脱毛は効果ないってホント?通う回数やタイミング、脱毛の種類も紹介

「脱毛効果はどのくらいで実感できる?」

「脱毛したのに全然効果が実感できない・・・・・・」

「せっかく脱毛したのにまだ毛が生えてくる」

誰でもツルツルな肌になりたいから脱毛しますよね。でも1回の脱毛で全部の毛が抜けるわけではなく効果には個人差があります。脱毛のために高いお金を払ったのに効果を感じられないのは残念ですよね。脱毛したけど全然効果が実感できない!という人もいますが、実はそれにはちゃんと理由が。

脱毛は何回通う必要があるのか、効果を実感するにはどうしたらいいのか、脱毛効果の違いなどを紹介しているので最後までご覧ください。

脱毛の効果はどのくらいで実感できる?

脱毛は1回施術しただけでは足りません。理由は毛周期が関係し、毛の生え替わりには周期があるため回数を重ねる必要があります。毛周期には成長期⇒退行期⇒休止期があり、脱毛できるのは成長期にあたるムダ毛です。成長期の毛はメラニン色素が豊富なため、メラニン色素に反応する脱毛器に効果的と言われています。成長期以外の退行期、休止期には脱毛の効果はあまり期待できません。

  • 成長期:毛が成長する時期
  • 退行期:成長が衰え退行する時期
  • 休止期:毛が皮膚の下にある時期

1回で脱毛効果を得るのは20%程度といわれています。一般的には施術回数は、エステ脱毛よりも医療脱毛の方が2~3倍の回数が必要と言われています。毛質や毛量によって個人差がありますが、医療脱毛のほうが短い期間でスムーズに脱毛を完了できます。以下がエステ脱毛と医療脱毛の違いです。

  • エステ脱毛:波長500~1,200nm、広い範囲をマイルドに照射。脱毛回数:12~18回(2~3年)
  • 医療脱毛:波長800~810nm、狭い範囲を集中的に照射。脱毛回数:5~8回(1~2年)

医療脱毛の方が、パワーが強く毛を生やす組織そのものを破壊するため効果を感じやすいです。

脱毛部位別の効果の違いとは?

脱毛部位の毛の量や濃さによっても効果は異なります。部位別の自己処理が不要になる回数を確認してみましょう。

  • 全身:8回
  • 顔:8回
  • ワキ:5回
  • Vライン:5回
  • Iライン・Oライン:8回
  • 腕・足:5回
  • おなか・背中・胸:5回
  • お尻:5回

産毛もなくしたい場合は上記の回数に1~2回上乗せするといいでしょう

知っておきたい脱毛器の種類とは

脱毛の効果は脱毛器の種類によっても異なります。それぞれの違いを確認していきましょう。

医療脱毛

医療脱毛の脱毛器の違いはレーザー照射時の波長の長さです。医療脱毛には以下の3種類あります。

  • アレキサンドライトレーザー:熱破壊式で痛みが少なく脱毛効果が出やすい
  • ダイオードレーザー:蓄熱式脱毛でいたみが少ない
  • ヤグレーザー:熱破壊式で痛みが強く脱毛効果が高い

アレキサンドライトレーザーは日本で一番多い医療脱毛方法です。比較的低い出力で効果を得られるため、痛みを抑えることができます。蓄熱式脱毛のほとんどがダイオードレーザーです。蓄熱式は痛みが最小限なのでヒゲ脱毛や若年者の脱毛に好まれます。ヤグレーザーはほかのレーザーよりもリスクを抑えて施術できます。

サロン脱毛

サロン脱毛は基本的に光脱毛が多いです。大きく分けて以下の2種類があります。

  • IPL脱毛:脇やVIO脱毛で肌のケアができ、短時間で済ませたい
  • SHR脱毛:産毛にも効果があり痛みが苦手で脱毛を早く完了させたい人におすすめ

どちらも同じキセノンランプという光源を使用しており、IPLの方がパワーが強いです。SHRはパワーが弱い分痛みも感じにくいですが、その分効果も期待できません。

可能であれば行きたいサロンやクリニックの脱毛器の種類を確認して、自分の期待する効果が得られる脱毛器を選びましょう。

参考 脱毛器は痛いって本当?痛い理由や痛みを軽減する方法datsumo

サロン脱毛は効果がない?医療脱毛するべき?

