綺麗な肌を保つためには欠かせない医療脱毛。
医療脱毛は施術前にムダ毛を処理する必要があります。
ムダ毛の処理といっても、やり方はさまざまです。
基本的にはカミソリで行うのが一番簡単ですが、なかには除毛クリームを使用して処理を行っている人もいるでしょう。
除毛クリームは簡単につるつるな肌を手に入れることができる処理方法ですが、医療脱毛前に使用しても問題ないのでしょうか?
今回は除毛クリームの基本的な使用方法と医療脱毛との関係について解説していきます!
医療脱毛に興味がある、除毛クリームについて知りたい人はぜひ、参考にしてみてください。
目次
除毛クリームとは
まず、除毛クリームとはどのようなものなのでしょうか?
除毛クリームはアルカリ性の成分が配合されており、その成分が毛を溶かすため、塗っただけで毛を処理することができるもの。
クリームを塗るだけで、つるつるな肌を目指すことができます。
ただ、毛を溶かすまでには一定時間が必要になりますし、使用方法を間違ってしまうと肌トラブルに繋がってしまうこともあるため、注意が必要です。
肌の塗布することから、肌の負担が大きのではないか…と心配にはなりますが、除毛クリームに保湿成分が配合されている商品もありますし、放置時間をしっかりと守ることで肌への負担は最小限に防ぐことができます。
除毛クリームのメリット・デメリット
除毛クリームは、毛を溶かすことでムダ毛を処理することができる方法です。
では、除毛クリームを使用する上でのメリット・デメリットにはどのようなものがあるのでしょうか?
メリット
除毛クリームを使用するメリットは、除毛をすぐに行うことができること!
ムダ毛が気になったときに処理を行うことができ、ちくちく感もなく、きれいな肌を手に入れることができます。
使用方法も簡単です。
ムダ毛を処理したい部位にクリームを塗布し、一定時間放置したあとは洗い流すだけで処理が完了します。
家で簡単に行うことができますし、ドラッグストアなどで安く購入が可能なのも嬉しいポイントです。
毛の濃さや毛量なども関係なく、除毛を行うことができます。
デメリット
除毛クリームを使用する上でのデメリットは、敏感肌や肌が弱い場合は肌が荒れてしまう可能性があるということです。
説明した通り、除毛クリームにはたんぱく質を溶かす成分が配合されています。
肌もたんぱく質でできているため、少なからず負担になってしまうのです。
ほかにも、除毛クリームは使用できる部位が限られており、顔やVIOには使用できません。
顔やVIOは皮膚が薄く、敏感な部位なため、除毛クリームの成分の影響を受けやすく、肌トラブルに繋がってしまいます。
そして、除毛クリームは皮膚表面にある毛を溶かしているだけですので、持ちは長くありません。
繰り返し、何度も処理する必要はあります。
放置時間も必要になるため、時間が少し必要になってしまうのもデメリットとしてあげられます。
除毛クリームの使用上の注意点
ここまで、除毛クリームのメリット・デメリットについて解説してきました。
簡単に使用できますが、使用方法を間違ってしまうと大きな肌トラブルに繋がってしまうことも。
ここからは、除毛クリームの使用上の注意点について解説していきます!
除毛クリームの使用上の注意点:塗り方
除毛クリームを塗るときは、肌をきれいにしておきましょう!
クリームに量は多めにとり、3mmほどの厚さがベスト。毛の根本まで塗れているかも大切です。
毛が見えなくなるまで、なるべく均等に塗るようにしてください。
ムダ毛が長すぎて、塗りにくいときには短く処理しておくと塗りやすくなりますよ!
