脱毛テープは、気になるムダ毛を一気に処理できる便利なアイテムです。
「脱毛テープを使ってみたいけどやっぱり痛いの?」「できるだけ肌に負担をかけず、手軽にできる脱毛方法が知りたい!」と考える人も多いのではないでしょうか。
本記事では脱毛テープについてわかりやすく説明し、肌への負担が軽減できるおすすめの脱毛方法をお伝えしていきます。
目次
脱毛テープの特徴
ドラッグストアなどで販売されているため、一度は見たことがある人も多いのではないでしょうか。
脱毛テープとは何なのか、特徴について詳しくみていきましょう。
手軽に脱毛処理ができるワックスシート
脱毛テープとは、片面に強力な粘着力のワックスが塗られたシートのことで、脱毛シートや脱毛ワックスシートとも呼ばれています。
一般的に肌に優しいといわれている、松ヤニやミツロウなどの油性ワックスが塗られており、しっかりと体毛を絡め取れるのが魅力の1つ。
貼ってはがすだけで素早く脱毛できるので、手軽に処理したい人に多く選ばれています。手のひらほどの大きなサイズもあり、腕やひざ下など広い範囲のムダ毛処理にも向いているでしょう。
脱毛テープのメリットとデメリット
すぐに使えて便利な脱毛テープではありますが、どのようなメリットやデメリットがあるか、それぞれ説明していきます。
脱毛テープのメリット
カミソリなどでそっていても、すぐに生えてくるため日頃のムダ毛処理は面倒ですよね。
脱毛テープは根元からしっかり抜くため、そった後によくあるチクチク感がないのもうれしいポイントです。
他にも、手軽に用いやすい脱毛テープの主なメリットは以下の通りです。
ムダ毛の脱毛が自宅でも簡単にできる
近所で調達するか、ストックをしておけば自宅ですぐに脱毛することができます。
急なお出かけやお泊まりが決まった場合など、脱毛テープで手軽に処理できたら安心ですよね。
カミソリなどでそったときに比べ、根元から抜くので仕上がりがキレイになりやすいのも魅力です。
近所にありリーズナブルな価格で購入ができる
基本的に近くにあるスーパーやドラッグストア、雑貨を多く取り扱う店舗で入手できるでしょう。
ひざ下などに使える大きいサイズが14枚入りで1000円以内のものが多く、費用がかかりやすい脱毛の中でも比較的安価で手軽に購入することができます。
一般的にカミソリやデオドラントなどのコーナー付近に並べられており、近場にない場合はネット通販でも豊富な種類が掲載されているので、チェックしてみるのもおすすめですよ。
効果が長く処理の頻度が減らすことができる
脱毛テープによっては、最大4週間の脱毛効果が期待できるものが多いです。
もちろん効果には個人差がありますが、友達や恋人と1週間弱くらいの長期旅行をするときなど、ムダ毛を気にせず過ごせそうですね。
自己処理の頻度が減り、ムダ毛のお手入れに手間をかけたくない人にはメリットといえます。
脱毛テープのデメリット
脱毛テープの強力な粘着により、はがした後に痛みでヒリヒリするなど、肌への刺激が強いと感じる人が多いです。
特に顔やVIOは敏感な部位のため、かなり痛いと感じやすい傾向があります。使用する際に知っておきたいデメリットについて、確認しておきましょう。
肌トラブルになるリスクがある
一気に引きはがすことで、肌の表面を刺激し強い痛みが生じやすいでしょう。肌へ負担がかかると、色素沈着や赤みなど肌トラブルを引き起こす可能性があります。
中には天然素材の松ヤニを使用したワックスもあり、アレルギーを持っている人は成分に注意して脱毛テープを選ぶようにしましょう。
もし肌の異常が続く場合は、皮膚科医に相談してみることをおすすめします。
引きはがすときに失敗しムダ毛が残りやすい
肌に対して真上に引きはがしたり、ゆっくり引っ張ったりすると、ムダ毛が残って失敗しやすくなります。脱毛テープは素早く、肌と水平に引き抜くのがコツ。
かなりの痛みを伴うため、特にデリケートな顔やVIOの場合はゆっくりはがしてしまいやすいです。
