「脱毛後のアフターケアってどうしたらいいんだろう?」「脱毛後の注意点はあるのかな?」とお悩みの方はいませんか。
脱毛後アフターケアをしなければ、肌トラブルにつながることもあります。また、次回以降の脱毛の効果に違いがでる可能性も。
そのため、今回は脱毛後のアフターケアをするべき理由や具体的な方法、やってはいけない行動・注意点を解説します。
アフターケアにお悩みの方は、ぜひご参考にしてください。
目次
脱毛後にアフターケアが必要な理由
なぜ脱毛後、アフターケアが必要なのでしょうか。まずは、その理由を解説します。
アフターケアが必要なのは、肌が熱をもっていたり、水分量が減ることでデリケートな状態になっているからです。
脱毛は、ムダ毛の黒色に反応するライトやレーザーを使い、熱を伝える施術を行います。当然ですが、この熱は肌にも影響をあたえ、肌の水分が蒸発し普段よりも乾燥した状態になります。
「日焼けのような状態」と考えるとイメージしやすいのではないでしょうか。肌の水分量が減ることで、バリア機能が低下し、普段よりも肌トラブルが起きやすくなっているのです。
それでは詳しく解説します。
肌トラブルの予防になる
人間の6割~7割は、水分でできていると言われ非常に重要です。そのため、脱毛により肌の水分が失われることは、肌トラブルを引き起こす大きな原因です。
具体的には、肌が乾燥しカサカサになったり、赤くなる、ヒリヒリと痛むなどの症状があげられます。また、水分が減ることは老化にもつながります。シワやシミができやすくなる、肌色がくすむ可能性があるでしょう。
「ムダ毛をなくし、キレイな肌を手に入れたい」と考えて脱毛をしても、肌トラブルにつながってしまえば台無しです。
アフターケアで保湿をすることにより、このような肌トラブルを予防することができるでしょう。
脱毛効果が高まる
アフターケアを行うことで、肌トラブルを予防するだけではなく、脱毛効果が高まると言われています。
脱毛は1回では終わらず、しばらくの間、定期的に施術を受ける必要があります。アフターケアをしなければ、ダメージが肌に蓄積され、コンディションが悪くなります。そうすると、毛が生えるサイクルがおかしくなる、埋没してしまう、施術のときに痛みが出やすくなるなどのデメリットが。
痛みや炎症が出やすくなると、次の施術のときにライトやレーザーの出力を下げる必要があるでしょう。
そのため、アフターケアをしっかり行い肌の状態を整えることにより、施術に耐える肌を作り、高い効果が期待できるのです。
脱毛後に行う3つのアフターケア
脱毛後、どのようなアフターケアをすればよいのでしょう。3つの方法をご紹介します。
保湿
1つ目は、保湿です。
脱毛後の肌は乾燥し、敏感になっています。炎症を起こしやすくなっているので、当日はもちろん、毎日保湿をすることが大切です。
化粧水やローション、保湿力の高いクリームやオイルも使いながら、脱毛をした部分を保湿しましょう。保湿をすることにより肌トラブルを予防することができます。また、脱毛時の痛みを感じにくくしたり、肌がやわらかくなり、埋没毛が表面に出てくるので、脱毛効果が高まります。
紫外線対策
2つ目は、紫外線対策です。
脱毛後の肌はバリア機能が低下し、少しの紫外線で日焼けしやすくシミができやすい傾向があります。日焼けをすると肌が炎症を起こし、肌の黒色にライトやレーザーが反応、無駄な痛みが出てしまいます。場合によっては、脱毛ができなくなってしまうことも。
そのため、脱毛後は日焼け止めや日傘の活用、長袖を着るなどし、紫外線対策を行いましょう。
炎症ケア
3つ目は、炎症ケアです。
脱毛後の肌は熱がこもっており、赤みやヒリヒリとした痛みを感じるなど、炎症を起こしている場合があります。その場合は、冷却することで炎症を抑えることができます。具体的には、濡れタオルや氷・保冷剤を巻いたタオルを使い、10分程度冷やすとよいでしょう。
冷やしすぎると血行が悪くなり、脱毛効果が薄れることもあるので注意してください。
また、クリニックなどで処方された炎症止めの軟膏やクリームも、肌の状態にあわせ併用すると効果的です。
