「せっかく脱毛を始めたのにニキビができてしまった」「アトピー肌でも脱毛ってしていいの?」等、肌が敏感な方たちにとって脱毛には様々な不安があるかと思います。適切な脱毛とケアを行えば、アトピー肌の方でも脱毛は可能です!
本記事ではアトピー肌や敏感肌の方などの肌トラブルを抱えている方でも安心、安全に脱毛を受ける方法をご紹介します。
目次
アトピーや敏感肌の原因、症状
アトピー性皮膚炎とは、皮膚に湿疹ができ、慢性的にかゆくなったり良くなったりを繰り返す病気です。皮膚を乾燥や刺激から守るバリア機能が低下して炎症を起こしている状態で、搔いてしまうことで余計に悪化のスパイラルに陥ってしまいます。免疫が落ちている皮膚に食物が触れることで食物アレルギーも併発する可能性があり、完治が難しく、長い時間をかけて向き合う必要があります。
敏感肌とは、化粧品が肌に合わなかったり、マスクを長時間つけることで荒れたりしやすい肌の状態をいいます。健常な肌の人でもきっかけ次第で敏感肌に傾くため、日ごろから正しいスキンケアで保湿をする必要があります。洗顔料が泡立っていなかったり、クレンジングで顔をこすってしまうなど、些細な習慣が敏感肌に繋がってしまいます。
ニキビ・吹き出物の適切な対応
一般的に思春期のころにできるものをニキビ、大人になってからできるものを吹き出物と呼びます。それぞれ性質が違う為、自分の肌に適した対応をとることが大切です。
思春期ニキビとは?
10代のホルモンバランスの乱れにより発生し、小学校高学年~高校生の間に多く見られます。
男性ホルモンが活発化し、皮脂を過剰に分泌することで毛穴に詰まりやすくなり、アクネ菌が増殖、炎症を起こすという仕組みのため、皮脂が分泌されやすいTゾーンに発生しやすいのが特徴です。女性にも男性ホルモンは存在する為、男女関係なくニキビはできます。
ホルモンバランスが安定してくる20代になるころに自然と消えますが、間違ったスキンケアをし続けてしまうとニキビ跡が残り続けてしまう原因となります。
吹き出物とは?
生活習慣やストレス、間違ったスキンケアなどの要因が重なることで肌の代謝回転が悪くなり、毛穴が詰まることでニキビが発生します。
思春期ニキビと違って時間が経っても勝手に消滅するわけではなく、対策しなければ一度消えてもまた同じ場所に発生しやすいのが特徴です。
ニキビが発生する原因は様々で、化粧品が毛穴に詰まってしまったり、スキンケア商品が肌に合わなかったり、睡眠や食事の質が乱れたりすると発生しやすくなります。使用されている商品や生活を見直すことで、根本的な解決につなげることができます。
また、女性の場合は生理が近くなることでホルモンバランスが崩れてしまい、ニキビが発生する原因にもなるようです。
ニキビと脱毛の関係に関しては以下の記事で詳細にかかれているため、参考にしてください。
参考 ニキビやニキビ跡があっても脱毛器は使用できる?ニキビと脱毛の関係!セルフ脱毛メディアdatsumo
アトピー肌、敏感肌でもできる脱毛の方法
肌トラブルを抱えている方にも最もおすすめなのが光脱毛です。レーザー脱毛やニードル脱毛と比べて刺激やダメージが少なく、肌の状態が安定さえしていれば施術は可能です。
レーザー脱毛も、もちろんできないというわけではありませんが、肌の状態によっては脱毛を受けれない可能性もあるのでご注意ください。
脱毛方式については以下の記事でも詳しく紹介しているため、あわせて参考にしてください。
参考 全身脱毛サロンを比較!メリットや選び方もあわせて紹介セルフ脱毛メディアdatsumo
アトピーの方の施術前後の注意点
施術前に皮膚科などで治療を受け、できるだけ肌荒れが収まっている状態で脱毛を受けましょう。施術前のシェービングを行う際は必ず清潔な電気シェーバーを使用してください。
また、炎症が起こるリスクを少しでも下げるため、施術前後は入念な保湿ケアを行い、肌への刺激を最小限にしてください。
残ったニキビ跡が脱毛で消える?
