医療脱毛クリニックや脱毛サロンの口コミでは、効果があるという人がいれば、効果を感じられないという人もいます。
なぜ、こんなに差があるのか、不思議に思ったことはありませんか?
脱毛の効果は均一ではなく、効果を高めることもあれば、低下させてしまうこともあるのです。
この記事では、脱毛の効果を高めるポイントを解説します。
照射の痛みを軽減するためのポイント共通していることもあり、知っておくとお得です。
脱毛を検討している方は、最後まで読んで、施術を受ける際に役立ててください。
目次
脱毛の効果を感じられない原因とは?
脱毛の効果を感じられない場合、さまざまな原因が考えられます。
効果が感じられない時には、当てはまる原因があるかどうかを、チェックしてみてください。
ムダ毛が濃い
ワキやVIOなどは、他の部位と比べて毛が濃いです。
毛が濃い部位は、ほかと同じ回数の施術を受けても、同じ効果は期待できません。
特定の部位だけの施術を受ける場合は、事前に説明があるので、不安や不満に思うことは少ないでしょう。
全身脱毛の場合には他の部位と比較できるので、ワキやVIOは効果が感じられないと思うかもしれません。
毛の濃さが原因と考えられますが、不安な場合は施術をするスタッフに確認してみてください。
ムダ毛が細い
細い毛が多い部位は、照射した光が反応しにくく、脱毛の効果が出にくいことがあります。
サロンでの脱毛は、照射した光が毛根にある黒いメラニン色素に反応して、毛根近くにある毛乳頭を破壊する仕組みです。
産毛など細い毛は色も薄く、メラニン色素の量が十分ではないため、照射しても反応しにくいでしょう。
毛の周期が長い
毛には、抜けて生えかわる周期があり、周期が長い部位は脱毛に時間がかかります。
毛質によって周期が異なり、ワキなど太い毛が多い部位は周期が長く、顔などの細い毛が多い部位は周期が短めです。
脱毛の効果が見られるのは、毛周期の「成長期」に当たる毛だけです。
毛周期が長い部位だと、すべての毛が成長期を迎えるには、長い期間が必要になります。
参考 毛周期と脱毛の関係!効果的な脱毛の施術間隔と注意点datsumo
脱毛で効果を高めるために注意したいこと
同じように脱毛の施術をしても、必ずしも同じ効果が得られるとは限りません。
肌の状態によって、効果に差が出てしまうためです。
脱毛で効果を高めるためには、次の2点がポイントとなります。
- 肌の黒ずみ
- 肌の乾燥
肌が黒ずんだり乾燥したりすると、脱毛に影響を及ぼします。
また、黒ずみや乾燥は、施術の際に痛みを強く感じる原因にもなります。
肌の黒ずみや乾燥が脱毛にどのように影響するのか、くわしく解説していきましょう。
肌の黒ずみ
サロンでの光脱毛は、照射した光が毛根の黒いメラニンに反応して、毛が抜け落ちる仕組みになっている脱毛機が多いです。
肌に黒ずみがあると、脱毛の光が反応してしまうことが考えられる場合には、黒ずんでいる部分は施術ができません。
施術が可能な場合でも、光が集中しやすくなり、強い痛みを感じてしまうこともあります。
肌の乾燥
肌が乾燥していると、皮膚が硬くなり毛が抜けにくくなります。
毛が抜けにくい状態だと、せっかく脱毛をしても十分な効果が得られません。
土に生えた雑草を引き抜く際、カラカラに乾いた土と水分をしっかりと含んでいる土とでは、抜きやすさが違います。
毛も同じように、乾燥した肌と水分が多い潤っている肌とでは、抜きやすさが違うために脱毛の効果に差がでてしまうのです。
肌が乾燥していて毛を抜きにくい状態で施術すると、強い痛みを感じることがあるので、しっかりと保湿して痛みを軽減しましょう。
参考 乾燥している肌に脱毛はできない!?施術における保湿の重要性を解説datsumo
脱毛で効果を高めるポイント4つ
脱毛をするなら、最大限に効果が得られる状態で施術を受けたいものです。
