多様性という言葉が一般的になってきた現代。性別を超えて、いわゆるジェンダーレスに美意識が高まっています。
一昔前までは、脱毛するのは女性がほとんどでした。でも今は、ツルツルにしたい男性、脱毛を選ぶ男性がどんどん増えています。
ひげが濃くて悩んでいる方、脇や胸毛をなくしたいと考えている方、それぞれ悩みや気になる部位はさまざま。
メンズ全身医療脱毛についての需要が高まっているのです。
男性の毛はホルモンの関係からどうしても剛毛になりがちです。そんな剛毛であってもツルツルになれるのか、気になる方は多いはず。
- メンズ全身医療脱毛とはどんなものなの？
- 医療脱毛とサロンでの脱毛の違いは？
- 自己処理ではだめなの？
- 剛毛がツルツルになるの？
- 痛みはあるの？
- 回数はどれくらいなの？
以上の点について、こちらの記事では詳しく解説していきます。
メンズ全身医療脱毛について気になっている方、すべすべ肌願望をかなえるために剛毛をなんとかしたいとお悩みの方はぜひ参考になさってくださいね。
目次
メンズ全身医療脱毛とは
メンズ全身医療脱毛とは、その名の通り、男性が医療脱毛と呼ばれる方法によって、全身のムダ毛をなくそうとする行為です。
その脱毛には、医療機関で行われる医療脱毛と、エステサロンで行われる脱毛の２種類があります。
同じ脱毛なのに、何が異なるのでしょうか。その違いは施術方法にありました。
医療脱毛とサロンで行われる光脱毛の違い
医療脱毛は、別名レーザー脱毛とも呼ばれます。
医療脱毛は、高出力のレーザーを毛穴にあてることで毛を生やす細胞を破壊し、脱毛効果を期待するものです。
高出力ということのみならず、細胞を破壊する行為であることから、医療行為として分類されています。そのため医療機関のみで受けられ、その施術は医師または看護師のみが行うことができます。
サロンで行うことができる脱毛は、光脱毛と呼ばれ、医師や看護師ではなくても施術することができます。
最近はセルフ脱毛という、サロンと同等の器械を自分で使うことができるシステムも増えてきました。
サロンでの脱毛の具体的な施術方法としては、毛のある部位に黒色に反応する光をあてることで毛根の働きを弱くさせていくことになります。
医療脱毛も、サロンでの脱毛も、光を毛穴にあてることは光脱毛と同じです。ただその光が、医療用のレーザーと呼ばれる強い光であること、毛を作る細胞を破壊するという医療行為である点が、サロンでの脱毛と異なります。
自己処理ではなく医療脱毛がよい理由は？
そもそも、毛の自己処理方法として多い方法が、カミソリによる剃毛、毛抜き、ワックスやクリームなどによる脱毛です。
脱毛クリームは毛を溶かすことで処理する方法、ワックスは肌に塗って固めたものを一気に剥がすことで毛を処理する方法です。
どちらも自宅で可能な方法ですが、今ある毛をなくそうとするだけの行為であり、これからの毛にたいしてのアプローチはできません。
よって、１度毛がなくなったとしても、また必ず生えてきてしまうことになります。
そうすると、一定期間経過後に再度自己処理が必要となります。
剃毛や毛抜きによる場合も、同じです。
毛がなくなる状態が人によっては数週間続いたとしても、その後には必ずまた生えてくる、という状態が繰り返されます。
また、ワックスや毛抜きはまず痛みが伴い、毛穴に負担がかかる行為なので、繰り返し続けることで毛穴の周りが盛り上がってしまったり、慢性的に黒ずんでしまったりと、弊害が生じるおそれも。
テレビ番組で、罰ゲームとしてワックス脱毛が行われる、という企画を見たことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
罰ゲームに値するほどの痛さがあるということがおわかりいただけると思います。
剃毛は、一見肌に優しいように思えますが、刃を直接肌にあてる行為のため、目に見えない傷を肌表面に付けてしまっている事実を知っていますか？
よって、どちらの自己処理方法にしても、肌への負担がかかる行為と言え、繰り返して行うことはできるだけ避けたいところ。
そんな点からも、自己処理よりもメンズ全身医療脱毛の需要や人気が高まっているんですね。
医療脱毛のメリットは？