事前にパッチテストをして、様子をみながら脱毛していってくださいね。顔用やVIO用など、使用箇所に合うものを使い痛みを軽減させることで、残さずキレイな処理ができやすいでしょう。
継続的に購入する必要がある
効果が長く続きやすいとはいっても、数週間経過すると体毛は生えてくるので、再び処理が必要になってきます。
1つ1つは安価でも、継続して使用するならば結果的にコストがかかってしまうでしょう。
脱毛テープの使用感が好きで使い続けたい場合は、大容量パックを検討するなどしてコストを抑えていくのもいいかもしれません。
脱毛テープの選び方
脱毛テープによっては、1枚のシートだけではなく、2枚1組になっているものもあります。
種類も豊富なので、何を選んだらいいのかわからないという人に向けて選び方の基準をまとめてみました。
顔や腕など使用部位によりサイズで選ぶ
市販の脱毛テープは、使用部位によってサイズが異なるなどパーツ対応の幅が広いことでも人気です。
- 顔
- うなじ
- ワキ
- VIO
- 腕や脚など広範囲な部位
以上の部位に使う人が多いです。脱毛テープの中には、デリケートゾーンのIとOなど粘膜に近い部分には使えないものもあり、使用可能な部位には注意して選びましょう。
また、シートを切って好きなサイズにできるものもあり、自身の使用したい部位に最適な大きさを選ぶことが大切です。
機能性で選ぶ
ワックスの種類によって自身にとって使いやすい、肌にフィットするものを使うことで効率よく脱毛を進めることができます。以下の基準で選ぶといいでしょう。
肌に優しい敏感肌用
肌がデリケートな人向けの脱毛テープもあり、肌への刺激を感じにくいよう最低限の成分が入ったワックスが使用されています。
脱毛テープしてみたいけど肌への影響が気になるという人は、敏感肌用から試してみてはいかがでしょうか。
ネット上で多くの敏感肌用脱毛テープを見つけやすいので、比較検討するのがおすすめですよ。
保湿成分が含まれている
ワックス部分に、カモミールやアロエベラなどの保湿成分が含まれているものもあり、肌を保護することが期待できます。
中には、シートを引きはがした後そのままで保湿不要という脱毛テープもあり、手間をかけたくないという人は選んでもいいかもしれません。
一般的には肌への刺激による乾燥を考えて、化粧水や保湿ジェルなどで保湿するといいでしょう。
香料が入っている
ハニー系の甘い香りやラベンダーなど、香料が含まれている場合があります。脱毛アイテムによくある、独特なにおいが気になるという人も多いのではないでしょうか。
脱毛ワックス特有の香りがどうしても苦手という人は、あえて香料入りのものを検討するといいかもしれませんね。
脱毛テープの使用方法
脱毛テープは使い方を間違えると、ムダ毛が残りやすくなるので注意が必要です。
最適な毛の長さは、1.5mm〜10mm程度と脱毛テープにより異なります。長すぎると激しい痛みを伴ったり、短すぎると毛を絡み取れず残ってしまいかねません。
商品の取扱説明書などで確認しながら正しい方法で使用して、しっかり脱毛していきましょう。
事前に用意するもの
シートの種類によって事前に用意しておくものは異なりますが、用意しておくと安心なものも含めた一覧がこちらです。
- 脱毛テープ
- 付属の拭き取りシート
- 新聞紙など敷くもの
- ハサミ
- ドライヤー
- ベビーパウダー
- ベビーオイル
- コットン
- 化粧水や保湿用ジェル
脱毛テープによっては、以上のものを用意し事前準備をしておくといいでしょう。ワックスが床や家具に落ちると取れにくいので、新聞紙などを敷くのもおすすめ。
中には肌に残ったワックスを拭き取るためのシート入りの脱毛テープもあるでしょう。切るのが可能なシートであれば、ハサミで切っておきます。
毛穴を開き、毛が抜けやすいように肌を温めておいて、以下の使用手順に進んでください。
脱毛方法の使用手順
