、数日経つと治っていくことが多いため安心してくださいね。
数日経過しても汗の量が多いままで心配な場合は、クリニックに相談し対処していきましょう。
ワキ毛の脱毛は痛みを感じやすい?
ワキは敏感な部位で、毛が濃く太い場合はメラニン色素に反応させるライトやレーザー脱毛だと、他の部位より痛みを感じやすい傾向があります。
クリニックで使用するレーザーやニードル脱毛は出力が高いため、強い痛みが伴います。
もし痛みに不安があるときは、出力をさらに下げてもらうか、クリニックでは麻酔が使用できるため利用するといいかもしれません。
妊娠中や授乳中でも脱毛はできる?
多くのサロンやクリニックでは、妊娠中や授乳中の脱毛はできません。
妊娠から授乳までの期間はホルモンバランスに大きく影響が出るため、脱毛効果が十分に得られないことが多く、肌トラブルや体調不良も引き起こしやすいです。
サロンなどにより脱毛ができるタイミングは異なりますが、出産後に生理が2〜3回きたタイミングなど、自身の体調が安定してから脱毛をおこないましょう。
妊活中のサロン選びや、脱毛に通っている最中に妊娠した場合の対応についての記事もぜひ参考にしてくださいね。
参考 妊娠中は脱毛できない?妊活中のサロン選びのコツもあわせて紹介セルフ脱毛メディアdatsumo
ワキ毛は中学生でも脱毛できる?
基本的に中学生でも脱毛は可能です。
念のために、通いたいと考えているサロンやクリニックへ電話するか、無料カウンセリングなどを利用して確認を取ると安心ですよ。
中学生のうちに脱毛することは珍しくなく、早い段階からムダ毛を気にしなくて済むためメリットも多いです。
ただし保護者の同意が必要で、中学生で脱毛するなら注意しておきたい点もいくつかあります。
以下の記事を参考にして、安全に脱毛を進めてキレイなワキを手に入れてくださいね。
参考 中学生でも脱毛はしていいの?思春期の脱毛のメリットとデメリットセルフ脱毛メディアdatsumoまとめ
- 脱毛方法は主にライト・レーザー・ニードルの3種類
- ワキ脱毛は主に回数コースと無制限コースに分類される
- 割引などによりワキだけなら数百円で脱毛できる場合がある
- 他の部位も脱毛するなら全身のコースやサブスクがおすすめ
- 肌に優しく安価で脱毛するならサロン脱毛
- 早く効果を実感したいなら医療脱毛
- 好きなタイミングで好きなだけ脱毛するならセルフ脱毛
- 脱毛前日は剃り残しなく適切な長さに整える
- 脱毛後は安静にして日焼け予防や保湿を心がける
- ワキの脱毛は基本的に汗や臭いに影響しない
ワキを脱毛することで清潔な状態を保ちやすくなり、見た目もキレイになりやすいでしょう。自身に合った脱毛方法を選び、ムダ毛がないツルツルな肌にして快適に過ごしてみてはいかがでしょうか。
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