ハイジニーナ脱毛って?VIOラインをツルツルにするメリット・デメリット

VIOまとめ

脱毛についての情報を探していると、ハイジニーナという言葉を目にすることもありますよね。

ハイジニーナは欧米をはじめとした海外ではエチケットとして定着しており、最近では日本でもハイジニーナであることを公言しているモデルや芸能人も増えてきています。

そのため日本でもハイジニーナにする女性が増えてきていますが、まだまだ定着していないため、「ハイジニーナという言葉を聞いたことがあるけどよく知らない」という方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、ハイジニーナ脱毛を行う方法やメリット・デメリットについて解説していきます。

ハイジニーナについて知りたい方や、ハイジニーナ脱毛に興味がある方は、ぜひ参考にしてみてください。

ハイジニーナとは

デリケートゾーンの毛を無くし、ツルツルにした状態のことを「ハイジニーナ」と呼びます。

まずはハイジニーナという名前の由来やハイジニーナ脱毛を行っている割合など、ハイジニーナについて詳しく解説します。

ハイジニーナってなに?

ハイジニーナとは、VIOラインのムダ毛をすべて脱毛してツルツルにした状態のことです。

ビキニラインともよばれるVライン、女性器両側にあたるIライン、肛門周辺のOラインを合わせてVIOラインと呼びます。つまり、女性器周辺の毛をすべて脱毛した状態がハイジニーナです。

ハイジニーナという言葉は、「衛生的であること」や「清潔であること」を表すHygiene(ハイジーン)が語源で、「清潔な人」という意味で造られた造語です。

欧米を中心とした海外では、デリケートゾーンを清潔に保ち、衛生状態をよくするスタイルとしてハイジニーナが定着しています。

デリケートゾーン(VIO)ってどこの範囲?みんなどんな形に脱毛しているの?

海外ではハイジニーナ脱毛が一般的

脱毛というと日本では脇や腕、脚が真っ先に思い浮かぶイメージですが、欧米ではまずVIOラインの脱毛から行うという方が圧倒的に多いです。

VIOラインの脱毛は欧米ではエチケットとして定着しており、アンダーヘアを剃ったり脱毛することは「当然のこと」と考えられています。

欧米で人気の脱毛方法はブラジリアンワックスを使用したワックス脱毛や、電気針によるニードル脱毛で、多くの方がVIOラインの脱毛を行っています。

ハイジニーナにする方法

ハイジニーナにするための代表的な方法は、4つです。

それぞれ特徴があり効果にも差があるので、詳しく解説していきます。

①ブラジリアンワックス

②家庭用脱毛器

③脱毛サロン

④クリニック

ブラジリアンワックス

今すぐにムダ毛を処理してキレイな状態にしたいという方には、ブラジリアンワックスを使用した方法があります。

ブラジリアンワックスはムダ毛を処理したい部分にワックスを塗り、しばらく放置してから一気に剝がすことで、毛根からムダ毛を除毛する方法です。

毛根からムダ毛を取り除くことができるので、毛抜きで抜いた場合と同じように2週間程度はツルツルな状態を保つことができます。

毛抜きでは1本ずつ抜いていく必要がありますが、ブラジリアンワックスを使用すると広範囲のムダ毛を一気に処理することができるため、効率的な方法といえるでしょう。

ブラジリアンワックスにはハードタイプとソフトタイプがあり、ソフトタイプはお肌への刺激や痛みが比較的少ないため、はじめて使用する場合にはソフトタイプがおすすめです。

しかしブラジリアンワックスはムダ毛を無理やり一気に引き抜く方法なので、剥がす際に痛みを伴います。また皮膚や毛穴への刺激が大きいため、何度も使用することで色素沈着などの肌トラブルを起こす危険性もあります。

ハイジ二ーナではVラインの毛を無くし、お肌が露出した状態にするため、黒ずみがあると目立ってしまいます。とくにVIOラインはデリケートで黒ずみを起こしやすい部位なので、長期的にブラジリアンワックスを使用することはあまりおすすめできません。

家庭用脱毛器

誰にも見られずに自宅で脱毛したいという方には、家庭用脱毛器を使用した方法があります。

家庭用脱毛器は自宅で自分で脱毛器を操作して脱毛していく方法です。人目を気にせずに脱毛できるので、「人に見られるのが恥ずかしくてVIOラインの脱毛になかなか踏み出せない」という方におすすめの方法です。

家庭用脱毛器は、脱毛サロンと同じように脱毛器で光を照射することにより、除毛や脱毛を行えます。ただしVIOラインはとてもデリケートな部位なため、VIOラインの脱毛には対応していない家庭用脱毛器も多いです。購入時には注意して確認してください。

