家庭用脱毛器って失敗しない?正しい選び方や効果を解説

「ムダ毛が気になってスカートがはけない」
「カミソリで剃ると肌が荒れて恥ずかしい」

ムダ毛って一度処理をしてもまた生えてくるから厄介ですよね。

毛抜きやカミソリで自己処理をして炎症や肌荒れを起こしていませんか?

この記事ではそんな方のために、家庭用脱毛器の正しい選び方や効果を解説していきます。

家庭用脱毛器を購入しようか迷っている方やムダ毛に悩んでいる方は、ぜひ最後まで読んでくださいね。

目次

家庭用脱毛器でも脱毛できます

サロンやクリニックに通わずに自宅で脱毛できたらいいなと考えたことはありますか?

家庭用脱毛器を購入するにしても、安い商品ではありません。

数万円をかけて家庭用脱毛器を購入するなら、きちんと効果のある商品を買いたいと思いますよね。

正しい選び方や使い方をすれば効果が実感できます。

脱毛の自己処理で多いトラブル

毛抜きで毛穴に炎症がおきる

毛抜きを使うと手軽に脱毛ができます。

しかし、無理やり毛穴から抜くことになるので、トラブルが発生することも多いです。

毛嚢炎

毛穴から細菌が入り込んで炎症が起きます。症状は、赤みや腫れ、化膿し痛みを伴うことがあります。

埋没毛

毛抜きなどで毛穴が広がったり傷ついたりして、皮膚が再生した時に毛穴から毛が出てこず、皮膚の中で毛が埋没したまま伸びている状態です。

毛を抜いた時に何らかの原因で毛穴がふさがってしまった事が原因です。

ムダ毛が気になると思わず抜きたくなりますが、このような肌トラブルが起きる可能性があります。

埋没毛って炎症なの?原因や改善方法について紹介

カミソリ負けをする

カミソリを使いムダ毛処理をした時に「肌が乾燥する。赤みやかゆみが出現する」といった状態になることがあります。

カミソリは皮膚を一緒に削ることになるので、シェービングクリームなどを利用し肌への負担を減らしていきましょう。

除毛クリームでかぶれる

除毛クリームは、肌に塗ってからしばらく放置し、洗い流すとムダ毛が処理できます。

ムダ毛に含まれるたんぱく質を分解することで脱毛することができますが、皮膚のたんぱく質にも反応してしまうため、肌が荒れやすくなります。

乾燥肌や敏感肌の方は特に気をつけてください。

家庭用脱毛器選びで失敗するパターン

話題だけで選んではいけません

「テレビやネットで話題になっているから効果があるんだ」と盲目的に購入してはいけません。

  • 自分の使い方に合っているのか
  • 欲しい機能がついているのか

きちんと調べてから購入しましょう。

継続して使用しましょう

家庭用脱毛器は効果がすぐに出る商品ではありません。

購入した始めのうちは一生懸命使用しますが、だんだんと面倒になり飽きて続かないことも多いです。

購入した後は続けて使用してきれいを目指しましょう。

正しく使用しましょう

きちんと説明書も読まずに、いきなり使用していませんか?

家庭用脱毛器は機種によって使い方が違います。光を照射できない部位もあるので要注意です。

使用頻度や照射できる部位を確かめてから使用しましょう。

自分に合った家庭用脱毛器の選び方

光脱毛とレーザー脱毛の違い

家庭用脱毛器には、光脱毛とレーザー脱毛があります。

光脱毛レーザー脱毛
使われる場所サロンが多いクリニックが多い
仕組み毛根を破壊毛乳頭にダメージを与える
痛み出にくい出やすい
効果を実感するまでの時間比較的時間がかかる比較的短期間
照射範囲広いため短時間で済む狭いため時間がかかる

