せっかく脱毛するなら永久脱毛をしたい!と考えている人は多いですよね。お金をかけて脱毛するなら、ムダ毛が生えてきてほしくないもの。
永久脱毛は医療脱毛でできると聞きますが本当にできるのでしょうか?医療脱毛をすれば全然毛がはえてこなくなるのか気になるところですね。
この記事では医療脱毛は永久脱毛することができるのかとその効果について紹介していきます。脱毛をしてムダ毛のストレスから解放しましょう!
目次
医療脱毛は永久脱毛できる
脱毛には医療脱毛やサロン脱毛など種類がありますが、永久脱毛ができるといわれているのは医療脱毛になります。サロン脱毛は回数を重ねることで永久脱毛に近い効果を得ることができます。
ムダ毛を自己処理しても、数日から1週間程度でまた生えてきてしまいますよね。毛には毛周期があり、体毛は日々成長しているため処理してもまた同じ毛穴から生えてきます。
毛の根元奥深くに「毛乳頭」と呼ばれる部分があり、毛の成長を促しています。そのため、例え毛抜きで毛を抜いても、毛乳頭は残っているため再び毛は生えてきます。そのため自己処理では永久的な脱毛効果は得られません。
脱毛器の場合は機械が発する熱の力で毛乳頭に働きかけて破壊されるため、ムダ毛を生えなくする仕組みとなっています。
参考 永久脱毛は生えてくる?医療脱毛の効果や注意点を紹介datsumo
永久脱毛の定義とは
永久脱毛は二度と毛が生えてこないと思われがちですが、二度と毛が生えない訳ではありません。永久脱毛は食品医薬品局(FDA)や米国電気脱毛協会によって以下のように定義づけられています。
- FDA(アメリカ食品医薬品局):一定の脱毛施術を行った後に再発毛する本数が長期間において減少し、その状態が長期間に渡って維持されること。
- AEA(米国電気脱毛協会):最終脱毛から1ヶ月後の毛の再生率が20%以下であること。
上記を元にすると、永久脱毛でも毛が生えてくることに。今のところ永久脱毛の定義は日本では明確に決められていないため、アメリカの基準を参考にします。
基準が2つありますが、永久脱毛としての本質は同じです。永久脱毛をしても毛が生える可能性はあるため注意しておきましょう。
永久脱毛ってホントにもう生えてこないの?
前述したとおり、永久脱毛の基準としては毛が生える可能性があります。そのため、場合によっては医療脱毛は「永久減耗」と言われることもあります。
医療脱毛をしたからといって、もう2度と毛が生えてこないと勘違いしないようにしましょう。
医療脱毛とは?
医療脱毛はサロン脱毛よりも強いパワーを与えることで脱毛できるものです。医療脱毛もサロン脱毛もどちらも仕組みは同じようなものですが、機械のパワーが違います。
医療脱毛の種類
医療脱毛には大きく分けて「レーザー脱毛」と「ニードル脱毛」の2種類あります。それぞれの違いを確認していきましょう。
レーザー脱毛
レーザー脱毛は黒いものに反応するレーザーとよばれる光を照射することで、ムダ毛の毛乳頭に刺激を与えて破壊する仕組みです。そのため、ほくろのある部分や日焼けをした肌は施術が難しくなります。
毛乳頭へダメージを与えるためしばらく熱を持ち、場合によってはやけどに似た状態になります。ヒリヒリ痛みを伴い、熱を持つこともあるので注意しましょう。
毛乳頭がレーザーによって破壊されると、その毛穴からは再びムダ毛が生えてくることはありません。レーザー脱毛は毛穴を無理矢理広げて脱毛するわけではないので、毛抜きのような埋没毛などの肌トラブルを防ぐことも。
レーザー脱毛は永久脱毛ができるだけでなく、繰り返す自己処理で起こりやすい肌トラブルを防ぐことができます。毛が生えてこない上に肌をすべすべにできるので大きなメリットといえるでしょう。
ニードル脱毛
ニードル脱毛もレーザー脱毛と同じように永久脱毛が可能で、より効果が高いといわれていますがデメリットも多いです。
ニードル脱毛とは、ニードルと呼ばれる針に電気を流してひとつひとつの毛穴に直接刺して脱毛する方法です。高周波の電流がムダ毛や毛乳頭にダメージを与えて破壊することで、ムダ毛が生えなくなります。
熱の力でじわじわと毛乳頭を破壊するレーザー脱毛に比べ、さらに直接的なダメージを与えることができます。
直接効果を与えるので効果が高い反面、かなりの痛みを伴い、手間と時間がかかることや費用が高額など様々なデメリットがあるのも事実です。
ただ、ひとつひとつの毛穴にアプローチするため、確実に永久脱毛したい場合はニードル脱毛がおすすめです。選択肢として、光脱毛やレーザー脱毛でも効果を得られなかった部分だけニードル脱毛を行うという方法も。
参考 永久脱毛は永久じゃないって本当?効果が高いおすすめのムダ毛ケアdatsumo
サロン脱毛では永久脱毛できない?