脱毛の効果を高められると、少ない回数で完了できたり肌を良い状態に保てたり、費用が安く抑えられる可能性も高いでしょう。
- しっかりと保湿をする
- 日焼け止めを塗る
- 毛周期に合わせて施術する
- 自己処理にはシェーバーを使う
脱毛をする際には上記の4つに気をつけることが大切ですが、その理由をひとつずつ解説します。
しっかりと保湿をする
施術の際にはサロンでもジェルなどで保湿してもらえますが、日常的にしっかりと保湿をして、乾燥しないようにしましょう。
肌が乾燥しているとバリア機能が低下し、脱毛をすると肌トラブルを引き起こすことがあります。
施術当日に乾燥していると、脱毛効果が低下してしまうだけでなく、施術を断られることもあるので注意が必要です。
サロンでの脱毛は、照射した光が毛根に伝わることで脱毛効果が得られます。水分には熱を伝える熱伝導があり、肌が水分で潤っていると熱伝導効果が高まります。
日焼け止めを塗る
日焼けは脱毛にとって大敵なので、施術前はもちろんですが、脱毛に通う期間は日常的に日焼け止めを使うことがおすすめです。
脱毛機によっては日焼けをした肌に対応していないものもあり、施術を断られることも珍しくありません。
日焼けは、軽いヤケドをしている状態です。ダメージを受けている肌にさらに脱毛の光を照射すると、肌トラブルの原因になることがあります。
また、日焼けをしている肌は乾燥しやすいので、乾燥によるダメージも考えられます。
毛周期に合わせて施術する
毛には成長期や休止期など周期があり、脱毛は毛周期に合わせることが大切で、周期を無視して脱毛すると効果が低下してしまいます。
脱毛は照射した光がメラニンに反応して毛が抜けます。もっともメラニンが増えるのが成長期なので、成長期に施術をするとより効果的です。
毛周期は、ワキや背中、VIOなど部位によって異なります。どのような周期で施術を行うのか、事前のカウンセリングでしっかりと相談してください。
自己処理にはシェーバーを使う
脱毛期間中も、自己処理は必要です。光脱毛もレーザー脱毛も前日に自己処理をしなければなりませんが、シェーバーを使うようにしましょう。
自己処理に使ってはいけないものは、毛抜きです。毛抜きを使うと毛根から毛を抜いてしまうので、脱毛の効果を低下させてしまいます。
脱毛は毛根にダメージを与えて毛を抜くので、毛根がなければ光が反応するメラニンもなくダメージを与えることができません。
カミソリもおすすめできません。カミソリでの自己処理は肌に傷ができやすく、見た目には傷がなくても傷になっている可能性があります。
傷がある状態で施術をすると、肌荒れなどトラブルにつながる可能性が高まります。
参考 カミソリ負けって何?脱毛前に自己処理が必要な理由とポイントdatsumo
まとめ
脱毛の効果を高めるためのポイントを知っておくと、効率的にお得に脱毛できることが考えられます。
ポイントを知らなければ、効果を高められないだけではなく、正しい効果が得られなかったり、強い痛みを感じてしまうことにもなりかねません。
- ムダ毛が濃い部位・細い部位・毛周期が長い部位は脱毛の効果を感じにくい
- 脱毛するときには肌の黒ずみや乾燥に注意する
- 肌の黒ずみや乾燥があると施術の際に強い痛みの原因となる
- しっかりと保湿をする
- 日焼け止めを塗って日焼けしないように気をつける
- 毛周期に合わせて施術のスケジュールを組む
- 自己処理にはシェーバーを使う
脱毛の効果や満足度を高めるなら、肌の黒ずみと乾燥に気をつけてください。
肌が黒ずんでいたり乾燥した状態だったりすると、脱毛効果が出にくいだけでなく、肌トラブルや痛みの原因にもなります。
そのほかに脱毛の効果を高めるには、毛周期に合わせた施術や、自己処理にシェーバーを使うことがおすすめです。
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