脱毛のデメリットは?解消方法やサロン脱毛と医療脱毛の違いを紹介

「脱毛するとどんなデメリットがあるの?」「全身脱毛する前に詳しく知っておきたいかも…。」と脱毛を検討中にお悩みではないでしょうか?

脱毛すると汗が増える、痛みが強いなど脱毛を始める前からいろいろなウワサが耳に入り、不安に感じる人も少なくありません。

そこで本記事では、脱毛する主なデメリットと解消方法をお伝えしながら、サロン脱毛と医療脱毛どちらを選ぶべきかについても詳しく解説していきます。

脱毛について深く知って、後悔がないムダ毛のお手入れ方法を見つけてくださいね。

脱毛のデメリットとは

デメリットの感じ方には個人差がありますが、脱毛するときに直面する主なデメリットについてお伝えしていきます。

定期的に通う必要がある

脱毛は1回でムダ毛がキレイになくなるというわけではなく、継続して通うことで効果を実感できるようになります。

主な脱毛方法として毛周期に合わせて照射をしている場合、肌の表面に見えている毛は全体の20〜30%程度のため、1回ですべて照射できるわけではありません。

まだ隠れている体毛が、表面に出てくるタイミングの数回に分けて定期的な照射を繰り返すことにより、徐々にムダ毛を減らすことができます。

毛質や脱毛部位などで差がありますが、サロン脱毛では18回以上、医療脱毛では8回以上が自己処理要らずのツルツル肌になる目安です。

取り扱う脱毛機によっては1〜3カ月に1回ペースか、毛周期が影響しない脱毛機の場合は2週間に1回のペースで通うことになりどうしても時間がかかるでしょう。

脱毛には高い費用がかかる

一般的に脱毛は、カミソリなどの自己処理に比べて費用がかかります。

脱毛部位によりますが、キャンペーンなどを利用して濃い毛が生えやすいワキやVIOなど小さな範囲から処理する人が多い傾向。

一気にムダ毛を処理できて人気の全身脱毛は、サロン脱毛では18回程度で平均30万、医療脱毛では8回程度で平均40万と高額であることが特徴です。

高い効果を得やすい分、費用がかかることを覚悟しておく必要があるでしょう。

予想以上にお金と時間を費やすこともある

最初は小さな部位から始める人が多いですが、効果を感じ始めると他の部位も脱毛したくなりやすいです。

都度部位ごとに脱毛を繰り返していると、結果的に最初から全身脱毛を選択していたほうがお得だったと後悔することも少なくありません。

また、安さなどから選んだ少ない回数プランでは終わらず、追加で契約するなどして費用がかさみ長期化する恐れもあるので慎重に検討していきましょう。

痛みや肌トラブルが起きるリスクがある

脱毛に痛みが伴うのは有名ですが、他にも主な肌トラブルとして以下の症状が起きる可能性があります。

  • 赤み
  • ヒリつき
  • 色素沈着
  • 腫れ
  • 毛嚢炎
  • 火傷

基本的にサロンやクリニックでは脱毛前にジェルを塗り、脱毛後は冷却をするなど肌への細心のケアがおこなわれているため、肌荒れするリスクは少ないです。

脱毛後は肌が敏感になるためホームケアも重要になるでしょう。脱毛当日はお風呂に入ることや激しい運動などの行為ができません。

NG行為をしてしまうと体内に熱がこもりやすく、赤みや腫れが強く出るなど肌トラブルの症状が出やすいため避ける必要があります。

もし肌トラブルの症状が出た場合、該当箇所を冷やすかクリニックで薬を処方してもらうなどして対策することになるでしょう。

ツルツルにして後悔することもある

継続して照射をしていると、体毛を元の状態に戻すことはできなくなります

VIOをすべてなくすハイジニーナにする人が男女問わず増えていますが、もし後から生やしたいと考えても、何度か脱毛をした後では難しいでしょう。

後から毛を生やしたくなる可能性が高いものとして、VIOの他に眉毛も注意が必要です。

脱毛で頻繁に整える手間が省くことができますが、顔の中でも印象を左右してしまうほど大事な箇所のため、形選びは慎重におこなうことがおすすめです。

脱毛によくあるウワサって本当?

脱毛すると汗の量が増える?