永久脱毛をするなら医療脱毛と言いましたが、サロン脱毛でも回数を重ねれば永久脱毛に近い状態まですることも可能です。
実はわたしも何回通ったか定かではありませんがかなりの回数サロン脱毛を行い、今ではほとんど毛が生えてこなくなりました。最後に脱毛をしてから5年以上経つので、永久脱毛と言っていいと思います。
光脱毛はレーザー脱毛のように照射パワーは一度で毛根を破壊するほどの強さはありません。同じ毛に対して何度もダメージを与えて、徐々に毛根を弱らせていく必要があります。
必然的に回数は多くなりますが、15~18回程度照射することでほとんどツルツルの状態になります。
参考 永久脱毛とは?どこでできる?普通の脱毛と何が違う?にお答えしますdatsumo
永久脱毛後も毛は生えてくる
永久脱毛を完了しても、場合によっては毛が生えてくることもあります。脱毛後に毛が生えてくる原因として、次の3点が考えられます。
- 照射漏れなどによるムラが原因
- 硬毛化が原因
- ホルモンバランスの乱れが原因
照射漏れなどによるムラが原因
肌は凹凸があるところもあり、いくらプロでも照射漏れを起こしてしまうことも。そうすると他の部分よりも脱毛が完了するのが遅れてしまいます。
硬毛化が原因
脱毛器は黒くて太い毛には反応しやすいですが、産毛などの細い毛にはなかなか反応できず硬毛化が起こりやすいもの。硬毛化は、今まで細い毛だったところが突然太くなるため毛が増えたように感じてしまいます。
参考 硬毛化とは?脱毛しても毛が濃くなる原因と対処法datsumo
ホルモンバランスの乱れが原因
脱毛しても毛が生えてくることで多いのがホルモンバランスの乱れによるもの。
特に妊娠をすると毛が濃くなるといいますが、これもホルモンバランスが乱れることで起こります。いくら脱毛していても再び毛根が活性化して毛が生えやすくなることも。
わたしも2度の妊娠を経験していますが、もれなく2回ともおなか周りの毛が濃くなりました。産後気づいたら毛がなくなっていたので、今は元の状態に戻っています。
もし気になる場合は脱毛サロンやクリニックで適切に対処してもらえるので、毛が濃くなって気になる人は相談することをおすすめします。
永久脱毛するときに最低限知っておきたいこと
永久脱毛をするとなると気になることがたくさんありますよね。ここでは最低限知っておきたいことを確認していきましょう。
- 永久脱毛にかかる費用
- 永久脱毛に必要な回数
- 永久脱毛後はどのくらい毛が生えるもの?
永久脱毛にかかる費用
どの部分を永久脱毛したいかによっても異なりますが、基本的に医療脱毛で全身の永久脱毛をすると費用は30万円を超えるところが多くなります。
全身脱毛するときに気をつけたいのが、クリニックによって顔やVIO脱毛を含まないところがあるのでしっかり確認しましょう。安く全身脱毛できると思ったら、顔やVIOが含まれていないと残念ですよね。
30万程度と最初にいいましたが、受ける病院、クリニックや割引等によっても費用は大きく変わってきます。目安の金額として以下のようになります。
- 全身脱毛(顔・VIO含む):30~35万円
- 全身脱毛(顔・VIO含まない):16~25万円
相場として、顔やVIO脱毛がない場合は20万円程度、顔やVIO脱毛も含む場合は30万円程度となります。クリニックによってはキャンペーンを行っていたり学割がきいたりと、表示金額よりお得に利用できる場合も。
永久脱毛に必要な回数
医療脱毛で永久脱毛を行う場合個人差はありますが、8~10回程度でほとんど自己処理がいらない状態になります。早い方は5回程度でも効果がある人も。
サロン脱毛の場合は少なくとも18~24回程度の施術を受ける必要があります。人によってはさらに回数が必要になることも。
医療脱毛の方が1回の金額は高いですが、結果的に半分くらいの回数で脱毛が完了するので、2年かからずにツルツルの肌が手に入ります。
永久脱毛後はどのくらい毛が生えるもの?
