家庭用脱毛器ってどうなの?その効果や使用後の注意点とは

家庭用脱毛器使用後のケアについて

すべすべ肌に憧れない女性はいないと思います。

そのためにどうしても必要となるのが、脱毛。

脱毛、という言葉が一度は頭をよぎったことがある女性は多いのではないでしょうか。

脱毛が医療機関やサロンで行われていることは周知の事実ですが、家庭用脱毛器も最近は人気があることを知っていますか?

そこで気になるのが、

  • 家庭用脱毛器って、効果はどうなの?
  • 自分で行うことになるだけに、どんなお手入れが必要なの?
  • やってはいけないことってあるの?

こちらの記事では、家庭用脱毛器使用を考えている方、実際に家庭用脱毛器使用後の方、それぞれの方にとってお役に立てる情報がもりだくさんですので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

家庭用脱毛器って?効果はあるの?

肌のお手入れ中の女性

そもそも脱毛とは、体毛を除去することを言いますが、ワックスによる方法、レーザーによる脱毛、ニードルによる脱毛など、様々な種類があります。

最近はレーザーによる脱毛が一般的です。

時代と共に機器も進化し、最近は家庭用脱毛器の性能も、サロンで行うものとそこまでの差がないとも言われるようになってきました。

サロンに出向かなくても、人目を気にせず、自分のペースで脱毛できるのが家庭用脱毛器のメリット。

ただ、効果がなければそもそも使用する意味がありませんよね。

そこで気になるのが、家庭用脱毛器ではサロンより効果が劣るのでは?という点。

でも実は、脱毛に技術は関係ないということをご存じですか?

機械の種類によって、脱毛の効果が決まるのです。

家庭用脱毛器の性能も進化し、サロンで使われている機器と差がないと言われている今だからこそ、家庭用脱毛器が支持されているのです。

家庭用脱毛器の効果的な使い方はある?

家庭用脱毛器のメリットについてはおわかりいただけたと思います。

それでは具体的に使用する場合に、どのように使用することが効果的なのか、気を付けるべき点はあるのでしょうか。

具体的には、

  1. 生理前の脱毛は避ける
  2. 家庭用脱毛器使用前にシェービングをしておく

ことが挙げられます。

生理前の脱毛は避ける

生理前は、黄体ホルモンと呼ばれる女性ホルモンが増えるため皮脂の分泌が盛んになり、肌の状態も不安定になりがちです。

PMSという生理前特有の症状に悩まされている女性も多いことも、このホルモンが関係しています。

そんな不安定なときに毛穴に負担がかかる脱毛を行ってしまうと、肌トラブルが起きてしまったり、肌の状態がより悪くなってしまったりする恐れがあります。

そのため、脱毛を行う時期として、生理前を避けた方が良いのです。

脱毛前にシェービングをしておく

これから脱毛するのに、シェービング?と思う方もいらっしゃるかもしれません。

なぜ脱毛前にシェービングが必要なのでしょうか。

シェービングしておくことで毛を短くできます。

そうすると、家庭用脱毛器の光の熱が毛自体ではなく、毛根に届きやすくなります。

毛根に光をあてて脱毛効果を狙うのが家庭用脱毛器なので、毛根への届きやすさが効果に直結すると言えます。

そして同時に、毛が短くなっていない箇所、処理ができていない箇所には、毛の部分に光が集中することで痛みも出やすくなってしまいます。

効果的に脱毛すると同時に、必要のない痛みも、避けたいところ。

シェービングが必要とされることには、このような理由がありました。

家庭用脱毛器使用後の肌の状態は?

それでは実際に家庭用脱毛器使用後の肌の状態は、どうなっているのでしょうか。

一言で言ってしまえば、とても敏感で刺激に弱い状態と言えます。

脱毛とは、人工的な光やレーザーを毛根にあてる行為のため、その熱によって肌の水分が奪われてしまいます。

そして肌の水分が失われると、乾燥した状態となり、通常であればきちんと働いてくれる肌のバリア機能が失われてしまいます。

バリア機能とは、皮膚表面の角質層にあり、様々な刺激から肌を守る役割を果たすもの。

健やかな肌イコール、バリア機能がしっかりと働いている状態、と言えます。

脱毛という負担をかけてしまった肌なので、少しでも早くバリア機能も回復させたいですよね。

そのために、しっかりとケアをしておく必要があるのです。

家庭用脱毛器使用後はどうしたらいいの?すべきこと、してはいけないことを解説!

