自分ではなかなか見る機会がなかったり、気にしていなかったりするお尻のムダ毛。
すぐに人にお尻を見られても問題ないという方は少ないのではないでしょうか?
また、お尻はデリケートな部分なので脱毛すると痛いのでは?と思っている人もいるでしょう。
この記事では、お尻脱毛の痛みや脱毛するメリット・デメリットなどをまとめました。
自信を持って水着を着ようとお尻脱毛を始めたくても、さまざまな疑問や不安なことが出てくるでしょう。
ぜひ、お尻脱毛を始める際の参にしてみてくださいね。
目次
お尻脱毛とは?
お尻脱毛とは、お尻に生えたムダ毛を脱毛することをいいます。
お尻は自分では直接見ることが難しく手も届きにくいため、自己処理を行いにくく怪我をするリスクのある部位です。
お尻に生えているムダ毛は脇やVIOのように濃く太い毛ではなく、顔に生えている産毛のような薄く細い毛。
脱毛の効果は実感しづらいため繰り返し施術を受ける必要があります。
脱毛でお尻のムダ毛を処理すると、自分でのムダ毛処理の負担が減ってかゆみやムレなど肌トラブルの可能性も少なくなる嬉しい効果も。
お尻脱毛は痛い?
お尻はデリケートな部位ではありますが、脂肪が多いこともあり比較的痛みを感じることはありません。他の部位よりも痛みは弱い傾向にあります。
ただし、痛みの感じ方には個人差があり、尾てい骨付近を施術する際は骨に響くような軽い痛みを伴うこともあります。
痛みが心配な方はカウンセリングの際に医師やスタッフに相談してみてくださいね。
お尻脱毛のメリット
自分ではなかなかケアしきれないお尻を脱毛すると、どのようなメリットがあるのかをまとめました。
自己処理の手間が無くなる
お尻脱毛を継続すると、徐々にムダ毛が目立たなくなり自己処理の負担が減るメリットが。
自己処理の回数が減ればカミソリや脱毛テープなどで肌を傷めてしまう恐れが無くなるだけでなく手間もかからなくなります。
お尻は見えにくい部位だからこそ自己処理を繰り返すよりも脱毛をしたほうが、綺麗な状態を長くキープすることができるでしょう。
お尻を清潔に保てる
お尻脱毛はニオイやムレなど衛生面でのメリットもあります。
お尻のムダ毛が無くなると通気性が良くなるため、夏場は蒸れにくく不快感がなり、生理や排泄時でもニオイが残らず衛生的な状態を保てるようになります。
ムダ毛がなくなりお尻が清潔になることで、吹出物やかゆみなどの肌トラブルからも解放されて快適に過ごすことができるでしょう。
肌見せに自信を持てる
お尻脱毛は衛生面だけでなく、見た目が良くなるので気持ちの面でもメリットがあります。
お尻脱毛していれば好きなデザインの水着や下着を選べたり、温泉やプールでの着替え時にもコソコソ隠したりせずに堂々と行動することができます。
脱毛をすることで毛穴が引き締まって産毛が無くなり、肌がツルツルと触り心地も良くなります。
自己処理を繰り返すことによる色素沈着も防げるのでお尻脱毛は早めに始めるのがおすすめです!