メンズ全身医療脱毛を考えている場合、その医療脱毛のメリットとは、どんなことがあるのでしょうか。
そのメリットは、効果の確実性にありました。
医療脱毛は、医療機関でのみ施術できる脱毛方法とご説明しました。
毛を作る細胞を破壊するという医療行為であること、用いられる光が高出力のレーザーというとても強いものであることから、医師または看護師によってのみ施術できる方法となっています。
そのため、脱毛効果としても、１回１回の効果がしっかりと感じられ、剛毛がツルツルになるまでの期間も短く済むことになります。
１度の脱毛で、毛全体の２割の発毛組織を破壊することが可能と言われる医療脱毛。
男性ならではの剛毛をツルツルにするために、効果が確実な方法を選びたいですよね。
医療脱毛のデメリットはある？
医療機関でのみ行われるレーザー脱毛は、高出力のパワーということから効果を感じやすい反面、その反応に伴う痛みが挙げられます。
痛みについては以下で詳しく解説しますので、最後まで読んでみてくださいね。
そして、医療機関という場所だけでなく、医師や看護師のみが行えるという人までも選ぶことから、どうしてもその価格が高くなってしまいます。
お手頃、とは言えないのが医療脱毛。メリットとデメリットは表裏一体ですね。
サロンでの光脱毛のメリットは？
脱毛は同じでも、サロンやエステで行われる光脱毛。そのメリットはどんなことにあるのでしょうか。
まず、サロンやエステで用いられる光は、レーザーのように高出力ではないため、痛みを感じにくいと言えます。
痛みが少ないという点は、気持ちの上でも楽ですよね。
そして、医療機関という場所、医師や看護師といった施術する人を選ばないことから、価格もリーズナブルになります。
脱毛を考えていても、いきなり高価格の契約をすることには躊躇する方も少なくないのでは。
さらに、脱毛器械は使う人を選ばない、という事実をご存知ですか？器械が最新式のものであれば、サロンで行っても自分で行っても、同じ効果を期待できるということなんです。
最近人気と需要が高まっているセルフ脱毛。その理由はここにもありました。
同じ器械で、同じ効果を、自分の手によって行えるのでしたら、そちらで十分ですよね。
肌を見られる恥ずかしさの心配からも解放されます。
そんなセルフ脱毛も含めた光脱毛。
自分の肌の状態や毛の状態を見ながら、お財布にも優しく始められることは、脱毛という行為のハードルを下げてくれると思います。
サロンでの光脱毛のデメリットはある？
メリットがあればデメリットもあるのが物事の道理。
サロンでの光脱毛のデメリットともメリットと表裏一体でした。
高出力ではない光を用いることから、痛みは感じにくいですが、そのぶん、効果を感じるまでに回数が必要となることがデメリットと言えます。
少なく終わらせたくない人はいないですよね。その意味では、光脱毛は回数がかかることへの覚悟は必要かもしれません。
ただ、最近はサロンでの器械と同様、同品質のマシンを用いたセルフ脱毛というサロンも増えています。セルフ脱毛は、自分のペースで、そして自分の手で行えることがなにより嬉しいところ。
そんなサロンを選べば、マイペースに通える分、回数がかかることのデメリットも感じづらくなるかもしれません。
剛毛でもツルツルになれる？
メンズ全身医療脱毛を検討する上で気になるのが、男性に多い、剛毛への不安ではないでしょうか。
脱毛とは、もちろん毛穴にアプローチをして毛を生えてこなくさせる行為ですが、太くて硬い、いわゆる剛毛と呼ばれる毛でも、ツルツルになれるのでしょうか。
剛毛には器械も反応しないのでは？ツルツルにはなれないのでは？気になりますよね。
答えはずばり、剛毛であってもツルツルになれます！安心してください。
そこで気になるのが回数や痛み。
剛毛であってもしっかりと効果が期待できるメンズ全身医療脱毛の回数や痛みについて、以下で解説していきます。
剛毛がツルツルになる回数はどれくらい？
剛毛が気になる肌、はやくツルツルすべすべになりたいですよね。
何回くらい行えば、ツルツルになるのでしょうか。
具体的には、８回から１０回行えば、ツルツルになると言われています。
そんなにかかるの？と思った方もいらっしゃるかもしれません。そこまでの回数が必要となることにはきちんと理由がありました。