脱毛と汗が増えることの関係性は今のところ証明されていません。脱毛部位の中でも、特にワキ汗が増えたと感じる人が多い傾向があります。

毛がなくなることにより、汗腺から汗が直接肌に流れるので汗の量が増えたと感じやすくなることが理由の1つといわれています。

中には脱毛時に汗腺が刺激されることにより、汗が出やすくなってしまう脱毛後多汗症になっている可能性もあるでしょう。

しかし脱毛後多汗症のほとんどは一定期間で自然に治るため、汗が増えたと感じても一旦は様子をみることをおすすめします。

脱毛で毛が濃くなる?

脱毛していると、毛が濃くなるといった硬毛化がごく稀に発生する可能性があります。

脱毛前より毛が太くなってしまうリスクがあると知り不安に感じる人が大半ですが、発生確率としては100人に1〜10人程度。

ほとんど起きる可能性はありませんが、リスクについてあらかじめ知っておくことで、実際に硬毛化したときに落ち着いて対処ができるでしょう。

以下の記事に硬毛化しやすい人の特徴や、予防と対処法についてまとめているので参考にしてみてくださいね。

参考 硬毛化とは?脱毛しても毛が濃くなる原因と対処法セルフ脱毛メディアdatsumo

脱毛が原因でワキガになる?

出典:ロート製薬|「ワキガ」の原因、予防法・対処法について(ワキガとは)

汗に含まれるタンパク質などが、ワキの常在菌により分解されることでツンとしたニオイが発生するワキガは、脱毛が原因でなるとは考えにくいでしょう。

ワキガになる主な原因としては以下の通りです。

  • 遺伝
  • ホルモンバランスの変化
  • 生活習慣の乱れ

両親のどちらかがワキガである場合や思春期や妊娠などのホルモンへの影響、ストレスを受けたり食生活が乱れたりすることでワキガになる可能性があります。

むしろ雑菌繁殖の原因になる体毛をなくすことで、皮膚を清潔に保つことができるため、ワキガ対策としても脱毛は推奨されていますよ。

脱毛でホルモンバランスが崩れる?

脱毛によってホルモンバランスに影響があるというわけではありません。

睡眠不足や妊娠、生理のときなどにホルモンバランスが乱れることで体毛が濃くなることはあります。

体毛が濃くなりたくない人は規則正しい生活と良質な睡眠をとることで、ホルモンバランスを保つことができるのでおすすめです。

脱毛のデメリットや不安を解消する方法

数々のデメリットに不安が大きくなってしまったかもしれませんが、下記の解消方法で解決しやすいので安心してくださいね。

対策について知っておくだけでも、最適なお手入れ方法選びに役立てることができるでしょう。

脱毛費用は相談するか月額制を検討してみる

脱毛はそれなりの費用がかかるため、失敗したくないものですよね。

脱毛費用は、相談や月額制のところを検討することで、最適なサロンやクリニック選びができやすいでしょう。

脱毛費用をカウンセリングのときに相談する

脱毛費用については、カウンセリングのときに予算と脱毛したい部位を提示することで最適なプランを提案してくれることが多いです。

費用やプラン内容に納得がいかない場合は、複数のサロンやクリニックの無料カウンセリングで相談して比較するのもいいでしょう。

実際に訪れてみると接客や店舗の雰囲気が自分に合うかどうかなど、リアルな情報を得ることができるのでカウンセリングはおすすめです。

月額制のプランを利用し無理がない範囲で脱毛する

脱毛費用が月額制や、分割払いをすることができるサロンやクリニックが大半でしょう。

自分に合う料金の支払い方法を選ぶことで、安心して通うことができます。

キャンペーンで数カ月無料でも、総額は変わらず支払いが後ろ倒しになっているものもあるので、しっかり情報収集して最適なプランを選んでいきましょう。

丁寧なスキンケアを心がける

脱毛前後に関わらず、丁寧な肌のお手入れを日々することをおすすめします。

具体的なお手入れ方法については、以下の通りです。

脱毛後は肌に優しくこまめに保湿をする

脱毛前は脱毛効果が十分に発揮できなくなるため、油分が多いクリームの使用は控えるべきですが、脱毛後はこまめな保湿が重要になりますよ。

脱毛でダメージを受けた肌は、敏感で乾燥しやすい状態です。刺激の少ない化粧水や保湿ジェルで肌を保護しましょう。

肌に負担がかかるカミソリなどの自己処理は避ける

自己処理は頻繁におこなうため肌に負担がかかりやすいです。特にカミソリや毛抜き、ワックスなどは肌トラブルを引き起こしやすいため避けたほうがいいでしょう。

ムダ毛をそるときにおすすめなのが、刃が直接肌に当たらない電気シェーバーです。もしVIOなど毛を整えたいなら、トリマー付き電気シェーバーを選ぶといいのではないでしょうか。