アトピー肌や敏感肌の方でも安心して脱毛を受けることができるという点はわかりましたが、ニキビ跡が残っている場合はどうでしょうか。脱毛でニキビ跡を改善できるかどうかも含め、解説します。
脱毛自体にニキビ跡の改善効果は無い
ニキビ跡があっても脱毛自体は可能な場合がほとんどです。しかし、たとえ脱毛効果があったとしてもニキビ跡が改善するというわけではありません。
ですが、ニキビ跡の治療に使われるレーザー機器を脱毛に使っているサロンもあるため、そういった機器を使用する場合はニキビ跡にも良い影響を与える可能性があるかもしれません。
当然レーザーだからといってすべての機器でニキビ跡の改善ができるというわけでは無く、効果を保証するものでもないため注意が必要です。
脱毛で美肌になることで、結果的にニキビは減る場合がある
脱毛がニキビ跡に対してまったく影響がないかというとそうではありません。脱毛を受けることで以下のような美肌効果を期待でき、結果的にニキビが発生しづらくなる場合があります。
- 脱毛をすることでムダ毛がなくなり、雑菌の繁殖を予防することできる。
- 毛穴が小さく引き締まり、皮脂や汚れが詰まりづらくなる。
- ターンオーバーが促進され、古い角質が剥がれやすくなる。
ニキビがあっても脱毛できる?
基本的にニキビがあっても脱毛は可能です。ニキビがある部分には施術前にシールなどで隠して、ライトやレーザーがニキビを照射しないよう対策します。そのため、ニキビができていても問題なく脱毛を受けることが可能です。
ステロイドなどの薬を塗っている方は要注意
アトピー肌、敏感肌の方でも脱毛を受けることは可能ですが、ステロイド内服薬、ステロイド軟こうも含め、肌に薬を塗っている場合は施術ができません。肌トラブルを抱えている方は、状態によっては医師の許可が必要なケースがあります。
また、肌が極端に荒れている、光過敏症、ケロイド体質、その他皮膚に疾患などの異常がある方もお手入れすることができない為、不安な方は医師やスタッフに相談することをお勧めします。
脱毛の後にできたニキビは毛嚢炎
脱毛を受けた後にニキビのような出来物ができてしまうことに不安を抱えている方も多いようです。この出来物は「毛嚢炎」といい、肌が炎症を起こしている可能性があります。ニキビとは対処法が異なるため、原因やケアの仕方を紹介します。
毛嚢炎が発生する原因
毛嚢炎ができてしまう最も大きな原因は、毛穴に雑菌が入り込んでしまうことです。施術後の毛穴に雑菌が侵入し、化膿することで炎症を起こし、ニキビのような出来物ができてしまいます。
どんな脱毛方法であれ施術後の肌は一定のダメージを受けており、バリア機能が少なからず低下していて炎症が起きやすい状態です。
カミソリなどを使ってムダ毛処理をしたり、短期間で何度も脱毛を繰り返すなどして肌にダメージが蓄積しても毛嚢炎は発生します。
肌が健康ではない状態で外から刺激を受けてしまうとニキビのような見た目の出来物ができてしまうため、注意してください。
ニキビと毛嚢炎の違い
毛嚢炎はニキビと見た目が酷似していますが、ニキビと違ってかゆみや痛みはほとんどありません。
ニキビは皮脂が過剰に分泌することで毛穴に詰まり、アクネ菌が増殖することで発生します。炎症の中心に固い芯ができるため、触ってみるとわかりやすいのが特徴です。
毛嚢炎にはニキビのような芯がないため触って確かめる方法が確実ですが、汚い手で触ってしまうとニキビだろうと毛嚢炎だろうと悪化してしまう原因になってしまうため、確認する際は必ず消毒を行い、手を清潔にしましょう。
毛嚢炎の対処法
ニキビと違い、毛嚢炎は特に何かをする必要はありません。むしろ触ってしまうことで炎症が悪化してしまう可能性があるため、間違っても潰そうとしたりはせず、我慢して放置しましょう。
毛嚢炎は肌のバリア機能が低下すると悪化する可能性があるため、こまめな肌の保湿と心身の健康を維持してください。
また、マスクなどで蒸れてしまうと雑菌が繁殖してしまい、これも毛嚢炎を悪化させてしまう原因となります。清潔な状態を保つようにすれば、あとは時間の経過で自然と治ります。
時間が経っても治らなかったり悪化してしまう場合は皮膚科に相談しましょう。本当に毛嚢炎かどうかを診断してもらえたり、専門的な処置を受けることができます。
ムダ毛の自己処理はNG
脱毛サロンでは専門的な機械を使用することでムダ毛を綺麗に処理することができます。対して自身でムダ毛を剃ったり抜いたりしてしまうと肌荒れの原因となるため、基本的に控えたほうが良いとされています。ここではムダ毛の自己処理をなぜ控えたほうが良いのかを解説します。
肌へのダメージが大きい
方法は何であれ、ムダ毛の自己処理は肌へ大きなダメージを与えます。そのなかでもカミソリや毛抜きを使用するやり方は最も大きなダメージを与えてしまい、肌が荒れてしまう原因となります。
