ボディクリームで脱毛後の肌を保湿！正しいケア方法を紹介

脱毛に通っていると、むだ毛ばかりが気になってしまいますが、脱毛後にしっかりと正しいケアを行うことが重要です。

むだ毛はもちろんのこと、つるつるで綺麗な肌を目指している方は、ボディークリームなど保湿にこだわってください。

しかし、間違った保湿ケアを行ってしまうと保湿本来の良さが発揮されず、無駄にしてしまう可能性があります。

そこで今回は、ボディークリームで脱毛後の肌をしっかり保湿をすると得られるメリットや効果と、正しいケアの方法についても紹介します。

脱毛後の保湿は重要

脱毛した肌は、見た目ではわかりにくいものの思っている以上に敏感で、とてもデリケートな状態になっています。

ただでさえ、脱毛を行い肌に刺激を与えてしまってるため、これ以上肌へ負担をかけないよう、優しく保湿ケアをする必要があります。

ここでは、脱毛後の肌の状態や保湿しないことによる影響について紹介します。

脱毛後の肌状態について

脱毛サロンや美容クリニックで使用されている脱毛機は、光やレーザーを使ってむだ毛の黒いメラニン色素に反応させて、1本1本に熱を伝えています。

むだ毛がポロポロと抜け落ちていくため、その威力の強さは実感することができます。

毛に刺激を与えているため、当然脱毛施術をすれば毛が生えている肌へも影響があります。

敏感肌の人や機械の出力の加減によっては、やけどに近い症状になってしまうこともあるくらい、肌に負担がかかっていることは覚えておいてください。

機械で強い刺激を与えて脱毛を行うため、脱毛効果が得られる一方で、肌へのダメージケアも行う必要があります。

状態①日焼け肌

脱毛後の肌状態は、肌に負担がかかっている日焼けと似た状態になっています。

人によって状態は異なりますが、熱を持っていたり、肌の水分が減ってしまっているなど症状はさまざまです。

日焼けの肌と同様に、何もケアをせず放っておくと、悪影響がでるため注意してください。

保湿ケアをしなかった場合、肌が乾燥してしまいカサカサになり、粉を吹いてしまったり、ひどい場合には、肌がピリピリと痛み続けてしまうこともあります。

脱毛後の肌状態は、刺激を受けたことで負担がかかっている状態のため、日頃のケア以上に丁寧にケアをしてあげてください。

状態②シワやくすみができやすい

日焼けと似た状態ということは、肌の水分が足りておらず、老化現象が起こりやすくなっているということです。

人間は6〜7割が水分で占めているため、肌表面の水分が失われることは大きなリスクです。

老化現象とされている、シワ、肌色がくすむ、シミができやすくなるなどが進んでしまう原因になります。

脱毛後の水分が失われている状態の肌を放っておいたり、保湿を怠ったりしないように気をつけてください。

ひどい場合には、受診が必要な炎症や化膿が起こることも考えられるため、肌の老化が進まないように対策をする必要があります。

お金と時間をかけて脱毛に通っているのに、きれいな肌が台無しです。

脱毛後に保湿するメリットと効果

脱毛後の肌が負担をかかえ、しっかりとケアを行う必要があることが理解できました。

しかし、その他にも保湿を行うと得られるメリットがあります。

肌にとって悪影響がでないように、脱毛期間中に保湿をするとどのようなメリットや効果が得られるのか把握し、保湿を怠らないようにチェックしていきましょう。

メリット①脱毛効果UP

脱毛後にしっかりと保湿を行うことで、通常よりも脱毛効果が上がる傾向にあります。

ご存知の通り脱毛は1回や2回では効果が実感できず、クリニックから指定された間隔で一定期間施術を受ける必要があります。

効率よく脱毛を行う上で、次に生えてくる毛周期に合わせてむだ毛にアプローチをし、施術をすることが重要です。

ただし、土台となる肌が乾燥などで状態が悪いと、毛が生えづらくなり毛周期のサイクルが乱れます。