連続照射できるかどうか

連続照射なのか1発ずつ打つのかでお手入れの時間も変わってきます。

指など狭い範囲は1発ずつで、腕や足など広い範囲は連続照射と切り替えができる商品だと効率的に脱毛ができますね。

照射範囲の広さはどうか

1回あたりの照射範囲がどのくらいかを確認してください。あまりにも狭すぎると、お手入れに時間がかかってしまいます。

照射範囲の広い方がムラが出にくくなります。

カートリッジ交換ができるか

本体が安い脱毛器でも、頻繁にカートリッジを交換する必要があることや、カートリッジ自体が高額の場合があります。

脱毛が完了する期間を見据えて自分に合った家庭用脱毛器を購入してください。

照射できる部位はどこか

脱毛器によって、照射できる部位が違います。顔やVIOに照射できない商品もあります。

Vラインの脱毛がしたかったのに、購入した後にできないとわかったら悲しいですよね。

自分が脱毛したい部位が照射不可になっている場合もあるので、購入するときには注意してください。

VIOはセルフでできる!詳しいやり方と注意点を解説

照射レベルは調節しやすいか

照射レベルも脱毛器によって違います。痛みが強かったらレベルを下げるなど調整のできる商品がおすすめです。

コストはどれくらいかかるか

家庭用脱毛器は価格の幅が広く、高額のものでは10万円を超える商品もあります。

価格が高ければ高いほど効果があるわけではないので、自分が希望している脱毛ができるのか、使いやすいのかなど調べてから購入しましょう。

本体が安くても頻繁にカートリッジを交換することになり、気づくと本体代より高くなることも。

家庭用脱毛器の正しく使う方法

照射前に自己処理をする

照射を始める前に、カミソリや電気シェーバーで毛を1ミリ以下に短くしておきましょう。短くしておかないと光が毛根まで届きません。

長い毛のままだと毛のメラニン色素に熱がこもり、やけどをする危険性があります。

照射頻度を守る

照射頻度は説明書に記載されているので、しっかりと確認しておきましょう。

たくさん照射すればいいわけでなく、毛周期にあわせたタイミングで照射するのが脱毛完了までの近道となります。

脱毛期間中はしっかりと保湿をする

家庭用脱毛器は毛根にダメージを与えることができますが、肌へのダメージが全くないということではありません。

ダメージが起きると肌が乾燥しやすくなるため、脱毛直後だけでなく毎日ていねいな保湿を心掛けてください。

処理した部位に雑菌や汚れが入り込まないように、清潔に保つことも重要です。

乾燥している肌に光を照射すると、赤みや肌荒れなどトラブルが起きやすくなります。

特に、乾燥肌や敏感肌の方はていねいにケアをしていきましょう。

脱毛器の手入れをする

肌のお手入れだけでなく、脱毛器もお手入れも忘れないでください。

照射口が汚れていると光が肌まで届かず、脱毛器の性能が発揮できません。

家庭用脱毛器を使用して肌荒れは起きますか?

家庭用脱毛器を使用して起こりやすい肌荒れの症状。

  • 赤み
  • かぶれ
  • 腫れ
  • 毛嚢炎

強い光を当てている

肌と出力レベルが合っていないと肌への負担が大きくなり、トラブルが起きる可能性があります。

まずは弱い出力で試し打ちから始めましょう。はじめから最大出力にして照射すると、赤みや火傷の原因となります。

同じ部位を何度も照射している

早く効果を出したいからと、何度も同じ部位に照射すると肌へのダメージが強くなります。赤みやかぶれが出ることもあるので、繰り返し照射するのはやめましょう。

日焼けをしている

日焼けした状態は肌が黒く、乾燥をしている状態です。この状態で照射をしていると肌へのダメージが大きくなります。

脱毛期間中は日傘や日焼け止めなどを使用して、日焼けを防止しましょう。

家庭用脱毛器の気になるQ&A

家庭用脱毛器で永久脱毛できますか?

家庭用脱毛器では永久脱毛はできません。永久脱毛ができるのはクリニックのみとなります。

家庭用脱毛器は毛量を減らしたり自己処理の頻度を減らすものです。

しかし、繰り返しお手入れしていくことで、ほとんど自己処理が必要なくなる程度に減らすことが可能です。

家庭用脱毛器の効果はどれくらいで実感できますか?

家庭用脱毛器を使用して効果を感じる期間は部位や毛量によります。

早い方でも6か月は必要です。全身脱毛を完了させようとすると、1年〜1年半程度はかかります。

長期間にわたる根気が必要となります。

家庭用脱毛器の効果は脱毛サロンと変わりませんか?

脱毛サロンの機器より、家庭用脱毛器の方が効果は劣ります。自宅でも安全に使用できるように出力が抑えられているからです。

期間はかかりますが、こつこつとお手入れを続けていけばきれいな肌を手に入れられるでしょう。

家庭用脱毛器は男性でも使用できますか?

もちろん男性でも使用できます。ひげの脱毛をしたい方はひげに対応している脱毛器か確認をしてください。

アタッチメントを使用すれば使用可能となる場合もあります。

家庭用脱毛器は子供でも使用できますか?

多くの脱毛器は子供が使用することを想定していません。

しかし、商品によっては10歳から使えるものもあります。説明書で確認をしてください。

家庭用脱毛器が不安な方は「セルフ脱毛サロン」がおすすめ

「あまり出費はできないけど、効果のある脱毛がしたい」
「顔やVIOの脱毛をしたい」

という方にはセルフ脱毛サロンがおすすめです。

家庭用脱毛器は自宅でも使用できるように出力を抑えてありますが、セルフ脱毛サロンの脱毛器は通常の脱毛サロンの出力と同等となっています。

家庭用脱毛器は顔やVIOは使用不可ということもありますが、セルフ脱毛サロンの脱毛器は顔やVIOにも照射できます。

セルフ脱毛サロンは誰かに見られることなく施術ができるので、VIOの脱毛も恥ずかしくないですね。

セルフ脱毛は効果なし!?メリットからおすすめサロンまで徹底解説

まとめ

  • 家庭用脱毛器でも脱毛はできるが、時間がかかる
  • 永久脱毛はクリニックでしかできない
  • 家庭用脱毛器はムダ毛を目立たなくする
  • 自分の希望する部位の脱毛ができる脱毛器を選ぼう

何も調べずに家庭用脱毛器を購入すると、思っていた以上にコストがかかったり、処理したい部位が使用できなかったりと期待外れになってしまいます。

サロンやクリニックに通うより安く済むということは、効果や機器の使い勝手が劣ってしまうということです。

メリットやデメリットをわかったうえで、家庭用脱毛器を使用してください。

しかし、自分の好きなタイミングで自宅で処理ができるので、忙しい方にはとても魅力的です。

サロンやクリニックより時間はかかりますが、根気よく続けていけば自己処理が不要になるくらいきれいな肌が手に入りますよ。

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