脱毛後のお手入れは、肌を落ち着かせるためにも脱毛から数日は自己処理を控えてくださいね。

日焼けしないように紫外線対策をする

肌にとって大きな刺激になる紫外線はできるだけ対策をして予防しましょう。

脱毛前に日焼け止めは塗れませんが、普段はたっぷりとこまめに塗ることで日焼けしにくくなります。

他にも長袖のものを着用する、アームカバーや日傘などの紫外線対策グッズを併用することでより効果的に紫外線を防げます。

痛みに弱い場合は麻酔ができるクリニックを検討してみる

痛みに不安がある人には、麻酔を使うことができるクリニックもおすすめです。

一般的に笑気麻酔や麻酔クリームが使用され、医療機関でのみ利用できますが、どの麻酔かは場所によって変わってきます。

麻酔を使いたいと考えている場合は、脱毛費用とは別途料金が発生することが多いため、クリニックごとに料金比較してみるのもいいかもしれません。

眉毛やVIOの形は慎重に決める

Vライン

眉毛やVIOにはさまざまなデザインがありますが、後悔しないよう慎重に検討しましょう。

自分がしたい形がある場合はカウンセリングのときに相談し、メリットやデメリットについて聞いておくことをおすすめします。

仕上がりイメージを参考にしたり、自分が思うような仕上がりになるか自己処理で試しにそってみたりして決めてみるのもいいのではないでしょうか。

本当に不要な部分だけ脱毛して毛を多めに残しておくことで、後は自分でカスタマイズしていくこともできますよ。

脱毛はデメリットだけではなく多くのメリットも

何事にもデメリットはつきものですが、脱毛にはたくさんのメリットもあります。脱毛を開始する前に、十分に考慮しながら検討していきましょう。

自己処理が楽になる

脱毛をすることで毛が生えにくくなり、自己処理の手間が減少します。

ムダ毛のお手入れに使用していたカミソリなどのアイテムは、自己処理を続けるかぎり大きな肌ダメージを与え継続的に購入していく必要があります。

肌トラブルが頻繁に起こったら、自己負担の薬代がかさんでいくでしょう。

脱毛完了すれば自己処理は不要になり、結果的に肌にもお財布にも優しいため、ムダ毛から早く解放されて快適に過ごしたい人に最適ではないでしょうか。

肌がキレイになり化粧ノリも良くなる

脱毛により自己処理頻度が減って肌がキレイな状態になり、ムダ毛がなくなることで顔のトーンアップや化粧ノリがよくなります

自己処理を重ねることで肌にダメージが蓄積し、毛穴が目立ちやすくなったり、黒ずみになったりすると肌に自信が持てなくなりますよね。

特に顔は肌トラブルや産毛で肌を覆っている状態だとくすんで見えやすくなり、ますます人目も気になりやすくなる箇所です。

脱毛で自己処理より肌トラブルが少なくなり、産毛をツルツルにすることでくすみが取れて顔が明るくなり、化粧ノリまでよくなることが期待できますよ。

介護が必要になったときに手間をかけずに済む

クリニックでVIOを永久脱毛しておくと、高齢になって介護が必要になったときにもムダ毛が生えてこない状態を保つことができるでしょう。

排泄物の拭き取りや、全身を蒸しタオルなどで拭く際にできるだけ介護者に負担をかけないようにしたいと、デリケートゾーンを中心に介護脱毛をする人が増えています。

介護脱毛の方法についてまとめた記事も参考にしてみてくださいね。

参考 介護脱毛って自分で出来る?セルフ脱毛サロンを紹介セルフ脱毛メディアdatsumo

サロン脱毛と医療脱毛はどちらを選ぶべき?

