「セルフ脱毛って怖くないの?」
「セルフ脱毛ってやけどするって聞いたけど大丈夫?」
「やけどしないためにはどうすればいいの?」
最近セルフ脱毛が流行っていますが、やけどをしてしまったという話も聞きます。
本記事では、そんな方のためにセルフ脱毛でやけどをしてしまう原因や、やけどにならない方法について解説していきます。
セルフ脱毛したいけどやけどが怖いといった不安を持っている方におすすめです。
ぜひ、最後まで読んでセルフ脱毛に関しての不安をなくしてくださいね。
目次
これってやけどの症状かも?
事前準備をしなかったり脱毛器の間違った使い方が原因で、やけどをする可能性はあります。
正しい使い方をしていればやけどの心配はありませんが、もしやけどをしてしまった場合はすぐに対処をしなければいけないので、症状を把握しておきましょう。
痛みが3日以上続く
肌に痛みや赤みが3日以上続くと、やけどの可能性があります。黒ずみのような色素沈着やミミズ腫れ、触ると肌が白っぽくなる場合はやけどかもしれません。
脱毛直後だけでなく、時間が経過していてもやけどが発症することがあるので注意が必要です。
水ぶくれになっている
脱毛した後に水ぶくれができて痛みもある場合、やけどの可能性が高いです。
水ぶくれを無理に破ってしまうと、そこから雑菌に感染しやすく治りが遅くなるので絶対にやめてください。
セルフ脱毛器でやけどする原因
脱毛器の出力が高すぎる
脱毛器の出力設定が高すぎると、やけどや肌トラブルが起きやすくなるので注意しましょう。
出力を高くすると脱毛効果は上がりますが、肌へのダメージはどうしても大きくなります。
脱毛して早くきれいな肌になりたいと思うかもしれませんが、まずは低めの出力から開始し、肌の状態を見ながら調節してください。
私は初めて脱毛をやった時、パチッと衝撃がきて痛かったので出力を下げました。
肌が日焼けしている
脱毛器は、メラニン色素に反応します。日焼けをしてしまうと肌が黒くなるので、脱毛器のエネルギーが肌に集中し、やけどをしてしまいます。
脱毛前はもちろん、脱毛後の日焼けもNGです。
肌が乾燥している
乾燥した肌は刺激に弱く、施術を受けるとやけどする恐れがあります。
日頃から化粧水やボディクリームなどで保湿をしておくといいですね。日焼けした肌や、秋冬などの季節も乾燥しやすく要注意。
脱毛後にも保湿ケアをして肌を守りましょう。
シミやほくろに照射している
シミやほくろなどメラニン色素が多く存在している部分は、脱毛器のエネルギーが集中しやすい部位です。
エネルギーがシミやほくろに集中してしまい、やけどをする可能性が大きいです。
自己処理を行っていない
脱毛器を使用する前にはムダ毛の自己処理を行う必要があります。ムダ毛が長い状態で照射すると、熱がこもりやすくなってやけどの危険があるからです。
前日に電気シェーバーを使って、短く切りそろえておきます。カミソリだとお肌を傷つけてしまう可能性があるので、電気シェーバーがおすすめです。
正しい使い方をしていない
早くきれいに脱毛をしたいからといって、毎日使ったり何度も同じ部位に照射したりする方がいますが、絶対に止めてください。
肌を痛めたりやけどの危険性が大きくなります。
セルフ脱毛器でやけどしやすい人は?
肌の色が濃い人
色が濃い人の肌にはメラニン色素が多く含まれるので、熱がこもりやすい状態になります。
照射レベルが自分で設定できる脱毛器を選ぶといいですね。必ず低いレベルから始めてやけどをしないようにしましょう。
肌が乾燥している人
乾燥している肌は、通常よりもバリア機能が低下しているため刺激が受けやすい状態です。
バリア機能をしっかりと働かせるためにも、日頃からしっかりと保湿をして肌の状態を整え、それでも乾燥している場合はその部位の照射は避けるようにしましょう。
生理前後の人
生理前後は、普段よりも肌が敏感な状態です。
普段、肌トラブルが起きない人でも痛みや熱さを感じたり、やけどになったりすることもあるので照射は避けるようにしましょう。
脱毛の施術によるやけどの特徴
やけどとほてりは違います
脱毛器の照射後はほてりを感じる場合があります。ほてりは冷却や保湿ケアをしていれば治まってきます。
やけどは肌に炎症が起きているため、病院の受診が必要です。もし自己判断できない場合は医師に相談しましょう。
軽いやけどは気づきにくい
脱毛の施術では、肌が赤くなる程度のやけどが起こることがありますが、ほてりかやけどか判断がつかない場合もあります。
いつもと違ってヒリヒリ痛むという場合はやけどと考えられますが、少し赤いだけという状態なら判断に迷いますよね。
しかし、何らかの症状がみられていつもと違うと思った時には医師に相談しましょう。
セルフ脱毛器でやけどしてしまった時の正しい対応
皮膚科を受診する
水ぶくれや肌の変色が見られたら、皮膚科を受診しましょう。やけどを抑える処置や薬を処方してもらえます。
施術直後は大丈夫でも数日後に水ぶくれなど肌に変化が出てくることもあるため、迷った場合でも早めに受診をしましょう。
