脱毛は部位別に回数が変わる？それぞれの目安回数を紹介！

脱毛をしたいけれど、何回受ければいいのかがわからないとお悩みではありませんか。

クリニックや脱毛サロンでは、単発プランの他に複数回のプランも用意しています。

しかし、どの回数を選択すればいいかわからず、中々脱毛の施術を始められないという方もいるでしょう。

ここでは、部位別の脱毛目安回数をご紹介します。クリニックと脱毛サロン別にお教えしますので、どちらに通うかに合わせて回数をチェックしてみてください。

部位別の脱毛目安回数【医療クリニック】

医療脱毛の部位別目安回数は以下です。

どこを脱毛するかによって回数が変わり、いずれも最低5回～となっています。

上限回数は部位によって異なるため、どこの部位の施術を受けるかによって回数を選択しましょう。

ここからは、それぞれの部位の目安回数について詳しく解説していきます。

顔

顔の脱毛を行う場合、自分でほとんど処理をせずに済むまでは5～8回、10回ほど受ければツルツルの肌になるでしょう。

顔は全体の中でも特に産毛の多い場所で、産毛は脱毛の効果を実感しにくい毛質だといえます。

メラニン色素に反応して脱毛をしていく機器が多い中で、産毛はメラニン色素が少ないからです。

また、産毛の量が多いため、全体をきれいに仕上げるまで時間がかかるものと思っておきましょう。

VIO

VIOは自己処理がある程度楽になるまで5～8回、完璧に仕上げたいなら8回以上受けることがおすすめです。

5回目を終えたころから自己処理の手間がほとんど必要なくなり、8回目を終えるころには自己処理をせずともツルツルの状態になるでしょう。

ただし、完全に仕上げるには8回以上受けなければならない人もいるため、希望する仕上がりに応じて施術を追加してください。

VIOはVライン・Iライン・Oラインの3つの総称で、IラインとOラインはVラインより多く受けなければなりません。

その理由は、IラインとOラインは黒ずみやすく、施術を完了させるまでに時間がかかるからです。

• Vライン：5～8回が目安
• I・Oライン：8～10回が目安

Vラインだけでなく、IとOもきれいに仕上げたいなら、10回のプランを契約しておいた方が安心です。

脇

脇の場合、自己処理がほとんど必要なくなるまでに5～8回、無毛の状態にまで仕上がるなら8回以上の施術が必要です。

脇は濃く太い毛が密集している場所なので、脱毛機の効果が現れやすい部位だといえます。

3回ほど受ければ効果を実感でき、5回目を終えるころには自己処理の手間もほとんど必要なくなるでしょう。

5回以上受ければ何もせずともツルスベの状態になるため、希望する仕上がりに応じて回数を選んでください。

腕や足

腕や足は産毛が生えている人もいれば濃い毛が生えている人もいるため、目安回数が大きく変わります。

3～5回目を終えるころには効果を実感できるため、自己処理の回数も徐々に減っていくでしょう。

8回目を終えるころには自己処理の必要がない肌になっていますので、きれいな仕上がりを目指すなら8回程度受けることがおすすめです。

腕や足は施術範囲が広いため、顔や脇などに比べると施術時間も長くなります。

また、日焼けをしている部位は照射できないので、脱毛期間中はしっかりとしたUV対策が必要です。

ボディ

背中や胸元、お腹などの部分は施術範囲が広いことから、5～8回の施術が推奨されています。

施術範囲が広いと毛周期がバラバラになりやすいため、早くから効果を実感できる部分もあれば、中々感じられない部分も出てくるからです。

5回程度受ければ自己処理の必要がほぼ必要なくなり、8回目を終えるころには自己処理なしでツルツルの状態に仕上がります。

部位別の脱毛目安回数【脱毛サロン】

サロンで脱毛を受ける場合の目安回数は以下です。

脱毛サロンはいずれの部位も目安回数の幅が広くなっています。

効果を感じられる段階は早いものの、きれいに仕上げるまでには10～18回の施術が必要です。

希望する仕上がりに応じて回数を決められるため、サロンスタッフと相談しながら契約プランを決めるといいでしょう。

ここからは、部位別の目安回数について詳しく解説します。

顔

脱毛サロンではフラッシュ脱毛が採用されており、フラッシュは顔の産毛への効果を実感しにくいとされています。

濃く太い毛に比べて効果を感じられる時期が6回目を終えた頃と遅くなっていますので、初めは不安になるかもしれません。

しかし、回数を重ねていけば少しずつ毛の変化などを感じられるようになるため、根気強く施術を続けてください。

自己処理回数が減るのは10～12回頃、18回目を終えれば、自己処理不要でツルツルの肌になるでしょう。

VIO

VIOは希望する仕上がりに応じて目安回数が大きく変わります。

• ハイジニーナを希望する人：18回
• デザインを決めて脱毛したい人：10～12回