すべすべの足と花

家庭用脱毛器使用後は、具体的にどんなことをすべきなのでしょうか。

逆に、してはいけないことはあるのでしょうか。

以下では、すべきこと、してはいけないこと、それぞれ説明していきます。

家庭用脱毛器使用後の肌にすべきこと

脱毛は、肌に負担のある行為ゆえに、きちんとしたアフターケアが必要となることは説明しました。

せっかく脱毛によってすべすべ肌を手に入れたのですから、その効果をしっかりと感じるためにも、ケアを行いたいところ。

家庭用脱毛器使用後のアフターケアについてご説明します。

①炎症のケア

家庭用脱毛器使用後の肌は、人工的な熱やレーザーの照射によって毛穴も、皮膚も、ダメージを受けています。

軽いやけどをしている状態とも言えます。

肌の性質によって、そのダメージが長引くことも。

赤みが消えない、ヒリヒリとした痛みを感じる、など、乾燥状態を超えた症状がある場合には、肌が炎症を起こしていると言えます。

その場合には、まずは炎症を鎮めるケアを行いましょう。

熱によってのダメージなので、まずは冷やすことが大切です。

直接氷を当てて冷やすのは、刺激が強く、温度が低すぎて肌が凍傷状態になってしまう恐れがあるので避けましょう。

保冷剤をタオルでくるみ、肌にあてるなど、間接的に確実に冷却効果のある方法がおすすめです。

②保湿

家庭用脱毛器使用後の肌は、脱毛時の熱によって乾燥が進み、バリア機能が損なわれている状態です。

その機能を修復するには、肌をしっかりと保湿することが大事になります。

肌を乾燥させず、潤いのある状態をキープすることで、皮膚の表面のバリア機能が備わり、刺激に負けない肌作りができます。

化粧水はもちろん、油分のある乳液やクリームを併用することでも保湿効果は高まります。

家庭用脱毛器使用後の肌は乾燥していますので、さっぱりタイプよりもしっとりタイプのスキンケア用品を使用することもおすすめです。

③紫外線対策

脱毛後に紫外線対策?と思う方もいるかもしれません。

でも知っていますか?

肌の老化原因のナンバーワンが、紫外線にあるのです。

適度な日光浴レベルであれば害はありませんが、浴びすぎてしまうとトラブルの原因となるのが紫外線。

皮膚細胞が傷つき、肌の老化を促進してしまいます。

家庭用脱毛器使用後の肌は、熱によるダメージで乾燥しているため、刺激に弱いです。

健康な状態の肌ですら紫外線のダメージが大きいのですから、弱っている状態の肌でしたらなおさらのこと。

脱毛をきっかけに肌の老化が進んでしまうなんていう事態は避けたいですよね。

日焼け止めを塗る、脱毛後はできるだけ紫外線の強いところへの外出は控えるなど、対策をとりましょう。

家庭用脱毛器使用後にしてはいけないことはある?