部位ごとのアフターケア方法
続いて、部位ごとのアフターケアの方法を紹介します。
優しく保湿することが鉄則ですが、部位ごとにアフターケアの方法は、若干異なります。
顔のアフターケア
顔は他の部分と比べ、皮膚が薄く乾燥しやすいデリケートな部分です。赤ら顔になったり、クマができやすくなる可能性があるので、とくに優しいお手入れが必要でしょう。
脱毛の当日や翌日は、洗顔料を使った洗顔は避けましょう。洗顔をするときは、指でこすったり爪が当たるのに気をつけ、泡でなでるようにするのがおススメ。また体温よりも低いぬるま湯で洗うと、なおよいでしょう。
保湿を行うときは、化粧水はもちろん適度な油分をもつ乳液やクリームも使い、水分を閉じ込めると、よりしっとりします。
保湿をしたとしても、エアコンの効いた部屋などではすぐに乾燥します。そのような場合は、パックを使うと効果的です。もちろん、コットンに刺激の少ない化粧水を染み込ませ、顔にのせてもよいでしょう。
ボディのアフターケア
ボディは、顔に比べると皮膚が厚い部分です。
しかし、衣服でこすれたり紫外線や外気のダメージを受けやすい部分と言えます。そのため、炎症や日焼けに気をつけ、しっかり保湿を行うことが大切。とくに腕や足など肌が露出する場合は、日焼け止めを使いましょう。肌に優しい、刺激の少ない日焼け止めを塗る習慣をつけてください。
またシャワーのみにし入浴を避け、あまりこすらないように注意してください。保湿をするときも、こすらずに保湿剤を塗りましょう。
腕や足と比べ、腰回りや背中、おしりは保湿ケアを忘れがちです。手が届きにくい部分も、鏡などを使い保湿を忘れないようにしましょう。
ヒリヒリするなど炎症が起きたときは、冷やすと抑えられます。
VIOのアフターケア
VIOも脱毛後、注意をしなければならない部分です。
アンダーヘアは、他の部分の毛と比べ太いため、肌へのダメージも大きくなります。下着でこすれたり汗をかいて不衛生になるため、まずぬるめのシャワーで清潔にしましょう。また蒸れやすく、油分のある乳液やクリームは酸化し炎症を起こす原因になります。そのため、化粧水やローションでのアフターケアがおススメ。
Iライン付近は粘膜に近いため、アルコールフリーなど刺激が少ない保湿剤を選ぶとよいでしょう。
おススメな保湿グッズ
アフターケアをするときに使える、おススメな保湿グッズを紹介します。
クリームタイプ
まず、クリームタイプです。
保湿フェイスクリーム
フェイスクリームは、乳液と似ていますが油分が多いことが特徴です。
そのため、乳液と一緒に使うことにより、保湿効果を高めることが期待できます。無香料・無着色で、肌に刺激をあたえる成分も入っておらず、敏感肌の方も安心して使えるでしょう。
ボディミルクローション
ボディミルクローションは、なめらかなミルクタイプの保湿剤です。
保湿ができることはもちろん、香りのバリエーションがあり、お手入れが楽しみになるアイテムです。ベビーオイルが入っているボディミルクローションもあり、肌に優しく、しっかり保湿ができます。
ジェルタイプ
次に、ジェルタイプです。
オールインワンゲル
オールインワンゲルは、ジェルタイプの保湿剤です。
肌の保湿はもちろん水分量のキープ力があります。コストパフォーマンスが高く、満足できる保湿剤でしょう。脱毛後は、肌が敏感になっているため、香料や着色料などが入っていない無添加のものを選ぶのがおススメ。
オイルタイプ
続いて、オイルタイプです。
ホホバオイル
ホホバオイルは、刺激が少なく保湿効果が高いのが特徴です。
顔はもちろん、体や髪にも使え全身の保湿ができます。そのため、ホホバオイルも非常にコストパフォーマンスの高い保湿剤でしょう。
ベビーオイル
ベビーオイルは「ベビー」とついているように、赤ちゃんにも使えるぐらい肌に優しい保湿剤です。
肌にもスッと馴染み、低刺激で優しく保湿できます。そのため、顔や体はもちろん、デリケートなVIO部分の保湿におススメです。
化粧水
最後に化粧水です。
化粧水 高保湿タイプ
