家庭用脱毛器って？選び方やサロンの脱毛器との違い

しかし家庭用脱毛器にはどんな種類があるのか？本当に脱毛の効果があるの？など、疑問に思う点がたくさんありますよね。

このページでは家庭用脱毛器の種類や、脱毛サロンの脱毛器との違い、おすすめの家庭用脱毛器などを解説していきます。「脱毛サロンに通う時間がない」という方や「家庭用脱毛器で自宅で手軽に脱毛してみたい」という方は、ぜひ参考にしてみてください。

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その反面、種類が豊富でどの家庭用脱毛器を選べばよいのか迷ってしまう方も多いようです。さまざまな機種が販売されている家庭用脱毛器ですが、大きく次の4種類に分類することができます。

まずは4種類の家庭用脱毛器について、それぞれ詳しく解説していきます。

レーザー脱毛方式

レーザー脱毛方式は、美容クリニックで施術される「医療レーザー脱毛」と同じ脱毛方式で、脱毛の効果が高いことで人気の脱毛方式です。しかし脱毛の効果が高いぶん、お手入れの際に強い痛みを感じやすいため、痛みに弱いという方は注意が必要です。

またレーザー脱毛方式の家庭用脱毛器は他のものに比べると高額なものが多いというデメリットもあります。

光脱毛（フラッシュ脱毛）方式

光脱毛方式は多くの脱毛サロンで採用されている方式で、フラッシュ脱毛方式とも呼ばれています。

光脱毛方式は、黒い色に反応する光を照射することでムダ毛の毛根とその周辺組織にダメージを与え、毛を生えにくくするという脱毛方法です。

レーザー脱毛方式に比べると脱毛の効果が劣りますが、そのぶんお手入れ時の痛みが少ないというメリットがあり、初心者の方や痛みに弱い方でも利用しやすい脱毛方式です。

また光脱毛方式の家庭用脱毛器は種類が豊富で、自分にピッタリの機種を探しやすいです。

サーミコン方式

サーミコン方式は肌の表面に見えている毛を熱によって焼き切るという方式です。サーミコン方式は毛根から処理できる「脱毛」ではなく、「除毛」にあたるの方法のため、少し経つとまた毛が伸びてきてしまいます。

しかし毛を剃ってお手入れした時とは違い、サーミコン方式の家庭用脱毛器でお手入れした後はチクチクしないという特徴があります。カミソリや電気シェーバーで毛を剃ると毛の断面がシャープになるため、毛が伸びてきたときにチクチクしてしまいます。一方サーミコン方式は熱によって焼き切るため、毛先が丸くなりチクチクしないのです。

またサーミコン方式の家庭用脱毛器で焼き切った毛は、カミソリや電気シェーバーで剃った場合よりも断面積が小さくなるため、黒いボツボツが目立ちにくく見た目もキレイにお手入れできます。

ローラー方式

ローラー方式とは、回転するローラーヘットがムダ毛を絡めとり、毛根から抜き取るという方式です。「高速で毛を抜く機械」と考えてください。

ローラー方式もサーミコン方式と同じく「除毛」にあたるので、時間が経つとまた毛が生えてきてしまいます。しかしサーミコン方式に比べると毛が生えてくるまでの時間が長いという特徴があります。

レーザー脱毛方式や光脱毛方式では光を肌に照射する痛みを感じますが、ローラー方式の家庭用脱毛器では毛を抜き取るので、毛抜きで毛を抜き取る際と同じような痛みを感じます。

重視ポイント別おすすめの脱毛器

4種類の家庭用脱毛器を解説しましたが、どの方式の家庭用脱毛器を選べばよいのかは、ご自身の希望の仕上がりや好みによって違います。

どのような仕上がりを求めるのか、どのようなポイントを重視するのか。それぞれの脱毛方式の特徴をしっかり把握したうえで、自分に合った家庭用脱毛器を選ふのがおすすめです。