永久脱毛が完了しても、わずかにまだ毛が生えてくることがあります。
脱毛期間中に肌表面に生えてこなかった成長途中の毛や、照射漏れによって生えてくるものがほとんど。
脱毛をすると、脱毛前のように濃い毛が生えてくることは少なくなるので、明らかに濃いムダ毛が一部分だけ生えてきた場合は照射漏れの可能性が高いです。クリニックに相談すればアフターフォローしてもらえるでしょう。
産毛のような細かいムダ毛が生えてくることはあります。自分で丁寧に自己処理を行ってもいいし、クリニックで追加の施術を検討してみてもいいでしょう。
永久脱毛するときの注意点
脱毛をする前に覚えておきたい次の3点について紹介していきます。
- 正しく自己処理を行いましょう
- 生理中は脱毛しないようにしましょう
- 日焼けや乾燥に気をつけましょう
それぞれ確認していきましょう。
正しく自己処理を行いましょう
脱毛を行う前の自己処理はできるだけ電気シェーバーを使用しましょう。毛抜きで処理する人もいますが、脱毛器は毛が成長期の段階で効果を発揮するので、十分な脱毛効果を得られなくなってしまいます。
また、毛抜きは無理矢理毛穴から毛を抜くものなので、毛穴を傷つけてしまうことで埋没毛などの肌トラブルを招いてしまうことも。
シェーバーを使う人も多いですが、シェーバーは肌を傷つけてしまいため、カミソリ負けなどの肌トラブルの原因に。
電気シェーバーが一番肌への負担が少ないので自己処理道具として持っておくと便利です。
生理中は脱毛しないようにしましょう
VIO脱毛の時はもちろんですが、生理中はホルモンバランスが乱れて十分な脱毛効果を得られないため生理期間を避けて脱毛するようにしましょう。
ホルモンバランスの乱れによって、体が敏感になる人が多く、普段起きないような肌トラブルを招いてしまうことも。
脱毛の予約を取るときは生理周期に気をつけるといいでしょう。
日焼けや乾燥に気をつけましょう
脱毛後は脱毛器の刺激により非常に熱を持った状態になります。そのようなときに、日焼けをするとやけどのようになることも。また、熱をもって乾燥しやすい状態なので念入りに保湿するようにしましょう。
脱毛後だけでなく、普段から日焼けや乾燥には注意が必要です。脱毛器は黒い色に反応するため、日に焼けた肌だと出力を下げて行う必要があり十分な脱毛効果は得られません。
また、あまりにも乾燥した肌はとても敏感になるため、場合によっては脱毛自体断られることも。普段から保湿して肌をいたわることで肌トラブルも回避できるので、十分に保湿ケアするようにしましょう。
まとめ
医療脱毛は永久脱毛なのかについて紹介してきました。まとめると以下のようになります。
- 医療脱毛は永久脱毛できる
- 永久脱毛の定義として、2度と毛が生えてこないわけではない
- 医療脱毛にはレーザー脱毛とニードル脱毛がある
- サロン脱毛でも回数を重ねると永久脱毛に近い効果を得ることができる
- 様々な要因で脱毛後も毛が生えることがある
医療脱毛は永久脱毛できますが、永久脱毛の定義をしっかり知っておく必要があります。また毛が生えてくる可能性があるので生えてきたからといって焦る必要はありません。
サロン脱毛でも回数を重ねれば永久脱毛に近い効果を得ることができます。永久脱毛をすると、肌トラブルも減るので美肌になります!ツルツルで快適な生活を送りましょう。
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