さまざまな脱毛テープの種類を考慮し、使用するときの基本的な手順についてまとめたものがこちらです。
- STEP.1
脱毛したい部位を乾いた状態にする
水分を拭き取って清潔な状態にしておきます。肌への負担を軽減したい人は、粘着力を落とすため微量のベビーパウダーを肌にのせておくのもいいでしょう。 - STEP.2
脱毛テープを台紙からはがす
2枚1組の場合は、はがすとそれぞれ片面がワックス面になりますのでゆっくりはがしていきましょう。 - STEP.3
脱毛したい部分にぴったりと貼る
毛流れに沿ってしっかり密着させるように貼っていきましょう。ワックスの種類によっては、毛を絡み取りやすくするため、手やドライヤーで適度に温めることを推奨しているものもあります。 - STEP.4
時間を置かず一気に引きはがす
片方の手で肌をピンと張りながら、毛流れと反対の方向へ水平に素早く引きはがします。
出典:Veet|ナチュラルズ ワックスシート(【HOW TO】ヴィート脱毛ワックスシートご使用方法ビデオ)
シートを引きはがした後、肌がベタベタするようであれば付属の拭き取りシートを使います。無い場合はベビーオイルなどをコットンに含ませ、拭き取るようにしてください。
処理した後は一般的に保湿をしていきますが、シートの取扱説明書など確認しながらおこなってくださいね。
肌への負担が気になる人におすすめの脱毛方法
脱毛テープや脱毛ワックスのようにさまざまな脱毛方法がある中、できるだけ肌への負担が少なく効果を感じやすい、おすすめの方法をお伝えしていきます。
肌への負担が比較的少ないサロン脱毛がおすすめ
脱毛テープは効果が一時的なため、継続して自己処理をする必要があります。全身に使用する場合は、枚数も多く必要になっていくのも難点。
サロン脱毛では、適切な出力レベルのライト照射をして毛を生えにくくするため肌の負担や痛みも少なく、自己処理の頻度が大幅に減ったと実感する人が多いのでおすすめです。
自己処理の頻度が減ることで、炎症などの肌トラブルリスクも抑えられるため、肌をキレイな状態を保つことができるでしょう。
男女問わずお手入れする人が増加中のアンダーヘアに特化していますが、もし脱毛テープ以外の自己処理もサロン脱毛と比較して検討したいという人は、以下の記事を参考にしてみてくださいね。
参考 アンダーヘアのお手入れどうしてる?自己処理とサロン脱毛の違いセルフ脱毛完全マニュアルセルフ脱毛サロンなら好きなタイミングで脱毛できる
サロンでは、肌を露出しやすい夏などのシーズン前は予約がいっぱいで、なかなかスムーズに脱毛できない場合があります。
自身の好きなペースで通いたいという人には、24時間定額で通い放題のセルフ脱毛サロンもおすすめですよ。
セルフ脱毛サロンについて詳しく知りたい人は以下の記事を読んでみて、自身にとって最適な脱毛方法を検討してみてくださいね。
参考 【最新版】セルフ脱毛サロンを徹底調査!口コミやメリット・デメリットを紹介セルフ脱毛完全マニュアルサロン脱毛の前には自己処理が必要ですが、脱毛テープなど毛を抜くタイプの処理はNGといわれています。
最適なお手入れについて詳しく解説した記事も参考にして、脱毛の効果をより実感していきましょう。
参考 脱毛前の自己処理方法を解説!除毛クリームはNG?適切な時期は?セルフ脱毛完全マニュアルまとめ
- 脱毛テープは一気にムダ毛を処理できて便利
- 使用部位と機能性で脱毛テープを選ぶ
- 毛流れと反対方向へ水平に素早く引きはがすのがコツ
- 肌への負担を考えるとサロン脱毛がおすすめ
- 好きなタイミングで通いたいならセルフ脱毛サロン
脱毛テープは、手軽に広範囲のムダ毛を処理できる魅力的なアイテムではありますが、痛みや肌への負担を考えると避けたいところです。比較的肌に優しい、サロン脱毛も検討してみてくださいね。
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