医療脱毛って痛いって聞くけど、麻酔なしでもいけるのかな?
痛みが苦手だから麻酔を使用した方がいいのか気になる…
こんな不安や疑問をお持ちではありませんか?
医療脱毛はよく輪ゴムに弾かれたような痛みと表現されることが多いです。
しかし、実際部位によっても痛みは異なります。
そこで、本記事では実際に医療脱毛を麻酔なしで受けた筆者が痛みのレベルを解説しながら、麻酔に関することや痛みを軽減させる方法を紹介いたします。
結論、筆者は毛が濃く痛みが大の苦手ですが、なんとか耐えることができました!
しかし、我慢しすぎもよくないので痛みが苦手な方は麻酔の検討もしてみましょう。
目次
医療脱毛で麻酔なしはどのくらい痛い?経験者が部位別に解説
医療脱毛で麻酔なしで施術を受けるとどのくらい痛いのか、全身+顔+VIOを受けた筆者が解説いたします。
個人差がありますので、あくまでも参考としてお読みください。
VIOや脇は思ったより痛くなかった
「VIOや脇は毛が濃いから痛い」とよく聞きますよね。最初はビクビクしていましたが、いざレーザーを当ててみると「あれ?思ったより痛くない?」と感じました。
多少痛みは感じますが、「耐えられない!」と感じるほどの痛みではなかったです。
しかし、VIOや脇は毛が密集している箇所なので痛みが感じやすいことは事実でしょう。ある程度覚悟を持っておくと少しは気が楽になるかもしれません。
顔は痛い
筆者的一番痛みを感じたのは顔でした。産毛ばかりで痛くなさそうと思ってしまいがちな顔ですが、眉上や鼻下などは特に痛みを感じます。
毛が濃いので眉上は「ジリッ」と燃やされてる音がしました。初回の施術で「これは痛すぎる!他の部位も耐えられないかも」と感じましたが眉上が全部位の中で一番痛かったです。
眉毛が薄い人は痛みが少ないでしょう。しかし、眉毛が濃い人は痛みを感じやすくなるので注意してください。
鼻下の産毛も頬などに比べると濃いので、痛みを感じやすいです。
腕や脚は骨に近い部分が痛い
腕や脚は骨に近い部分のくるぶし付近などが特に痛みを感じやすいです。しかし、回数を重ねるごとに毛が薄くなっていったので同時に痛みも和らいでいきました。
最初の2、3回はやや強い痛みを感じます。また、指先も痛みを感じやすい箇所です。足の指毛は特に痛みを感じやすく、痛みに苦手な人は注意してください。
背中やお腹は痛くない
背中やお腹は毛が薄いので痛みはほぼないです。ただ、背中やお腹はあばら骨や肩甲骨など角張った部分が多いので、脱毛機が当たって痛いと感じることがありました。
脱毛機が当たって痛い!と思った時はスタッフに伝えれば優しく機械を押し当ててくれますので、無理せず伝えましょう。
医療脱毛が痛いのはなぜ?
では、医療脱毛が痛いと言われているのはなぜなのでしょうか。
- レーザーの熱によって痛みを感じる
- 日焼けや乾燥によって痛みを感じる
- 脱毛サロンより高出力のレーザーが使用される
上記のことから医療脱毛は痛みを感じやすいです。
レーザーの熱によって痛みを感じる
医療脱毛の仕組みはレーザーが毛の黒い部分メラニンに反応して、熱を与えます。そうすることで毛根から破壊し、再び毛が生えるのを阻止します。
この使用されるレーザーの温度は250度と言われています。そのため、痛みが強いと感じるのです。
脱毛サロンの場合は医療脱毛より低出力なので痛みが少ないです。しかし、痛みが強い分医療脱毛は効果が高く、永久脱毛を目指すことができます。
日焼けや乾燥によって痛みを感じる
日焼けや乾燥によっても痛みが感じやすいのをご存じですか?