日常的に化粧水を使っていると思いますが、脱毛後は「高保湿タイプ」の化粧水がおススメ。
化粧水であれば、べたつかずさっぱりとしているのに、保湿がしっかりできます。余計な香りもしないため、顔だけではなく、体に使うこともできるでしょう。
脱毛後にやってはいけないNG行動・注意点
脱毛後にアフターケアが必要ですが、やってはいけない行動・注意点もあります。気をつけなければ、思わぬ肌トラブルにつながるため、しっかり確認してください。
入浴
脱毛した当日の入浴は避けましょう。
湯船につかると、体温が上がり血行がよくなります。それにより、施術部分の赤みやかゆみがひどくなることがあります。当日は、ぬるめのシャワーですますようにしましょう。
また肌がデリケートになっているので、ボディタオルなどでごしごしとこするのは避け、体を拭くときもタオルを優しく押し当て水分を取ることがおススメです。
洗顔料やボディソープは使用できますが、刺激が強いものは避け、シャワー後は保湿をするように心がけてください。
詳しくは、下記をご覧ください。
参考 脱毛後のお風呂はいつから入れる?ダメな理由や脱毛後の注意点セルフ脱毛メディア datsumo
飲酒
脱毛後、12時間は飲酒を控えましょう。
アルコールは分解されるときに、熱を生み出します。これにより、血行がよくなることで、施術部分の赤みやかゆみが強くなったり、炎症を起こす可能性があります。
また飲酒によって、水分が奪われ肌トラブルの原因につながる可能性も。
詳しくは、下記をご覧ください。
参考 脱毛前後の飲酒は厳禁?ダメな理由と控える時間を徹底解説セルフ脱毛メディア datsumo
運動、マッサージ
運動やマッサージなどの汗をかく行動も、脱毛後の肌トラブルの原因となります。
体温が上がり、血行がよくなるため赤みやかゆみが強くなる原因になります。また、汗に雑菌が混じっている場合は、脱毛後の毛穴から菌が入り込み、化膿してしまうことも。
脱毛後は、肌を清潔に保つことを心掛け、汗をかいた場合は優しく水分をふき取るようにしましょう。
毛抜き
毛抜きなどを使用したムダ毛処理も控えてください。
個人差はありますが、早ければ数日でムダ毛が落ちていきます。
毛抜きを使うと、毛穴や肌が傷つき雑菌が入ったり、埋没毛になりやすいなどの悪影響があります。また毛周期が狂ったり毛根がなくなるため、十分な脱毛効果がえられなくなります。
脱毛箇所や人によって、ムダ毛が落ちるまでの時間が異なりますが、必要以上に処理せず気長に待ちましょう。
脱毛後のムダ毛処理の方法
脱毛の効果が出るまでに時間がかかり、すぐにムダ毛がなくなるわけではありません。そのため、ムダ毛を処理したくなる方もいると思います。
ただ、施術後最低3日間は、自己処理を控えるようにしましょう。脱毛後は肌にダメージがあり、敏感な状態です。もちろん、3日たっても肌が落ち着かない場合は、さらに様子を見た方がよいと思います。
肌が落ち着きムダ毛の処理をしたい場合は、肌への刺激が最も少ない電気シェーバーがおススメです。自己処理をする場合は、入浴後などの肌が清潔なときに行い、完了後は保湿も忘れないようにしましょう。
毛抜きやカミソリ、脱毛クリーム、脱色などは、肌にダメージをあたえる可能性があるので、使わないことをおススメします。
まとめ
今回は、脱毛後のアフターケアをするべき理由や具体的な方法、やってはいけない行動・注意点を解説しました。
アフターケアのポイントは下記の通りです。
- 脱毛後にアフターケアをすることで、肌トラブルを避け、脱毛効果が高まる
- アフターケアは、保湿・紫外線対策・炎症ケアが大切
- 部位ごとにアフターケアの方法が異なる
- 脱毛後は、血行がよくなる飲酒や入浴・運動などを避け、肌に刺激をあたえないようにする
- ムダ毛処理をするときは、毛抜きなどではなく肌に優しい電気シェーバーを使う
しっかりとアフターケアを行い、キレイな肌を目指しましょう。
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