• 毛量が減ればいい人：5～10回

毛量がある程度減ればそれで十分だという人は、5～10回の中で回数を決めるといいでしょう。

デザインを決めて脱毛する場合は、10～12回ほど受ければ一部分のみを自己処理不要の状態にまで仕上げられます。

VIO全体をハイジニーナにしたい場合は、18回がおすすめです。

回数を増やせば増やすほど自己処理の必要がなくなりますので、面倒なVIOのお手入れもせずに済むでしょう。

脇

脇の場合は、自己処理の回数が減るまでに6回、お手入れをほとんどせずに済むまで10回ほどの施術が必要です。

脇は施術範囲が狭く、濃く太い毛が密集している場所なのでフラッシュ脱毛の効果を実感しやすい部位です。

しかし、毛根がしっかりとしているため、抜けても再度生えてくる頑固さも持ち合わせています。

6回以下で止めてしまうと再度濃く太い毛が成長してくる恐れがありますので、効果が現れたからと言って施術を中断しないことがおすすめです。

最低でも6～10回は受けるようにしましょう。

腕や足

腕や足は部位によって目安回数が大きく異なります。

• 腕：3～12回
• 足：5～12回

目安の上限は一緒ですが、効果を実感できる回数が3回と5回で異なるため、最低でも3～5回は受けることがおすすめです。

足は太く濃い毛が生えている人が多いものの、腕は産毛のような細く柔らかい毛ばかりだという人もいるでしょう。

フラッシュ脱毛は産毛への効果が現れにくいため、3回程度では効果を実感できないケースもあります。

ボディ

ボディの場合、効果を実感できるのは3回目を終えた頃、きれいな状態に仕上がるまでは18回ほど必要です。

6回目を終えた頃から毛が少しずつ薄くなり、10回目を終えるころには自己処理の回数も減り始めます。

希望する仕上がりに応じて回数を選べますので、どの程度まで脱毛を完了させたいかによって決めましょう。

目安回数を終えても脱毛効果を実感できない場合は？

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脱毛の目安回数を終えて追加もしたのに、まだ効果を実感できない……そんな方は、以下の条件に当てはまっているのかもしれません。

• 毛周期が合っていない
• 毛質に合っていない脱毛機器を使っている
• 日焼けによって施術を受けられていない部位がある

1つでも当てはまると目安回数分の施術を終えても、効果を実感できません。

ここからは、脱毛効果を実感できない3つの理由について詳しく解説しましょう。

毛周期を確認

脱毛は毛周期に沿って行う必要があるため、毛周期に沿っていない場合は効果を中々感じられません。

毛周期とは、以下のサイクルのことです。

• 成長期
• 休止期
• 退行期

成長期は毛が成長する時期、休止期は成長が止まる時期、退行期は毛が抜け落ちる時期です。

脱毛機器は成長期の毛にしか反応しないので、休止期や退行期の毛に照射しても意味がありません。

毛周期は部位によって異なるため、施術をする部位に合わせて次回の予約を決める必要があります。

クリニックやサロンスタッフは毛周期を考慮したうえで次回予約日を提案してくれるので、指示に従って予約を入れましょう。

脱毛機器が適していないケースも

使用している脱毛器が毛質に合っておらず、効果を感じられないケースもあります。

脱毛器は濃く太い毛に反応するものもあれば、産毛に効果的なものまで様々です。

部位によって生えている毛質が異なるため、部位に合わせて脱毛器を変えなければなりません。

しかし、導入している機器が少ないと、剛毛・産毛のどちらかは脱毛しにくくなります。

そのため、複数の機器を導入しているクリニックやサロンを選ぶことが大切です。

日焼け対策を万全にする

日焼けをしている肌は施術NGとなりますので、脱毛期間中は日焼けをしないよう注意が必要です。

例えば腕の施術をする場合、腕全体が日焼けしていると予約をしても施術不可と判断される恐れがあります。

日焼けの状態が落ち着いてからでないと照射できないので、脱毛にかかる期間が長くなってしまいます。

日焼け止めにムラがある場合は、一部分だけ日焼けしてしまうかもしれません。

その場合は一部分をのぞいた施術となりますので、照射できていない部分の脱毛は遅れます。

予約をした日にスムーズに施術を受けられるよう、UV対策を万全にしておきましょう。

部位別の目安回数を確認してから回数プランを決めよう

• 脱毛の目安回数は部位によって異なる
• 医療クリニックの目安回数は5～10回
• 脱毛サロンの目安回数は3～18回
• 毛周期に沿って脱毛をしなければ効果を実感しにくい
• 脱毛機器によっては効果を感じられないため、特徴が異なる脱毛器を導入しているところがおすすめ
• UV対策をしっかりしておけばスムーズに施術を受けられる