先ほどレーザーはメラニンに反応すると言いましたが、日焼けをするとメラニンが増加するため照射の範囲が広くなります。そのため、痛みが強くなると言われています。
また、日焼けがひどい場合にはやけどの恐れがあることから施術をお断りされることも。日頃からの紫外線対策は必須です。
乾燥は肌の水分が不足している状態です。水分は熱を吸収する働きを持っていますが、水分が少ないと熱を吸収できずに痛みを感じやすくなってしまいます。
毎日の保湿を心がけることが痛みを和らげるポイントです。
脱毛サロンより高出力のレーザーが使用される
医療脱毛は脱毛サロンよりも高出力のレーザーが使用されるため痛みを感じやすいです。
医療脱毛は医療従事者のみが扱える機械を使用しています。対して脱毛サロンは研修を受ければ誰でも使用できる機械を使用しているので低出力のレーザーを使用しています。そのため、高出力レーザーを使用する医療脱毛は痛いのです。
しかし、効果が高く、短期間で脱毛を完了させることができるため医療脱毛を選択する人が増えています。
参考 永久脱毛しても完全にはなくならない?医療脱毛の効果や仕組みを解説datsumo
医療脱毛で使用される麻酔を解説
痛みが苦手な人は麻酔を使用したいという人もいるでしょう。
そこで医療脱毛で使用される麻酔を解説いたします。
主に医療脱毛で使用される麻酔は2種類で笑気麻酔と麻酔クリームと呼ばれるものです。
それぞれの特徴について1つずつ解説していきます。
笑気麻酔
笑気麻酔とは鼻からガスを吸う吸引式の麻酔です。
5分程度で麻酔が効き始め、酔っているような感覚に変わっていきます。痛みを完全になくすことはできないですが、痛みを和らげることができます。
また、笑気麻酔は安全性が高いと言われている麻酔です。他にも鎮痛作用や鎮静作用があるので、痛みを和らげるだけでなく、緊張感や恐怖感も和らげてくれる作用があるのがポイント。
麻酔クリーム
麻酔クリームは施術個所に直接クリームを塗る麻酔です。クリームを塗った箇所の神経が麻痺し、痛みを和らげてくれます。主にVIOや脇に使用することが多いです。
効き始めるまでに30分くらい時間が必要なので、麻酔クリームを使用する際はあらかじめスタッフに伝え時間を確保するようにしましょう。
笑気麻酔も麻酔クリームも麻酔を使用できるのは医療脱毛クリニックのみとなっています。クリニックによっては無料で麻酔を行えるところと有料で追加料金が発生するところがあります。事前に確認をしましょう。次章で詳しく解説いたします。
痛みが苦手な人必見!医療脱毛クリニックの選び方
痛みが苦手な人が医療脱毛クリニックを選ぶポイントを解説いたします。
- 蓄熱式の脱毛機を選ぶ
- 麻酔が無料のクリニックを選ぶ
- トライアルがあるクリニックを選ぶ
上記のクリニックを選ぶと痛みを和らげることができます。ぜひ参考にしてみてください。
蓄熱式の脱毛機を選ぶ
医療脱毛のレーザーには主に蓄熱式と熱破壊式に分けられます。蓄熱式は熱破壊式と比べると痛みが少ないため、痛みが苦手な人は蓄熱式を選ぶと良いでしょう。
ただ、熱破壊式と比べると毛が濃い箇所に対して効果が低くなる可能性があります。それぞれを表で比較してみたので参考にしてみてください。
熱破壊式 | 蓄熱式 | |
特徴 | 高出力レーザーで1発照射 | 低出力レーザーで連続照射 |
痛み | 輪ゴムで弾かれたような痛み | 痛みは少ない(温かい感覚) |
効果 | 即効性◎ 太い毛に効果あり | 即効性× 産毛に効果あり |
熱破壊式は高出力のレーザー、蓄熱式は低出力のレーザーです。熱破壊式の方が効果が高く即効性がありますが産毛には高い効果を発揮しません。対して蓄熱式は即効性はないですが産毛に効果が期待できます。
痛みは熱破壊式は輪ゴムで弾かれたような痛みがあり、特に濃い箇所は強い痛みを感じます。そのため、痛みがどうしても苦手な人はあらかじめ蓄熱式を選んでおくと痛みが少ないのでおすすめです。
麻酔が無料のクリニックを選ぶ
医療脱毛では麻酔が使用できます。しかし、麻酔の使用に料金が発生するクリニックと、無料で麻酔を行ってくれるクリニックがあります。
麻酔を使用する予定がない人は気にする必要はありませんが、痛みが心配で麻酔を使うかも…という人は無料で麻酔を行ってくれるクリニックを選びましょう。
麻酔は笑気麻酔や麻酔クリームでも値段が異なりますが、2000円~10,000円などクリニックによって異なります。毎回麻酔代を支払うと、予算をオーバーしてしまう可能性も。
そのため、事前にクリニックを確認するようにしましょう。
トライアルがあるクリニックを選ぶ
痛みが苦手な方はトライアルがあるクリニックを選ぶと痛みを確認することができるのでおすすめです。