お尻脱毛のデメリット
どの部位の脱毛でも起こりうることですが、お尻脱毛にも当然デメリットがあります。
肌トラブルが起こる可能性がある
お尻脱毛は脱毛をした後に、以下のような肌トラブルが起こる可能性があります。
- 赤みや腫れ
- 硬毛化・増毛化
- 毛嚢炎
それぞれ解説していきます。
お尻の皮膚は柔らかく敏感なため、肌の状態によっては脱毛の施術を受けた後に赤みや腫れが生じることがあります。
炎症が起きている部位を冷やすとほとんどの場合は症状がおさまっていきますが、長引くようであれば施術を受けたサロン・クリニックへ相談しましょう。
お尻は産毛のような細い毛がたくさん生えており、レーザーや光を照射すると毛が濃くなる「硬毛化」や毛の量が増える「増毛化」が起きることがあります。
施術回数を重ねることでだんだんとムダ毛が目立たなっていきますので、安心してくださいね。
3つめの毛嚢炎とは、お尻脱毛の施術後に毛穴に雑菌が入り込み炎症を起こした状態のことです。
そのためお尻脱毛後はアフターケアが大切になります。脱毛後の肌はとてもデリケートで日焼け状態に近く乾燥しているため、保湿が重要です。
肌が乾燥していると水分量低下からバリア機能が正常に働かなくなるため、面倒に感じてもしっかりと保湿ケアを行いましょう。
脱毛完了まで時間がかかる
お尻脱毛は、他の部位同様に1回の施術で完了するわけではありません。毛周期に合わせて施術をするため定期的に通う必要があります。
また、お尻のムダ毛は細い毛なので脱毛機器が反応しにくく、繰り返し施術を行わなければなりません。
なかなか効果を実感しづらい部位のため回数が多くなりがちですが、脱毛完了後のメリットを考えると頑張って通うことができるのではないでしょうか。
お尻脱毛の照射範囲
お尻脱毛の照射範囲は、腰骨の位置から太ももの付け根周辺までとされることが多いです。
VIOのデリケートゾーン・背中は含まれず、Oラインと呼ばれる肛門周りも、ほとんどのクリニックやサロンでは施術範囲に含まれていません。
VIOやその他の部位も脱毛したいと考えていた方はセットでのプランもあるのでそちらを検討してみてくださいね。
ちなみに、お尻脱毛で施術にかかる平均的な時間は20分~30分ほどです。
お尻脱毛に必要な施術回数
お尻脱毛に必要な回数は美容脱毛と医療脱毛で異なるため、それぞれまとめました。
美容脱毛
サロンでの美容脱毛を利用する場合、脱毛の効果を感じるまで6回〜8回ほどで、自己処理が不要なレベルを目指すためには12回ほど必要です。
ただし、毛が薄く少ない人や量を少し調整するだけのような人は平均より少ない回数で脱毛が完了することも。
逆に、毛量が多い人や毛が太い人は回数が多くなることもありますが、あくまでも回数は目安として覚えておいてくださいね。
医療脱毛
医療脱毛の場合は効果を実感し始めるのが5回、ツルツルにしたい人は10回以上施術を受ける場合もあります。
お尻に生えている毛は、メラニン色素が薄く細いため医療レーザーが反応しにくく他の部位よりも施術回数が多くなる傾向にあります。
自分がどのレベルまでムダ毛を無くしたいのか考えておくと不安なく脱毛を進められるでしょう。
お尻脱毛にかかる料金
お尻脱毛の気になる料金を見ていきます。料金についても美容脱毛と医療脱毛を分けて紹介します。
美容脱毛
美容サロンでのお尻脱毛の料金は、4万円~8万円ほどが平均的な相場になります。
お尻脱毛の料金はサロンによって料金に大きく差があるためすぐに決めず、複数のサロンを比較しましょう。
サロンによっては単体のプランより他の部位とセットのプランの方が安いこともありますよ。
また、脱毛施術の料金だけでなく、支払い方法や割引キャンペーンの適用があるのかなどを含めてトータルの料金で考えることが大切です。
医療脱毛
医療脱毛は5回~8回でプランが組まれていることが多く、医療脱毛もクリニックによって料金に差がありますが相場は5万円~20万円ほどです。
お尻の医療脱毛は単発で1万円~2万円が相場ですが、お尻脱毛の単体プランだと割高になるケースもあります。
お尻は全身脱毛に含まれていることも多く料金が高く感じることもありますが、他の部位も脱毛できるので全身脱毛を選択した方が結果的にお得になることも。