また家庭用脱毛器は誰でも安全に脱毛できるように、脱毛サロンの脱毛器に比べると出力が弱く抑えられています。そのため、脱毛の効果が感じられるまでに長い期間が必要になることも覚えておきましょう。

家庭用脱毛器って?選び方やサロンの脱毛器との違い

VIOラインにセルフ脱毛器を使用するポイント!メリット・デメリット

脱毛サロン

一時的な効果ではなく、長期的にVIOラインをキレイな状態に保ちたい方には脱毛サロンがおすすめです。

脱毛サロンでは光を照射することで、毛根にある発毛組織にダメージを与えるという方法で脱毛を行います。

脱毛サロンではスタッフが施術してくれるため、不安な点は相談しながら進めていくこともでき、安心です。

しかし脱毛サロンで使用されている脱毛器は家庭用脱毛器よりも出力が強いため、そのぶん痛みを伴う場合があります。使用している脱毛器によって痛みの感じ方や脱毛の効果にも差があるため、サロン選びの際は注意してください。

ハイジ二ーナ脱毛を行う場合には、通いたい脱毛サロンにVIOライン脱毛のプランがあるのか確認するということが一番大切なポイントです。

VIOライン単体でのプランがなく、全身脱毛を選択しなければならないという脱毛サロンもあります。VIOラインはお肌が敏感な部位なので、対応がわかれています。自分の希望する脱毛箇所がコースに含まれているのかよく確認しましょう。

また脱毛サロンには何度も通う必要があるので、通いやすい場所にあるのかも脱毛サロン選びの重要なポイントです。

クリニック

クリニックに通い、医療脱毛を受けるという方法もあります。

医療レーザー脱毛は、毛根の発毛組織に強力なレーザーを照射し、細胞を破壊することで脱毛を行います。

脱毛サロンで施術される光脱毛に比べると出力が強いため、脱毛の効果も高く、脱毛サロンよりも短い期間で脱毛を完了させることができます。しかしそのぶん、照射時に強い痛みを感じやすいというデメリットもあります。

ハイジ二ーナはデリケートな部位の脱毛なので、肌トラブルなどが発生しないか心配という方もいるかもしれません。

クリニックで行う医療レーザー脱毛は医療機器なので、国家資格をもつ医師や看護師が施術を行います。万が一、照射時や照射後に思わぬトラブルがあった場合でも、医師が診察や処置を行ってくれるため安心です。

ハイジニーナのメリット

ハイジ二ーナにするのは勇気がいる気がしますが、最近ではハイジニーナにする女性が増加しています。

また一度ハイジ二ーナにした方からは「毛のある状態にはもう戻れない!」「もっと早くにハイジニーナにすればよかった!」という意見が多いです。

ハイジ二ーナは、どうしてそんなに支持されているのでしょうか。ハイジニーナにするメリットをご紹介します。

清潔な状態を保てる

ハイジ二ーナにする1番のメリットは、デリケートゾーンを清潔な状態に保つことができ、快適に過ごせることです。

デリケートゾーンはムレやすく、汗や生理の経血、オリモノや排泄物などがムダ毛に付着することで雑菌が繁殖しやすい部位です。かぶれやかゆみなどの肌トラブルが起こりやすく、生理のときなどにはニオイも気になりがちです。

しかしハイジ二ーナにして毛を無くすことで通気性がよくなり、汚れも付着しにくいため、雑菌の繁殖を抑えることができます。不衛生になりやすいデリケートゾーンを清潔な状態に保つことができ、生理中でも快適に過ごせるようになります。

肌トラブルが軽減される

ハイジ二ーナにすると自己処理が必要なくなるので、肌トラブルを軽減することができるというメリットもあります。

デリケートゾーンはその名の通りとてもデリケートな部位です。複雑な形状なうえに皮膚が薄く傷つきやすく、太い毛が生えているため、丁寧で慎重な処理を行う必要があります。

間違った方法で自己処理を行ってしまうと炎症や黒ずみを起こしたり、毛が皮膚の中に埋まった状態のまま伸びてしまう埋没毛などの肌トラブルのリスクが高くなります。

VIOラインの脱毛を行いハイジ二ーナにすることで、自己処理の必要がなくなり、肌トラブルが起こりにくくなるのです。

自己処理によるお肌へのダメージがなくなると、もともとあった黒ずみも改善されたり、剃り残しや毛穴のブツブツがなくなるのでお肌のトーンが明るくなるというメリットもあります。

ムダ毛を気にしなくてよい

ハイジ二ーナにすると、水着や下着から毛がはみ出る心配がなくなるというメリットもあります

水着を着る前に急いでムダ毛の処理を行う必要がなく、どんな水着でもムダ毛を気にせずに着ることができるので、海水浴やプールなどのレジャーを心から楽しむことができます。