つまり、逆に考えてみるとしっかりと保湿ケアを行い、肌がいい状態で潤っていれば、強い出力の施術を行ったとしても、肌が耐えることができます。

高い脱毛効果と効率よく脱毛をしていきたいと考えている人は、たっぷりの水分を肌に与えてください。

そうすれば、肌の状態が改善し、おのずと毛周期のサイクルも整います。

施術の強い熱にも耐えられる肌作りで脱毛効果UPを目指してください。

メリット②肌トラブルの予防

乾燥とは無縁の水分量がたっぷりの肌は、ハリがありシワができにくいです。

乾燥もしづらいため、肌は潤っており脱毛後も綺麗な仕上がりに満足できます。

しかし、脱毛後の保湿ケアを怠ると乾燥肌で小じわができやすく、すぐにニキビができるといった悪影響を及ぼします。

日ごろからお肌のお手入れを習慣化し、保湿をきちんとしていれば、当たり前ですが肌トラブルを予防することができます。

潤っている肌は多少の刺激にも耐えられるため、脱毛後のやけどや炎症といった肌トラブルが起きにくいのはメリットといえます。

脱毛期間に限らず、肌の保湿ケアを日ごろから行えば、肌トラブル知らずの肌になれるので、この機会にボディーケアを見直してみてください。

ボディクリームで正しくケア

脱毛後に保湿するメリットと効果が分かったところで、次は部位別の正しい保湿ケアについて紹介します。

保湿ケアといっても、ボディクリームを塗り手繰るだけでは意味がありません。

間違ったケアを行っていると、肌への刺激になってしまい逆効果になり得ます。

肌の状態を確認しつつ、優しくケアを行ってください。

ボディ

ボディを脱毛している場合には、ボディクリームでしっかり保湿を行ってください。

ボディケアについては注意点があります。脱毛直後は肌が敏感になっています。

そのため、当日の湯舟は避けてシャワーのみで済ませて、肌への刺激を減らし負担を和らげるようにしてください。

熱すぎるシャワーも刺激になってしまうため、ぬるめのお湯を使うのがおすすめです。

また、ゴシゴシと強くこすってしまいがちなボディタオルは使わず、ボディソープをしっかりと泡立てて柔らかい泡で、優しく体を洗ってください。

肌が清潔な状態になったら、脱毛している箇所によりますが、腕や足などはボディクリームを使って念入りに保湿してください。

体は顔に比べると、皮膚が厚くボディクリームが塗りやすい部分が多いです。

皮膚が厚いからといって、保湿を怠ってしまうのは要注意です。

体は常に衣服とこすれたり、紫外線や外気にさらされていることが多く、意外とダメージを受けています。

惜しまずたっぷりとボディクリームすくいとり、なるべくこすらず保湿してあげてください。

油分が多い保湿剤はべたつきやすいため、ワセリンやオイル、硬めのボディクリームは避けた方がいいです。

おすすめの保湿ケア用品としては、テクスチャが軽く、塗り広げやすいローションやジェルもおすすめです。

顔

顔の毛は柔らかく薄い産毛のような毛が多く、脱毛を行ったあとの顔の肌はとてもデリケートな状態となっています。

ボディとは異なり、肌の皮膚は薄く、毛細血管の色が透けている箇所もあります。

場合によっては、顔に赤みが出たり、クマができやすい傾向にあります。

露出する箇所であるため、日頃から化粧水や乳液で保湿ケアをしている人が多いですが、特に優しくお手入れをしてあげてください。

お風呂上りや洗顔後は皮膚が柔らかくなっていることが多いため、水分補給をさせてもすぐ水分がなくなりやすいです。

化粧水を塗っただけで安心せず、適度な油分をもつ乳液やクリームも上からしっとり塗り、水分を逃がさず肌に閉じ込めるお手入れを行うことをおすすめします。

VIO

脱毛の中でも痛みを感じやすいVIOですが、蒸れやすかったり、こすれやすかったりする部位のため、脱毛後は特に慎重にケアをしてあげてください。

下着の締め付けやこすれさえも刺激になりうるため、水圧をおさえぬるめのシャワーで優しく清潔に洗うことが大切です。