また市販の外用薬がありますが、自己判断で使用してしまうと逆に悪化する可能性もあるのでおすすめできません。
患部を冷やす
やけどをしたと思ったら、まず水で冷やしましょう。放置すると色素沈着の原因になることもあります。肌を落ち着かせることが必要です。
冷却時の注意点
- 水道水で冷やす時は、周りに水を当てるようにする
- 時間の目安は15~30分ほど。肌の熱さが治まるまで
- 凍傷を避けるために氷や保冷材は使わない
冷やしすぎると、凍傷によってやけどが悪化してしまう可能性があります。
水ぶくれができても触らない
水ぶくれができたときは、触ってつぶしたくなりますが、絶対に止めてください。
水ぶくれの中にはリンパ液などが含まれており、やけどを治そうとする働きをしてくれます。気になって触ると細菌が入って感染を起こすことがあります。
やけどになっても放置しない
やけどはそのままにしておくとひどくなることもあります。跡が残ることもあるので、早めに病院を受診してください。
炎症を放置すると、シミやくすみになる場合もあります。
施術直後は変わらなくても、日にちが経過すると赤みや痛みが出てくることがあるので、注意が必要です。
セルフ脱毛器でやけどをしないポイント
出力を抑える
早くきれいになりたいと思って脱毛器の出力を上げがちです。しかし、必要以上に上げてしまうと肌へのダメージにつながり、やけどの危険性も出てきます。
まずは弱い出力から試してみて、赤くなってないか、痛みは強くないかを確認して徐々に出力を上げていきましょう。
脱毛期間中の日焼けはしない
脱毛期間中は、施術部位の日焼けを防ぎましょう。アームカバーやサングラス、帽子、日傘、日焼け止めなどで日焼け対策をしましょう。
強く日焼けをすると、肌がダメージを受けているので肌が落ち着くまで施術ができません。また、日焼け部位に脱毛器を当てるとやけどの危険性が高まります。
光過敏症や日光アレルギーの方は要注意
日光を浴びると赤みやじんましん、かゆみが出るという人は、光過敏症や日光アレルギーの可能性があります。
このような体質の人は、脱毛器を当てた時も肌トラブルが起きやすく、やけどになる可能性が高くなります。脱毛を始める前に医師に相談しましょう。
保湿ケアは入念にする
脱毛前に保湿ケアをすることで、肌の状態が整うため、施術によるやけどのリスクが低下します。化粧水や乳液、クリームなどで入念に保湿ケアをしましょう。
また、脱毛の施術では肌が乾燥するので、施術後にも保湿をしてください。肌は保湿をしっかり行うことで、肌バリアを正常になり、外部からの刺激を軽減できます。
肌荒れや日焼けで肌が乾燥するとダメージを受けやすい状態になり、その状態で脱毛をしてしまうと肌トラブルも起こりやすくなります。
脱毛前後はもちろん、普段から保湿を心掛けることが大切です。
前日までの自己処理を行っておく
自己処理はお手入れの前日には済ませるようにしましょう。前日にしておいたほうがお肌が落ち着きます。
カミソリだと肌を傷つけてしまう可能性があるので、電気シェーバーがおすすめです。
長くても2mm程度まで処理しておく必要があります。むだ毛が長いまま施術をすると、やけどの危険性が高まります。
初めは試し打ちから
いきなり施術部位を脱毛するのではなく、手の甲や腕を照射して肌の状態をみましょう。痛みやヒリつきなどがでなければそのまま継続していきましょう。
それでもやけどのリスクを減らしたい方は、試し打ちをして1日様子を見てもいいですね。万が一合わなかった場合でも被害を少なくすることができます。
シミやほくろはシールで保護する
シミやほくろは、シールで保護をします。
脱毛器は黒いところに反応するので、シールを貼って直接光が当たらないようにします。色素沈着やケガの跡などもしっかり保護してください。
施術前後は必ず冷却する
脱毛サロンで施術する場合、施術前に必ず冷却します。肌を冷やすことで脱毛の痛みを軽減させ、やけどのリスクを抑えるためです。
施術後も肌がほてっているので、必ず冷却してください。保冷剤がない場合は、ぬれタオルや氷枕でも代用可能です。
照射前に日焼け止めやクリームを落とす
毛穴に日焼け止めやクリームなどが詰まった状態で照射しても、脱毛効果は得られません。
照射を行う前には、肌についているローションやクリーム、日焼け止めなどは拭き取りましょう。
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まとめ
セルフ脱毛器は正しく使用すればやけどをすることはありません。
- 最初は試し打ちをする
- 脱毛前後は冷却をする
- 肌の保湿を心掛ける
- 日焼けはしない
- 脱毛前日に自己処理をする
- シミやほくろにはシールを貼って照射する
- 生理前後は照射しない
注意事項をしっかりと守っていればやけどをすることなく、きれいな肌が手に入りますよ。
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