ハイジ二ーナにするとレースやローライズのショーツからムダ毛がはみ出す心配もなく、Tバックの下着も自信をもって着用できます。

ムダ毛の悩みを解消することで、今まで挑戦できなかったファッションにもチャレンジすることができ、ファッションの幅をひろげることができます。

出産後のトラブルを予防できる

普段デリケートゾーンを他人に見られる機会は少ないので、「VIOラインの脱毛を行ったリハイジ二ーナにする必要はない」と考える方もいるかもしれません。

しかしハイジ二ーナにしておくことで、出産後のトラブルを予防できるというメリットがあります。

たとえば出産時に会陰切開をした場合、不衛生な状態になると炎症やかぶれなどを引き起こし、傷の回復が遅れてしまう可能性があります。

ハイジニーナにしておくと、通気性がよくなり雑菌の繁殖を抑えられるうえに、傷口のお手入れも簡単に行えるでしょう。

介護を受ける際の備えになる

介護を受ける場合において、ハイジ二ーナにしておくことは、自分にとっても他者にとっても大きなメリットになります。

デリケートゾーンにムダ毛があると、排泄物が絡まりやすく雑菌が繁殖しやすいため、ニオイも残りやすくなります。しかしハイジーナであれば、雑菌が繁殖しづらく、清潔な状態を保つことが可能です。

最近では「介護脱毛」という言葉が生まれ、将来受けることになるかもしれない介護に備えて、VIOラインの脱毛を行う方が増えてきています。

ハイジニーナにしておくことで排泄後のお手入れがスムーズになり、介護を受ける側だけではなく、介護する側の負担も軽くすることができるのです。

ハイジニーナのデメリットとは?

メリットがたくさんあるハイジニーナですが、デメリットはあるのでしょうか。

実はハイジニーナ自体には特にデメリットはなく、「ハイジニーナになった自分の姿を他人がどう感じるか」というのがポイントのようです。

ハイジニーナを検討している方は、ハイジニーナのメリットだけではなくデメリットもしっかりチェックしましょう。

視線が気になる

ハイジニーナにすると、温泉や銭湯に行った際に他人からの視線が気になるというデメリットがあります。

とくに年配の女性からの視線を感じた方が多いようです。ハイジニーナに対する認知度がほとんど無い年配の方には馴染みがなく、違和感が強いのかもしれません。

一方で海外ではハイジ二ーナはエチケットであり、アンダーヘアを剃ったり脱毛することは当然のことだと考えられています。海外に滞在する予定がある方は日本でハイジ二ーナにしておくと、処理の手間が省けるためおすすめです。

脱毛時に痛みや恥ずかしさを感じる

ハイジニーナのために脱毛に通う場合は、痛みや恥ずかしさを感じるというデメリットがあります。

VIOラインは皮膚が薄いうえに毛が太く濃いため、脱毛時に強い痛みを感じやすい部位です。とくに医療レーザー脱毛では脱毛の効果が高いと言われていますが、そのぶん強い痛みを感じます。

痛みが心配な方はクリニックで麻酔の依頼をしたり、脱毛サロンに通うことを検討しましょう。

またVIOラインの脱毛時には、脚を開いた姿勢などでデリケートゾーンの施術を受けます。施術スタッフに見られたり触られることが恥ずかしいと感じる方も多く、当然の考えだと思います。

しかし施術スタッフは1日に何人もの施術を行っています。そのうえ素早くキレイに施術することに集中しているため、気にする必要はありません。安心して施術を受けてください。

当然のことですが脱毛が完了すると毛が生えてこなくなるため、元の状態に戻すことはできません。

温泉に行った際に他人からの視線が気になる可能性がある方は、ハイジニーナにはせずに、自然に毛を残したデザインに整えるほうが良いかもしれません。

ハイジニーナにしてから後悔しないように、自信のライフスタイルをよく考慮したうえで脱毛しましょう。

ハイジーナに抵抗がある男性もいる

ハイジーナは清潔感があり、男性からも好感を持たれやすい傾向があります。その一方で、ハイジーナに抵抗があるという男性もいます。

ハイジーナは自分のためにするものですが、パートナーとの良い関係性を保つために、あらかじめパートナーに相談しておくことをおすすめします。

万が一パートナーがハイジーナに抵抗がある場合でも、女性の身体を衛生的に保てるなどたくさんのメリットについて説明することで、パートナーの理解を得やすいかもしれません。

まとめ

  • ハイジニーナとはVIOラインのムダ毛をすべて無くし、ツルツルな状態にすること
  • ハイジニーナにする方法にはブラジリアンワックス・家庭用脱毛器・脱毛サロン・クリニックがある
  • 脱毛を行う場合、完了すると元の状態に戻すことはできないため、メリット・デメリットをよく理解したうえで検討する

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