サロン脱毛は効果がないわけではなく、パワーが弱いため医療脱毛よりも効果を実感しにくいです。回数を重ねれば脱毛効果も期待できます。サロン脱毛と医療脱毛のそれぞれの特徴を確認していきましょう。

  • サロン脱毛:比較的リーズナブルな価格で施術できる。脱毛器のパワーは弱く痛みは少ないが、脱毛完了までは時間がかかる
  • 医療脱毛:医療資格者が施術するため脱毛効果が高い分、痛みも強い。料金は高いが、施術の回数が少ない

より高い効果を得ることができるため、医療脱毛がおすすめです。サロン脱毛よりも早く脱毛を終えることができ、万が一の場合も医師や看護師が対応してくれるため安心です。

参考 脱毛のデメリットは?解消方法やサロン脱毛と医療脱毛の違いを紹介datsumo

脱毛したのに効果が実感できないのはなぜ?

何度もいいますが、脱毛は1回受けただけで実感できるものではありません。せっかく高いお金を払って脱毛したのに効果を感じられないと後悔してしまいますよね。費用と時間をかけて脱毛したのに効果を得られない場合、お金がもったいないからと途中で通うのをやめてしまう方もいます。

脱毛には前述したとおり様々な方法があり、即効性があるものや毛が抜けるまでに時間がかかるものなど違いがあります。目に見えているムダ毛は、実は全体の3分の1ほどです。残りの毛は見えない部分に隠れているため、施術したとしても脱毛の効果は得られません

そのため、脱毛を1~2回受けた程度では脱毛は完了しません。新しいムダ毛が生えてきたとしても脱毛の効果がなかったと諦めないようにしましょう。

脱毛効果は毛の質によって違うってホント?

脱毛器以外にも脱毛には毛質が関わってきます。体毛は元々濃い人、薄い人、毛が太い人、細い人など人によって個人差が大きいですよね。そのため、人によって効果が変わってきます。

ほとんどの脱毛器は、黒い色に反応する特殊な光を当てることで脱毛される仕組みとなっています。この光を当ててダメージを与えることで毛が抜けるため、反応しやすい毛質であれば効果があると考えられます。

効果を実感しにくい:産毛・細い毛

産毛や細い毛は脱毛器の光に反応しにくいため、脱毛の効果は実感しにくいです。脱毛器は黒色に反応するため、細い毛のように茶色がかったものや細い毛には効果があまりありません。その場合、機械のパワーを上げて施術するため痛みを強く感じることがあります。

効果を実感しやすい:太い毛・濃い毛

最も効果を実感できるのは太い毛や濃い毛です。前述の通り、脱毛器は黒いものに反応しやすいため黒くて濃い毛質に強い効果を発揮します。そのため、痛みを感じやすくなりますが我慢できない場合は機械の出力を抑えてもらうこともできるので相談してみましょう。

白髪は脱毛できない

脱毛器は黒い色に反応するため白髪は脱毛できません。白髪は頭髪にできる印象が強いですが、体毛にも白髪は生えてきます。その場合、脱毛できないことは覚えておきましょう。

脱毛効果が出ない人の共通点

脱毛しても脱毛効果をあまり感じられないという人には共通点が以下の4点が考えられます。

  1. 保湿していない
  2. 自己処理しすぎ
  3. 埋没毛がある
  4. 脱毛器の出力が低い

順番に確認していきましょう。

保湿していない

脱毛に欠かせないのが保湿です。保湿をしないと肌のコンディションが悪くなってしまい、乾燥していると脱毛効果を感じられなくなってしまいます。医療脱毛は熱でムダ毛の根元にダメージを与えるものです。毛だけではなく毛穴周辺の皮膚にもダメージが加わるため、熱により肌の水分が奪われてしまいます。

そのため、脱毛を受けた後は肌が乾燥しやすいので保湿をしましょう。保湿をすることで肌トラブルも回避できます。

自己処理しすぎ

カミソリや毛抜きなどで自己処理をしすぎている人は脱毛効果を感じにくいです。自己処理によって肌に大きな負担を与えてしまい、カミソリで肌表面を傷つけたり、毛抜きにより毛穴を強制的に広げたりしてしまいます。

脱毛後は次の施術を受けるまでしばらく時間が空きます。しばらくするとムダ毛が生えてきますが、自己処理をしすぎてしまうと成長期のムダ毛がなくなるため脱毛効果を実感しにくくなってしまいます。多少の自己処理は大丈夫ですが、ムダ毛に過敏になり自己処理をしすぎないように注意しましょう。

成長したムダ毛に対して脱毛器でアプローチをすることで、肌に眠っているムダ毛にも順番に施術ができます。これを繰り返すことで最終的に毛が生えてこない状態になります。

埋没毛がある

ムダ毛を自己処理する人に多いのが埋没毛が増えてしまうことです。カミソリや毛抜きを使って自己処理すると肌が傷つき、肌が再生する時に毛穴を塞いでしまいます。そうすると、毛が伸びてきても、新しくできた皮膚が邪魔をしてしまうため肌表面に出られなくなり埋没毛になります。

