「背中の毛はどうやって処理したらいいの?」と身体の後ろ側のお手入れに悩んでいませんか?
背中やうなじの場合、自分では手が届きづらいため自己処理が難しく、家族や友人に手伝ってもらう人もいます。
しかし、処理を頼める人がいないといった状況の人も少なくありません。
そこで本記事では、ひとりでも処理しやすい背中やうなじの処理方法、注意するべきポイントについてご紹介していきます。
キレイに背中やうなじを処理をして、背中見せできる服や髪のアップスタイルなどおしゃれの楽しみを増やしていきましょう!
背中・うなじの毛の処理方法
背中やうなじの毛は人目につきやすく、女性の身だしなみとして整えておきたいもの。
処理するときのポイントと、処理アイテム別のお手入れ方法についてお伝えしていきます。
処理するときの主な5つのポイント
下記のポイントをおさえて、安全かつキレイにお手入れしてくださいね。
①処理前は肌を清潔にして温めておく
処理する前はムダ毛をキレイに処理するために、肌を清潔な状態にしてホットタオルなどで温めておきましょう。
肌を温めておくことで毛穴が開き、毛もやわらかくなり処理がしやすくなります。
ケガや肌トラブルを発生させないためにも、キレイな状態にしておくことが大切ですよ。
②髪はアップスタイルにしておく
髪はゴムでまとめておくか、ピンでしっかり留めておくことをおすすめします。
誤って処理してしまう可能性があるため、ヘアバンドなども利用すると良いかもしれません。
③うなじは形を決めてから処理する
- W字型:日本人に最も多いといわれる人気の形
- MW字型:ジグザグのラインで首が細長く見える形
- U字型:丸みがありやわらかい印象になる形
- 台形型:すっきりとボーイッシュな直線の形
うなじは先に上記の形の中から選んでおくと、スムーズに処理を進めることができます。
④合わせ鏡をしながら処理していく
ひとりで処理する場合、洗面所の鏡と大きな鏡を用意し、合わせ鏡をしながら処理していきましょう。
家に三面鏡があれば、両手が使えてよりキレイに処理が可能になりますよ。
⑤処理の後は丁寧にスキンケアをする
お手入れが終わったら、丁寧に化粧水や保湿クリームなどでスキンケアをしてください。
処理の後は肌にダメージを受けて乾燥しやすい状態であるため、保湿することで対策することができます。
処理アイテム別お手入れ方法
背中やうなじの処理によく使用されるアイテムごと、処理方法についてみていきましょう。
除毛クリーム
清潔で水分を拭き取った肌に、毛を溶かす成分が入った除毛クリームをうなじから背中にかけて塗っていきます。
塗るときは髪の毛につかないように注意してくださいね。
クリームによっては塗った後に数分時間を置くタイプもあるため、商品説明などに記載されている使い方に従いましょう。
塗って時間を置いた後は、シャワーでしっかり流してください。
肌がヒリつくなど刺激になりやすいですが、短時間で広範囲を処理できるというメリットがあります。
参考 効果的な除毛クリームの使い方は?正しく使ってツルツル肌を目指そうセルフ脱毛メディアdatsumo産毛取りタオル
入浴中に、水で濡らした産毛取りタオルで背中をこすっていくだけ。
自分の手が届かない背中を処理しやすいですが、肌はスベスベになっても産毛処理の効果が実感しづらいという人もいるようです。
肌を傷つけないようにするために、こすり過ぎには注意しましょう。
脱毛テープ(脱毛ワックスシート)
脱毛テープは貼って、一気に毛流れと逆方向へはがすだけでムダ毛がごっそり処理できるアイテム。
幅広いサイズがありますが、手のひらサイズ程度のシートなら背中にも貼りやすいでしょう。
また、うなじに貼るときは、ハサミで切ってサイズや形を調整できるものを使ってみると良いかもしれません。
一気に肌と平行に引きはがす必要があるため、背中の真ん中部分は難易度が高い可能性がありますが、安価で手軽に処理できるため便利です。
参考 脱毛テープって痛い?肌への負担が気になる人におすすめの脱毛方法セルフ脱毛メディアdatsumoカミソリ
背中に関しては、背中用の安全ガード付きのカミソリを使用すると無理せずに処理しやすいでしょう。
- STEP.1
シェービング剤を塗る
肌を保護するため、満遍なくシェービングクリームなどを塗っていきます。 - STEP.2
優しく剃る
力を入れずに肌を滑らせるように剃っていきましょう。同じ箇所を何度も剃らないように注意が必要です。 - STEP.3
剃り残しがないか確認する
鏡で剃り残しがないかチェックしましょう。スマホのライトなど使うと背中の毛が鮮明に見えやすくなります。
処理するときは肌を温めておき、処理後は保湿ケアも忘れずにおこない、安全にムダ毛のお手入れをしてくださいね。
電気シェーバー
肌に直接電動の刃が当たらないため、肌に優しめでおすすめの処理アイテム。
深剃りができないため、またすぐに処理が必要になりますが、肌と垂直になるように動かしていくだけなので扱い方もとても簡単です。
うなじを処理するときは、大まかに剃ったあとに形を微調整していきましょう。
背中・うなじを処理するときの注意点
背中やうなじを処理するとき、気をつけておきたい注意点は以下の通りです。
ケガをしないように処理する
背中は手が届きづらく、肩甲骨があり処理が難しい部位です。
変に力が入ってしまいやすいため、電気シェーバーのような電動で刃が動き、力によって左右されない自己処理を選ぶことでケガの対策ができるでしょう。
プロの施術スタッフによる脱毛もケガのリスクが少ないためおすすめですよ。
肌トラブルがあるときは避ける
背中ニキビなどが発生している場合、自己処理のときにダメージを与え悪化させてしまう恐れがあります。