1部位のみや全身のトライアルも可能です。クリニックによって異なるので確認をしてみましょう。
痛みが苦手な方はトライアルで脇やVIOを選ぶと良いです。脇やVIOは毛が濃く痛みを感じやすいため、トライアルで痛さがどれくらいなのか知ると医療脱毛への検討に役立つでしょう。
逆に腕や脚などあまり痛みを感じにくかったことから契約を結び、実際脇やVIOの痛みが耐えられなくて続けられなくなってしまうこともあるので注意してください。
参考 脱毛の種類を詳しく解説|光脱毛と医療脱毛とニードル脱毛の違いdatsumo
医療脱毛で痛みを軽減させる方法
痛みが苦手だけど効果の高い医療脱毛をしたいという方も多いのではないでしょうか。
そこで医療脱毛で痛みを軽減させる方法を解説いたします。
- 体調を整える
- 生理前後は避ける
- 毎日の保湿を徹底する
上記のことを意識すると医療脱毛で痛みを軽減させることができます。
1つずつ解説していきます。
体調を整える
脱毛当日は体調を整えていくことがベストです。体調が悪いと痛みにも影響します。
風邪などの体調不良に加え、ストレスや睡眠不足も痛みの原因に繋がります。そのため、日頃から体調管理をしっかりするようにしましょう。
万が一当日体調が優れない時は脱毛をキャンセルすることがおすすめです。当日のキャンセル無料のクリニックもあるので事前に確認をしてみましょう。
生理前後は避ける
生理前は肌が敏感になっています。そのため、痛みを感じやすくなります。また、VIOなどのデリケートゾーンはデリケートな上にさらに敏感になるので、より痛みが強くなります。
VIOは痛みが強い部分なので、なるべく痛みを抑えたい箇所です。そのため、生理前と被らないよう予約の日時を調整するようにしましょう。
また、注意点としてほとんどのクリニックでは生理中のVIO脱毛はNGなことが多いです。
毎日の保湿を徹底する
保湿を行うことで痛みを軽減させることができます。
肌が乾燥していると痛みを感じやすくなるので肌に水分を与えることが大切です。
保湿は毎日朝夜と1日2回行うのがベストです。ただ忙しい人はお風呂上りだけでも毎日保湿を行うようにしましょう。
保湿を行うことで毛も抜けやすくなり、脱毛効果も高めることができます。
参考 脱毛中は保湿を忘れないで!コスパ抜群のハトムギ化粧水は使える?datsumo
麻酔に関する疑問を解説
麻酔に関するよくある疑問をまとめてみました。
麻酔で副作用はでる?
副作用がゼロということはありません。稀に副作用が出ることがあります。
例えば笑気麻酔の場合はめまいや吐き気、麻酔クリームの場合は不快感や手の震え、蕁麻疹が出ることがあります。
副作用が出た場合はクリニックに相談し、医師に診察を行ってもらうようにしましょう。
麻酔を使用すれば痛みはなくなる?
痛みが完全になくなるということはありません。
麻酔は痛みを緩和してくれる働きがあるだけで痛みを完全になくすことはできません。特に色素の濃い部分は痛みを感じることもあります。
ただ、痛みが苦手な人は麻酔を使用した方が楽に脱毛を受けることができるでしょう。また、日頃から保湿を行うと痛みを軽減できるので保湿を忘れずに行いましょう。
市販で購入した麻酔を使用してもOK?
日本では麻酔の販売は認められていないので市販で購入することはできません。しかし、インターネットで販売されていることがあります。
しかし、こうした麻酔を使用することは辞めましょう。クリニックのオプションにある麻酔を使用するようにしてください。
クリニックなどで処方されたものでないと副作用や中毒性のリスクが高まります。そのため、麻酔の購入には注意が必要です。
未成年でも麻酔は使用できる?
未成年でも麻酔の使用は可能です。カウンセリング時に詳細を聞くと良いでしょう。
また、未成年の場合は脱毛の契約時に親の承諾書が必要です。親とも話し合いを行い、満足のいく脱毛を行いましょう。
まとめ
医療脱毛は麻酔なしでも大丈夫な人も多いですが、痛みが苦手な方は麻酔を使用することがおすすめです。
- 医療脱毛は毛が密集してるほど痛い
- 痛みが苦手な人は麻酔の使用がおすすめ
- 痛みが苦手な人は蓄熱式のレーザーを選ぼう
- 痛みを軽減させるためには毎日の保湿が大切
- 麻酔を使用しても完全に痛みがなくなることはない
医療脱毛は痛みが強いと言われていますが、その分効果は高いです。
脱毛サロンと比べると短期間で高い効果を期待できるため、医療脱毛を選ぶ人が増えてきています。
しかし、痛みが気になるという方は麻酔の使用を検討してみましょう。
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