こうなってしまうと、脱毛器を当てたとしても毛が皮膚の下に埋まっているため効果を実感しづらいです。自己処理が多いと埋没毛があちこちにあるため、施術を受けても効果を感じられないでしょう。

脱毛器の出力が低い

サロン脱毛と医療脱毛どちらでも、機械の出力が弱い場合はムダ毛に十分なダメージを与えられず効果を得にくいです。ダメージが弱いと抜け落ちるけが少ないため、脱毛効果が低いと感じてしまいます。

痛みを感じやすい人は仕方ありませんが、肌の色や施術の場所により照射レベルを設定するクリニックやサロンが多いので、スタッフの人に任せておきましょう。

医療脱毛で永久脱毛はできないってホント?

医療脱毛は永久脱毛できると思われていますが、「絶対にムダ毛が生えてこない」とは断言できません。医療脱毛は開発されてから日が浅いので施術して一生はえてこないと証明できる事例がないのです。

医療脱毛は医学的に「永久減毛」といわれています。通常の毛周期を超える長い期間毛量があきらかに減少している状態なので、永久減耗は永久脱毛とほぼ同じ意味です。医療脱毛なら施術後、長期間(10年以上)に渡って毛が生えない状態を維持できます。

サロン脱毛では一時的に毛が生えなくなりますが、3~4年で毛がまた生えてきてしてしまう可能性もあります。

参考 医療脱毛で永久脱毛ってできるの?効果や方法を詳しく紹介datsumo

脱毛効果を高めるポイント

脱毛効果を少しでも高めるためのポイントがあります。1つずつ確認して、効果的に脱毛を行いましょう。ポイントは以下の4項目です。

  1. 自己処理は電気シェーバーを使用する
  2. 保湿をして乾燥しないようにする
  3. 脱毛期間中は日焼けに気をつける
  4. 毛周期に合わせて脱毛する

自己処理は電気シェーバーを使用する

自己処理はカミソリや毛抜きを使用することが多いと思いますが、自己処理の方法を見直すといいでしょう。電気シェーバーは肌への負担が少なく、肌を傷めるリスクが少ないのでおすすめです。

保湿をして乾燥しないようにする

脱毛後や保湿後など、日頃から保湿には気をつけましょう。肌が乾燥すると肌バリアが弱くなってしまうため肌トラブルを起こしやすくなってしまいます。あまりにも乾燥がひどいと脱毛を断られてしまう可能性もあります。クリームなどをこまめに塗って保湿を心がけましょう。

脱毛期間中は日焼けに気をつける

脱毛器は基本的に黒いメラニン色素に反応するため、日焼けしていると脱毛できないサロンやクリニックがほとんどです。日焼けしていると最悪の場合やけどしたり、肌トラブルを起こしてしてしまう可能性があります。また、脱毛後は肌が強いダメージを受けているため日焼けには気をつける必要があります。

毛周期に合わせて脱毛する

前述したとおり、毛が生えるのはサイクルがあり、脱毛効果があるのは成長期の段階です。通うペースがバラバラだと毛周期に合わないためうまく脱毛できないことも。タイミングが難しい人はスタッフの人に相談して次回の予約を決めましょう。

以上の4つのポイントに気をつけるだけでも脱毛の効果を高めることができるので、脱毛する場合は取り入れていきましょう。

参考 脱毛中に日焼けをすると効果が下がるって本当?ダメな理由とUV対策datsumo

まとめ

いかがでしたか?脱毛の効果を感じられない人も以下のことに気をつけると効果を感じられるでしょう。

  • 毛には毛周期があり、成長期の時に脱毛効果を期待できる
  • 1~2回程度の脱毛では効果は感じにくい
  • 産毛は効果を感じにくい
  • 自己処理のしすぎには気をつけて、電気シェーバーを使う
  • 保湿や日焼けに気をつける
  • 脱毛器には種類があるため自分の求める効果で選ぶ
  • 医療脱毛は永久脱毛とほぼ同じ意味

なかなか効果を実感できない人は、脱毛器の出力が弱かったりまだ回数が足りなかったりと原因があります。また、脱毛後でも毛は生えてきますが、徐々に毛が減っていきます。効果がないとすぐに諦めずに原因を考えて対策すると、脱毛効果を得られるでしょう。

せっかくお金と時間をかけて脱毛するのですから、すぐに効果を感じられないと諦めないようにしましょう。気長に毛が減っていくのを期待してみると自ずとスベスベ、ツルツル肌を手に入れることができるかも!

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