そもそも医療脱毛は、１回の施術で効果を感じる方が多いです。でもなぜそこまでの回数が必要となるのか、その理由は、毛周期とよばれる人間の毛のサイクルにありました。
脱毛とは、黒い部分に反応する光を毛穴にあてることで毛を作る細胞を破壊し、毛を生えなくさせる行為だとご説明しました。
つまり、黒い部分となる毛がないと、その毛穴にはアプローチできないこととなります。
人間の毛には毛周期と呼ばれる毛の生え変わりのサイクルがあり、一定の期間ごとに毛は生え変わっています。
その生え変わりの時期には、毛がないため、黒くないということになります。
そうすると、光をあてても反応が期待できないということなんですよね。
厄介なことに、人間の毛は、一本一本毛周期は異なりますので、すべての毛、毛穴に対してアプローチするには、１回ではなく何回も行う必要があるということなんです。
そして、黒い部分に反応させる光をもちいるのが医療脱毛なので、太くて硬くしっかりとした剛毛の場合には、そのぶんしっかり届きやすい、効果が出やすいとも言えます。
はじめの数回で、毛自体が少なくなったこと、薄くなったことは実感できると思います。
必要な回数は身体の部位によって異なるの？
全身の毛といっても、生えている場所によって太さや濃さ、長さも異なります。
そもそも毛の生えている意味が皮膚を保護するということにあるため、デリケートゾーンやリンパの集まる脇などは濃くなるということは納得です。
脱毛が、毛穴にアプローチすることで毛を生えてこなくさせる行為のため、毛の細さや濃さなどの種類によって反応がでやすいところ、でにくいところがあることもお分かりいただけると思います。
細い毛がほとんど生えていないような部位であれば、その黒色の濃さからも器械の光が届きやすく、効果も感じやすいです。
それに対し、細い毛が生えているような場所は、黒い色素も太い毛に比べて薄くなるので器械も反応しずらく残ってしまう可能性が高くなります。
脇など、濃い毛が密集しているような部位は効果を感じやすいですが、顔は、細くて色素も濃くない産毛の存在もあり、全体への効果を感じるにはそのぶん回数が必要となります。
メンズ全身医療脱毛の痛みはどれくらい？
剛毛でもツルツルになれることがわかったとしても、次に気になるのが痛み。
どんなに痛くても大丈夫です！と、痛みを無視できる方は少ないと思います。
どれくらいの痛みなのか、気になりますよね。
一般的には、輪ゴムではじかれるような、ピリッとした痛みを感じることになります。
ただ、医療脱毛が黒い部分に反応させて行うものであることから、強く反応する毛の場合には、その反応に比例して痛みも強く感じることがあります。
逆に、産毛のような細い毛の場合には、痛みをほとんど感じないということも。
ただ、自己処理であっても、前にご説明したように、例えばワックスなどはテレビで芸人さんが罰ゲームで行ったりしている場面も見るように、とても痛いものです。
毛抜きももちろん、痛いですよね。毛が濃いものであればなおさらのこと、痛みとの闘いになります。
自己処理を選択してその痛みをこれから一生繰り返していくのかと考えれば、メンズ全身医療脱毛における痛みを我慢できる理由のひとつにはなるかもしれませんね。
まとめ
いかがでしたか。
男性の脱毛需要が高まる中で人気が出ているメンズ全身医療脱毛。
- 男性こその剛毛をツルツルにするには、医療脱毛が効果的ということ
- 医療脱毛、サロンでの脱毛それぞれメリットデメリットがあること
- 効果は部位によって異なること
- ツルツルになるには、個人差はあるものの８回ほどは必要となること
- 痛みはあるが、その痛みは自己処理によっても生じるものであること
がおわかりいただけたかと思います。
さわり心地や見た目から、ツルツル肌が好きな方は多いです。ジェンダーレスの時代である今、男性の美意識も高まっています。
アンケートでも、ツルツル肌の男性を好む女性が半数以上であると出ています。
剛毛であっても、毛をなくしていくことはできるのです。
剛毛でお悩みのかた、全身医療脱毛を考えている方の背中を押すことができましたら嬉しいです。
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