除毛クリームを使用するときは使用方法をしっかりと確認するようことは忘れずに。
除毛クリームの使用上の注意点:落とし方
放置時間が終了したら、強くこすらないように付属のスポンジやティッシュで優しく落としましょう。
最後にしっかりとシャワーで流してください。
クリームが肌に残っている状態だと、肌トラブルに繋がりますので流し忘れはないように注意しましょう。
落としたあとは、しっかりと保湿を行います。
スキンケアはいつもより、丁寧に行うと肌荒れが起こりにくくなりますよ。
除毛クリームを使用する前に
除毛クリームをはじめて使用するときには、パッチテストを行うようにしましょう。
パッチテストでは、除毛クリームが肌に合っているか、アレルギーが起きないかを確認することができます。
【パッチテスト手順】
- 少量のクリームを皮膚にのせる
- 決められた時間放置し、洗い流す
- 48時間程度で赤みやかゆみなどの異常がないかを確認する
パッチテストにて、肌に異常があるときには無理に使用しないようにしましょう。
医療脱毛で除毛クリームがダメな理由
除毛クリームの基本的な使用方法について記載してきましたが、医療脱毛を行っているときに除毛クリームを使用することは可能なのでしょうか?
結果、使用してはいけません。
除毛クリームは毛を溶かす成分が配合しており、肌にダメージを与えてしまうのです。
除毛クリームでダメージを負った肌に、医療脱毛でさらにダメージを負わせてしまうと肌トラブルの原因になってしまうこともあります。
クリニックやサロンによっては1ヵ月程度施術が行えなくなってしまうことも。
医療脱毛を行っている時期の自己処理方法には、除毛クリームは使用しないようにしましょうね。
医療脱毛前のおすすめ自己処理方法
医療脱毛前に行う自己処理で一番大切なことは「毛根を残して、肌を極力傷つけない」ことです!
そのため、おすすめなのは電気シェーバー。
電気シェーバーは刃が直接皮膚にあたらないようになっているため、皮膚を傷つけにくく、細い毛も簡単に処理できます。
皮膚に直接当たらないからこそ、見えない部位も安心です。
肌を傷つけにくいからこそ、乾燥もしにくいため、脱毛時期にはぴったりな自己処理方法となります。
やってはいけない自己処理方法
除毛クリーム以外にも、脱毛前の自己処理でしてはいけない方法があります。
自己処理方法を間違ってしまうと、脱毛効果が上手く得られなくなってしまう原因にあってしまうことも。
医療脱毛前にしてはいけない自己処理方法には、どのようなものがあるのでしょうか?
毛を抜く
医療脱毛は黒色に反応して、毛根にダメージを負わせることで脱毛を行う仕組み。
そのため、毛抜きやワックス脱毛などで毛を抜いてしまうと毛根がないため、脱毛効果が充分に発揮されなくなってしまいます。
毛を抜いてしまうと毛周期も乱れるため、毛周期に合わせて脱毛を行うのが難しく、脱毛効果が得られなくなる原因に。
カミソリ
スタンダードな自己処理方法ですが、医療脱毛を行っている時期には注意しましょう。
カミソリでの処理は、肌表面を傷つけてしまうことが少なくありません。
肌表面の傷は乾燥や炎症を起こしてしまう原因になり、脱毛を行えなくなることがあります。
炎症や傷があるときには脱毛を行えないこともあるため、医療脱毛を行っている時期にはなるべく控えるようにしましょう。
脱毛前の自己処理は電気シェーバーで!正しい自己処理をマスターしよう
除毛クリームの使用方法と脱毛前に自己処理について解説してきましたが、いかがだったでしょうか?
この記事では、
- 除毛クリームは配合されている成分が、毛を溶かす仕組み
- 簡単に処理できるが、肌に負担がかかることも
- 医療脱毛前の自己処理は除毛クリームは使用してはダメ!
- 自己処理で大切なのは肌を傷つけないこと
ということを解説してきました。
除毛クリームは簡単につるつる肌を手に入れることができる便利な方法です。ムダ毛を処理する方法としてはとてもおすすめ。
ただ、医療脱毛を行っているときには自分の肌を一番に考えて、決められた自己処理方法で行うようにしてくださいね!
脱毛の正しい知識をもち、きれいな肌を手に入れましょう。
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