ボディ同様VIOの毛は太く濃いため、脱毛効果を得られやすい半面肌へのダメージも大きいです。

シャワー後は柔らかいタオルで優しく水分をふき取り、ボディクリームを使ってしっかりと保湿を行ってください。

おすすめのケア用品は、油分の少ない、ジェルやボディクリームです。

デリケートゾーンをしっかりと保湿すれば、乾燥によるくすみや黒ずみを抑える効果も期待できるため、怠らないようにしてください。

おすすめ保湿グッズ

では実際にボディクリームの購入を検討している方に向けて、ドラッグストアやネット等で気軽に購入できるおすすめ保湿グッズを紹介します。

脱毛後の敏感な肌に使用しても問題ない低刺激なもので、なおかつ手に取りやすい商品をピックアップしました。

ぜひ参考にしてみてください。

保湿フェイスクリーム

フェイスクリームとは、乳液よりも油分が多く、こってりとしたテクスチャーのクリームのことをいいます。

乳液と似ていますが、脱毛後の乾燥した肌には、乳液とフェイスクリームを併用して、保湿効果を強化することをおすすめします。

できれば無香料、無着色のものを選び、肌に刺激となる成分が入っていないものを使ってください。

顔のお手入れの仕上げにもおすすめできるアイテムです。

ボディミルクローション

一見乳液に見えますが、なめらかな肌触りのミルクタイプの保湿剤です。

脱毛後の乾燥している肌をしっかり保湿をしてくれます。

また、香りのバリエーションが多いため、脱毛後のお手入れタイムに好みの香りでリラックスしたい人にもおすすめです。

低刺激なベビーオイルも入っているため、肌を優しくカバーし、水分を逃がさず潤いをキープしてくれるのも嬉しいポイントといえます。

ベビーオイル

０歳児の赤ちゃんにも使える低刺激のベビーオイルです。

脱毛後の肌は特にデリケートな状態のため、ベビーオイルを塗ることで肌にストレスなくなじみ、やさしく保湿することが期待できます。

顔や体はもちろんのこと、デリケートなVIO部分の保湿にも使えるため、万能なアイテムといえます。

脱毛後は早めの保湿を

脱毛当日の予定によっては、すぐに保湿することが難しい場合もあります。

脱毛後すぐに帰宅できる場合は、今まで紹介してきた内容をもとに、入浴後にしっかり保湿ケアをすることで乾燥を防いでください。

万が一、すぐに帰宅できない場合には、保湿するタイミングでいつも以上に念入りに保湿ケアをすることが大切です。

また、保湿するまでに時間が空いてしまうため、衣服やストッキングとの摩擦で、肌が乾燥してしまう可能性があります。

場合によっては、摩擦などの重によってかゆみが出てしまい、肌の乾燥が悪化しているかもしれません。

あまりにもひどい場合には、通っているサロンやクリニックに相談して、脱毛を継続しても問題ないか判断をしてもらってください。

また、脱毛直後は肌がデリケートな状態です。

使用する保湿ケアは、できる限り肌に刺激のないもの選んで、しっかりと保湿してください。

保湿成分であるヒアルロン酸、セラミド、コラーゲン、ビタミンなどの成分が配合されているものを選ぶのもおすすめです。

反対に効果は強い物の肌に刺激となる、鉱物油、パラベン、香料、石油系界面活性剤、エタノール、タール色素などの添加物が配合されているものは避けた方が無難です。

購入する前に、成分表もちぇっくしてみてください。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

• 脱毛は強い力で肌に負担をかけているため、肌の水分が足りておらず老化現象が起こりやすい
• 当日の湯舟は避け、シャワーのみで済ませて、なるべくこすらず優しく保湿する
• 無香料、無着色のものを選び、肌に刺激となる成分が入っていないものを選ぶ
• 脱毛後は早めに帰宅し、入浴後にしっかり保湿するのがおすすめ

ぜひ参考にしてみてください。