肌トラブルが部分的なら該当箇所は避けて、広範囲に及ぶときは自己処理はやめておきましょう。
肌トラブルを起こしやすい人は、肌ダメージが少ない電気シェーバーを選ぶか、乾燥によるものなら保湿をこまめにするなど対策しておくことが大切です。
ひどい肌荒れがあるときは、皮膚科に相談して薬を処方してもらうのもおすすめです。
剃り残しがないか明るいところでチェックする
暖色系など照明の色や明るさによっては、剃り残しがわかりづらく見逃してしまうこともあるでしょう。
スマホのライトや懐中電灯などで照らすことで、より毛が見えやすくなります。
せっかく頑張って処理しても剃り残しがある場合、台無しになってしまうため最後にチェックすることを心がけてくださいね。
背中やうなじの毛の処理事情
なかなか難しい自己処理など、みんながどのように処理しているか気になる人もいるのではないでしょうか。
多くの人が実際おこなっているお手入れについてまとめてみました。
カミソリや除毛クリームで処理している人が多数
自己処理方法の中でも、カミソリや除毛クリームで処理している人が多いです。
しかし、上記の処理は肌に負担がかかりやすく、赤みや乾燥など肌トラブルを発生させるリスクが高いでしょう。
肌に刺激が強いことは確かですが、手軽に安価でお手入れしたい人には向いているアイテムといえます。
サロンや理容室でプロにシェービングしてもらう
サロンや理容室に訪れ、シェービングのプロに処理してもらう人もいます。
1時間程度でシェービングは完了し、古い角質も除去してもらえるためツルツルな仕上がりに。効果は約1週間続くといわれています。
効果の持続は期待できるかもしれませんが、ムダ毛は処理前と同様の太さで将来的に生え続けていきます。
イベントのときだけなど、一時的に処理するだけで良いという人に適しているでしょう。
サロンやクリニックで脱毛している
キレイに処理できることから、サロンやクリニックに通い脱毛している人も。
サロンでは肌に優しく痛みが少ないライト脱毛、クリニックでは効果が実感しやすいレーザーや永久脱毛ができるニードル脱毛の施術を受けることができます。
費用や期間が確保でき、長期的にツルツルにしたい場合は、サロンやクリニックの脱毛を検討してみてはいかがでしょうか。
楽に処理したいなら脱毛するのもおすすめ
自己処理は自分では見えづらい分、処理にムラが生じやすいというデメリットがあります。
自己処理の手間を徐々に減らしていきたい人は脱毛することもおすすめですよ。
毛が生えにくくなり、ツルツルにすることもできる脱毛について知り、お手入れ方法を検討してみてくださいね。
自己処理が減り背中やうなじがキレイになる
脱毛することで毛が生えにくくなり、自己処理の頻度が減っていきます。
肌トラブルリスクが少なくなるため、背中やうなじがキレイな状態を保つことができるでしょう。
サロンでは美肌効果が期待できる脱毛の施術があり、クリニックでは永久脱毛もできます。
通うことは大変かもしれませんが、長期的にみると早めにムダ毛から解放され、肌をキレイにすることができるのではないでしょうか。
背中など無料でシェービングしてもらえる脱毛サロンがある
基本的に脱毛ではシェービング代がかかりますが、サロンの中には背中など手が届かない部分のシェービングが無料のところがあります。
剃り残しがあった場合、下記のような対応になるでしょう。
- シェービング代を支払って施術
- 持ち込みの自分のシェーバーで処理して施術
- 剃り残し部分を避けて施術
費用や手間、脱毛期間が延長になるなどデメリットが多いため、自己処理に自信がない人は無料シェービングサービスがあるサロンを検討することをおすすめします。
背中やうなじをツルツルにするには約1〜3年以上かかる
ツルツルにするまでに必要な回数や期間、痛みは以下の通りです。
脱毛の種類 | ライト脱毛 | レーザー脱毛 | ニードル脱毛 |
脱毛回数 | 12回以上 | 5〜8回前後 | 約5〜8回 |
脱毛期間 | 約2〜3年 | 約1〜2年 | 約1〜2年 |
脱毛の痛み | 弱い | やや強い | 強い |
脱毛はツルツルになるまで約1〜3年かかることが多いですが、効果の高い施術を受けることができ、安全にキレイな肌にすることができます。
しかし脱毛の中には、毛が細く色が薄い産毛の場合、黒いメラニン色素に反応させて照射するIPL方式の脱毛では十分に効果が得られない可能性があります。
産毛や金毛にも効果を発揮するSHR方式の脱毛を検討することもおすすめですよ。
参考 脱毛にはどんな種類がある?それぞれの効果とおすすめの脱毛方法セルフ脱毛メディアdatsumoまとめ
- 処理前に肌を温めて毛をやわらかくして処理しやすくする
- 髪はじゃまにならないようにアップやピンで留めておく
- 処理後は丁寧な保湿ケアを忘れない
- カミソリや除毛クリームで処理している人が多い
- カミソリは背中用で安全ガード付きのものがおすすめ
- 除毛クリームは肌への負担が大きいため電気シェーバーでの処理が望ましい
- ケガや肌トラブルに注意しながら処理をしていく
- 剃り残しはスマホのライトなどで照らして確認する
- 長期的にツルツルにしたいならサロンやクリニックの脱毛がおすすめ
薄着や水着の季節だけではなく、ブライダルやパーティーなどイベントのときも、背中やうなじを見せるタイミングは意外とありますよね。
自信を持って髪のアップスタイルや背中見せをするためにも、最適なお手入れ方法を選んで安全にツルツルな肌にしていきましょう!
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