脱毛の主な方法としてサロンのライト脱毛とクリニックのレーザー脱毛、ニードル脱毛があります。

サロンやクリニックによって取り扱う脱毛機には各自細かな特色はありますが、大まかに上記3つに分けることができます。

自身にとって合うのはサロン脱毛と医療脱毛どちらなのか、メリットとデメリットを比較して選んでいきましょう。

安く自己処理の手間を減らしたいならサロン脱毛

サロン脱毛では毛が生えにくくなり、安い価格で自己処理の手間を楽にしたいという人に向いています。

サロン脱毛を選ぶ主なメリットとデメリットについて、詳しくみていきましょう。

サロン脱毛は肌を美しくしつつ痛みが少ない脱毛ができる

ライト脱毛は医療脱毛と比較して痛みが少なく、肌に優しいことが特徴です。

サロンによっては、コラーゲンの生成を促す力をサポートするライト照射をおこなったり、美容液と脱毛を組み合わせて施術したりと美肌効果が期待できます

肌をキレイにしながら脱毛したい人や、肌が弱い人にはサロンでのライト脱毛が向いているでしょう。

サロン脱毛は店舗数が多く気軽に通いやすい

サロンは全国にくまなく店舗がある場合が多く、クリニックより気軽に足を運びやすいことも魅力の1つ。

通いやすさは、全身脱毛などの長期に及ぶ脱毛をしたいとき検討必須の事項といえます。

全身脱毛をしたいと考えている人は、定期的な照射ができるような通いやすいところに店舗がある、サロンを検討するといいかもしれません。

サロン脱毛は医療脱毛より長期化する恐れがある

ライト脱毛は肌に優しく、医療脱毛より出力が低く設定されているため、脱毛効果を実感できるまでに時間がかかりやすいというデメリットがあります。

しかしライト脱毛の中でも、発毛を促す働きを持つバルジ領域に照射するSHR方式は毛根の黒いメラニン色素に反応しません。

毛周期と肌や毛の黒さが関係せず、1〜2週間に1回という早いペースで照射でき、最短半年で脱毛効果が実感できるところもあります。

少ない回数で長期的な脱毛効果を得たいなら医療脱毛

ムダ毛をキレイに処理してツルツル肌にしたいと考えている人には、医療脱毛が適しているでしょう。

クリニックでおこなう脱毛の特徴についてお伝えしていきます。

医療脱毛は永久脱毛が可能でしっかり脱毛効果を感じやすい

医療脱毛では施術を重ねることで、体毛の減少がサロン脱毛より早く実感できるでしょう。

中でも針を使用した永久脱毛をニードル脱毛といい、費用が高く強い痛みを伴いますが、1本1本処理していくことで毛が生えてこなくなります。

永久脱毛に興味がある人は、以下の記事を参考に検討してくださいね。

参考 永久脱毛とは?どこでできる?普通の脱毛と何が違う?にお答えしますセルフ脱毛メディアdatsumo

医療脱毛は肌トラブルなどのアフターケアが充実している

クリニックでは医師が常駐しているため、肌の炎症が起きている箇所があるとき脱毛前であれば施術の可否を、脱毛後であれば薬など処方してもらえる場合がほとんどです。

サロン脱毛では医師が在籍していません。肌に優しいライト照射では肌トラブルのリスクは低めですが、もし肌に異常が起きたら基本的に提携のクリニックなどに自分で受診しにいくことになります。

脱毛後に肌トラブルが発生した場合の診察料や薬代が無料なところもあり、充実したサポートで安心して施術を受けることができるでしょう。

医療脱毛はサロン脱毛より高く痛みを感じやすい

医療脱毛は費用がかかる傾向にあり、また高い脱毛効果を発揮するため出力が高く、ゴムで弾かれたような痛みを感じやすいといわれています。

全身脱毛経験者からは、「VIOのときは頑張って痛みに耐えている。」「昔の脱毛機は痛かったけど、最新のはあまり痛くないかも!」という声もあります。

痛みの感じ方には個人差がありますが、不安がある人はクリニックの麻酔を使用するかサロン脱毛がおすすめですよ。

まとめ

  • 脱毛は費用が高い傾向があり定期的に通う必要がある
  • 脱毛すると頻繁な自己処理よりは少ないが肌トラブルの可能性はある
  • 脱毛はプラン選びに失敗すると脱毛が長期化する恐れがある
  • 脱毛をすると元の状態には戻せない
  •  サロンなどでの無料カウンセリングにより最適なプランを選びやすい
  • 丁寧なスキンケアで肌トラブルのリスクを少なくする
  • 眉毛やVIOのデザインは仕上がりについて施術スタッフに相談してみる
  • 脱毛すれば自己処理が減り肌がキレイになる
  • 肌に優しいサロン脱毛は安く自己処理を楽にしたい人におすすめ
  • 効果が高い医療脱毛はムダ毛がないツルツル肌にしたい人におすすめ

脱毛にはデメリットが伴いますが、解消方法を実践したり無料カウンセリングなどスタッフに相談したりすることで心配も和らいでいきますよ。脱毛にはたくさんのメリットもあるので、ぜひお手入れ方法として検討してツルツル肌を手に入れてくださいね。

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