お尻脱毛の準備やケア方法
準備
お尻の医療脱毛を受ける際には、施術前日までにムダ毛を自己処理しておかなければなりません。
ムダ毛処理に広範囲を一度で処理できるカミソリを使う人もいますが、肌を傷つけてしまうリスクがあるので控えましょう。
そこで、おすすめする自己処理方法は電気シェーバー。電気シェーバーは肌を傷つけにくく、ムダ毛のみを処理することができます。
お尻と足の付け根の間など自分でうまく処理できない箇所は、施術前にシェービングしてくれるクリニックやサロンもあります。
どの程度まで事前にムダ毛処理の準備をした方が良いのか、あらかじめ確認しておくと良いでしょう。
ちなみに、自己処理が難しい場合はスタッフにシェービングしてもらうこともできますが、有料での対応となることもあるので注意が必要です。
施術前のシェービングについてもサロンによって対応が異なるため、事前にきちんと確認しておいてくださいね。
ケア方法
脱毛を受けた当日はしっかりと肌を保湿することが大切です。
脱毛後の肌は敏感で日焼け後のような乾燥状態にあるため、刺激を与えないように丁寧に保湿剤を塗りましょう。
何もせずそのままにしておくと赤みや腫れといった肌トラブルの原因になることも。
脱毛後にきちんと保湿ケアをするかどうかによって、肌の仕上がりや脱毛の進み具合にも影響してくるため忘れず行うようにしましょう。
脱毛直後や脱毛期間中だけでなく保湿を毎日の習慣にすると美肌効果も上がりますよ。
お尻のムダ毛処理は自己処理より脱毛がおすすめ
お尻のムダ毛は自己処理よりも脱毛の施術を受ける方が綺麗に処理され、アフターケアも丁寧に行えば仕上がりも良くなります。
脱毛なら効果は一時的ではなく長続きするので、定期的な自己処理が不要です。
お尻のムダ毛は腕や足など見えやすい部位ほど気になるものではないため、わざわざ脱毛するほどではないと考えている人もいるのではないでしょうか?
カミソリや毛抜きなどの道具を使って自分で行うムダ毛処理は、自宅で好きなタイミングでコストをかけずにできるメリットがあります。
しかし、しばらくすると再びムダ毛が生えてくるので頻繁に処理することが必要です。
誤った自己処理で肌を傷つけてしまうと傷口から雑菌が入って炎症を起こすことも。
剃った毛の断面が太く見えたりチクチクしたりなど自己処理にはデメリットも多くあります。
お尻のムダ毛を自分でお手入れする煩わしさから解放されたい、肌を綺麗に見せたいなら脱毛がおすすめです!
お尻脱毛はどれくらい痛い?メリットやデメリット、施術回数を解説まとめ
- お尻脱毛とは?
- お尻に生えたムダ毛を脱毛すること
- お尻脱毛の痛みは?
- ほとんど無い。ただ、骨に近い部分は響くような痛みがあることも。
- お尻脱毛のメリット
- 自己処理の手間が無くなる
- お尻を清潔に保てる
- 肌見せに自信を持てる
- お尻脱毛のデメリット
- 肌トラブルが起こる可能性がある
- 脱毛完了まで時間がかかる
- お尻脱毛の照射範囲は?
- 腰骨の位置から太ももの付け根周辺まで
- お尻脱毛に必要な施術回数
- 美容脱毛は12回ほどでつるつるレベルに
- 医療脱毛は10回ほどでつるつるレベルに
- お尻脱毛にかかる料金
- 美容脱毛は4万円~8万円ほど
- 医療脱毛は5万円~20万円ほど
- お尻脱毛の準備やケア方法
- 脱毛の準備は施術前日までにムダ毛を自己処理しよう
- アフターケアは念入りは保湿を心がけよう
- お尻のムダ毛処理は自己処理より脱毛がおすすめ
- 理由は自己処理の手間を無くせる、肌を綺麗に見せることができるため
以上、お尻脱毛はどれくらい痛い?メリットやデメリット、施術回数を解説をまとめました。
お尻脱毛の痛みはどれくらいなのか、メリットやデメリットが分かりましたね。
お尻脱毛は自己処理よりも安全で長く綺麗が続き、衛生面でもバッチリでした。
さまざまなサロンやクリニックをよく比較して自分に合った脱毛方法を選んでくださいね。
効率良くお尻の脱毛をしてムダ毛のお悩みを解消していきましょう!
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