ここからは重視するポイント別に、おすすめの家庭用脱毛器をご紹介します。

脱毛の効果：レーザー脱毛方式か光脱毛（フラッシュ脱毛）方式

脱毛の効果を実感したいという方には、「レーザー脱毛方式」か「光脱毛（フラッシュ脱毛）方式」の家庭用脱毛器がおすすめです。

毛を焼き切ったり抜き取る方法でお手入れを行う「サーミコン方式」や「ローラー方式」の家庭用脱毛器では、脱毛はできません。そのためお手入れしてから時間が経つと、またムダ毛が元通り再生してしまいます。

「レーザー脱毛方式」や「光脱毛（フラッシュ脱毛）方式」の家庭用脱毛器はムダ毛の毛根にアプローチするため、脱毛の効果が期待でき、徐々にムダ毛の本数自体を減らしていくことが可能です。

特に「光脱毛（フラッシュ脱毛）方式」の家庭用脱毛器はある程度の脱毛効果があり、「レーザー脱毛方式」に比べると痛みも少なめです。また4種類の家庭用脱毛器の中でコストパフォーマンスが高く購入しやすいことや初心者でも使いやすいこと、販売されている機種が多いことなど、全体的なバランスが優れているため人気があるようです。

痛みが少ない：サーミコン方式

痛みが心配で、痛みを抑えたいという方には「サーミコン方式」の家庭用脱毛器がオススメです。

ただしサーミコン方式の家庭用脱毛器でお手入れをした場合、毛根自体は残ってしまうので、カミソリや電気シェーバーでお手入れした場合と同じように時間が経つとまた毛が再生してしまいます。

家庭用脱毛器とサロンの脱毛の違いは？

家庭用脱毛器を使用すると手軽に脱毛できるため、サロンに通う必要はないのでは？と感じる方もいるかもしれません。

しかし家庭用脱毛器とサロンで使用するプロ仕様の脱毛器では大きく3つの違いがあります。

ここからは家庭用脱毛器とサロンの脱毛の違いについて解説していきます。

脱毛器の性能や効果

最も大きな違いは、脱毛器の性能です。脱毛器の性能が違うと、脱毛の効果にも違いが生じます。

家庭用脱毛器は訓練などを一切受けていない一般の方が扱うものなので、誰でも簡単に脱毛できる必要があります。自分で安全にお手入れできるように、家庭用脱毛器はサロン用の脱毛器と比べて出力レベルを抑えて設定されています。

出力レベルが抑えられているということは、脱毛の効果も弱くなるので、脱毛の効果を実感するまでには時間がかかります。

また家庭用脱毛器は価格を抑えるため、サロンの脱毛器に比べると機能も劣ってしまいます。照射の速度も遅いため、同じ部位の脱毛でもサロンでの施術と比べると、1回の脱毛に時間がかかります。出力レベルが抑えられていることもあり、家庭用脱毛器ではサロンで施術を受ける場合に比べると脱毛が完了するまでに長い期間が必要になる場合が多いです。

一方でサロンで使用されている脱毛器は、専門的な訓練を受けたプロのエステティシャンが扱うものです。プロが扱うサロンの脱毛器は出力レベルが高いので、家庭用脱毛器に比べて脱毛の効果をより実感しやすいです。高い脱毛効果を期待できるぶん、家庭用脱毛器よりも短期間で脱毛を完了することが可能です。

特にVIOラインやヒゲなどは毛が太く濃いので、脱毛の効果に差を感じやすい部分です。家庭用脱毛器の脱毛は出力レベルが弱いぶん、満足する効果が得られるまでにかなりの回数や期間が必要になる場合が多いです。サロンの脱毛なら１回の施術も短時間で済み、短期間で脱毛の効果を実感しやすいです。

脱毛器の照射回数やメンテナンス

家庭用脱毛器とサロンの脱毛器では、機械の照射回数やメンテナンスについて違いがあります。

家庭用脱毛器は、照射できる回数が決まっています。照射できる回数は家庭用脱毛器によって様々で、300万発照射できるの機種もあれば、5万発照射できるという機種もあります。家庭用脱毛器は照射できる回数が決まっているため、照射時に無駄打ちしないように注意が必要です。