家庭用脱毛器使用後の肌は、バリア機能が失われ、刺激に弱い状態であることはご説明しました。

そんな状態の肌だからこそ、避けた方がよいこと、してはいけないこともあるのです。

①毛抜き

ご自分で毛の処理を行っている方のなかで毛抜きを使っている場合は少なくないと思います。

でもこの毛抜き、実はとても危険があるのです。

毛を抜くと、毛穴が傷つき、また毛抜きを繰り返すことで毛穴が硬くなり、見た目でわかるくらい肌表面がデコボコしてしまう可能性があります。

そして、開いてしまった毛穴や肌表面の傷から菌が入ってしまって炎症を起こしたりする恐れも。

家庭用脱毛器使用後のバリア機能が失われた肌は、外部からの刺激に弱い状態です。

そんな時に毛抜きを行ってしまうと、より肌の負担となり、炎症や肌トラブルを起こしてしまう可能性も高まります。

毛抜きは、すぐに効果が目に見え、一見きれいに処理できたようにも思えますが、毛穴の奥ではトラブルの元となる現象が起きているのです。

そして、脱毛は1度ではなく何度か行うものであるだけに、次回の脱毛に備えることも大切ですよね。

脱毛は、毛根に光やレーザーを当てることで効果を狙うものなので、毛抜きによって毛がなくなってしまうと、光が反応しなくなってしまう恐れがあります。

脱毛をしたはずなのに、効果がない、生えてくる、などという事態にならないためにも、毛抜きは控えましょう。

②湯船に浸かる

湯船に浸かることは、普段の生活ではむしろ推奨されることかもしれません。

体温が上がり、身体全体の血行も良くなることで、リンパの流れも改善され、新陳代謝が高まるからです。

ところがこれらの効果こそ、家庭用脱毛器使用後の肌には避けるべきことなのです。

脱毛は光やレーザーを当てることで効果を期待するものですが、これは言ってみれば軽いやけどをしていることと同じです。

バリア機能が失われ、外部からの刺激に弱い状態の肌で血行が良くなってしまうと、脱毛後の副反応としての赤みやかゆみを増大させてしまう恐れがあります。

そして、どんなにきれいにしていても、湯船には雑菌がたくさんいるのが現実。

身体を温め、毛穴が開いた状態で雑菌の侵入を許してしまうと、肌トラブルの原因にもなります。

脱毛後のデリケートな肌を雑菌にさらす状態は避けたいですよね。

以上の理由から、湯船に浸かることは控えましょう。

②激しい運動

運動をすると、全身の血流が盛んになり、体温が上がります。

普段でしたら、血流が良くなること、体温があがることは歓迎されることなのですが、脱毛後は、とってもデリケートな状態の肌。

そんな時に血行を促進してしまうと、赤みがでてしまうなどのトラブルの原因に。

汗をたくさんかいてしまっても、毛穴が開き汗腺の働きが活発になることによって、脱毛後のデリケートな毛穴に負担をかけてしまうので、やっぱり避けましょう。

③直後の自己処理

自己処理というと、カミソリ、毛抜き、ワックスなど、人それぞれの方法で行いますよね。

これらは方法が異なりますが、すべて肌にダメージを与える行為だと知っていますか?

カミソリは毛と一緒に角質層まで削ってしまうので目に見えづらい小さな傷をたくさん作ってしまいます。

ワックスも同じで、剥がす際に角質も一緒に取ってしまうことがあります。

毛抜きは先ほどご説明した通り、毛穴に負担のある行為です。

脱毛後の敏感かつデリケートな肌に自己処理によってさらなるダメージを与えることは避けましょう。

とはいっても、自己処理の必要性も出てきますよね。

脱毛後の敏感な肌にできるだけ負担の少ない自己処理方法として、電気シェーバーがおすすめです。

カミソリと異なり、直接刃が当たらないのが電気シェーバー。

少なくとも脱毛後は3日から5日は間をあけ、その後自己処理をする場合には、電気シェーバーを使用して丁寧に行いましょう。

まとめ

いかがでしたか。

機器の進化に比例して家庭用脱毛器の性能も良くなり、ますます需要も高まっている家庭用脱毛器。

  • 家庭用脱毛器でもサロンと同様の効果が得られること
  • 家庭用脱毛器使用後の肌はデリケートで敏感なため、炎症を抑えるお手入れ、保湿を心掛け、激しい運動や入浴は控えるべきということ

がおわかりいただけたかと思います。

家庭用脱毛器に求めることは、まず一番に効果ですよね。

その効果を最大限発揮させるために、家庭用脱毛器使用後のケアや気をつけるべきことについてご説明してきました。

時間をかけ、肌に負担を与えながら家庭用脱毛器を使用するのですから、しっかりと効果をだし、ダメージは最小限に抑えたいと思われるのではないでしょうか。

そのためにも以上の内容を参考にしていただき、ご自身のすべすべ肌、そして健やかな肌を実現させるお手伝いができれば嬉しいです。

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