カミソリでムダ毛を剃ると、毛だけではなく肌の表面まで削り取るため角質層が傷ついてしまいます。角質層が傷つくと肌の中の水分が蒸発してしまい、乾燥してしまうことで肌のバリア機能が低下することへつながります。
肌トラブルの原因になる
肌へのダメージが大きいと肌トラブルの原因となります。例えばカミソリを使うと角質を削ることで肌のバリア機能が低下し、毛抜きを使うと毛穴が広がりやすくなってしまいます。
肌の免疫機能が落ちてしまうと肌が炎症を起こしたり、毛穴に雑菌が入り込んで毛嚢炎になってしまうため注意が必要です。また、不衛生な道具を使用しても同様に雑菌が毛穴に入りやすくなるため、自己処理をするとしても道具は清潔に保ってください。
更に、埋没毛といって毛が皮膚の下に埋まって黒ずんで見えたり、赤くなった皮膚がヒリヒリと痛む場合もあります。
自己処理は正しい準備とアフターケアが必須
もし自身でムダ毛を処理する場合は、正しい準備とお手入れ後の肌ケアを確実に行うことで、肌荒れが生じるリスクを減らすことができます。
カミソリを使う場合は、刃の枚数がなるべく多いものを選ぶと肌への負担が少なくなります。剃毛を行う前に必ず剃る部分を洗って清潔にし、ホットタオルなどで温めて毛穴を開き、シェービング剤を使うことで摩擦を減らしましょう。処理が終わった後は沿った部分を冷やして毛穴を閉じ、十分な保湿を行ってください。同じカミソリは何度も使い続けず、剃りづらくなったらすぐに新しい刃へ変えましょう。
ムダ毛の自己処理を行う場合は、こちらの記事で詳しく解説しているため参考にしてください。
参考 セルフ脱毛は効果無し!?メリットからおすすめサロンまで徹底解説セルフ脱毛メディアdatsumo
アトピー肌の脱毛に関するよくある質問
自宅でのセルフ脱毛は可能?
アトピー肌を抱えている方には自宅でのセルフ脱毛は非推奨となります。
「セルフ脱毛革命隊-CIRCUS-」と違い、家庭用のセルフ脱毛器は肌への負担が大きく、肌トラブルやアトピーの悪化の原因となります。
脱毛を受けることでアトピーが悪化する可能性はある?
施術を受けることでアトピーが悪化してしまう可能性は少なからずあります。不安であれば事前に医師と相談をするとよいでしょう。もし実際にアトピーの悪化が見られた場合は、ただちに脱毛を中止して皮膚科で診察を受けてください。
アトピー肌におすすめな自己処理方法はある?
基本的にアトピー肌を抱えている方におすすめな自己処理方法はありません。先述の通り、ムダ毛の自己処理にはどれだけ気を使っても肌への大きなダメージが伴います。
お肌に優しく、かつ効果的に脱毛できる「セルフ脱毛革命隊-CIRCUS-」がおすすめ
敏感肌や肌トラブルを抱えている方はもちろん、VIOなどデリケートな部分を脱毛したい方におすすめなのが「セルフ脱毛革命隊-CIRCUS-」です。肌荒れ時の脱毛はスタッフに任せないと不安、という方も安心してご利用いただける理由を説明します。
最新のHIPL方式を採用
「セルフ脱毛革命隊-CIRCUS-」では光脱毛より効果が期待でき、レーザー脱毛に近い最新の「LED脱毛機」を使用しています。
基本的に光脱毛はIPL方式とSHR方式が一般的ですが、それらのデメリットを抑え、メリットだけを良いとこどりした方式がHIPL方式となります。
要するに、痛みを少なくしつつ高威力で、しかも出力が落ちないのがHIPL方式の特徴となります。
高出力で連射できる
SHR方式などでは一般的に高出力を維持し続けることができず、照射を素早く続けていると徐々に効果が落ちてしまいます。
HIPL方式はこの欠点を克服し、抜ける出力を維持し続けたまま1秒に10回まで連続で照射できます。時間内でできるだけ多く照射する必要があるセルフ脱毛にとって連射力は重要なポイントになります。
24時間営業のため予約がとりやすい
「セルフ脱毛革命隊-CIRCUS-」は施術は自分で行うため、24時間営業しています。
有人のサロンと違って予約枠が限られることがなく、いつでもお手入れが可能なので、予約が集中しにくいのが特徴です。
月額サブスク制のため、好きなときに通えるのは大きなメリットです。
まとめ
- アトピー肌や敏感肌の方には最新の「HIPL方式」がおすすめ
- どんなに気を付けてもアトピーが悪化する可能性は少なからずある
- ニキビがあっても問題なく脱毛はできる
- カミソリなどの自己処理は肌にダメージが大きく、入念な保湿をしたとしても推奨できない
いかがでしたでしょうか?肌トラブルで不安な気持ちを抱えている方にとって、安心できる要素と注意事項をまとめさせていただきました。
ぜひ今後の脱毛に対して参考にしてみてください。
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