サロンの脱毛器では、照射できる回数に決まりはありません。照射の回数を気にすることなく脱毛できます。

また家庭用脱毛器は、カートリッジの交換や本体の充電などのメンテナンス作業をすべて自分で行わなければ使用できません。自宅で好きなタイミングで使用できるようにするには、充電やカートリッジ交換を忘れずに行う必要があります。

サロンの脱毛器では必要なメンテナンスはサロンにすべて任せることができるので、自分でメンテナンスを行う必要はありません。

施術やアフターケアの安心感

家庭用脱毛器とサロンの違いとして、施術やアフターケアの安心感があります。

光脱毛の照射は光を当てるだけなので簡単なように思いますが、家庭用脱毛器では自分で脱毛を行うので、どうしてもお手入れが難しい部分があります。

ワキや腕・脚など手が届きやすいところは問題なくお手入れできますが、背中など手が届かない部分や、うなじやVIOラインなど見えづらい部分を自分でお手入れするには限界があります。

背中やうなじに関しては家族や恋人、友人に手伝ってもらう事もできますが、VIOラインの脱毛となると現実的ではありません。

家庭用脱毛器での脱毛は、照射漏れの可能性もあります。見えづらい部分の照射漏れはもちろんですが、広範囲で時間がかかる腕や脚などの部分の脱毛でも「早く作業を終わらせたい」と急いでしまい、照射漏れが起こってしまうケースが多いです。

また、家庭用脱毛器は自宅で自分で使用する場合がほとんどなので、肌トラブルの心配もあります。

家庭用脱毛器はサロンの脱毛器より出力が抑えられてはいますが、使用方法によっては肌が赤くなってしまったり、火傷やかぶれなど肌トラブルを起こしてしまう可能性があります。

またお手入れ後の冷却や保湿なども自分で行う必要があり、不十分なアフターケアでは肌トラブルを引き起こしてしまう原因にもなります。

サロンでの脱毛であれば脱毛の施術からアフターケアまですべてサロンに任せることができるので、安心です。

VIOラインはサロンでの脱毛もおすすめ

家庭用脱毛器はサロンに通うよりも安く脱毛でき、手軽で便利なアイテムです。しかし熱を使用し毛根にダメージを与えて脱毛するので、火傷などの恐れがあり、安全には十分注意する必要があります。

最近は海外製の家庭用脱毛器も多く、価格もさまざまです。価格の安さだけで選んでしまい、トラブルを起こしてしまうケースもあるようです。

特にVIOラインはデリケートな部分なので、万が一傷つけてしまった場合など安全面でも不安の多い部位です。そのため、家庭用脱毛器よりは費用がかかりますが、VIOラインに関してはサロンでの脱毛がおすすめです。

自宅で手軽に脱毛できる家庭用脱毛器ですが、背中などの自分では手が届かない部分や、うなじやVIOラインなどの見えづらい部分は脱毛が難しいというデメリットがありました。

手が届かない部分は家族や恋人、友人に手伝ってもらうことも可能ですが、VIOラインの脱毛はなかなか人には頼みづらいですよね。

サロンでの脱毛ならスタッフが施術してくれるので安心です。またVIOラインの毛は太く濃いので、家庭用脱毛器よりも脱毛の効果が高いサロンの脱毛器がおすすめです。

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まとめ

• 家庭用脱毛器はレーザー脱毛方式・光脱毛（フラッシュ脱毛）方式・サーミコン方式・ローラー脱毛方式の4種類
• 脱毛の効果があるのはレーザー脱毛方式か光脱毛（フラッシュ脱毛）方式
• 痛みが少ないのはサーミコン方式
• 家庭用脱毛器とサロンの脱毛には違いがある
  • 脱毛器の性能や効果
  • 脱毛器の照射回数やメンテナンス
  • 施術やアフターケアの安心感